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軍人の妻
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:シナリオ 官能小説
ルール: エロラノベ。会話メインで進む投稿小説
  
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1:軍人の妻
投稿者: (無名)
終戦で世の中が騒然とする中を純子は一旦、帰京する事にした。
亮平の親が、一人で帰京するのは大変だからと亮平に伴をするように言う。

大変な人混みの中、列車を乗り継ぎ、時には徒歩で、普通なら四時間ぐらいで着ける所を丸1日以上かかり、やっとの思いで家にたどり着く。

激しい空襲に晒されたにも拘わらず純子の家が有る辺りは、消失や損壊を免れていた。

純子は空襲を受ける中で、ここに残り守ってくれていた、町内会の組長さんの所に挨拶に出向く。
近所の人々も集まり皆で再開を喜び合い、夫が戦死した事も伝えた。
我が家に戻り、色々と見て回り閉め切っていた雨戸を開け、掃除を亮平と一緒に始める、幸いに水道、電気は使え、薪も十分に残っていた。

半日をかけ家の掃除を済ませると、昨日から何も食べてなかった空腹が二人を襲って来た。

亮平の家から分けて貰った米を炊き、保存食になる漬物で二人は空腹を満たす。

日が傾く頃に亮平は風呂を沸かし始める、純子は干して置いた布団を家の中に取り込む。
二人分の寝具を純子は無意識に並べて敷き、思い出した様に顔を赤らめると同時に股間が熱く成るのを覚えた。
亮平の実家とは違い、ここは私の家‥ここに居るのは亮平と私だけ二人で床を並べ初めて過ごす夜、純子の肉体は言い様のない淫靡な炎に包まれていく。

「奥様、お風呂が沸きました‥」

亮平は奥の座敷に並べて敷かれた寝具に、一瞬次の言葉を失う。

純子も無意識に敷いてしまった事に顔を赤らめて言葉を失う。

雨戸を閉めた縁側に佇む純子の側に亮平は歩み寄る、肩を抱かれる純子は黙って目を閉じる、亮平の熱い息が顔にかかり生暖かい唇が純子を塞いで来る。

息苦しくなるほどの口づけが繰り返されて行く、やっと唇を離した純子は

「貴方が先に風呂に入りなさい」

潤んだ目で亮平に言う、奥様から先に‥と言う亮平の背中を押すように風呂場に向かわせる。

純子は開け放った一回の雨戸を全て閉め、押し入れの中から、子供が身に着けていた下着や寝間着を取りだし、自分の物も重ねるように持ち、亮平が居る風呂場に向かう。

風呂の中では体を洗う水音が響く、純子は静かに汗とホコリで汚れた衣服を脱ぎ出し始める。

小さな日本タオルで前を隠すと風呂場のガラス戸を静かに開ける。
亮平は驚いたように純子の方を見る、疎開先で見慣れた筈の純子の裸体‥。
 
2009/06/29 11:49:12(GQ6BHCBo)
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