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1:少女と少年(4)
投稿者:
ゆきだるま
◆7wMDImOLT2
みきはパンティを履き、ブラをつけた。春樹に出されたジャージを着る。
春樹「みきちゃん、おなかすいた?」 みき「うん。」 春樹「お風呂も入ってきれいにしなきゃね。」 みき「お兄ちゃん、洗ってくれるの?」 春樹「ひとりで洗えるでしょ?」 みき「つまんないの。」 春樹「そゆこと言うと大人は困っちゃうんだぞ。」 みき「どして?」 春樹「みきちゃん子供だって思ってたって、体は大人の女の人なんだから さ。」 みき「抱きたくなる? 急に口調が変わった。 春樹「・・・・・・・・・なんだよ、はじめから子供の人格じゃなかったん だな?」 美希「うん。私が会うのは初めてだし、恥ずかしかったから。」 春樹「優は?」 美希「私に春樹さんが優しいこと、今されたこと・・・話して消えちゃっ た。男のお前がなんで美希の体にいるんだ、出て行くか消えろって言われち ゃったし、心が男だって体が女なら関係ないって無理やりされたのが悲しい って。」 美希は春樹に寄り添って歩いた。あふれてくるザーメンがパンティを濡ら す。 美希「ぬるぬるして気持ち悪い・・・ジャージまで濡れてきたら恥ずかしい から・・・」 春樹「わかった、急ごうか。」 春樹は支えるようにして急いだ。歩いている間、ふたりとも優の気持ちを考 えていた。どんな思いで耐えていたのか・・・優の体ではないと言われたと きの、居場所を無くした気持ちは・・・自分の存在そのものを否定されたは ずだ・・・そして何より男なのに男にレイプされたショックは・・・体が女 だとわかっていても、だからこそ自分の心は男なんだという気持ちは強かっ たはずだ。 優が選んでいた下着や服は美希が気に入るようなものばかりだった。弟が 選んでくれてたような気がして、大事にしようと思う。しばらくは、春樹が 一緒でも外には出る気がしなかったし、料理の勉強でもしながら春樹の帰り を待つほうがいい。それから少しずつ気持ちが落ち着いていって・・・ 1ヶ月して、一緒に外出ができるようになった。 優の話していたとおりの人だと思うようになった春樹に頼りきって安心して いられることが幸せなことだと思うようになった。 知ってる人にあったらとビクビクしていたが、ひらきなおれるようになっ た。会ったら、その時はその時。 そして・・・・会った。幼なじみの智美。喫茶店で話を聞きたいと言われて 店に入り、春樹は遠慮して離れて座った。 智美「いままでどこにいたのよ。」 美希「いろいろあってね。家の様子・・・どう?」 智美「お父さんしかいないみたいなんだけど・・・」 美希「そっか・・・・」 智美「お母さんと美香ちゃんも見ないんだよね。」 美希「無理ないよ・・・・。」 智美「話して、今までのこと。」 美希「私・・・お父さんにレイプされたの。」 智美「え!?そ・・・・そんな!」 智美は青ざめた。 美希「お前がだめなら美香をやるぞって言われて、どうしようもなくて・・ それでも美香も危なくなって、お母さんが連れて逃げた。私も着替えとお金 だけバッグに入れて逃げて、コインシャワーで体を洗って出たのは覚えてる けどそこからはわかんなかった。男の子の人格になってたみたい。一緒にい た人、春樹さんていうんだけど、彼に助けられて一緒に住んでたみたい。す ごく優しくて、心が男の子っていうのも、体が女の子っていうことも、将来 人格が融合したらってこともきちんと考えてくれて、人前では女の子らしく ふるまうように言われても、部屋でふたりだと男の子だっていうのを大事に 考えてくれてたって。名前も優ってつけてくれたって喜んでた。」 智美「なんでわかったの?」 美希「優は春樹さんが仕事で遅くなるって連絡が来て、ひとりで買い物に出 たの。そこで修二に会って・・・・」 智美「つきあってたんだけど、私が臆病で何もさせないことに腹を立てて強 引に迫ってきたことがあった。なんとか逃げるのに成功したんだけど。優は そんなこと知らないから、ビルに連れ込まれて・・・いろいろひどいこと言 われたあげくに男の子なのにレイプされたから・・・人格崩壊・・・消えち ゃった。消える前に、春樹さんのことと、悲しい出来事のこと私に話して。 それ聞いて、結局、この私の人格で生きていくしかないんだなあって思った のと、優のためにもがんばらなきゃって・・・ね。春樹さんがいてこそ私の 居場所があるんだけどね。ちょっとは強くなったんだよ。」 智美は泣いていた。黙ってうなづいた。 智美「お母さんから連絡あったら教えるから、携帯の番号教えて。」 美希「お父さんが迷惑かけるといけないから教えないでおくね。知ってて隠 すよりはほんとに知らないほうが、答えやすいでしょ。母さんから連絡あっ たら、春樹さんに守られながら元気にしてるって伝えて。じきにこの街から 出て行くけどね。」 智美「わかった。元気でね。美希のこと・・・忘れない。」 美希「わたしも。」 両手で握手をして、智美は伝票を手に取った。 美希「あ、私が・・・」 智美「最後くらい私におごらせて。」 美希はさびしそうな顔でうなづいた。 智美「じゃ・・・・ね・・・」 美希「うん・・・」 喫茶店を出て智美を見送った。出てきた春樹と一緒に歩く。 美希「お願いがあるの。」 春樹「この街・・・出ようか・・・」 美希「え?・・・うん・・・・」 春樹「お願いって・・・・?」 美希「うん・・・・もう・・・いい。」 美希はのどが渇いて目が覚めた。ベッドから降りて隣の部屋を通ると布団 に春樹がいない。キッチンに行くと、バスルームの明かりが見える。 スポーツ飲料を飲んでから、バスルームの前に行くと、春樹の声がした。か すかに。 曇りガラス越しに見える春樹の背中が動いている。 春樹「美希・・はあ・・・美希・・・はあはあ・・・美希・・・・うう。」 ビクビクと体を震わせて最後のうめきが聞こえた。 美希「春樹さんだって男の人なんだ・・・私を抱きたいの我慢して・・・優 が男の子ならきっと無防備にふるまって、知らないまま春樹さんのこと挑発 してたようなものだったのかも・・・私のために街を出ることも決めてくれ てたし・・・」 親切から始まって・・・今は愛情だった春樹の想い。守られる安心感、それ に答えてつくしているうちに抱いていた美希自身の想い。それが今の美希に はわかる。 美希は寝室に戻ると、パジャマを脱いだ。ブラとパンティを脱いで、スリッ プ1枚でベッドに横たわる。毛布をかけて。 美希「春樹さん・・・ちょっと来て。」 部屋に戻った春樹を寝室に呼んだ。 春樹「どした?」 美希「いっしょに寝て。」 春樹「え・・・それは・・・」 美希「私が寝ちゃうまででもいいから・・・」 春樹「しょうがないなあ・・」 苦笑いしながら毛布に入ってきた。そして気がつくのは美希がパジャマを着 ていないこと。美希は春樹の手をとって乳房に触らせる。スリップ1枚で触 れる乳房のぬくもりは春樹の心を刺激した。 美希「ずっと我慢してたんでしょ?私のために。大切にしてくれてありがと う。愛してくれてありがとう。春樹さんだけは体が目的じゃなかった。私を 傷つけない男の人は春樹さんだけ・・・わたしも愛してる。春樹さんに抱い て欲しいの。さっきオナニーしてるの聞いちゃって、怖くなくなったの。抱 いてもらうのが、男の人ってかわいいって。だから・・・抱いて。」 春樹「美希・・・」 美希「これはうれし涙・・だから・・・ね?」 春樹「美希・・・」 毛布の中で裸になって春樹は美希を抱きしめた。 優しい口づけ。ゆっくりスリップを脱がしながらそれは乳房に・・・ 手が背中をさわさわと、かすかに撫で上げると美希はのけぞった。 美希「はあん・・・」 びくんびくんと震わせながらあえぐ。 春樹「背中・・・感じるんだ・・・」 美希「うん。気持ち・・・あん・・・」 やわらかな尻の肉をまさぐりながら舌で乳首を、もう片方の手でヘアをかき 分けて美希を狂わせるポイントを目指す。 美希「あ・あ・そこは・・感じすぎちゃうーーー。」 春樹「オナニーいっぱいしたからじゃない?」 美希「意地悪ーー」 春樹「白状しないとやめるよ?」 美希「しました、しましたよーどうせ美希はエッチに興味津々でいっぱいオ ナニーしてました。最後までするのが怖かっただけですーー。」 春樹「こうすると・・・」 美希「ああああああだめだめいっちゃう、いっちゃうーーーあああああー ー」 クリトリスを激しく愛撫されての速攻であっというまに果ててしまった。そ れでもやめない春樹にぎゅっと抱きついて狂ったように体を震わせてのたう ちまわる。 美希「ひあ!あう・・また・・だめーーーー」 何度もイカされて朦朧となってきた。そこでやっと春樹は美希にのしかか り、ずっと望みだった美希の中に分身を挿入した。 春樹「あったかいよ・・美希のオマンコ。」 美希「春樹のだって・・・」 春樹「ゆっくり動いてるけど痛い?」 美希「ぼうっとして・・・痛み感じないくらいマヒしてるかも・・」 春樹「じゃ、速くするよ・・・」 美希「来て・・・いっぱい出して・・・わたしの中に・・・」 春樹は動きを速める。徐々に美希も呼吸が乱れていく。 美希「3回目のはずなのに痛くない・・みんなしばらく痛かったって言うけ ど。」 春樹「何度もクリでいっちゃったからじゃない?」 美希「なんか・・・急に感じて・・・・あーーん・・すごいの・・ねえ・・ すごいの・・・おかしくなちゃうーーーうーーーまた登っていく・・ま た・・・いっちゃう・・・あーーー!」 春樹「いいよ、いっても・・いっしょに・・・」 美希「ちょうだい・・中に・・・春樹のならいいよ・・・いくいくいく・・ 愛してる・・いくーーー!」 春樹「俺も愛してるーいくよ、いくよ・・・・いくうう!」 美希「・・・・・・・・・・・」 美希は口をあけたまま息をつめ、全身で絶頂に溺れた。全身が硬直して・・ がっくり脱力した時には失神していた。美希の顔をなでながら春樹は泣い た。 春樹「立ち直ってきたんだね、ここまで。」 すこしして目を覚ました美希は、春樹の涙を見た。 春樹「お帰り。」 美希「ただいま。」 春樹の胸に顔をうずめて眠ろうとする。 春樹「今日ぐらい甘えさせてよ。」 美希は目を開けた。 美希「いいわよ。ママにあまえても。」 春樹「ばか。」 笑いながら美希の乳房に甘える。 春樹「よかったな、ここまで立ち直れて。」 美希「うん。」 春樹「よかった・・・」 声に出して泣き出した春樹の頭を抱きしめる美希。春樹は乳房を口に含んで 眠った。 美希「ありがとう・・・」 美希もそのまま眠った。ふたりともやすらかな寝顔で。 <完>
レスを見る(7)
2005/10/24 04:11:47(oo4YlnQO)
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