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羞恥、揺れる心
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:羞恥、揺れる心
投稿者: ゆみ
どうして二度寝はあんなにも心地が良いのだろうか。せっかく目覚まし時計に起こされたのにあと5分だけ、その誘惑に負けて寝坊をしてしまったのだ。

もうっ 、バカっ……!

貴子はベッドから飛び起きて慌ただしく洗顔と歯磨きを済ませ、寝癖をムースで宥めるとドライヤーとヘアブラシでスタイリングを纏める。手早くメイクを整えるとパジャマを脱ぎ捨て、何かと便利なバルーンブラウスに腕を通した。

寒いこの時期は温かなコットン製の裏地の付いた、この丸みのあるブラウスは重宝する。男性には見た目に表からは分からないだろうけれど、裏側はフワフワとして体温で温められた空気が溜まり、二重の生地だから下着が透ける心配もない。
だからインナーを着る必要もなく、大きさにかかわらず胸の主張も隠せるのだ。

貴子は束の間迷って見た目にボリュームのあるこのトップスに合わせ、腰回りがタイトなスカートを選んだ。お腹周りから細く見えるデザインになっていて、お尻の下辺りからプリーツスカートのように蛇腹状になっているのが気に入っている。

お揃いのアウターに腕を通して今どきの丈の短いトレンチコートを身に纏うと、バッグを肩に掛けて玄関を飛び出して行った。

駅のホームに並びながら、ぼんやりと別れた彼のことを考えしまう。去年の今ごろは幸せだったのだから。

一人になった生活も慣れたはずなのに、夜になると独り身が寂しくなることがある。いま思えば別れた理由は些細なもので、どうしてあんなに感情的になったのかと今更ながらに後悔していた。

貴子はこの春で32歳になる。この先にまだいい出会いはあるのだろうか………と。



この日、複数人の男たちがこの駅に集結していた。サラリーマンの群れに馴染むようにスーツを身に纏い、散らばりながらお互いに目を走らせ、あるOLらしき女性に目を付けていた。

彼女の目線の先に電車に並ぶ列があり、そのOLより先に2人がその列に並ぶ。次いでそのOLが並んで残りの男たちが後に続く。

間もなく風を引き連れた電車がホームに到着し、OLの艷やかな黒髪を優雅に靡かせるのを眺めながら、準備に入った。

車両から吐き出される人がいなくなると、待機していた人の群れが次々に乗車していく。OLも男たちも続いて電車に乗り込んで、さり気なくOLの周りに包囲網を引いて鉄壁を形成するのだった。

ホームに発射を告げる電子音楽が流れ、ドアが閉まるとガクンッと体を揺らして電車が動き出す。
密集した人の群れが一斉に揺れて貴子の身体が、前後左右どの方向からもスーツに密着され、両腕を盾に胸を庇って空間を確保する貴子。

いつものことだけれど、これから40分ほどこの状況に耐えなければならないのだった。それにしても今日はいつもより密集度がきついな、そう感じた矢先だった。

お尻に硬い物が当たっている。その感触から正体が何であるかはすぐに見当がつく。朝から最悪なスタートになって、不快さに溜息をつきたくなった。男性の生理現象だとは分かっているけれど、気持ち悪いものは気持ち悪い。こんな経験は初めてではないけれど、男ってどうして堪え性がないのかと、悪態をつきたくなる。

貴子はハッとした。今度は手が触れたのだ。それでも我慢をするだけの度量を、身に着けてきたつもりだった。この程度のことは、日常茶飯事だから気にしていてはきりがないのだ。

でも今日はどうも雲行きが怪しいと、女の勘が告げている気がして仕方がない。そんな貴子の勘が無情にも当たってしまう……。
手の甲側が当たっていたはずなのに、明らかに手の平に今は変わっているのだから。

貴子は後ろに手を回しておもむろに誰かの手を振り払い、警告のつもりで後ろを窺うように首を曲げる仕草を見せつける。これで大抵の不届き者は怖気づく。けれどこの相手は違ったようだった。

振り払っては手をお尻に当て、これ見よがしに擦ってくるのだ。さすがに貴子も頭に血がのぼり、あからさまに振り向いて男を睨みつけてやった。
なんの特徴もない冴えない顔をした中年男性で、目を合わせないように明後日の方向に視線を向けている。

不意に身体の正面に圧迫感を感じた。眼の前に立つ男性が電車が揺れてもいないのに不必要に距離を詰め、密着してきたのだ。それだけでは終わらず、ジャケットの中に手を入れようとしてくる。
貴子は咄嗟にその手を掴み、払い落とし鬼の形相で男を睨みつける。

どこぞの企業に勤める管理職といった感じの、やはり中年男性が目を合わせないようにしている。
今度は後ろで男がスカートの裾を掴み、捲くり上げようとしてくるのを阻止しなければならず、そのことに気を取られていると前で胸に触れてくるではないか。

後ろと前から痴漢をされるのはさすがに貴子といえど経験はなく、人の注目を浴びるのは本位ではなくても、本気で声を上げようか決断を迫られていた。

なのに………。
左右からも身体に触れてくる何者かの手が、新たに増えたのだ。悩んでいる暇はなく、片っ端から執拗に触れてくる手を振り落とし、攻防戦となっていく。

正確な時間は分からないけれど、10分以上は続いていたのかもしれない。ひとりで複数のしつこい手を相手にしていてはいつまでも集中力は続かず、心がすり減り減ってしまう。怒りの炎が萎んでしまうのも時間の問題だった。

代わりに不安と恐怖心がめきめきと育ち、抵抗する力が抜けていく。複数の手を払いのけることができなくなると、前後の男が協力してスカートの裾を掴み、下半身を露出させてしまった。

貴子の正面にいる男がすべすべしたバンストの上から股間に手を当て、指を上下に擦り始める。
後ろにいる男はバルーンブラウスの裾をスカートから引き抜き、ブラジャーのホックを解除してしまう。胸の上までブラウスを捲くり上げ、ブラをずらして前の男に豊かな乳房を見せつける。

アンダーから上へと人差し指、中指、薬指、小指の順に這わせては同じことを繰り返し、指の腹が薄い茶色の乳首を押し倒していく。倒れては起き上がる乳首が次第に硬さを増し、突き出るように主張をはじめていた。

指の感覚でそれを自覚した後ろの男は指の間に挟み、親指の腹で先端を優しく撫で回すことに切り替えた。貴子は顔を横に背け、固く目を閉じてなされるがまま耐えていた。

嫌悪感が心を頑なにさせ、不安と恐怖が羞恥心を増強させていく。前にいる男が唇を舐めながら、バンストを破り引き千切る。下着の上から中指を中心にして秘裂に這わせ、上下に擦りながら時おり振動させるテクニックを駆使して貴子の反応を窺い見る。

下げた腕の先の手を握りしめていた貴子の手が、いつの間にか緩んでいくのにそう時間はかからなかった。的確にポイントを捉えた刺激が段階的に貴子の顎を上にあげさせ、男に喜びを与えていく。

貴子の肩越しに目を合わせた男たち。前にいる男があまりに物欲しそうにするものだから、片方の乳房を明け渡してやった。嬉々として乳首にむしゃぶりつく男の舌の動きが貴子に新たな刺激を与え、嫌嫌をするように貴子が頭を振る。

片手が自由になった背後の男が、下着のクロッチをずらして指先を忍ばせる。たっぷりと分泌液で濡れた秘裂の中を確かめ、指先を埋没させていった。

キュッと締め付ける入口を潜り抜け、中を確認しながら抜き差しを開始する。男の指には亀頭を模した指サックが装着され、否応なくその恩恵を授けるように動かすだけでいい……。

乳首の愛撫、クリトリスへの刺激、膣の中……。
3点責めを受けて電車の走行音も耳に入らなくなり、目を閉じて恍惚に染まった貴子の顔が真上に持ち上がっては、唇をゆっくりと開けていく。

まるで首を支えられないとでもいうように横に傾け、俯けては顎を持ち上げる。亀頭型の指サックを装着した指をゆっくり動かして、貴子の感じるポイントを探り出した男が、ニヤリと笑う。

両方の乳房を放棄した男は貴子の腰を掴み、手首のスナップを使ってさらなる高みを狙う。前では交互に乳首を唾液まみれにする男が、抜かりなくクリトリスを可愛がることを忘れはしない。

刺激しすぎないように貴子の反応を見ながら加減を加え、極上の快感を注ぐのだ。一方で後ろの男は親指、薬指、小指でお尻の肉を支え、挿入させた人差し指と中指を第二課まで埋めて抜き差しを継続。次第に締まりを強める膣壁が指に圧迫感を覚えさせ、貴子が腰を落とすものだから難儀をさせられる。

ここでいかせてもいいのだけれど、それでは面白くはない。リスクを考えれば懸命とは言えないけれど、感度の良い食べごろの女を目にして抑えきれなくなったのだ。

男は仲間内で主砲と揶揄させる17.5センチもあるペニスを取り出した。貴子は覚えのある感触をお尻に感じて抵抗を試みようとしたけれど、できたことは身を軽く捩ることがせいぜいだった。
あんなにクリトリスを弄られていては、快感を振り払える女はどうかしている。

お尻の谷間を上から何かに撫でられ、股の下に突き入れられる。貴子は必死に片手で後ろの男を押し退けようとするが、力が入らない。入口にあてがわれた感触の直後、息が詰まった……。

ぐっ……ぐぐっと熱を帯びた杭が押し入ってくる。
眉間に皺を作り奥歯を噛み締める貴子がやっと息を吐き、子宮の入口に何かが接触したのを感じていた。

大きく腰を引くことは叶わない状況で、男は可能な限り身体を揺らさないように短いストロークのピストンを開始する。

指サックで中を散々刺激されていた膣壁はすぐに順応を見せ、ペニスに合わせて絡みつく。
まるで海をたゆたうようにまろやかな快感に包まれて、子宮の入口を突かれるたびに切なくなる。

貴子は辺りを見回した。スーツに身を包んだ男ちに囲まれてはいるが、隙間がないわけではない。
所々にしっかり隙間があり、何なら電車の揺れで明らかに男たちの仲間とは思えない人の顔が、見えるではないか。

恐らくは貴子の姿は首から上しか見えないのかもしれない。でも何かの拍子で見えてしまうかもしれない、そう思うとおかしくなりそうになる。

ブラウスも下着もずらされて露出した胸を好き勝手にされ、スカートも持ち上げられて後ろから貫かれているなんて、こんな姿を絶対に見られるわけにはいかない。

正面にいる男に目で必死に訴えてもそもそも視線を合わせてはもらえず、条件反射で顎が持ち上がる。やめて、お願い………そんな貴子の願いは無視されてしまう。

焦りも不安も紅茶に溶ける角砂糖のように姿形が無くなり、淡々と動かされるペニスの魅力に掻き消されていく。

後ろから胸を鷲掴みにされながら乳首を摘まれまれ、前からは相変わらずクリトリスを撫で回される。両手が自由な前の男は包皮を持ち上げ、露骨な愛撫に移行する。あまりに気持ちよくて男にしがみつき、肩に顔を埋めて声をどうにか誤魔化すしかない。

締め付けられた後ろの男は苦悶を浮かべながら腰を動かし、腰を捩る貴子の腰を押さえつける。
その時、貴子が身体を弾ませて短い痙攣がはじまった。

後ろの男が前にいる男を睨みつけ、やってしまったと前にいる男が済まなそうな表情を見せる。
クリトリスは敏感だからオーガズムに導くと、周りにバレる危険がある。生かさず殺さずが基本なのだ。彼にはペナルティとして、協力をする義務が発生したことになる。

十分にそれを自覚する前にいる男は貴子への手出しはしなくなり、後ろの男の手助けに回った。
貴子の身体を支え、しがみつくままにさせるのだ。

それでも小さな喘ぎ混じりの吐息を耳元に聞くことは至福であり、乳房に触れることはできる。
アイロンから吹き出す蒸気のように熱い吐息が男のYシャツを湿らせ、後ろの男のペニスに酔いしれる貴子の乳房を揉みしだく。

前後の男たちに挟まれた貴子は腰を突き出す楽な格好もすることはできず、前の男にしがみつきながら肩に埋めた顔を時おり持ち上げ、弾かれたように顎を跳ね上げる。

ペニスの短いストロークに慣れた身体は、速度を少しだけ上げた地味なピストンに敏感に反応を見せる。17センチ越えの男の長いペニスは腰を突き出されなくても、奥まで楽に届いてしまう。
カリ首から数センチ過ぎた辺りで反り返り、膣壁を強かに擦りながら第1のポイント、Gスポットを刺激する。

そのまますぐ奥のポルチオにぶつかり、快感の折り重ねを作り出す。ぐっ…っと堪えるように俯く貴子が、息継ぎをするように男の肩から顔を持ち上げ、堪らないとでもいうように恍惚とした表情を浮かべる。

切なげに見える顔で時おり口を開け、目を閉じながら吐息を漏らす……。
少しづつ、少しづつ近づく限界に喘ぎ、どこかの駅に到着し、人の乗り降りがある中でも膣の中のベニスが揺れ動く。

不意に貴子が背伸びをするように身体を硬直したかと思うと、前の男に体重を預けて脱力してしまった。貴子はこんなに地味な許容を越えさせられたセックスは、経験がなかった。

まるで一本のの線の上を歩かされ、足を踏み外そうものなら奈落の底に転落してしまうような緊張感と、スリルに耐えなければならないのだから。

思い切り突かれたい歯痒さの中に焦れったい快感が潜み、悪い細菌が身体に回っていくように、やがて我慢ができなくなってしまう……。





男は感激していた。膣の奥の周辺がうねうねと妙な蠢きを見せ、1度だけこれを味わったことを思い出したのだ。その時の女も散々焦らした挙げ句にオーガズムを迎え、膣の奥を蠢かしたのだ。

男は貴子がまだ快感の残像を残したままなのに、ベニスの躍動を再開させた。息を詰まらせた貴子は肩を怒らせて快感の享受をし始め、また官能の海へ出航していく。緩やかなうねりを見せる水面上をたゆたいながら、いつの間にか自らお尻を後ろの男に寄せていく。

子宮頚部にペニスが幾度も接触し、声が出そうにはなると貴子は自らの指を噛んだ。

理性も道徳心も、今はどうでもいい。
ただ、欲しいのだ。
膣の奥に広がる、あの温もりを……。





どうやって電車から降りたのか、記憶がおぼろげにしかない。気がついたらトイレの個室にいて、便器に座っていたのだ。

破れたパンストは脱ぎ捨て、下げたショーツには精液がたっぷりと染み込んでいる。無論その出所はあの男であり、自分の膣の中からなのは言うまでもない。

簡単な処理を済ませ、バッグから替えの下着を取り出す。貴子には想いを寄せる人がいて、思いがけずその日を迎えたらと思って忍ばせていたのだ。笑ってしまう、こんなことで使うなんて……。

自虐的な気持ちで同じく替えのパンストを出して履きは変え、病院の予約を取った。
こんな事になって喜んではいない、喜べるはずがない。なのにどうして、悲観的な気持ちにならないのだろう。

分かっている、堪らなく良かったのだ。
こんな不条理でなければ手放しで喜べたのに……。

まだ貴子の子宮頚部にはペニスの感触が残っている。頭から振り払っても体の奥が記憶して、忘れさせてはくれない。

貴子は溜息を1つその場に残し、個室を出ていった。
汚物箱の中に丸めたバンストと、精液の染み込んだショーツを残して。



その日の仕事は手に付かなかったのは、言うまでもない。

手の空いたときに思い出してしまうのだ。
あのいつ終わるかも分からない、電車内で注がれ続けたあの快感を。


どうかしてしまったのだろうか、私は……。
 
2026/01/13 00:34:06(lr/nUfWU)
2
投稿者: ゆみ
毎年この時期になると、憂鬱で仕方がない。ゆみは手元の健康診断の知らせを告げる紙を見て溜息をついていた。

30歳になったことを機に胃カメラの検査が加えられ、今年からは大腸検査も加わるなんて憂鬱なるなというほうが無理なのだ。

こういうことに手厚いサポートをしてくれる会社には感謝すべきなのかもしれないが、貴子は顔を上げてカレンダーの日付けを恨めしそうに見詰めるしかなかった。





駅から早足で歩き、信号が青になるとパンプスを鳴らす勢いで横断歩道を渡っていく。今日は健康診断だと会社も分かっているはずなのに、外回りをさせるからこうなるのだ。どうせ先方と簡単な打ち合わせだからと、高を括っていたのだろう。
案の定あれこれと話が長引き、時間が押すことになったのだ。


息を切らしてクリニックに着いたのは、予定時間を20分も過ぎたころだったのだ。受付で遅刻したことを詫びるしかなく、表面上は穏やかな対応をしてくれてはいたが、内心の小さな憤りが透けて見えるようだった。


個人経営のクリニックらしく看護師のほとんどが休憩時間に入り、姿が見えなかった。貴子は案内された場所で検査着に着替え、人通りの検査を済ませると、いよいよ大腸検査だった。

胃カメラは先日に済ませている。始めてそれを受けた去年は苦しくて堪らず、来年は麻酔をしてもらおうと決心したものだ。だから先日の胃カメラは眠っている間に何事もなく終わり、麻酔が覚めるまで待ってからクリニックをでたのだ。

今日は残りの半分を済ます予定なので、大腸検査が済めば解放なのだ。この検査も平気だという人もいれば大変だったという人もいて、貴子は迷わず麻酔を希望したのだ。それも部分麻酔ではなく全身麻酔である。


どう思われようと胃カメラがあれだけ苦しかったのだから、尚さらなのだ。貴子は10を数え切る前に、意識が飛んで何も分からなくなっていた。





もういいよ、後はひとりでも問題ないから休憩を取りにいって………



医師の彼はベテラン看護師にそう促すと、やっとお昼ご飯に有りつけると言わんばかりに肥った体を揺らし、ベテラン看護師は部屋から出ていくのだった。

大腸の中は問題なく、腸内環境は良好といって申し分ない。食物繊維と乳酸菌を、普段から摂取している証拠なのだろう。医師はゆっくりとカメラを引き抜いて消毒処置を済ませる。

看護師の不在と貴子の意識がないことをいいことに、通常はしない肛門の消毒も怠らなかった。
こんないい女を前にして、何もするなというほうが酷というものなのだ。少しくらい悪戯をしたってバレなきゃいいのだ。

検査着の前を開くとブラジャーを着けていない生の乳房がお目見えし、ピンク色から薄い茶色へと変化しつつあるのが、この年齢の女性らしい乳首といえた。乳輪も同じ色であり、指で弾くと我慢できなくなってきた。

摘んで捏ねているとたちまち硬くなり、もともと存在感のある大き目の乳首がさらに主張を始めたではないか。医師は貴子の意識が深い睡眠下にあることを確認し、容赦なく吸い付いてやった。

決して派手な顔立ちではないが、瓜実顔で目元がはっきりしたなかなかの美人なのだ。健やかな寝顔をする貴子の乳首を交互にしゃぶり、思う存分に舐めてから証拠隠滅のために消毒して唾液の臭いを消す。

残りは下半身である。横を向く貴子の身体を仰向けにすると両足首を持ち上げ、下半身を露わにする。貴子の美意識を象徴するように恥毛は整えられ、Oラインに毛は皆無。Iラインにはムダ毛を省かれた程度に生い茂り、上部は逆三角形に広く密林が展開している。

程よく形の歪んだ薄い茶色の小陰唇が閉じており、欲望が掻き立てられる。ぐずぐずしている暇はなく、指で開いて早速しゃぶりつく。

汗と尿で饐えたような臭いが鼻を突き、夢中で唾液を塗り込んでいく。肥大していない小陰唇の合わせ目の上部、陰核包皮から顔の先をを覗かせているクリトリスにしゃぶりつく。

レロレロと唾液を刷り込み、指で包皮を剥いて直に舌先を躍動させる。ぷにぷにしていた粒が艶々と血色が良くなり、舌先が逆に弾かれるまでに硬さを増していく。不意に貴子の太腿の筋肉が反応を示しだした。

麻酔が効きにくい体質なのか、意識のはない状態で快感に身体が反応しているようだ。それに続いて胸も不規則に上下して、「んっ…んっんっ……」と喉の奥で声を出している。半覚醒まではいかないのだろうが、本人としては自覚がないままに夢の中で感じている感覚なのだろう。

俄然やる気が出た。ちゅぱちゃぱ……と男を立てながらしゃぶり、10分近くもクンニを続けていると腰を弾ませてオーガズムに達したようだった。
大きな溜息のような吐息を数回漏らし、貴子はまた夢の中へと戻っていく……。


医師は口の周りの分泌液を拭い取り、指を挿入して掻き回しはじめた。関節を曲げてお腹側を刺激すると卑猥な吐息を漏らしはじめ、眠りながらも恍惚としているではないか。時間はあと15分から20分あるかどうかである。


迷っている暇はなく、医師はズボンのベルトを緩め、下着を急いで下げた。屹立したものをそこにあてがうと、体重を乗せてめり込みながら中へ消えていく我がペニスを見送っていた。


「んっ…うぅっんっ………」


眉間に皺を寄せた貴子が小さな声を漏らす。
温もりに包まれた幸せを堪能する暇を惜しんで、医師は腰を動かしはじめた。程よく絡みつく膣壁が抱きつくように圧迫し、揺れる2つの乳房を見ているだけで射精してしまいそうになる。

まだだ、もう少し楽しまなければ……。
寝ながらもはぁはぁ……と呼吸を乱し、快感を享受しているのが堪らない。医師は思わず腰を早め、乳房にむしゃぶりついていた。


どこからともなく泉が湧き出るように、快感に包まれる幸せの中にいた。理屈ではなく気持ちがよくて、頭で考えるというよりも、感じさせられているといったほうが正しいのかもしれない。

次第に意識が戻りはじめ、夢うつつの中で自分が犯されているのではないかという気持ちになっていた。そう自覚をすると快感が現実的なものになり、もう頭の制御が効かなくなってしまった。

ただただ、ひたすら気持ちが良くて、自分が声を上げていることで現実なのだとやっと分かった。
奥まで届くペニスに突かれ続け、堪らないいのに身体に力が入いらない。

拒否も抵抗もできない……いや、抵抗をする気も起こらない。もっと、もっと欲しいと求める気持ちが止まらない。快感は止めどなく貴子を飲み込んでいくだけだった。



力なく喘ぐ貴子を見ながらスパートをかける医師は、苦しみの中にいた。入口を強かに締め付けられ、中も連動するように圧縮されていたのだ。

呻きを漏らしながら乳房を鷲掴みにして、貴子の身体を上下に揺らす。こんないい女を自分は犯している、その現実が後押しさせる。

奥歯を噛み締め、腰を掴んで打ち込んでいく。
打ち付けて、打ち付けて、打ち込んで……。

不意に医師の腰の動きが停止した。
呻き声を漏らしながら短く奥に打ち付け、身体を震わせる。何度も大きく息を吐いて、身体を貴子から離していた。



流れ出る精液を処理をして、膣洗浄を済ませる。
10数分後、看護師たちが姿を現した頃、机に向かってカルテを作成する医師の背中があるだけだった。後ろにはベッドに横たわる貴子の姿があり、健やかな寝息を立てている。



もうそろそろ無が覚めるんじゃないかな、どうせ起こしたところで完全に麻酔が抜けるまで休ませないといけないじゃない……?
もう、起こしてもいいよ……


呆れ顔の看護師が、貴子に声を掛ける。
なんとなく人の声がするとぼんやりしながら起こされた貴子が目覚め、ぼぅ〜っとした眼差しをしながら看護師の顔を見詰めていた。




まだ少しだけ体に力が入らない違和感があるけれど、貴子はクリニックを後にして駅へと向かって歩を進めていた。

そういえば不思議な夢を見ていたような気がすると、思い出していた不思議というか、なんというか……。感覚的にリアルで身体が覚えているのはどうしてなのか。 

貴子は半信半疑な気持ちで駅のトイレに足を向けていた。皮肉なことにこの駅のトイレはあの時に寄った場所だったことを思い出す。

個室に入り、汚物箱が目に入った。ここに破られたパンストと精液で汚された下着を捨てたのだ。
下着下げて便座に座り、確かめてみる。その痕跡を見つけることは出来なかったけれど、違和感があるような気がするのだ。

指先を動かしながら敏感なところに触れる。すると明らかに刺激された後の感覚を覚え、愕然となったのだ。やはりあれは夢ではなかったのだと、貴子は確信しなければならなくなっていた。


夢うつつの中で感じていたあの快感を思い出し、クリトリスに触れる指先が動くのを止められない自分がいる。


貴子は自分がどうにかなりそうだった。




26/01/13 18:58 (lr/nUfWU)
3
投稿者: (無名)
ゆみさん
早く続きをお願いします
26/01/13 21:45 (6PxekG53)
4
投稿者: ゆみ
ありがとうございます、それではよろしくお願いいたします……失礼します……


羨望との商談が成立し、清々しい気持ちで外に出た。今日は季節外れの南風が入り込み、コートを着ていると少し暑く感じる。

会社に連絡を入れるとよほど上司も嬉しかったらしく、今日はそのまま直帰してもいいとお許しが出た。少し遠方まで足を伸ばしていたので、貴子は遠慮なく褒美を受け取ることにした。

有り難いことに乗り換え無しに一本で帰宅できる沿線なので、それも有り難い。1時間余計に電車に揺られなければならないけれど、帰宅ラッシュにはまだ早い時間なのだ。

駅のホームに立っていても夕方前の風は暖かく、貴子はついに着ていたコートを脱いで腕にかけてしまった。程なく到着した電車に乗り込み、ドアの前に立ちたかったけれど後ろに並ぶ女の子にさり気なく譲り、貴子は吊り革を選んだ。

貴子の前にはお年寄りと疲れたサラリーマンらしき中年の男性と女性が並んでいて、疲れているからかこの陽気のせいか、居眠りをしている。

次の駅に電車が到着すると不意に女性が立ち上がり、貴子に会釈をして慌ただしく降りていった。
たった一駅で目の前の座席が開くなんて、こんな日もあるのね……なんて、貴子は滅多に座ることのない座席に腰を降ろさせもらった。

まるで就寝時間にはまだ早く、何をして過ごそうかと心躍るような気持ちになる。こんなこともあろうかとバッグに忍ばせていたのだ雑誌を取り出した。

簡単に折り畳んだコートを膝に乗せ、バッグをお腹に引き寄せて雑誌を開く。割りと薄手に見えるコートだけれどダウンコートなので、ふわふわして膝が温かい。

雑誌は温泉を特集したページを開き、いつかは行ってみたい温泉旅館が掲載されている。食欲をそそる美しい料理、どちらも試したくなる内風呂と露天風呂。あぁ…いいなぁ…と、温泉旅館へ意識が飛んでいく。

そんな妄想が突如として、打ち破られる。
太腿の横に違和感を感じたのだ。明らかに触られているその違和感は次第に露骨になり、貴子は可能な限り横に身体をずらす。一番端に座る位置とはいえ、数センチ隙間を開けるのがせいぜいである。

その程度では相手の障害にはならず、コートの下で指先が這い上がってくる。貴子は隣に座る中年男性をキッ…っと睨みつけるが、居眠りをするふりを続けている。勢いよく立ち上がろうにも乗客の注目を浴びたくはない。

貴子は雑誌を持たない空いている手で、男の手をガードした。けれど男も簡単には諦めずガードをしては立ち向かい、振り払っても執拗に向かってくる。こうなったら意地でも諦める気はないらしい。

貴子はあくまで平静を装って視線は雑誌に落としながら、コートの下で手首からしただけで男との攻防戦を繰り広げていく。太腿の内側を目指して這い進んでくる太い男の指を、掴んでは引き剥がし、スカートの裾を引き上げられては阻止を繰り返す。

能面のように表情を崩さず目は文章を追うこともなく、雑誌を見ているようで内容は入ってくることもない。神経は常にコートの下にあり、攻防戦の場は太腿の横から上に移り、やがて太腿の内側へとずれ込んでいく。

相も変わらず攻防は続けられ、男の勢いに押されてスカートの中へと攻防戦の場がずれていく。
焦る気持ちが空回りするだけ。貴子は必死に太腿を閉じて、今度は太腿の合わせ目に潜ろうとする男の太い指を、必死に引き剥がそうと躍起になった。

入り込まれてしまえばどうしょうもなく、閉じた太腿を交互に持ち上げて最後に足掻きを展開させていく。やがて小指が触れ始めると次々に他の指も到達し、本当にどうにもならなくなってしまった。

条件反射で膝が開き、次の瞬間にはなぜか完全に膝が閉じられない事態が発生する。貴子は思い出した。先方とのやり取りで取り出した名刺入れをバッグに戻さず、コートのポケットに入れたことを。先方との会話に間を開けたくなくて、バッグには後で戻すつもりで忘れてしまっていたのだ。

それが今コートのポケットの中にありながら膝の間に挟まり、こんなときに限ってつっかえるだなんて……。
男の人差し指なのか中指なのかが敏感なところに届き、滑りの良いパンストの上から触れてくる。指先を引っ掛けるように上下に動かし、グラスの中を掻き回すマドラーのように、指先を起点にしてくるくると動かしてくる。

雑誌を掴む貴子の両手に力が入り、血色がなくなった指先が白くなる。ザッザッザッ…と、男の指先が砂を掻くように動かされ、貴子のある部分に血流が集まっていく。

ショーツの中でフードの中から顔を覗かせはじめた蕾が、覚醒してしまった。雑誌の文字が歪み、引き結ぶ唇が薄く開いては閉じる。小さな鼻の穴が繰り返し膨張し、勢いよく空気を吸い込んでいく。


ビリッ……っと股間に嫌な感触を覚え、パンストのそこが破られたと自覚する。薄手のショーツ越しに生々しい刺激が伝わるから、間違いはない。これでどこまで堪えられるかではなく、堪えるしかなくなってしまった。

自分でも無意識に動いてしまう腰が嫌だけれど、どうしょうもない。ショーツの一部を持ち上げる小さな突起を男の指が摘み、抜き取るように離してはまた摘み、すりすりと摩擦を施していく。

思わず声が出そうになって、貴子は前屈みになると咄嗟に顔を雑誌に埋めてしまった。吊り革を掴む乗客の一人が貴子の行動に気付いたけれど、そんなに面白い内容の雑誌なのかと訝しがった。その程度のことですぐに興味が失せ、車窓に向けた目で見るともなく流れる景色を眺めていた。

灯台下暗し、近すぎる場所には注意は払われず、意外にも気に留める人はいないものだったりする。ショーツがずらされて直に触れられる快感に肩を震わせる貴子に、人の壁が立ち塞がるだけ。
座席に座れない乗客は理不尽な嫉妬で興味を示す人は皆無であり、貴子はひとり快感に翻弄されていく……。


男の手首が奥へとめり込み、ずぶずぶと然るべき入口から侵入開始する。自由に動かせない分だけ指先が中に留まり、ピンポイントに刺激が加えられる。

貴子はいつしか男の肩に頭を預け、快感を享受するだけになっていた。

にょりっ……にょりっ……にょりっ………


温もりのある柔らかい洞窟の中で気持ちのいいところに刺激を受け、薄く開いた貴子の唇から吐息が漏れる。男の肩にもたれ掛かる貴子の頭は、髪の毛が顔を覆い隠し、口に掛かった毛先が吹きかかる吐息でその都度持ち上がる。

男は貴子を征服した悦びに気が大ききなり、1度指を引き抜いてショーツの上部から手を侵入し直した。再び指を挿入すると手の甲でショーツを膨らませるように、ピストンをさせる……これが何より好きなのだ。

クロッチに染み込んだおりものなのか愛液なのかが手の甲を濡らし、指は複雑な形状をした柔らかい膣壁の粘膜に触れている。あぁ……この中に入れてみたいものだ……。
男の煮えたぎる欲望が貴子の手を引き寄せ、そっと自分の股間に導いていた。

バレるかもしれない恐れ、激しい嫌悪感、羞恥心を越えてしまった貴子は水面を漂っていた。目を閉じているとあの夢うつつの中で、狂おしい快感を味合わされた過去の記憶が呼び起こされる。

手の平に盛り上がりを覚え、その形状から無意識に形を確かめるように指を動かしてしまう。なんということか、欲しくて堪らない……。
あぁ……欲しい………。




ズボンの上から擦ってくる貴子のその態度に、男は決めていた。
電車が減速をはじめると貴子の手を取って立ち上がり、ホームに降り立った。
どこに向かうかと思えば、最後部の車両に乗り込だのだ。

どう見ても男性ばかりしかおらず、彼等は不思議と貴子たちのスペースを開けるように道を開けていく。そこは車掌のいる空間と壁を隔てた隅っこであり、貴子はそこに追い込まれて背中を壁に預ける格好で佇んでいた。

自分を見詰める乗客たちの目が突き刺さる。貴子は本能的に自分は獲物であり、彼等は捕食者である狼なのだと直感した。つまりは痴漢の常習者たちの集まりであり、逃げ場はないのだと……。

彼等は互いに協力体制をとり、貴子の持つバッグとコートを奪い去った。両手を拘束されてしまうとパンストごとショーツも脱がされ、ひとりがそれを口と鼻に押し付けていた。

恐怖と嫌悪感に顔を引きつらせる貴子の片膝が持ち上げられると、濃い無精髭を生やした男よろしく恥毛の生い茂る貴子のマンコが露わになった。

散々刺激を受けた性器は大陰唇がふっくらとしていて、小陰唇も充血からやや膨らんで口を開けている。愛液で艷やかに輝く粘膜が男たちの興奮を煽り立て、貴子としては羞恥心と憤りを呼び起こされた。

自分を見詰める目、目、目………それを片っ端から睨みつけ、鬼の形相で噛みつかんばかりに怒りの視線を突き刺していた。でもそれは狼の群れに囲まれたチワワの強がりに過ぎず、身を捩って抵抗を見せる貴子のブラウスのボタンが外されていくごとに、怒りの炎の勢いが萎んでいく。

キャミソールを押し上げられ、ブラジャーも排除されると思わず貴子は顔を横に背けた。豊かな白い乳房が露わになり、座席で貴子を指で凌辱していた中年の男が熱り立つペニスを取り出した。

息が詰まる、太いものが奥まで届き、身体が揺れはじめる。壁に接触する背中が上下に擦れ、苦痛が薄れゆく代わりに快感が貴子を支配し始めていく。

何とか声を我慢しても表情まではどうしょうもなく、切なげに喘ぐかのような貴子の表情に男たちがざわめく。


「おぉ~っ………」


中には床にしゃがみ込み、結合部を覗き込む輩までいる始末。いやらしい水音を鳴らしながら白く白濁した分泌液が溢れ出て、所々の恥毛に纏わりつきながら大粒の雫となって、内腿を伝い落ちる雫と糸を引きながら落ちていく雫とに別れていった。

同類に貴子の片脚を持たれて楽に腰を躍動させる男は嬉々として腰を打ち込み、毛先を口に加えた貴子が男の肩に埋めていた顔を持ち上げる。

忙しなく抜き差しを繰り返されるのと比例して、甘く切なく堪らなそうに感じる女の顔を、惜しみなく男たちに見せつける。

不意に呻き声をを上げた男が貴子の中に精液を放ち、「ふんっ……んんっ…!」っと、身体をぶるるっと震わせた。

ローヤルゼリーのように艶のある濃い精液が貴子のそこから伝い落ちていく。
片脚を下ろされた貴子が別の男にしがみつかされると、さらに別の男が後ろから打ち込んでいく。

3人目からは本気の喘ぎ声を上げるようになり、4人目からは獣のような声を上げ、男のYシャツに唾液の染みを広範囲に作るまでになっていた。


おかしくなるぅっ………死んじゃうっ……



ある者は貴子の片脚を肩に担ぎ上げ、腰を打ち付けるように……。
またある者は両膝を持ち上げて貴子を宙に浮かせたまま……
またある者は後ろから両方の乳房を鷲掴みにしながら、ねちっこく、ねちっこく………


達しても達しても終りが見えず、最後は誰かの膝の上で狂っていたような気がする。


疲れ果ててしまった。
26/01/14 22:00 (stcImc/r)
5
投稿者: ゆみ
性病検査も3回目になる。
どれも別の病院を受診しなければならなかったのが面倒だったけれど、運が良いのか不思議と陰性だった。

処方された緊急避妊ピルを服用し、鏡に映る自分の顔を見詰める。男に見初められる自分の顔は、どこにでもいる女にしか見えないのに……。

貴子は悩んだ末に思い立ち、イメージチェンジをしてみることに決めた。清楚なイメージを持たれる落ち着いた外見にしていたのは、勝ち気な性格を隠したかったからで、本来の自分に戻るようにパーマをかけた。スカートも一度封印してパンツスーツに変えて、ブラウスも都会派をイメージして黒や色付きのシャツを幾つも購入したのだ。

口紅も真紅のものにしようかと考えて、それではキツすぎるかもしれないとピンク色寄りの柔らかい色合いにしてみる。これが的を得たようにまったく痴漢の被害に遭わなくなった。客観的に見てもきつい性格の女にしか見えず、手を出そうものなら身の破滅を彷彿させるのだろう。

それも始めの数ヶ月までだった。触れてみたところで大した抵抗も見せず、睨み返されるだけだと分かると次第にエスカレートしていくもの。

少しずつ薄皮を一枚一枚剥がすように試され、決まった痴漢師に狙われるようになってしまった。
さすがに中年は恐れをなして近づかれなかったけれど、30代前後の複数の若い世代が入れ替わったように多くなった。

けれどパンツスーツに変えたことは大きく、服の上から触れてくるのがせいぜいなのだ。本当はそれでも面白くはないけれど、抵抗するのも面倒くさいときは無視した。不本意ながら上手な者もいて、貴子も人間で女である。身体の周期の関係から触らせてあげる日もないこともない。時には捌け口に利用するのだと自分に言い聞かせれば、お得なのだ。

誰にも言えないけれど、女も30を越えれば図太くならないと、やっていられないこともあるのだから。


この日はたまたま上手な男に当たったらしい。
電車の揺れに合わせて挨拶と言わんばかりにお尻を触ってきて、手の平を張り付かせてきた。その触り方から始めて触れられた相手ではなく、貴子の好みを熟知しているようにソフトタッチで攻めてくる。

満員に近い混み具合いの中でお尻から前へと手が回り、上下に擦ってくる。貴子は自分の体温が上がるのを感じ、周囲に悟られないよう平静を保ちながら、自分の前にいる人の頭や肩にそれとなく視線を向けていた。

まるで大きな1枚の木の葉のように痴漢師の手が股間に張り付き、恐らく中指だろうか、秘裂に沿って上に向かって擦られる。腰回りがタイトな造りのパンツだけに、刺激がそのまま伝わってくきてしまう。

擦るように動かされていた指を、まるで薬でも塗るようにピンポイントを攻めに転じてきた。

あっ……それ、ずるい…………

緩やかに上昇していた快度が急激に増していく。
痴漢の手の上に自分の手を重ね合わせ、痴漢の手の動きとシンクロして共に動く貴子の華奢な手。
痴漢の男も常々、不思議に思っていた。パンツの上からとはいえ触り心地にリアルな柔らかさを感じ、どんな薄手の下着なのかと考えていたのだ。

貴子の身体がピクンッ……!と跳ねた。手の甲を力強く掴まれて、終了を告げてくる。女と自分だけの声なき会話、それを理解した痴漢師の手が引いていく。達した女のそこはあまりに敏感で、これ以上は触れてくれるなとの意思表示である。

男は貴子が電車を降りるまで魅力的なお尻に触れ続け、その感触を楽しみながら開いたドアから降りていく後ろ姿を見送った。
あの股間のリアルな触り心地の答えはやがて知るところにはなると、この時の痴漢師はまだ想像をしていなかった。





1週間後、痴漢師の男の視界にあの女の姿をあった。電車に乗り込む前から側に近づき、そっと真後ろに立つ。彼女の姿を初めて認めてから半年、驚いたことにスカートを履いているではないか。
どういう心境の変化があったのか、痴漢に遭うかもしれないのは分かっているはずなのに………。

彼女は暖かくなったこの時期らしくデコルテが美しく見えるブラウスにジャケット、それに膝丈の薄いブルーのシフォンスカートという姿である。
さっそく自分の存在を知らせるために、いつもの挨拶のソフトタッチで触れてみる。

彼女もいつものように身体をピクンっと反応させると、後は何事もなかったように装うのだった。
これで触れてくる相手が誰であるか認識したはずで、心構えもできただろうか。男は少し迷ったものの彼女がせっかくスカートを履いてきたので、今までのようにバカ正直に衣類の上から触るのをやめにする。

少しずつスカートを手繰り寄せるように持ち上げて、不要に太腿を見せないように真後ろから手を侵入させた。びっくりしたことに彼女はショーツを履いておらず、パンティストッキングを直穿きしていたのだった………。





痴漢師の手の反応から驚いているのが伝わり、恥ずかしくなった。貴子は特段に変態願望があるわけではなく、下着のラインが浮き出ることを嫌っているだけなのだ。Tバックを履けばその形が浮き出てるだけで、どんな形だろうと薄手だろうと男性たちは即座に見抜く。痴漢ならば尚さらなのだ。

股の下に手が入ってくる。平静を装っていても恥ずかしいものは恥ずかしく、まるで確かめるかのように指先が動かされている。あれ……?とでもいうように指の動きが止まり、少しうごいては止まる。

マチ付きのパンティストッキングだと、気付いてもらえただろうか。クロッチにコットン製生地が付着したストッキングであり、下着のラインが出ることもなく通気性の良さが心地いいのだ。ただ普段はパンティライナー、オリモノシートという商品名の衛生シートを使ってはいる。尿や分泌液が直接付着すると、洗濯をする際に面倒だから。

痴漢をされることを考えたら前もって剥がし取ればいいし、今日あたりは来るんじゃないかと思っていた。あのソフトタッチに我慢ができなくなったのだ。毎回あんなに優しく触れられたら、誰れだって嫌でも身体が疼くというものだから。


とはいえストッキングの内布はとても薄く、貴子の溢れ出る分泌液を受け止めるのにも限界があった。嬉々として動かされる痴漢師の指が開発の進んだクリトリスを攻めるものだから、達しそうになる。

気付いてくれるだろうか、こちらの意図を……。





いつものようにオーガズムを望んでいるのかと思っていた。明らかに達する寸前なのに、彼女は指を制してくる。どういうことかと考えたけれど、いくら考えても見当がつかなかった。

そんな時、初めて彼女が股間に触れてきたのだ。スラックスの上から形を確かめるように握り締められ、擦ってくる。驚いたことにチャックにかけた指を下げると、下着から引っ張り出されるではないか………。

さすがにこれには狼狽えさせられ、公共の場の空気に触れる我がペニスが握られる興奮を抑えるのが大変だった。誰かに見られてはいないかと最初は気になって仕方がなかったが、それをいうなら痴漢行為そのものだって同じなのだ。

後手に愛撫をしてくる彼女の手に弄ばれ、我慢も限界に達した。明らかに彼女は誘っているとしか思えなかった。

ストッキングを破ろうかとも思ったが、嫌われたくなくて下げる方を選ぶ。細いウエストの上まで指を伸ばし、お尻の下までゆっくり下げていく。
お尻を押し付けてくる彼女が自らそこにあてがうとバトンを渡すように手を離し、後は挿入するだけだった。

片手で彼女の腰を掴み、もう片方の手をペニスに添えて先端が沈みはじめると、ゆっくり彼女の温もりの中へ飲み込まれていった。





久しぶりに膣の中に感じるペニスの存在感。
奥まで到達するのを待って、止めていた息をやっと吐き出した。派手に動くことは許されず、窮屈そうに小規模なピストンを開始されていく。

それだけでも十分に気持ちがいいけれど、彼の片手を取ってブラウスの中へと導く。教えたわけでもないのに貴子の意図を汲み取った彼が、勝手にブラをずらして乳首を弄びはじめる。

疼く身体を宥めるように地味なピストンが子宮の入口を圧迫し、摘まれた乳首が硬くなっていく。
誰かの咳払いが聞こえ、彼の腰の動きが止まる。それとなく辺りを目の動きだけで窺い見て状況を確かめ、慎重に再開をする。

肩のバックを掛け直す女性所作、頭を動かす男性や、誰かがスポーツ新聞をめくる音がやけに気になってしまう。この緊張感が背徳心を煽り立て、快感が一際現実味を帯びて感じられる。

貴子もお尻を押し付けるように動かし、ペニスを中で包容していく。それが新たな快感を呼び、彼を追い詰めていく。

奥を突かれるたびに膝が折れそうになり、膝が笑いはじめる。内股になって何とか耐え忍び、胸を揉む彼の手に、ブラウスの上から自分の手を重ね合わせる。


あぁ…いきそう……そこ、いい……

ぬっぷっ…ぬっぷっ…ぬっぷっ…ぬっぷっ…

ねぇ………いっちゃう………

ぬっぷっ…ぬっぷっ…ぬっぷっ…ぬっぷっ……


いく……いっちゃう…………………いっ…くっ……




胸を前にいる男性の背中に突き出すようにして、背中を反らせた貴子は顎を跳ね上げた。
子宮頚部に押し付けられた亀頭が膨らんだようになった刹那、勢いよく精液の放出が始まった。

恍惚とする貴子の目は閉じられ、ボカンと開いた口ががくがくとする顎によって閉開を繰り返す。

膣の中で脈動をするペニスの動きが、ただ堪らなかった………。













26/01/15 23:41 (YCrlJnKC)
6
投稿者: ゆみ
壁の時計に目をやると、正午まであと5分に迫っていた。キリのいいところで仕事を切り上げて机の上を整理すると、貴子は席を立った。

同僚の愛梨と連れ立って社屋の外に出ると、夏の太陽が強烈な日射しが肌に照りつけてくる。行き先は数分歩いた先にある、美味しい日本蕎麦屋である。20代まではやれイタリアンだのだスペイン料理だのと、洋風料理に舌鼓を打ったものだったのに、味覚が変わったらしくタイ料理や日本食ばかりを欲するようになってきた。それでも例外で小さな洋食屋には周一で顔を見せている。

赤と白のストライプのテントが目印の小さなお店であり、家族経営らしく今のシェフは3代目だと聞いている。カキフライやカニクリームコロッケが絶品で、ハンバーグやポークソテー……何を選んでも美味しいのだ。

目線の先に風に揺れる藍色の暖簾が見えてきた。
郷愁を誘う木造建築の店構えを目にすると、暑い外の空気で失せ始めていた食欲が復活するのから不思議なものだ。それはきっと出汁の香りに鼻がくすぐられるからに違いない。暖簾を潜り抜けるとサラリーマンが、美味しそうに親子丼をかき込んでいるところだった。


貴子は冷やしとろろ蕎麦、愛梨はざる蕎麦といなり寿司のセットを注文する。見た目は綺麗なのに恋に…もとい性に奔放な愛梨は結婚に興味はないらしく、早くも海に行きたいと年甲斐もないことを言い出す始末である。

女子高生や20代前半の女の子じゃあるまいし、お肌に染みができる恐怖心はないのだろうか。
そんな貴子の気持ちを読んだように「UVカットの日焼け止めをたっぷり塗ればいいんだから……」なんて、得意顔でお蕎麦を啜って見せている。

言い出したら効かない愛梨に引きずられるようにして、気がついたらとある海岸近くを歩く貴子がいた。愛梨に言われるまでもなく自宅でたっぷり日焼け止めを肌に塗りたくり、夏らしい真っ白なサマーワンピースが夏の日差しを反射する。

年に数回しか使わない麦わら帽子を引っ張り出してきて、本当によかった。2人は到着した海の家で水着に着替えるために料金を支払い、座敷に上がった。




夏季限定のアルバイトに駆り出されていた青年が貴子に目を留めて、あれ……?っという顔をする。
軽トラックで駅前をちょうど通過するときに、見かけた女性だったのだ。

夏らしいラフな白のワンピースを着ている女性は都会の匂いを身に纏い、やけに眩しく見えたのである。麦わら帽子の下の目が涼しげで、海風に髪の毛を揺らしてドキッとする色気を感じさせる。

見たところ30代だろうか。10代や同世代の20代の女の子もいいけれど、色気のレベルが違うというものだ。海風に吹かれてワンピースが張り付いて、身体のラインが露骨に分かるのだから夏が好きなのだ。

いいプロポーションだなぁ…と見ていたら、信号待ちで足止めをしなければいけなくなってしまった。その横を愛梨と貴子の2人連れが通り過ぎ、逆光に照らされる瞬間があったのだ。

思わず目を見張ってしまった。ワンピースに身体のシルエットが浮かび上がり、ブラとショーツの色形が丸見えだったのだ。特にタイプの貴子のほうを注目した。ハーフバックと覚しき面積が狭いショーツに目が留まり、お尻の割れ目までぼんやりと見えたということは、部分的に透ける素材のデザインなのかもしれない。

あぁ~ウチに来ないかな……なんて、忸怩たる気持ちを引きずりながら軽トラックを発進しなければならなかった。それがつい20分ほど前のこと。
まさか本当に来てくれるとは、嬉しい限りではないか。これはサービスをしなければ………。

精一杯の爽やかさを演じ、笑顔で海に送り出す。
お腹が空いてこの海の家に戻ってきたときが勝負だと、密かに決意を固める青年だった………。





愛梨が行こうとしきりに誘うが、貴子は一度波打ち際で水に足を濡らしただけで、後はバラソルの下に避難した。愛梨は仏頂面をしたけれどすぐにナンパをしてきた地元の大学生に囲まれて、満更でもない顔をしている。まったく……辟易としながらもこうして海風に吹かれることができるのは、愛梨のお陰なのかもしれないと、貴子は目を細めてみる。

貴子はひとりだと人の集まる場所は、まず敬遠する性格だからだ。男の子たちにちやほやされて嬉しそうな愛梨だけれど、ああ見えて強かな性格だから、本気で相手にしていないのが見ていて分かる。男の子たちはどうにか振り向いてもらおうと必死で、思わず貴子は吹き出してしまった。

パラソルの下に女ひとりがいると、邪な下心が透けて見える男の子が引っ切り無しにやってきては声を掛けてくる。それを振り払うのに疲れ、愛梨が戻って来たタイミングでお昼にはまだ早いけれど、休憩がてら男の子たちから避難をするために海の家へと2人は向うことにした。

1時間ほど休憩をして冷たいものを飲み、お腹が空いたら何かを食べればいい。ビーチサンダルで焼けた砂を無踏みしめて海の家に入ると、爽やかな笑顔の青年に迎えられてホッとした。

貴子はちょっと恥ずかしくて薄手のパーカーの前を引き寄せて、黒いビキニを着た身体を彼に見せないようにさり気なく隠していた。





思ったより早くあの人が戻って来た。できるだけ下心を出さないように笑顔を心がけ、出迎えてみる。あの人は照れ臭そうに笑顔を見せて「冷たいソーダを2つね」と、飛び切りの笑顔をまた見せてきた。

青年はオーナーに内緒でサービスの焼きトウモロコシを付けて、テーブルに運ぶ。あの人が何かを言う前に片目を閉じてみせると理解をしてくれたようで「いいの?ありがとう……」と、ドキッとするような笑顔を見せてくれた。


よかったらあちらでマッサージ今年からは始めましたので、お声を掛けて下さい………


そうエサを撒いてみたけれど、都会の女性は食いついてくれるだろうか。




やだぁ〜マッサージだってぇ~………
彼がするのかな、女の子の店員もいるけどさ、まさかね……


貴子が興味なさそうに言う。



えぇ~彼だったらいいなぁ~……だってイケメンじゃない、彼……
あたし、頼んじゃおうかなぁ〜………


男好きの愛梨の悪い癖が、また始まった。さっそくマッサージを頼んだ愛梨が彼に案内され、そのまま彼も一緒に入っていくのを見て貴子はびっくりした。

まあ夏だし海の家だから、興味本位の女の子たちが利用するのかもしれない。まさか簾のような囲いがあるだけのあの場所で如何わしい真似はできないだろうし、それをすれば営業は出来なくなるだろうし……。

愛梨はよほど良かったのか調子に乗って、1時間も堪能して帰ってきた。




ねぇねぇ、貴子もやってもらいなよ………
エステ店には劣るけどさ彼、結構上手なのぉ~……
男の子にしてもらうだけでもしてもさ、その価値があるんだから………



愛梨はときめきながら目を輝かせ、どんなに良かったかを力説してくる。エステに目がない彼女がべた褒めするのだから、話半分に聞いてもレベルの高さが伺い知れる。

話に性的ないやらしさを彼女は微塵も滲ませない
のも信用が持てる。男性に触れられることだけが気になるけれど、灼熱の空気に警戒心が緩んでいたのかもしれない。

貴子もマッサージを頼んでみることにした。





青年は小さくガッツポーズをした。女という生き物は美味しいものと、こういうことには弱いときてる。友達に勧められただけで、信用をするのだから堪らない。

後はどうやってその気にさせるか、それだけだった。その人は友達のすぐ後とあって疲れていないかと気遣いを見せ、申し訳無さそうにするのだった。

そんなことはなく、腕の見せ所だとおちゃらけて貴子の懐に入っていく。今後のために後で遠慮なく意見を聞かせてほしいと伝え、まずはうつ伏せに寝てもらうことにした。


パーカーを脱いだ貴子はその滑らかな肌を晒し、見事なプロポーションを披露した。お友達と同じく贅肉がまったく見られず、大きすぎないお尻の形に股間が熱くなりそうになる。キュッと持ち上がったお尻の上のウエストが細く、胸に押しつぶされた乳房が横にはみ出ている。


手にアロマオイルを垂らし、背中から首にかけて塗り拡げていく。あまりに上手だからと理由を聞かれ、姉がエステティシャンだと告げる。あれこれと手解きを受け、学んだのだと。

本当は自分もエステティシャンになりたかったけれど、自分は男だから諦めるしかなかった。だから期間限定ではあるけれど、この場でマッサージを提起できて夢が叶ったのだと。前半の話は事実としても、後半はまったくの嘘だけれど……。


貴子は感動すら覚え、少しでもこの青年を疑ったことを申し訳なく思った。本当に上手だから……。
肩から腕、手の平から指先までマッサージをされて、腰へと彼の手が移動する。

その手が腰から背中、身体の側面を行き来する。
そこに触れられるとゾクゾクするのは男性の手だからなのだろうか。肋の辺りを一本一本の指が通り過ぎ、お腹の横を持ち上げるように上と移動する。

ちょうどブラの下ぎりぎりで止まると心の針も 、嫌悪感に触れる手前で止まる。その代わりなのか性的な興奮が湧き上がり、吐息が漏れそうになる。

下半身に移ったようだ。
少し脚を開かれて足首から丁寧にふくらはぎまでを往復し、膝から上へと青年の両手が這い上がっていく。さすがに際どい所までは触れられはしないけれど、近づくたびにドキドキさせられる。

もう片方の脚の施術が済むと、青年は身体の向きを変えてもう一度脚に手を這わせていく。ちょうど背中を貴子の頭に向けた格好で足首から上へと手が這い進み、太腿まで来たときだった。

小指だろうか、恥ずかしい所に当たるのだ。木のせいかとも思ったけれど、もう片方の脚のときもやっぱり当たるのだ。身体の向きの関係だからだろうか………。



いよいよ仰向けになり、身体の前面の施術に入った。囲いの外から家族連れの声が聞こえてく中で、足の裏を青年の指に解される。うっとりするくらいに心地よく、本当に眠りそうになった。

目の上にタオルがかけられて、首から肩へ、そして腕から手の平、指の一本まで施術されて意識が遠くなっていく。普段の疲れが溶けていく……。

次にデコルテから胸元に移り、さすがに意識が鮮明になる。小さく平泳ぎをするように胸元で左右に手の平が別れ、青年の指先が乳房の上部に触れてドキドキする。

身体の横に移動したらしく、お腹から上へと手が這い上がる。青年の指と手の平が肋骨の上を通過するだけで、身体の体温が上がってくる。その指先がブラの下を突き上げ、時おりカップの下から侵入してくるので不安になる。

無意識に内股になり、足の親指を重ねてしまう。
ついに青年の指がカップの中へ入り込み、徐々に下から乳房を包んでいく………。



ちょっと、そこは………皆んなにしてるの……?



青年が答える。




はい、一応は問題なくさせて頂いてますが、あのやっぱり僕では不足でしょうか……?



何を持って不足なのかにもよるが、性的な視点からではなければ青年の力量が足りないという意味になってしまう。

男性の彼が行う施術を受け入れている今、常識的な観点からいえば後者にはなり、否定をするのがマナーなのだろう。



ううん、ちょっとびっくりしたから………




愛梨にもしたのかと訪ねたかったけれど、あの子のことだから受けたに違いない。そのうえで勧めてきたのだ。男性のエステティシャンの施術を受けてちょっとスリルを楽しんだ、そういうことなのだろう。

半密室の中の秘密として、胸を触れられるくらいならまだいいかと貴子は無言で承諾した。
最初こそは乳首を避けてある意味、紳士的だと思っていた。それがどうだろ、ブラを押し上げてしまったのだ。

施術をするうえで邪魔になることは理解ができるとしても、許可を取るべきではないのか。それともいちいち聞くと、かえって女性に羞恥心を抱かせるということなのか。

目まぐるしく頭で考えているうちに露出した乳房のマッサージが進められ、いつの間にか手の平に乳首が擦られる快感を覚えていた。羞恥心から無意識に手が持ち上がり、青年の手を振り払いかけて宙を彷徨わせる。

手を下ろしかけてはまた持ち上げ、やっぱり下ろしてしまう。手の平の下でくねくねとと首を振る乳首がこそばゆくて、甘い快感を呼ぶ。

せっかく甘い気分になりかけたのにブラの位置を戻され、手がお腹へと下がっていく。何事もなかったように下半身へと移り、うつ伏せだったときと同じように進んでいく。足の裏と指はうつ伏せのときよりやりやすいのか、念入りに解されて危なく寝てしまいそうになる。


足首から上へと手が這い上がりはじめると心臓の鼓動が早くなり、その瞬間はやってきた。
すっ……すっ……っと、指先が触れてきたのだ。ここで拒絶を示すべきだったのに、そのタイミングを逸してしまった。

水着の上から触れてくる指先がやがては露骨になり、水着の上部に指先が触れる。潜り抜けようとするその手首を貴子は掴んだのに、恥ずかしくて目の上に被せられたタオルを取ることができないでいる。

そのまま侵入を果たした青年の手が恥毛を撫でながら下へと進み、V字にした指が秘唇を左右に開く。既に分泌液が溢れたそこに指を埋め、敏感な蕾に塗りたくる。

いつしか呼吸を乱した貴子が青年の腕を両手で掴み、指の蠢きになされるがままに腰を揺らすだけだった。



欲しくないですか、良かったら………



小声で囁く青年が貴子の手を股間に導き、触れさせる。ズボンの上からでもはっきりと分かる硬いものが、貴子の手に収まる。


どうしますか、このまま終わりにしますか……?



迷いを見せるものの拒否を見せず、煮えきらない貴子の水着の下をずらされていく。それを思わず掴んではみたが、足の先から取り去られてしまった。

不意に強烈な快感に襲われた貴子が顎を跳ね上げ、またに顔を埋めた青年の頭を両手で掴む。
顔を左右に倒して背中を浮かせ、舌の躍動に身体を震わせる。

5ミリ前後と言われる日本人のクリトリスに当てはまらなくなった貴子の蕾は、1センチを数ミリ越えて小指の先ほどに発育していた。

これまで数多くの痴漢の刺激に耐えてきた結果であり、貴子の生活エリアから離れたこの地でも男を喜ばせる。吸い付くだけでカリ首までが唇の中に収まり、小さなおしゃぶり化とする。

ちゅぷちゅぷっ……と青年の唇から出入りを繰り返し、舌先に弾かれて貴子の両肩がビクンッと揺れる。指よりも繊細な刺激が貴子を酔わせ、我慢の限界を迎えた身体が電気を流されたように硬直を見せ、跳ね上がった。


呼吸が整わないうちに息が詰まり、身体が上下に揺れはじめる。若さが弾けるような、やんちゃなペニスが奥まで届いていく………。





海外のAV作品でしか見たことのないデカクリにびっくりしたけれど、味も感度も最高だった。
避妊具もつけなかったけれど、我慢なんてできなかったのだ。

こんな美人が自分のペニスに突かれ、喘いでいる。それだけでも最高なのに、こんなに纏わりついてくるなんて……。




もっ…もう出そうです……中に出しちゃ駄目ですか
か………?


やっ……やめ…て……あはっ……中は……やめ…あっ……


だっ駄目だっ……でっ…出るっ………


やっ……中っ……あぁっ……駄目っ……そっ…あっ…外…


んんっ〜………!



がくがくと腰を痙攣させる貴子の中に、若い樹液が暴発する。
あっ…あっ…っと短い声を漏らす貴子がオーガズムの飲み込まれ、何も考えられなくなった。

けれど若い彼は1度の射精では萎えることを知らず、再び腰を動かしはじめる。緩やかに波が収まってきていた貴子に快感が呼び起こされ、翻弄されていく。

勢いよく持ち上がる青年の腰が打ち下ろされ、奥まで一気に到達する。太い陰茎が貴子の花弁を押し広げては絡みつき、抱き込んでいく。

水着のブラをずらしてしゃぶる青年の舌先が乳首を弾き、吸い上げては伸びた乳首を離す。捏ねくり回しては吸って、忙しなく腰を打ち付ける。

休むことなく数分の間を動き続け、大きな何かが迫りくる。泥濘む洞窟の中を彷徨い続け、何かにも抗い続けていく。

口を開いた貴子が絶え間なく喘ぎ、表情を歪ませる。その時が、迫りくる……。


そして…………。






気怠げに愛梨の元へ戻ってきた貴子は何も言わず、ラーメンを啜る愛梨を見て自分の分を注文した。




ねぇ、どうだった……?
悪くはなかったでしょ……?



うん、まぁまぁかな………




ラーメンを食べ終わり立ち去った2人のテープルを、片付ける青年。貴子のいた位置には小さな染みができており、彼はそっと拭い取った。その染みの原因は自分にあるのだから……。




砂浜を行く愛梨と貴子。
貴子の着る黒いビキニが白い肌を強調し、男たちの注目を浴びる。

貴子は青年の放った精液が滲み出てくることが、気になって仕方がなかった………。


26/01/17 03:07 (GNgRxuS1)
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