卓也は気が狂いそうになっていた。玲子のマンションでの同居生活はもう一週
間にもなるのだが、まだ一度も射精を許されていないのだ。何もしないならま
だ良い。毎夜、卓也が想像もしなかった激しい性行為が行われているのだ。玲
子は不思議な力で卓也の射精を止め、普通なら射精してしまう刺激を遙かに超
えた強烈な刺激について、卓也の体で実験を繰り返しているのだ。
「玲子さん。お願いです。今日は、今日はいかせて下さい。本当におかしくな
りそうです。」
「そうね。こないだみたいに、女の子を見ただけでいってしまうと困るわよ
ね。」
「ああ、玲子さん。本当に朝から立ったままで歩くのも大変なんですから。」
卓也のペニスはもう何日も勃起したままで、亀頭部分が張り裂けそうで痛みを
覚えていた。
「玲子さん。本当に苦しいんです。助けて。」
「昨日の実験の続きがあるんだけど．．．．．」
この一週間で色々な実験を行った。ペニスや睾丸、前立腺に電極を刺し微弱電
流を流すもの、男性の刺激を増幅する薬剤の投与や頒布から、玲子自信のテク
ニックの確認のようなものもあった。そのどれもが恐ろしいほどの快感を卓也
に与えたが、ペニスのカリ部分に塗る薬剤の一つは、卓也がおもわず腰を引い
て身悶える程、刺激増幅効果の高いものもあった。
「玲子さん。もう、本当に、本当に許して下さい。それに僕、玲子さんのそば
にいれば何度でも立ちますから、いかせて下さい。お願いします。」
「しょうがない子ね。でも、簡単にはいかせないわよ。」
「そうね。私への愛と忠誠を形にしてもらおうかしら。」
「抱いて。そして卓也の本心を耳元でささやいて。」

卓也は、玲子を抱き上げベットへ運ぶと、ショーツを剥ぎ取るように逃がせて
進入した。
「あ、卓也あ！」」
「玲子さん。玲子さんは最高です。」
「本当に素敵です。玲子さんのことが好きで好きで気が狂いそうです。」
「玲子さんを幸せにする為に、玲子さんを助ける為に、僕はどんなことでもし
ます。」
卓也は、玲子を喜ばせようと激しく腰を使い、玲子に語りかけた。
「卓也。うれしいわ。今日はいっぱい出すのよ。私を妊娠させるのよ。」

「昔から私のことを好きだったのを知っていたわ。声を掛けると嬉しそうに笑
ってた。」
「ああ、玲子さん。玲子さんのそばにいるだけで嬉しかった。話ができるだけ
で、声が聞けるだけで、玲子さんの長い髪が揺れるだけで．．．．．」
「卓也。その私とセックスする気分はどう？その私の子宮にあなたの愛情を注
ぎこむ気分はどう？」
「本当に夢みたいです。玲子さんが僕のことを認めてくれるなん
て．．．．．」
「卓也。いいの。もっと突いて。」

玲子は、卓也の若く激しい腰使いを受け止めながら、卓也を巧みにコントロー
ルしていた。
やがて卓也が数百の愛の言葉を発し、玲子に永遠の愛を誓っていた。
「卓也。でも私はあなた１人のものにはなれないのよ。」
「玲子さん。ああ、僕は、玲子さんが僕のことを認めてくれるよう、どんなこ
とでもします。良い男になれるようどんなことでもしますから．．．．．」
「卓也。うれしいわ。私のことをそんなに．．．」
「卓也。よく聞いて。私のことを愛してくれる男たちは地位も名誉もある人た
ちよ。でも、卓也も負けてはいないわ。卓也が一番私のそばにいて。卓也が一
番私に尽くしてくれるなら。卓也を一番として認めてあげる。」
「玲子さん。僕が一番になったら他の男とは別れてくれますか？」
「卓也。私の一番じゃいやなの？私の言うことを聞いてくれないの？」
「玲子さん。そんな．．．．」
玲子は卓也の耳元で強くささやいた。
「私は、誰のものでもないの。それでもよければ、私の中に出しなさい。」
「玲子さん。好きです。僕を一番にして下さい。」
「卓也。私の為に、どんなことでもすると誓える？」
「誓います。本当に愛してます。」
「そう。私の中でいきたい？」
「いますぐいきたい？」
「玲子さん。いかせて下さい！」
「卓也。いきなさい！」
「うおおおおおおおおおおお！」
玲子は背中で卓也の射精スイッチを握りしめた。

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