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おかあさん
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:おかあさん
投稿者: デリンジャー ◆8rhZJyGsUo
―――あら…もうこんな時間。
そろそろ夫が帰ってくるし、おいとましますね。
そう言って高そうなコーヒーを飲み干した。
竹内さんは不満そうな顔をしていた。
「あら、もう帰っちゃうの?
…って、もうノリちゃんも帰ってくる時間ね」

「ノリちゃん?」
「うちの息子。
…うちは中学お受験だから塾に通ってるの。
受験ノイローゼって言うのかしら。最近ストレスが溜まってるみたいで…。
お受験のない山中さん家がうらやましいわ」
ため息をついてみせたものの、その顔には明らかに自慢の色が浮かんでいた。
"ノリちゃん"という名前は知らなかったが、
竹内さんに息子がいるのは知っていた。
噂ではかなり優秀らしい。
「じゃあ、また今度」
微笑んでみた。
無論愛想笑いだ。
ご近所付き合いの事を全くかんがえなくてよいのならば、
おもいっきりひっぱたいていただろう。
「うっ…」
コートを手にとり、
歩きだそうとした瞬間だった。
目眩がした…
風邪だろうか?
「あら大丈夫?少し横になっていったら?」
「いえ、夫が帰ってくる…ので…」
一刻も早くこの空間から抜け出したかった。


―――しかし、それも叶わぬ夢だった。
意識が薄らいでゆき、私は高級そうな黄色いソファーに、倒れこんでしまった。

「あらあら山中さんったら…」せせら笑う竹内さんの声が聞こえた。
 
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2010/01/06 15:22:23(dZULC5uo)
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