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1:犯される母
投稿者:
you-nakao
犯される母
(登場人物) 中田奈々子…年令は四十八才。八年前、夫を不慮の交通事故で亡くして から再婚もせず、個人病院の医療事務を職業として、一人 息子の洋介を育ててきた。 身長は百六十七センチで体重は四十九キロ。この年代の女 性としては背は高いほうで痩身である。 髪を長く肩甲骨のあたりまで伸ばしている。 容貌は、顔全体の彫りが深く、目は切れ長で鼻先がつんと 尖っているように高い。頬のあたりから顎の線にかけてが 細く、肌の色が抜けるくらいの白さである。 性格的にはどちらかというと気丈夫なタイプである。 中田洋介…年令は十九才。この春の大学受験に失敗して都内の予備校に通 っている。性格はやや内向的でおとなしいタイプ。 山川茂夫…洋介の予備校仲間。典型的な不良タイプ。長い髪を茶色に染め ていて、片方の耳にピアスを光らせている。身長は百八十セン チを越えていて痩身である。 小山浩二…同じく洋介の予備校仲間。山川茂夫と同様な感じの不良タイプ で、山川の子分的な立場である。小柄だががっしりとした体格 をしている。 夏の朝、東京の郊外の住宅団地の一画にある奈々子の家。 ダイニングで洋介と奈々子が朝食をとっている。 壁の時計を見ながら奈々子。 「電車に遅れるわよ」 慌て気味に立ち上がりながらコ-ヒ-の残りを飲み干した洋介。 「今日、夕食はいいよ。模擬試験が終わってから友達とコンパするから」 いいながらバッグを抱えて小走りに玄関に向かい、外に出てから走り出す 洋介。 流し台で洗い物をすませてからトイレに入る奈々子。 スカ-トを上げ下着を下ろす。 生理用のナプキンを外す。 もう生理は終わりかけで汚れは少しだけだった。 新しいナプキンに代える。 トイレを出て自室に入りTシャツ短パンを脱ぎ、壁にかかっていたブラウ スとスカ-トに着替える。 鏡台の前で口紅を引き直す。 家を出て駅に向かって歩く奈々子。 満員電車の中の奈々子の臀部のあたりに男の手がへばりついている。 身動き一つとれない奈々子。 奈々子の臀部にへばりついた男の手が卑猥に動き続ける。 奈々子が怒った表情で背後に顔を振り返らせると、手の持ち主の男と目が 合う。 男の手が引っ込む。 個人病院の全景。 事務室のパソコンの前で眼鏡姿で、真剣な表情を見せて働く奈々子。 深夜、奈々子の自宅のチャイムが鳴る。 タンクトップ風のシャツと短パン姿で、玄関の鍵を開けに出る奈々子。 男二人に両肩を抱かれぐったりと顔を俯けてしまっている洋介がいる。 アルコ-ルの匂いに思わず顔をしかめる奈々子。 「ど、どうしたの?洋介」 驚いたような表情で奈々子が傍により、洋介の顔を下から覗き込む。 「あの、す、すみません。こいつコンパで酔っ払ってしまって…」 背の高い山川が妙に申し訳なさそうな声でいう。 「まあ、あなた全然お酒は飲めないくせに」 「それがね、どういうわけか模擬試験のヤマが当たったとかで、妙に上機 嫌だったんですよ、こいつ。なあ」 がっしりとした体格の小山が、山川に同意を求めるようにしていった。 「そうなんですよ。こいつ、ひどくはしゃぎ過ぎてしまって飲めないの知 ってて…こんなに飲んだ洋介は初めてですよ」 山川が言葉を継いでいった。 「まあまあ、ほんとに迷惑かけてしまってすみませんでした」 「こいつもう全く意識ないですから、俺たちで室まで運びますよ」 山川がそういって、小山を促すようにして洋介の肩を抱えるようにして廊 下へ上がり込む。 居間の隣の和室に、奈々子は慌てて敷布団を出して敷く。 全くの無意識状態の洋介を布団の上に転がせる山川と小山。 居間。 ソファに山川と小山の二人が並んで座っている。 テ-ブルの上に冷えた麦茶が二つ置かれている。 山川たちの横の一人用のソファに奈々子が、申し訳なさそうに表情を曇ら せて座っている。 「ほんとに今日のあいつはすごく上機嫌でしたよ」 と山川の声。 「そういえばこの前の模擬、あいつ相当悪くてしょげてたものなあ」 小山が思い出すような表情をしていう。 「そうだった、そうだったよなあ…」 「まだ…未成年なのに。あの子はね、死んだ父親が酔って帰ってくるとひ どく嫌な顔してね。自分も家で缶ビ-ルの小さいのを買ってきて飲んだらし いんだけど、その時もいまと同じで意識をなくしてしまって…」 「へえ、そうなんですか」 と小山。 「あたしがね、全然お酒が飲めないんです。だからあの子はあたしに似た のかしらね」 「お母さん、飲めない体質なんですか?ふうん、何か見た感じではそうは 見えないですけどね」 山川が身を乗り出すようにしていう。 「あら、そうかしら」 「俺たち、いつも洋介を冷やかしているんですよ。お前のおふくろは背が 高くてきれいだし、いいなあって」 と山川がいう。 「まあ、若いくせにお上手なのね」 「ほんとですよ。ほんとに俺たちそう思っているんですから。なあ、小 山」 「ほんとにほんとですよ。何であんなにきれいなお母さんが再婚もせずに 一人でいるんだ?って、いつも洋介にいってるんですよ」 小山が少し口をどもらせ気味にいう」 「まあ、そんなに褒められたりしたらどうしましょう。麦茶だけではすま ないようね」 「この辺の親父連中たちは目がないよな。こんなきれいな人が再婚もせず に一人でいるということだったら、すぐにアプロ-チかけるのにな。ところ でお母さんは、変なこと訊くんですけど、あの…お、男のほうは欲しいとは 思わないんですか?」 山川がソファに座ったまま、上体を前に押し出すようにして訊いてくる。 「えっ…?」 奈々子の表情がかすかに曇る。 「俺、前からね、お母さんが好きだったんですよ」 と山川が平然とした顔つきでいう。 「………!」 憮然とする奈々子。 「できたら一度抱かせてもらえないかなぁ。いますぐでもいいですよ」 「なっ、何をいってるの!」 「あんたを抱きたいっていってるんだよ」 とそういう山川の声は落ち着いている。 「も、もう帰ってっ!帰ってください。失礼よっ、あなたたち」 そういってソファを立ち上がろうとした奈々子に向けて、すぐ横にいた体 当たりをくわすような勢いで襲いかかる。 小山の体当たりを受けて、カ-ペットの上に倒れ込んでしまう奈々子。 間髪を入れずに小山のがっしりとした上体が、奈々子の身体の上に覆い被 さってくる。 山川も素早くソファから立ち上がり、倒れ込んだ奈々子の傍に近づく。 奈々子の頭のほうへ山川が廻り込んで座る。 「ああっ…い、いやっ」 慌てふためいて高く声を上げる奈々子。 「あんまり大声は出さないほうがいいと思うよ、お母さん。隣の室で息子 の洋介が眠っているんだよ」 奈々子の両手を押さえつけながら、山川が冷静な声でいう。 隣室の息子のことを気づかされて、かすかにひるむ奈々子。 それを見越したように山川の手が素早く動き、奈々子のタンクトップのシ ャツを一気に身体から剥ぎ取る。 「ああっ…」 ブラジャ-だけの奈々子の上半身が露わになる。 小山も動いていて、奈々子の短パンのホックが外し取られ脱がされる。 「小山、パンティも脱がしてしまえ」 山川にそういわれた小山の手で、奈々子のパンティが脱がされる。 奈々子は頭の上のほうから山川によって、両手をがっちりと拘束されてし まっている。 「おい、どこかへいって紐か縄を捜してこい。このテ-ブルの上にこいつ を縛りつけるんだ」 「わ、わかった」 小山はそういってから慌ててその場を離れていった。 「ああっ…お、お願い…ゆ、ゆるしてっ」 カ-ペットの上で仰向け状態にされて、山川の強い力で両腕を万歳するよ うにしてしっかりと拘束されている奈々子。 「お母さん、時間はまだ長いんだよ。俺たちとゆっくりたのしもうよ」 どこかの室から小山が、幾つもの紐やビニ-ルロ-プのようなものを束ね て持ち運んでくる。 ブラジャ-一枚だけの姿の、奈々子の上体が起こされる。 隣室の息子を気づかってか、やめてっ、いやっ、と小さなくぐもり声で必 死に抗う奈々子。 男二人の力は強い。 ソファの前の木製のテ-ブルの上に仰向けにされ、両手首と両足首を紐と ロ-プで四方の脚に括りつけられてしまう奈々子。 「俺たちも裸になろうぜ。いいか小山、慌てなくてもいい。時間はこれか らたっぷりあるんだ」 「あ、ああわかってる」 「いいかよく訊けよ。女の身体というものはな、ここだよ、ここさえ丹念 に責めれば、必ず女はその気になってくる。だから、いいか、それまではが っつくなよ」 「わかった、わかったって」 「お前はおっぱいだけを好きなように責めろ。おっぱいと首までだぞ。キ スはするな。俺は下だ…」 山川と小山がトランクスだけの裸になる。 小山がいきなり奈々子のブラジャ-のホックを外しにかかる。 「い、いやっ…やめて」 全くの無抵抗状態の奈々子。 山川が奈々子の下半身に廻り腰を下ろす。 舌をいきなり奈々子の下半身の漆黒の茂みの中に這わす。 「ひいっ…む、むうっ…」 両手足を括りつけられた不自由な、奈々子の身体のあちこちに小さな痙攣 のような症状が出る。 奈々子の腹の肉や太腿部の柔らかい肉の部分が、小刻みに震え動く。 小山は奈々子の乳房にむしゃぶりついている。 手で揉みながら激しくむしゃぶりついている。 山川の長い舌も、奈々子の下腹部の漆黒の中で激しく動き回る。 長い愛撫の時間が続く。 噛み殺すような声で、ああ、ああ、とただあがくしかない奈々子。 「あ、ああん…」 奈々子の声に微妙な変化が出始める。 上のほうで小山は山川の命令通りに、ひたすら奈々子の乳房から首筋にか けて、唾液混じりの舌を這わせまくっている。 山川もただ舌だけで、奈々子の下半身を丹念に責め続けていた。 「あっ、ああ…も、もう…」 奈々子の声質は明らかに変化してきている。 昂まりかけてきている。 十数分ばかりの責めに、奈々子の身体は女としての熱い反応を露呈し始め てきていた。 「おい、小山。場所を代わってくれ」 「あ、ああ」 山川と小山が位置を代わる。 小山は半ば狂乱状態で奈々子の下半身に顔を埋め込んでいく。 山川は奈々子の顔に自分の顔を近づけていき、片方の手で奈々子の長い髪 を撫でつける。 顔をさらに近づけ、唇をゆつくりと奪う。 「む、むうっ…」 明らかなあえぎの声を上げて、山川の舌を口の中に迎え入れる奈々子。 舌と舌が激しく絡み合う。 山川と奈々子の口づけは長く続く…。 つづく
2005/08/16 22:19:11(K53ZFCrh)
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