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軍人の妻
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:軍人の妻
投稿者: (無名)
終戦が間近に迫っていた、純子の夫と二人の子供は軍人として戦地に赴いていた。

都会への空襲は更に激しさを増し、純子は田舎に疎開をする。

五十路を迎えた純子は疎開先でも職業軍人の妻として毅然とした態度で日々を過ごしていた。

そんな中で唯一、心を許せる相手として疎開先の少年が居た、本来なら少年も徴兵を受け出兵するべきだが、少年は片足に傷害が有り兵役を免除されていた。
戦況が更に厳しくなる中で夫達の消息も途絶えがちになり不安な日々を過ごす純子だった。
純子の鬱ぎがちな生活を見て少年の亮平は、純子を良い所に案内をするから。と純子を誘う。
真夏の暑い日に、近くの沢を一時間ほど登ると目の前に小さな滝が現れた、そこは別世界の様に涼しかった。

高い木々に囲まれた場所、滝壺の辺りだけに真夏の日射しが注がれ純子は素晴らしい光景に目を奪われた。

近くの岩に腰を下ろし汗を拭いながら周りの風景に見とれる純子、ふと亮平の方に視線を向けると亮平はシャツを脱ぎ滝から流れ落ちる冷水を身体に浴びている。
片足が不自由とは云え筋肉の盛り上がった若い身体は純子には眩しく映った。

そんな亮平が純子に向かい足を冷やす様に言う、純子もズボンの裾を捲りあげ水に浸して行く、あまりの冷たさに純子は声を上げ、まるで子供のようにハシャイでいる。

純子が石で足を滑らせ転びそうになり、思わず亮平にしがみつく、亮平もそんな純子を確りと抱きしめるように抱え込むが水の中に膝を付いてしまう。

それ以上倒れないように亮平は更に強く純子を抱きしめて行く、何とか体勢を保った二人は、そのまま暫く抱き合ったままでいた。

ハシャイで居た純子が平静を取り戻した時に子供以上に若い亮平に抱きかかえられた純子は新たに平静さを失う、分厚い胸、沸き返る若者の体臭に純子は忘れていた女の部分が蘇って行った。

離れようとするが、もう少しこのままで純子の心が揺れ動き動揺が更に高まって行く、亮平にも純子の動揺が伝わったみたいで水の中から立ち上がり身体を離してからも、二人は無口に成って行く。

長い沈黙の中で純子は亮平の足元から血が流れ落ちてるのに気付く、思わず近づき亮平の足元に屈むと手拭いで止血をする純子。
大丈夫と屈み込み純子を制そうとする亮平、純子が顔を上げると目の前には亮平の顔が、時が止まったように互いを見合わす、亮平の顔が自然に更に近づいて来る。
 
2009/06/14 23:18:49(/eIPM5tX)
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