絵美は、専用の教義服に着替え、最終教義（体液交換）の直前打ち合わせで
手順の確認を行っていた。専用の教義服は、上半身は厚手のものでしっかり
と着込むもので安心感が持てる半面、下半身は薄手の生地で簡単に肌の露出
ができる構造となっていた。ショーツをつけずにベッドに入ることになる。
立会いの教団医玲子が準備を行い、玲子の指示によって男性が進入射精す
る。体位は射精後の体液流出を防止するため腰を高くした正常位で行われ
る。射精後、約１０分間はそのままで動かず、経過後男性はすみやかに体を
離れる。絵美は体液がなじむまでその後約６時間をそのままで休むことにな
る。

　時間となりベッドに入った。絵美は振るえていた。初体験を迎えること
と、知らない男性と肌を合わせることが本当に怖かった。涙があふれてく
る。落ち着こうとしているとノックが鳴った。教団医の玲子と相手となる男
性が入ってきた。
絵美は両手で口を覆った。
「おにいちゃん！」
「絵美！」
卓也と絵美は兄弟ではないものの同じ団地でそだち、おにいちゃん、絵美と
呼び合う間柄であった。絵美は、激しいショックを覚えた。卓也のことが好
きだった。小さいころから宅やのお嫁さんになりたいと思っていた。素直な
絵美は、教団の教えに従い回りの期待に答えるためにここへ来たが、卓也を
裏切ることだけが心残りであった。それなのに．．．
卓也も混乱していた、年端も行かない絵美が体液交換？体液注入役をしてい
る自分が不潔に感じられ逃げ出したい衝動に駆られた。絵美はベッドの上で
すすり泣いている。玲子が声を掛けたが返事もできない。玲子が寄り添い背
中をなでる。

　卓也はその時、異変を感じた。激しい自己嫌悪と憎悪が消え、目の前にい
る絵美を激しく犯したい衝動に駆られた。卓也はとまどったが、次第にそれ
は強くなっていく。
玲子は卓也の変化に気づいた。というよりも変化を待っていた。玲子の注入
した薬液は覚せい剤であった。卓也の睾丸内でゆっくりと卓也の体内にとり
こまれた後、絵美の体内に射精され絵美の体内に「教祖の体液」とともに取
り込まれることになる。
「教祖の体液」の注入は本来の目的以外に激しい性衝動を伴う。玲子も体液
交換直後から性衝動に悩まされ、帰宅後も翌朝までオナニーを止められなか
った。覚せい剤の同時注入は教団の人体実験として前例があり玲子が教団医
として立ち会った。神の声を聞く等の本来の効果は見られず、副作用として
体液交換直後から激しいセックスが行われることが認められている。

　玲子はすすり泣く絵美に意思を確認した。最終教義を取りやめる？答えは
ＮＯだった。玲子はかまわず準備を進める。侵入がしやすいように絵美の秘
部にローションを塗り部卓也を呼んだ。卓也に絵美は処女であることを告げ
ると卓也の目の輝きが増すのを感じた。
「絵美、こんなところで会うとは思わなかった。もっと違う形でしたかった
けど．．．」
「おにいちゃん。ごめん」
卓也は絵美の耳元でささやいた。
「絵美、好きだ。本気で君を抱く。」
「おにいちゃん。私も好き。」
玲子は静かに始めるよう促した。

卓也が絵美の脚を大きく開いた。
「いや。」
「絵美、きれいだよ。」
玲子は可笑しかった。さっきまで玲子にしゃぶられ玲子の名前を呼んでいた
のに、完全にいっちゃってる。絵美もすぐにラリってしまうはず。
玲子は卓也のペニスが勃起しているのを確認するとペニスにも教団医として
ローションを塗った。

卓也はペニスを絵美の入り口を確かめる。
「入れるよ。」
絵美の入り口は狭かった。卓也はゆっくりと侵入してやるつもりだが入らな
い。
しかたなく体重を掛けた。
「いた！」
「うう」
絵美がもがくと同時に卓也ももがいた。
卓也の体を激しい快感が貫いたのだ、絵美の入り口が極端に狭く、侵入と同
時に卓也のカリクビを激しく痛いくらいに締め付けた。同時に冷え切ったペ
ニスが中に入ることで熱い絵美の柔肉に触れ燃え上がるようであった。
「もう少し奥まで入れるよ」
卓也は、少しずつ押し入っていった。絵美は苦しそうにしていたが完全に入
ってしまうと痛みはないという。卓也は目的を遂げるため、ゆっくりと動き
はじめた。

この子感じてる！玲子は直感的に思った。絵美は声を押し殺しているが呼吸
の乱れは痛みによるものではない。卓也も気づいたようで激しいグラインド
で絵美をせめている。やがて絵美はこらえきれずに声を漏らし始めた。なん
て子なのクスリも効いていないのに人前で声を出すなんて。
「あ、あ、あ、」
「あ、おかしく、な、る。」
「あ、いく！」
その声を聞き、卓也もラストスパートに入った。
絵美は、激しくかぶりを振りみだれた。
「そんな、すごい、すごい、すごい」
「あう、いく、　いっくうううううううう　」
「うおおおおおお」
卓也の強い打ちつけを受けて、意識を飛ばす絵美に玲子は目をみはった。
絵美は１５歳でありながら、初体験にもかかわらず、その豊かな尻と太もも
をブルンブルンブルンと大きく振りながら気をやり、ガクガクと体を震わせ
る。あんなふうにいくことができるなんて。

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