優の腕に柔らかい感触が触れた。
(？)
見ると、半分胸を押し付けるような形で真由花が腕を組みながらコントロー
ラーを握っていた。
「さ、はやくやりましょう」
「え？う、うん…格ゲーでいいよね？」
「はい」
優はゲームを起動した。
「俺は…これ」
「じゃあ、わたしはこれ」
対戦が始まった。
優はこのゲームをすでにやりこんでいるので簡単に真由花を負かしてしまっ
た。
「強いですね」
「うん、やりこんでるからね」
優は気が気でなかった。何故ならゲームをしている間中、真由花が動く度に
ずっと胸が押さえつけられているからだ。
(やばい…これはかなりやばい…)
優は理性を押さえつけるので必死だった。ただでさえ露出の多い服を着てい
るのに、今家には二人きりときたもんだ。
(まずい、まずいこれは…何とかしなければ…)
そんな事を考えている優を知ってかしらずか真由花はますます胸を押し付け
てきた。
「どうかしたんですか？」
「え？いや、なんでもないよ」
「そうですか？」
ふと、真由花は視線を落とした。
「？」
優もそれにつられて視線を落とした。
「あ！」
なんてことだ。見事に優の一物は勃起していた。
「あ、いや、これは…」
「あはは、隠す事ないですよお。男なら誰だってある生理現象じゃないです
か。それにお兄ちゃんだって朝はいつもそんなですよ?」
「それはそうかもしれないけど。って、なんで京輔の朝のこと知ってんの?」
「時々私が起こしてますから」
「そうなんだ…あいつ相変わらずだらしねえなあ」
「ところで、どうするんですかそれ?」
「あー…ほっときゃ直ると思うけど」
「じゃあ、私が」
「え？」
言うか否や、真由花は優のズボンのチャックを下ろすと勃起した優の一物を
取り出した。
「真由花ちゃん!?」
「私が大きくさせちゃったんなら、私が小さくするのを手伝います」
そう言うと、真由花は優の一物を口に含んだ。
「……」
「んん、ちゅぷ」
「真由花ちゃん、一つ聞きたいんだけど…こういう知識は一体どこで覚えた
んだい？まあ、心当たりはあるけど」
「んちゅ、お兄ちゃんの部屋にあった本ですよ?」
「やっぱり」
「んちゅ、んぷ」
真由花の口の中は気持ちよかった。
「うぁ…」
「んく、んむ、ぷは、ちゅぷ」
真由花は舌を使いながら優の一物を舐めまわしていた。もはや優の一物は唾
液と優の先走りの液でべとべとだった。
知らず知らずのうちに優は真由花の頭に手を添えていた。なおも真由花は休
むことなく動き続けていた。
「真由花ちゃん、出る…」
「んく、いいですよ、このまま口の中に出して下さい…」
真由花はスピードを上げて、優の一物をますます吸い上げた。
「でる！」
「んん！んく！」
優は真由花の口の中に白濁した精液をぶちまけた。
「くっ…」
「んぐ、んん！っぷは！」
真由花は時間をかけ、ゆっくりそれを嚥下した。
「気持ちよかったですか?」
「うん、とても気持ちよかったよ」
だが
「あれ？まだ元気みたいですね」
「え？」
優は元気な一物を見て我ながら呆れていた。
「大丈夫ですよ、また私がしてあげますから」
「え？」
そういうと真由花は服をめくりあげた。はちきれんばかりの胸が飛び出し
た。
真由花は優の前に座り込むと、その大きな胸で優の一物を挟み込んだ。
「こういうのパイズリって言うんですよね。お兄ちゃんの本に書いてありま
した」
「……あの馬鹿…」
真由花はそのままゆっくりと、胸を動かした。
「!?」
優に刺激が走った。
口でされるのとはまた違った快感があった。
「っしょ、ん、ん」
動かすたびに真由花の胸が形を変える。それにあわせ、優の一物へも刺激が
走る。
「はあ…はあ…」
先ほど出したばかりだと言うのに、もう優の一物は絶頂が近かった。すでに
真由花の胸は先ほどの残り汁でべとべとだった。
「真由花ちゃん、駄目だ…出る！」
「きゃあ」
さっき出したばかりとは思えないほど、優の一物から白濁した精液が発射さ
れ、真由花の顔や胸を汚した。
「あ、ごめん」
「ん…気にしないで下さい」
真由花は顔に付いたのを指で拭い、舐めながら言った。
優はその時の真由花が妙に艶かしく見えた。
気が付いた時、優はベッドに真由花を押し倒していた。