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No.03『痴漢師トモヤあなたの欲望叶えます。』
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:No.03『痴漢師トモヤあなたの欲望叶えます。』
投稿者: カフカ ◆VbtFbJpv4E
夏の陽が落ちかけているとはいえ、大都会のアスファルトは熱したフライパンのごとく熱く、背の高いビルとビルに囲まれた街は蒸した空気がたまり、トモヤの身体からは汗が流れ出していた。
高いビルの日陰に救われているとはいえ、蒸し暑いこの場所で、白いシャツと黒スラックス、黒い革靴を履いたトモヤはシャツを汗で濡らし、ハンカチで額をぬぐい、通りを挟んだ向かいにそびえ立つビルの入口から、目を離さずにいた。
『同意の上の痴漢』
それを依頼し、実際にプレイをした女。その女の素行が気になってしかたがなかった。
女に頼まれ、実際に痴漢をした。女は欲望を満たせたのだろう、しかし欲望をひとつ満たせば、それ以上の欲望を求める、それがヒトの心なのかもしれない。
『私をオカしてください。』
あの夜、女から届いたラインメッセージ。女は新たな欲望を身体と心に生み、トモヤにそれを預けようとした。

欲望を手渡されたトモヤには戸惑いが生まれていた。
(いくらなんでも…)
彼は戸惑いを消し去るため、こうして炎天下の大都会の街で、女が職場から出てくるのを待っていた。

(一体、女は何者か)
それは疑いではなく、興味に近いかも知れない。身なり、社会的立場もしっかりとした女は、一体どのような毎日を生き、その生活の中で、なぜこの欲望を生み出すのか。
トモヤはコンビニで買った100円のアイスコーヒーをストローからすすり、ビルの日陰から、向かいのビル入口を見つめていた。

18時を越えると人の出入りが多くなり、オフィスビル入口の大きな自動ドアが繰り返し開閉していく。終業となり退社がはじまったのだろう、オフィスビルから出てくる人々に注視し、女を探した。
と、人の波の中に女をみつけた。毛先にパーマをかけたロングの髪、ベージュのブラウスに黒のタイトスカート。生足にヒールが高い黒のパンプス。カバンはグルー色にみえ、大きなトートバックではなく小さなカバンだった。
(まるでデートにいくような姿だな)
女のあとを追うために歩き出したトモヤ。金曜日の夜、18時で退社した40代女が夜をどう過ごすのか、彼は探偵になった気分で女を追った。
黒のタイトスカートに女の尻の形が露になり、女が歩く度にそれがいやらしく動いた。トモヤはその卑猥な尻を目印にしている。

夕陽、紫外線からハンカチで顔を守る女は、小さなカバン抱え、少し小走りに地下鉄の駅へと向かい、トモヤが後ろから着けていることにも気づかず、駅ホームから電車に乗り込んだ。
少し込んだ車内。痴漢されるほど密着した車内ではないが、女は男の手を求めているのだろうか。あとをつけ車両に乗り込んだトモヤは、遠目で女を見つめていた。

冷房の効いた車両を女が下車する。女が降りた駅は、高級ブランドの旗艦店、高級百貨店が並びたつ街だった。
(へぇ、大企業にお勤めのアラフォー女の金曜日はこういう街か)
懲戒解雇された企業に勤めていた際、職場からこの街は近かったが、トモヤが足を運んだことはなかった。接待ですら利用したことがない。彼は汗臭い自身のシャツ、その身なりがこの街にそぐわないことを気にしながらも、女を追う。時計をみれば18時30分を越えたばかりだった。

地下鉄の改札を抜けた女が迷路のような地下街を歩く、目的地は決まっているようだった。地上へと続く階段を登る女、その背後でトモヤは女の尻を凝視していた。男を誘うようにいやらしく動く尻。
(いやらしい…)
自分の性的欲求を抑え込むように深呼吸したトモヤは女を見失わないように、後をつけた。

女は洋服店でスカーフを買ったあと、陽が落ち外灯が灯ったまさに高級な街並みを歩いていく。この街を歩く女達は、彼女達自身が街の価値を高めているかのごとく、優雅で品があった。
汗だくだったシャツは乾いたが、ニオイはとれず周囲の目を気にしながら女を追うトモヤの足は棒のごとく固くなり、疲れを溜め込んでいた。

女はその街の名前が変わる通りまで来ると、大通りから路地裏へと消えた。女を追い、トモヤも路地裏を曲がれば女の姿はなかった。いや、見失ってはいなかった。女は路地裏のカフェバーに入店していた。カフェバーというより、バルという店だろうか、カウンターは立ち飲みスペースになっている。入口に敷居はなく、通りからも店内の様子が良く見えた。電柱に身を預け様子をうかがうトモヤ。女はカウンターに立ち、若い男性店員から赤ワインの入ったワイングラスを受け取った。
(綺麗な立呑屋じゃないか)
高級な街の片隅にもこういう店があるのだと初めて知ったトモヤは、カバンから水の入ったペットボトルを取り出し、乾ききった身体に水を流し込んだ。

女は立ったままワイングラスに口をつけた。スマホをいじっている。
と、スーツ姿の男が店に入っていった。
50代に見える男は、女を見つけると手をあげる。二人はカウンターで横並びになり、ワイングラスをぶつけ合い、談笑をはじめた。
(彼氏か?いや、主人か、上司か)
むろん、トモヤには二人の会話は聞こえない。一体どんな関係なのか、トモヤは少しでもそれを知るために凝視を続ける。

電柱に横並びになるトモヤは、自分が不審な存在だと分かっていたから、スマホを耳にあて、電話をしている様を装った。
と、女と男はまたワイングラスを店員から受け取る。
(ぺースが早いな。いや、男が女を酔わせようとしている。)
時計をみれば19時40分を超えていた。
二人のカウンターにワインボトルが置かれる。夏の暑さで乾いた身体にワインを流し込んでいる。女も男も酔っているようにみえた。女が笑い、その笑顔を手のひらで隠しながら、男の肩を触る。と、男が女の二の腕に触る。

眉間にシワを寄せたトモヤは苛立っていた。
居酒屋で喘いだ女、痴漢を依頼し欲情していた女が、別の男とワインを飲み身体を触られている。彼は嫉妬を抑えるためにまたペットボトルから水を身体に流し込んだ。

時計をみれば21時に近づいていた。
と、二人がカウンターから離れる。店員からクレジットカードを受け取った男に会釈した女は、男とともに店をでる。
二人はともにふらつきながら、路地裏を歩く。トモヤは遠目から二人を追った。
すると50代に見える白髪混じりの男が、酔ってふらつき歩く女の手を捕まえ、身体を引き寄せた。女は嫌がらず、身体を預けまた歩き出す。
と、男は立ち止まると、女を引き寄せキスをした。女は男に身を預けるように顔を向けキスを受け入れている。男は女を抱き寄せ、黒いタイトスカートの上から、女を尻をまさぐりはじめた。両手を使いゆっくりとまさぐる。トモヤがオフィスビルから追いかけたあのいやらしい尻を、見知らぬ男が堪能していた。
(クソが…)
イライラが止まらないトモヤは心でそう呟く。彼は苛立っていながらも、自身が興奮していることに気づいていないようだった。

男は女を支えるが、自身の身体をうまくコントロールできていない。自身がフラフラと身体を揺らせている。女に見栄をはるためか、女を酔わすためか、普段以上にワインを飲んだのだろう。ふらつく男は女と手をつなぎ歩きだす。きっとタクシーを探しホテルへと考えているのだろうが、歩きだすとすぐに立ち止まりビル影でしゃがみこみ、オエッオエと、吐き出しはじめてしまった。
(情けない)
トモヤは男を見下すように呟いた。

路地裏のビル影で、男が飲んだばかりのワインを吐き出している。その背中を擦り介抱する女。
女は男に自身のカバンに入っていたペットボトルの水を渡す。
男を立たせると、女が男を抱えるように歩きだした。細見の女が中年太りした男を支えている。トモヤはなぜか安堵していた。と同時に女への性的欲求が生まれていた。

女は大きな通りまで酔った男を誘導すると、通りに綺麗に並んだタクシーの1台に男を乗せる。男は頭を落としたまま、1人タクシーに乗り込み、女は運転手に何か告げると、動き出すタクシーを見送った。

大通りで一人立ちすくむ女。その背中を見ながらトモヤがラインを送った
『今日はデートか?』
女がカバンからスマホを取り出す。画面に何かを打ち込んでいた。
『いえ、一人で飲んでいます。』
女の返信が、すぐそばで女の背中といやらしい尻を見ているトモヤに届いた。
『〇〇公園、このトイレに22時までに』
トモヤはそうメッセージを入力すると、Mapのリンクを添え、送信した。
『近くです。向かいます。』

嘘をついた女の正直な反応に、トモヤは興奮していた。
〇〇公園へと歩き出す女。
少し歩く距離に思えたが、女はペットボトルから水を飲みながら歩いていく。トモヤはあとを追った。

繁華街から15分歩けば、街のきらびやかさがなくなっていく。トモヤが前職で営業周りをしていた街。華やかな街に縁はないが、この街なら土地勘があった。
女はスマホの地図アプリで道を確認しながら、歩いて行く。少しふらつく程度で足並みはしっかりしていた。

『公園につきました。トイレがみえます。』
女が公園の入口でトモヤにラインを送った。
『障害者トイレに入れ、鍵はかけるな。』
トモヤが指示を送る。
『はい』
とだけ返信した女が公園を歩きだした。

大都会とはいえ、22時に近づいた暗闇の公園は誰もいなかった。
『スカーフは持っているか?それで自分で目隠ししろ』
トモヤがそう指示をした。

女はトモヤの言う通りに、障害者トイレに入る。薄暗い室内は蒸し暑く、薄く灯った電球には、夏の虫が光に集っていた。
カバンを便座蓋の上に置くと、カバンから買ったばかりのスカーフを取り出した。コツコツとヒールの音を鳴らしながら、女は自らスカーフで目を覆い、頭の後ろで軽くそれを結んだ。
夏の虫の鳴き声と、遠くで車が走り去る音がする。女は蒸し暑いトイレ内で少し震えていた。それ恐怖ではなく、性的興奮のためだろう。
と、ドアが開く音がする。女は『ハァハァ』とすでに喘ぎだした。鍵がかかる音がすると、すぐに身体を引き寄せらた。自身のヒールの音が鳴る。引き寄せられた身体、身を預けた女は、尻をまさぐられていた。『ハァハァ』と男の声が耳元に響く。男は待ち望んだ女の尻を堪能するかのようにまさぐっている。欲情した男に身体を触らた女は『アァ』と喘ぎだした。男はその喘ぎを塞ぐようなキスをした。女の唇を舐めるようにキスをする。吸い付くようにキスをする男に、女は自ら舌を出し、それを男が舐めた。
「ほしいんだろ?」
男が言うと女は「はい。」と答えた。
「しゃがめ。」
女は男の言う通りその場にしゃがんだ。スカーフで目隠しをしていても、何をするかを理解していた。
男が自らスラックスを下ろし、ブリーフを下ろすと、勃起したソレを晒す。女は半開きにした口から卑猥に舌をだし、ソレを探す。女は頭を男の両手で掴まれ、誘導され、勃起したソレを咥えた。
女は必死に頭を動かして口の中で愛撫しついる。いや味わっていた。口で男の玉を探しそれを舌でなぞるように舐めた。汗臭くアンモニアのニオイがする。女は味わっていた。性欲を貯めた男の陰茎を舌で舐める。また咥えると頭を動かした。
『立て』
男が言った。女は舐めることを惜しむように亀頭を吸いながら立ち上がると、男の指示通り、便器に備え付けられたステンレス製の手すりに手をつき、尻を突き出した。
ベージュのブラウスをウエストに入れた黒いタイトスカート、小ぶりな尻をつき出すと、尻の形が卑猥にあらわになった。
タイトなスカートを巻く仕上げると、男は女の黒いレースのTバックを目に入れた。
「こんな卑猥な下着して仕事してたのか。」
罵らた女は「はい。」と言う。
男はTバックをずらすと指で女の陰部を確かめるように触った。
『入れてほしかったんだろ、こんなに濡らしやがって。』
男がそう言った。女はスカーフで目に何も映らない分、男の言葉と肌に敏感になっていた。女の濡れた陰部に男の勃起した陰茎が入っていく。熱い体温がわかる。陰茎の形がわかる。
ドンドン、と押し込まれるように身体が動く。女は声を押し殺すが、『ア、ア、』と声が出てしまう。女は身体中で男の性欲を感じていた。
40を越えた女、若い頃のようにチヤホヤされず、毎日オナニーをしていた。出会い系で出会った50代の男と待ち合わせ、ワインを飲んだが、50代の男は情けなく泥酔してしまった。
男にオカされたい。
自身が溜め込んだ性欲が卑猥な欲望に変わっていた。そしてこの汚いトイレ内でそれが叶えられていた。乾ききった身体に水を流し込むかのように、身体中が気持ち良く、震えるようだった。
ドンドンと身体に押し込まれる。
トイレ内にパンッパンッと、男女の肌がぶつかり合う音と、女の小さな喘ぎ声が響いた。

トモヤは勃起陰茎を女の身体から抜き出すと、その場に精液を流し出した。
『アァ』と喘ぎながら感じているトモヤは、女を振り向かせまたしゃがませた。
女の口にイッたばかりの陰茎を押し込むと、
「綺麗にしろ。」 
と言った。
オンナが必死に咥え、舐めている。女はトモヤの精液を残さないような吸い付いていた。
『アッアァ』と喘ぐトモヤは頭を天井に向け耐えていた。
と、彼は陰茎を抜き出し、ブリーフとスラックスを履き直すと、女に
「そのままにしていろ。」
と指示を出し、トイレの鍵を開けた。

夏の夜、都会の公園はオフィスビルに囲まれているが、夏の虫の鳴き声しかしなかった。

スマホを取り出したトモヤは、
『5分待ってから、外へでろ。』
と女にラインメッセージを送ると、公園から立ち去った。

『はい。ありがとうございました。』
女のメッセージを既読したトモヤはまだ興奮していた。

つづく
 
レスを見る(2)
2020/04/10 20:49:20(TvgzPLde)
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