誰もいない静かな教室。音楽の授業の歌声が３部屋越しに聞こえてくる。
５時限目　今日はグランドで体育の授業。本来なら２年４組の僕はグランド
にいるべきなのに　体操服に着替えず、授業を休んでいる。
「保健室にいってきます・・・」先生に告げ、向かった先は女子更衣室だっ
た。鍵は閉まっているが、廊下に面した窓は鍵が壊れていて入れる事を知っ
ている。僕は、窓をあけ、更衣室内部に潜入した。
カーテンの掛かった薄暗い部屋。汗と女の匂いですでに僕のチンポはフル勃
起している。僕は、中央にあるテーブルにおいている女子のスポーツバッグ
を調べた。そして、僕は見つけた。「船越愛」のバッグを・・・

僕は中本則明。中学２年。
僕は同級生の女の子に強い性の刺激を受けた。
膨らみ始めた揺れるオッパイ、イヤらしく食い込むブルマ。
その中でも船越愛は特別に興奮を覚え、何度も思い出してはオナニーした。
顔は当時売り出し中のアイドルだった宮沢りえにそっくり。
さらに見事なオッパイは制服の上からでも大きさがわかるぐらいムチムチ
したボディで、夜な夜なエロ本のヌードモデルに船越愛の顔をうかべては
自家発電に勤めた。
ある日、僕は堪えられない性の欲望に目覚めた。
その日はかなり強い風が吹いていた。朝の登校中、目の前で船越愛のスカー
トが強風でめくれ、白い綿のパンティを見てしまったのだ。
僕はそれを脳裏に焼きつけ、昼休みにトイレでオナニーした。
「あの船越愛のパンティが欲しい・・・」日増しにその思いは強くなる。
彼女はとても明るく、友達も多かった。逆に僕は暗く、脆弱だったため、保
健室によくお世話になっていた。女の子からは気持ち悪いとかよくいわれて
たから、話しかけてくる子はいなかった。だからいつも遠くから見ているだ
けだったが、春の校内スポーツ大会ではビデオ撮影班になり、ズームで船越
愛を撮影し、放送室でこっそりダビングして持って帰った。
それ以来、僕は新たな性欲を満たすための次なる狙いは、生パンティでオナ
ニーすることだった。
不思議とセックスをしたいとは思わなかった。歪んだ性はもうすでにこの頃
から始まっていたからだ。

女子更衣室に忍び込んだ僕は船越愛のバッグを見つけた。赤いバッグのプレ
ートには間違いなく明記してある。僕は震えながら、周囲を見渡しながら
彼女のバッグを漁った。
まずは脱いだばっかりのほんのりすっぱい香りのするブラウスを鼻に押し当
てクンクンと匂いをかいだ。僕の右手はズボンの上からチンポをしごき、カ
ウパー液が染みている。そして、スカートを発見し、これもかぶりついた。
しかし・・・!!ない！パンティが・・・よく考えればパンティまで脱ぐのは
水泳のときぐらいだろう。僕は意気消沈したが、まあいい。僕は白いブラウ
スを再び鼻に当て、チャックを開いて激しくチンポをこすった。
「ドクッ、ドクドクッ・・・皮が焼けるくらいこすり上げ、吹き出したかと
思えば床にポタポタと滴りおちていく白く生臭い汁が少量スカートに散って
いた。どんな反応をするだろうか。

事を終え、バッグに服を入れ、現状復帰させていたとき、彼女のバッグの中
にある物を発見した。
「これは・・・」
今日の朝の出来事だった。
クラスの中でちょっとした「窃盗事件」が勃発した。
被害者は船越の親友　大森真由美。当時の男性アイドルグループのサイン入
りテレホンカードが入った学生証ケースが無くなったというのだ。
当然、持ち物検査と称してクラス委員が全員のかばんと机の中を調べるとい
う事件が起きた。何故なら、大森の学生証はゴミ箱から発見されたが、テレ
カは消えうせていたのだ。
本来持ってきてはいけないものだから・・・と先生は事件をうやむやにした
が、被害者の大森はわんわん泣きわめいていた。それを介抱していたのが
船越愛だった。
そして、彼女のバッグからそのサイン入りテレカが出てきた・・・・
ということは　犯人は船越・・・・

そのとき、僕の脳裏にはドス黒い欲望が渦巻いていた。
船越と大森は小学生の頃からの親友、家も近く、当然、船越が犯人だった
となれば、絶交は免れないし、彼女達はテニス部に所属し、ダブルスを組ん
で中学総体でも結果を出すほどの結びつきだ。

僕は湧き上がる黒い衝動にかられ、女子更衣室を抜け出した・・・

第1話　歪んだ性のめざめ　　　終

性少年　第２話　黒い欲望　　次回掲載

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