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母親と従兄弟
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:母親と従兄弟
投稿者: 名無し
私が小学生の頃で、今では遠い昔の事。

貧乏だった我が家にはプライバシーなどと言う言葉は存在しないくらい、物音も声も、筒抜けだった。


学校から何時もの様に家に帰ると、台所兼脱衣馬に母親の質素なワンピースが脱いで有る、そのワンピースに隠す様にスリップと下着も有った。


風呂場の入り口には乱雑に脱ぎ捨てられた男物のズボンと下着。


開き戸に成ってる風呂場と台所を仕切る戸の下の部分は板張りで上半分は模様ガラスに成って居る。

中では小声ながら言い争う声。


その声は間違いなく母親であった。


男の声は従兄弟であった。


私とは一回り以上離れて居て、当時22~3歳だった従兄弟。


母親は36~7歳だったと思う。


最初は何で二人が一緒に風呂に入ってるのか?理解が出来なかった私だったが、今声を掛けたらいけないって事だけは無意識に思った。


母親の声に混じり、お湯がバシャバシャと跳ねる音が響く。

直ぐに跳ねる音が止むと母親の苦しげに呻く声に混じり、ズルズルと啜る音が響く。


「昼間から、こんな事をするなんて、あんたって嫌らしい男、今に子供が帰って来て見つかってしまうよ」


苦しげな声で母親が言ってる。


啜る音が更に大きくなるに連れ母親は短い呻き声を上げ続ける。


ザバ~っとお湯が跳ねる音。


「家の人が居ないからって私に、こんな事ばかりして、今に家の人にも見つかってしまうよ、人の嫁さん相手に、こんなに勃起させて、あんたって本当に悪い人」


母親のくぐもった声で何かを、ほうばる音が響く。


暫くして、またお湯が跳ねる音。


「もう駄目よ、あの子が帰って来るから、これで終わり、早く出て行って」


「ほら、ここに手を掛けて」


「本当に駄目だって、もう駄目だって」

「あぁ~ぁ」


バシャバシャとお湯が跳ねる音と、パシッパシッと体が、ぶつかり合う音。


母親の苦しげな声。

「あっ、うぅぅ」


やがて音が止まり静かになる。


くぐもった声で話し合う声。


私は直感的に、風呂場から二人が出て来ると思い玄関に逃げた。


家の前で時間の過ぎるのを待つと、従兄弟が出て来て私と合う。


「お帰り」


何時も様に優しげな笑顔で声を掛けて来る。


「只今」


私は、ボソッて言うと一目散に家に入る。


「お帰り」


母親も何事も無いように言う。
 
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2011/04/16 15:48:57(yBF/xyKt)
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