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縁側
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:縁側
投稿者: (無名)
早春の暖かい陽射しが差し込む縁側に襦袢姿の美津子。
開け放たれたガラス戸の細い桟に凭れて座っている。
そんな美津子の前に光男が埋くまるように襦袢の裾を捲って行く。
ドキッとするような美津子の白い腿が露になる、物憂い表情で光男を見つめる美津子。
光男の舌が露になった真っ白な腿を舐め上げて行く、桟に凭れたまま美津子は、そんな光男を愛おしむように髪を撫でていた。
光男は這いつくまるように体を床に伏せ美津子の股間に顔を埋めて行く。
のけ反るように顔を浮かし苦悶の表情を見せる美津子。
細くて白い両足が露になり美津子は淫らに脚を開き光男の愛撫を受け入れる。
そんな二人の様子を手入れのされた庭の庭木の陰から眺める一人の男子。
美津子の、ひとり息子の忠明であった。時は昭和20年代の後半で、美津子の嫁ぎ先は地元では、かなりの資産家だった。かと云って嫁いだ美津子には自由もなく働きずくめの毎日だった、その内に忠明を身篭り出産。
衰弱した身体での出産で体調を壊し、当時では治る見込みの少ない肺結核を患ってしまう。
そんな美津子を家族は離れ家へと隔離をしてしまい、一週間に一度、往診の医者が来るだけの生活になってしまう。
食事も離れ家の入り口に置かれ、それを部屋に持ち込み一人で食べていた。
そんなある日に入り口から声がする、美津子は青白く痩せ衰えた身体を床から起き返事を返した。
その声の主が光男であった。
その日から光男が美津子の周りの世話をする事になる。
光男は使用人の次男坊で中学を終わると直ぐに美津子の元へとやって来た。
無口で物を言わない光男は、部屋の掃除から庭の掃除、何でもこなして行った。その頃、忠明は乳母の手で育てられ、母親の存在すら知らなかった。
幼稚園から小学校に上がった頃に忠明は父親や祖父母から、近づいては成らないと言われていた離れ家に行った。
入り口は鍵が掛けられていた、忠明は離れ家を回り込むように庭の方に出た。
何が有るのだろう!忠明は恐る恐る庭から離れ家を覗いてみた。
暫くすると障子が開き、美津子が縁側に出て来た。
その姿は幼心にもドキッとする程に妖艶だった。
ガラス越に外を眺める美津子、忠明は一瞬、身をその場に潜め身を隠した。
廊下の端から光男が姿を現す、美津子は微笑みを浮かべるように光男に話し掛けている。
その時は美津子が母親だと知らず、ましてや二人の関係など知る筈も無かった。
 
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2011/01/11 16:56:04(jkOPBjnN)
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