ふいに真衣の足が止まる・・・

真衣　「いいこと考えた。あそこ行こうよ」

真衣の視線の先にはレンタルDVD店
大型チェーン店のせいなのか、平日の昼間なのにお客さんの出入りが激し
い・・・

真衣　「奈美がよろこぶことさせてあげる」

2人はDVD店の中へ・・・
奈美は自分の服装が気になって挙動がおかしい
数名の客はすでに奈美に気付いている様子・・・
入って直ぐにレンタルCDのコーナー、その奥がＤＶＤコーナー、洋画、邦
画、新作など整然と並べられている

真衣　「真衣、前から観たいのあるんだけど・・・」
奈美　「あっ、一緒に探しましょうか、なんていうタイトルですか」
真衣　「うーんとね、タイトルとかわかんないけど、アダルトビデオが観た
い」
奈美　「えっ・・・」
真衣　「真衣、まだ高校生だから借りられないんだよぇ」
　「一番奥にエッチビデオのコーナーがあるから、奈美借りてよ」
奈美　「えっ・・・あっ・・・でも・・・」

戸惑う奈美を無視するように、洋画ＤＶＤのパッーケージを眺めながら淡々
と話し続ける真衣

真衣　「そうだなぁ、痴漢のDVDと露出のDVDがいいかな」
奈美　「あっ、あの・・・そういうの・・・借りたこと・・・ないし・・」
真衣　「そうねぇ、両手にひとつづつ持ってぇ、しゃがんで2つを見比べて
ぇ・・・」
奈美　「・・・中に・・・男性とか・・・いるんじゃ・・・」
真衣　「ちゃんといっぱい見比べて、おもしろそうなの探してね」
奈美　「あたし・・・男性はちょっと・・・」
真衣　「あっ、真衣が呼ぶまで何があっても絶対出てきちゃダメだからね」
　　　　耳元で・・・（じゃぁ　行ってきて、変態奈美）
奈美　「あっ・・・」

何かのスイッチが入ったように奈美は店の奥へと向かいます・・・
奥の角コーナーは、明らかに他のコーナーとは雰囲気が違っています・・・
狭い入り口は18禁と書かれたのれんで仕切られ、中の様子ははっきりとはわ
かりません
のれんの下側からは男性客と思われる何人かの足が見えています・・・

奈美　（ごくっ・・）

奈美は覚悟してのれんをくぐり、中へと入ります・・・
中には5人の男性がDVDを選んでます・・・
奈美に一斉に視線が集まります・・・
アダルトコーナーに突然露出度の高い服を着た女が入ってきたのですから、
男性客たちは凝視しています
奈美は言われたとおりに、痴漢と露出のＤＶＤを探し始めます・・・

奈美　（えーと・・・新作・・・女優・・・ちがぅ・・）

奈美は、恥ずかしさと興奮で冷静さを保てません・・・

奈美　（ジャンル別・・あっ、きっとこのへんだ）

男性客たちはＤＶＤを選ぶふりをしながら、奈美の様子を伺っていま
す・・・

奈美　（人妻・・・女子高生・・・痴漢・・あった）

目的の痴漢ＤＶＤは見つかりましたが、その前には男性客が2人・・・

奈美　（どうしよ・・でも・・・借りないと・・）
　　　　「すっ、すいません・・・・」

奈美は男性客の横から手を伸ばして、一番近いところからとりあえず一本
を・・・
手にしたＤＶＤのタイトルは、「触られたい女たち」
奈美は高鳴る胸のドキドキを抑えながら露出ＤＶＤを探します・・・

奈美　（えーと・・・あっ、あった）

露出ＤＶＤは痴漢ＤＶＤと同じコーナーのすぐ下側に並べてあり、すぐに見
つけることができました・・・
今度は男性客の足元からすばやく手を伸ばしてゲット・・・
タイトルは「ザ・露出　見られて濡れる女」
（ザワザワ・・・エヘン・・・ゴホン）・・・・他の男性客が一瞬ザワめい
たように感じる

奈美　（えっ、あっ、いけない・・・前かがみになっちゃった・・・）

極度の興奮と緊張の中で、下着をつけていないことを忘れていた奈美は、Ｄ
ＶＤを取ろうとして前かがみになり、後方にいる男性客3人にお尻を見せ付け
ることになってしまいました・・・
そっと振り返ると、男性客がニヤニヤしながら奈美を見ています・・・

奈美　（ぁぁ・・・みられちゃった・・・露出女だと・・・思われちゃ
う・・）

見ず知らずの人たちに、変態だと思われてる・・・そう考え奈美の思考はま
た痺れ始めます・・・

奈美　（しゃがんで・・・見比べて・・・選ばなきゃ・・・）

奈美は、人がいない一角に移動してその場にしゃがみます・・
入り口のほうを見ると、真衣が腕組みをして外から奈美を見つめ、鼻で笑う
ような表情を投げつけます・・・

奈美　（ぁぁぁ・・・また・・・あたし・・・笑われてる・・・）

しゃがんでいる姿を見て、男性客達はさりげなく奈美との距離を縮めてきま
す・・・
斜め後ろに立った男性は、DVDを選ぶふりをしながら、その視線は奈美の胸元
に注がれています・・
その光景に、他の男性たちも奈美のそばを行ったり来たりしながら、明らか
にノーブラの胸と隠しきれないお尻を見ています・・

奈美　（ぁぁ・・・ぃゃ・・・）

奈美は興奮で足がガクガクと震え始めます・・・

奈美　（そうだ・・・いろんなDVD比べないといけないんだ・・・）

奈美は立ち上がり、もう一度痴漢・露出コーナーに行き、DVDを戻して違うタ
イトルを選び始めます・・・・そのとき・・・
背後に人の気配を感じ振り返ると、さっき一番大胆に覗き込んでいた男性客
でした
奈美は恥ずかしさと驚きですぐに前を向いてしまいます・・

奈美　（なっ、なに・・）

するとその男性は、スカートの上から奈美のお尻を触ってきます
おどろいた奈美はただ固まってしまいます・・・
奈美が無抵抗のままでいると、その手をスカートの中に・・・

男性客　＜！？＞
一瞬男の手が止まり、何かを確信したように大胆に触ってきます

男性客　＜ふふ・・・そういうことか・・・＞
奈美　「・・・・・・」
男性客　＜こうされたかったんだろ？　触られたい女たち・・か、淫
乱・・・＞
奈美　「・・・ぃゃ」
男性客　＜望みどおりにしてやるよ、綺麗な顔して変態かよ・・・たまんな
いな＞

男性客は、奈美を後ろから抱きかかえるように左手で股間を右手はタンクト
ップの脇からノーブラの胸を触りはじめます・・
回りで様子を伺っていた男達も、それを見ると次々と寄ってきて、奈美の身
体をもてあそびはじめます

男性客　＜いやらしいなぁ、おねぇちゃん、こんな昼間から＞
男性客　＜しゃぶらせてやろうか？＞
男性客　＜やって欲しいんだろ、淫乱ねぇちゃんよ＞
奈美　「んんん・・・」

奈美はただ声を押し殺すことに必死です・・・
何本もの手が触手のように奈美の身体を舐めまわし、そのうちのひとつが奈
美の一番敏感な場所を探し出します・・

奈美　「あっ・・ぁん・・・」

奈美は思わず声を漏らし、手のDVDを床に落とします・・・
乱暴に暴れるいくつもの触手に・・・激しい快楽の波が押し寄せます・・・
そのとき・・・

真衣　「奈美ぃ　ちょっと来てぇ」
奈美　「えっ・・・あっ・・・もう少し・・・」
真衣　「奈美ぃ、聞こえないのぉ、早くぅ」

奈美は男性客たちの手を振りほどき、興奮で足がフラつきながらアダルトコ
ーナーをあとにします・・・

真衣　「なんか飽きちゃったぁ、考えてみたらこんなにお天気いいのにＤＶ
Ｄもないよね」
奈美　「はぁはぁ・・・ＤＶＤ・・いいの？」
真衣　「うん、観る気なくなっちゃった」
奈美　「そんな・・・」

会話する2人の姿をアダルトコーナーからいくつものギラついた視線が見つめ
ています・・・
その視線を敏感に感じ取る奈美は、男たちの欲望に応えるように乳首を隆起
させて内股には滴が・・・

奈美　「はぁはぁ・・」
真衣　「さっ、次行こうかぁ」

餓えた獣たちの視線に見送られ2人はＤＶＤ店を出ました・・・

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