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1:放課後廃墟・3
投稿者:
はるか
◆l8teEZGpGI
水曜日がきた。
ちょっと前まではただの水曜日だった。でも今日は違う。特別な水曜日。高 橋を犯す約束をした水曜日。高橋を犯すのをどれだけ僕は楽しみにしていた か分からない。毎日、あの可愛くてエロい高橋で抜いた。でも実際のとこ ろ、少し不安でもあった。 あんなことがあったんだから当然だとは思うけど、次の日学校で高橋を見る なり僕は情けないけど顔を真っ赤にしてしまった。照れ隠しもあったけど少 しは仲良くなったはずだ、って想いもあって軽く笑いかけてみた。対して高 橋は驚くべきことに無表情…!どころかこちらを軽く一瞥し、いつものつん けんした真面目ちゃん態度っ!! 水曜日に見た高橋は僕の夢だったのかと本当に一瞬疑った。 なんだ!アイツ無視かよ!!って少し腹も立ったけど、ちょうど移動教室の 時間で友達が呼んだし、その場ではそれきりだった。 違う時間に同じことを何度か試みてみたけど、結果は虚しく最初の時と同様 だった。そのうち他の友達に 「なんだよあのガリ勉女に惚れてんのかよ?」 みたいにからかわれはじめたので、学校で声をかけるのはやめた。 それでも、水曜日僕は学校が終わってすぐにあの廃虚に向かった。すぐに、 とはいっても僕は数学の補習のせいで高橋より少しは遅くなったけど。補習 中だって頭になんかちっとも入らない数学より僕は高橋とやることしか考え てなかったから、ただ制服の下のアレを隠して腫らすだけだった。補習が終 わるとすぐにあの秘密の場所へ向かって走った。もちろん高橋とこの前の続 きをやりたいからだけど、学校での高橋についてたらふく文句を言ってやり たいってのもあった。 納屋について勢いよく入ると高橋はすでにそこにいた。 ボロいソファーにゆったりと座って先週と同じようにブレザーとローファー は床に放られてた。 高橋の制服はほんの少し乱れて、シャツの隙間から薄いピンクの下着が軽く 覗いてた。今日はピンク…!当然僕はそれだけでもビンビンにたってたけ ど、それじゃあ足りない。今日はそんなんじゃ足りないんだ。覚悟しろよ、 高橋。あと学校でのことも問い詰めてやるからな!なんて強気に思って高橋 の顔を見上げると あの、先週の水曜日と同じ、えろ可愛い高橋がにこりと微笑んだ。 薄めの唇がいやらしく口角を上げて開いて、猫みたいな目で僕を見つめて。 「木崎くん遅かったね。私にチンポ入れてくれる気なんかなくなっちゃっ た?」 …僕は情けないことにまた絶句してた。きっとまた顔を林檎みたいにして。 …この前もそうだったけど…女子がっ…それも自分から よりによってチンポとか…言うなよっ…! だけどそんな些細な僕の女子への理想とかちっちゃい倫理感はまた高橋に瞬 時にぶち壊された。 高橋がゆっくりと立ち上がり、制服の上から僕の立ち上がりすぎたモノ、高 橋の発言とかシャツから見えるピンクのブラとかのせいで、熱くなりすぎた それをそろりと、高橋の細い指で撫でられた。 「来てくれないかと思っちゃった…」 コイツ…!絶対思ってねえ…!! 高橋は絶対に確信犯だ。 そうは思うけど高橋の細い指が僕の上を優しく這うせいで高橋に逆らえな い。 「や…約束だろ…」 「来てくれて嬉しいな…木崎くん、どんな気持ちで来てくれたの?」 高橋は優しく微笑みながら僕に囁いた。 「どんなってそりゃ…」 高橋の甘い息が僕の耳にかかる。 「言ってほしいな」 高橋は僕のアレを撫で続けながら僕の耳朶を軽く噛みはじめた。情けないこ とに僕は制服に染みが浮き出てきそうなのをはっきりと感じていた。 優しい口調でもこれは高橋の罠だ…!わかっていながらも僕はおずおずと答 え出していた。 「だからっ…高橋を…犯すために…っ」 高橋はにこりと笑った。 「…木崎くん息切れするほど走ってきてくれたみたいだもんね…そんなに楽 しみにしててくれたの?」 …ほら見ろ!やっぱり確信犯じゃないか。 「う…うるさいっ別にいいだろっ…約束…守れよっ」 僕はかっと熱くなって高橋をソファーにドサリと押し倒し先週と同じように また勢い任せに高橋の唇を奪った。高橋の両手首を掴んで抵抗なんてさせて やらない。唇を無理矢理こじ開けて舌を強引にねじこんだ。高橋の胸のふく らみに僕の胸を押し付けて、染みだした僕のあそこは高橋の制服の上から秘 密の部分にぎゅうぎゅう押しあてた。 「んっ…」 甘い声を洩らす高橋から少しだけ唇を離して束の間息継ぎをさせてやると、 高橋の瞳が柔らかく色づき高橋自ら僕の唇を休む間もなく求めてきた。 僕は興奮して目を閉じ高橋のキスを素直に受けた…! のが大きな間違いだった!! 高橋の唇は柔らかくて暖かくて気持ち良かった。このままずっとそうしてい てほしい、とさえ思う程。でも高橋がそんなの許すわけなかった。高橋は僕 の上唇と下唇を交互に優しく甘噛みし、下から僕を見上げにこりと優しく微 笑んだ。 僕はその可愛いはずの笑顔にぞくりとするけれど正直一瞬抵抗を放棄した。 いや、無条件にさせられた。 なすがままの僕に高橋の舌が僕の閉じた唇の真ん中から唇の右端へと滑らか にゆっくりなぞってゆく。右端から左端へ、僕の唇は高橋の舌で優しく開か されていった。
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2009/03/29 12:35:57(zZAymDuJ)
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