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1:背徳に身を浸して
投稿者:
匿名
某雑誌を創る仕事に就いて数年。
想像以上の多忙さに当初は心が折れかけたものだ。 定期的に部署の移動というものがあるとは分かっていたものの、自分がまさか可愛いペットを扱う所に移る?骨太な題材を追っていただけに、やっていけるだろうかと不安を募らせた。 顔合わせをした。 …だよな。 落胆を隠せなかった理由は、自分以外は女性しか居なかったからに他ならない。 自分を見つめる全ての目が「不快」を訴えている。女性は不潔をとにかく嫌う。これからは無精髭を晒すことは出来そうもなかった。 ある日のこと。ささやかな歓迎会と称し、小洒落た飲食店でグラスを掲げていた。 ジャケットのボタンが怪しいことには気づいていたが、それに目敏く気づいた女性がいた。脱げという。言われるのに任せて渡すと、バックから取り出した針と糸であっという間に修復してしまう。清潔を地で行くようなこの女性は、30半ばくらいだろうか。セミロングの黒髪にタイトスカートがトレードマークのような人で、他人のことでも細かいことが我慢できない質らしい。 宴はお開きになると鮮やかに散ってゆく面々に、ひとり苦笑した。こんなものかと納得していると、スマホが忘れ置かれていることに気づいた。置かれた場所からボタンを付けてくれたあの女性に違いない。急いで後を追ったが、既に姿がない所を見るとタクシーを使ったようだ。仕方なく店主に訳を話し、もし本人が戻ってきたら預かっている旨を伝えもらえるよう頭を下げ、店を後にした。 同僚とはいえ年上の女性の物を手にしているのは、あまり気分のいいものではない。認めたくはないが、彼女は美人だった。この所在さなげな彼女のスマホを手にしながら、背徳に似た気持ちを抱いていた。 自宅に戻り、彼女からの連絡を待つ間に覗き見たい興味にかられた。当然パスワードを知らなければ開くことはないが、イケないこととは理解しつつも幾つか試していた。 解除できる訳がずに安堵していた。最後に入力したものが的中するとは…。 自分でも悪趣味だとは思ったが、見てしまう。 これといった興味を引くものがなく罪悪感を覚える。こんなことなら見なけりゃよかった、そう思い始めていた。 履歴を追ううちに、あるSNSが頻繁に出てくることに気づいてしまった。 …アダルトサイト…。 この痴漢モノのサイトには頻繁に出入りしているようなのだ。こういうことに興味があるなんて、人は見かけによらないものだ。そして、発見してしまったのである。 彼女は自身の体験を投稿していたのだ。 内容を見て、ショックを受けた。 痴漢OK気分のときは、パンストは履かないとか、それなりのスカートを選び、ワンピースだったりと、こと細かく載せていた。気になったのは、意味ありげにな映画館を上げていたことだ。 どういうことが好みなのか、読んでいて勃起してしまうほどだった。 今の住まいは気に入っていたが、思わず引っ越しを考えていた。
2023/09/15 04:14:01(B4WJESsU)
投稿者:
匿名
時間をかけて彼女を探った。それにより通勤に使う駅、時間を把握。更に時間をかけて同じ電車に乗り、彼女を観察していた。
あっ、と思った。 その朝の彼女は膝丈の柔らかなシフォンスカートだったから。 胸が高鳴った。 彼女はドア付近ではなく、普通に吊革に掴まり立っていた。周りは同じようなネクタイにスーツといった服装ばかり。危険だとは思ながら近づき、周囲に紛れて待った。 今の自分の位置からは、彼女の上半身しか見えない。その彼女が俯きだしていた。気のせいかとも思ったが、やはり様子が変わり始めていた。彼女と自分の間には中年の男が立っている。左斜めにこちらを向き、左手に持つ新聞を見ているのだが、右手が見えないのだ。 注意深く男を観察した。新聞の文字を追う目線の動きがないことに気づく。そうなのか?そうなのか?と俄然、興奮する。 ふと男と視線が合う。すぐ新聞に目を落としたが、もう一度こちらを見た。今度は数秒間、視線を合わせた後に口だけで笑いを見せてくる。側まで来いと、目配せを見せた。電車が駅に止まったところで、人の動きに合わせて男の隣までなんとか移動した。電車が動き出したところで男が上体をずらして見せた。男の右手は彼女のスカートを持ち上げ、尻の下まで下がったパンティの中に消えていたのだ。男は右手を引き抜きざまに、入れてみろと合図をしてきた。生唾を飲み込みながら手を差し込んだ。柔らかい臀部を潜ると、泥濘に触れていた。指が穴の中に飲み込まれるよう入る。凄かった。動かせばキュと締まるのだ。指を奥まで伸ばした。クリトリスに触れるとピクッと反応をしてみせ、動かせばユラユラと腰を揺れさせる。 電車が駅に近づいた。その辺にしておけと言わんばかりに止められると、男はそっとパンティを引き上げ、ホームへ降り立っていった。
23/09/15 05:11
(B4WJESsU)
投稿者:
匿名
時間を少しずらして出社した。
まともに顔を見れないとドキドキしたものだが、彼女はいつも通りに挨拶をしてきていた。あれは本当に彼女だったのかと疑いをもったほどである。背格好は同じなのだ。密かに指の匂を確めると、残ったリアルな香りが彼女だと告げていた。 その夜は確めずにはいられなかった。 例のアダルトサイトを開いてみた。 探してみると彼女らしきものを発見、内容を見れば見るほど今朝の出来事そのものであることが窺える。彼女の感想は途中から代わった人物、つまりオレのことである。慣れていない感じがした、少し乱暴だったらしい。反省せねばなるまい。 生理前であることまでも赤裸々に綴っている。 まだチャンスはあるだろうか…。 翌朝、電車内で彼女を見つけた。 今日はなかなか彼女に近づけないでいた。 俯きかたから始まっていることが窺えた。 跳ねたように頭が上がっては下がる、僅かに肩が痙攣するような反応を見せている。 今日はどう足掻いても近づくことは叶いそうもなく、降りる駅まで歯噛みをしなければならなかった。 今日は手を出せなかったことで罪悪感を感じてはいない。出勤時間をずらさなくともよさそうだ。 少し先に彼女の姿を認めながら後を歩いていた。 思い立ったように立ち止まり、コンビニに入店した彼女。まっすぐトイレに行く姿が外から見えていた。自分も少し迷って店内に入る。この小規模なコンビニはよく利用していたが、確か男女共用トイレだった筈だ。彼女が出てくるのを待って、顔を会わせないよう入れ違いにトイレに入った。 ドアの横の壁にぶら下がる用紙にチラリと目をむけていた。記録されていた清掃時間は10分ほどしか経っていないようだ。 例のアダルトサイトには、トイレの汚物箱を漁って成果を語る人物達の文を目にしてもいた。自分にはそっちの性癖はないのだが、彼等の行動がある思いつきをさせてくれていたのだ。もしかしたらと。 汚物箱の蓋を開けた。 口を閉じたコンビニ袋が1つだけ捨てられていた。迷わず鞄に詰め込んで水を流し、トイレを出た。 出勤すると、当たり前だがついさっき見た服装の彼女がいた。いつものように挨拶を交わし、失念していた用事を思い出したようにその場を離れ、トイレの個室に入った。 鞄からコンビニ袋を取り出した。 袋を破った。 パンストのパッケージに詰め込まれパンティ。 濡れていた。 手に取ると異物感がある。正体はローターだった。濡れた下着の不快感だけではなく、これを取り出したかったということらしい。思い返すと電車内での反応は、かなりのものだった。こんな物を入れられたままコンビニまで移動していたかと思うと、勃起をせずにはいられなかった。 さすがに汚れたパンティも、怪しげな玩具も会社のトイレには捨てられなかったのだろう。 その夜のアダルトサイトには、痴漢する側をあまり刺激しないよう配慮された、控え目にルールを呼びかける内容が書かれていた。 この日から彼女の最寄りの駅に張り込み、最初から彼女を独占することに成功するようになっていた。可能な限りの変装とマスクのお陰で、彼女のにはバレずにいる。 わかりやすく痴漢OKの服装をしてくれるので、判断を間違えないで済む。 彼女が好む傾向が分かってきた。 その気分になるよう触れていかないとだめなのだ。その意味で初めて遭遇したあの男は、熟練者なのかもしれない。 マナーよく触れていると、彼女のほうから触りやすく脚を開いてくれる。 尻に優しく触れ、割れ目に指をやる。焦らしてからパンティを下げ、直接触るのだ。クリトリスは敏感なだけに繊細にしなければならない。絶頂に導くような触れかたはご法度なのだ。周りに気づかれては意味がない。 指の挿入に進めれば、後は彼女の反応を見ながらでいい。 絶頂の前までくると彼女の手で制され、十分な間を置いてから指をゆっくりとピストンさせるのだ。 降りる駅が近づいたところでパンティを引き上げ、後はノータッチ。再び顔を会わせるのは十数分後の会社だった。 このところ願望が募っていた。願望というよりも欲望といったほうが正しいのかもしれない。 例のアダルトサイトは欠かさず見ていた。 分かる人にだけ分かる、そんな隠語が使われている。 「映画館」という言葉がある。過去の彼女のスレから察すると成人映画館を意味していた。 準備をした。 予告の時間と場所に来た。想像ではもう少し狭くて、場末感の漂う空間だと思っていた。以外にも清潔感があって、普通の映画館と変わりがない。 彼女を見つけた。 こちらもそうだが彼女も変装をしている。常日頃から彼女に接していないと、彼女だとは誰も気づかないだろう。 先客に取られる前に、隣に座った。彼女はこちらを見ようともしない。 ドキドキしながら膝に手を置いてみた。 これから始めると、こちらからの意思表示である。 見るともなくスクリーンで繰り広げられる男女の営みを眺める彼女。 手を少しづつスカートの中に滑りこませていく。 彼女が制止してきた。 恥ずかしそうに俯いている。 空いた手を胸に伸ばした。感触からノーブラなのが分かる。 彼女の本気度が知れる。 ここでも阻止しようと、ブロックを受ける。 スカート、胸……静かな攻防が続き、諦めたように彼女から力が抜けた。 彼女の前に回って膝をつくと恥ずかしそうに顔を背け、さほどの力をいれなくても膝を開いてくれた。 スカートに手を入れる。 指先に触れるパンティをゆっくりと引き抜いた。 彼女の腰を少し前に引き寄せ、スカートの奥に顔を埋めた。 夢にまで見ていた彼女のヴァギナ。 指でしか触れることができなかった場所に口をつける。 もうヌルッとしている。 興奮する匂いに満ちて、僅かな光に卑猥な形が浮かび上がる。 クリトリス。 指よりも繊細な舌で攻める。 腰がうねり、ビクビクと不規則な痙攣を起こす。 よく知っていたが、彼女の愛液の分泌量は少なくない。なるべくスカートを汚さないように、苦労して舐め取らなければならない。 彼女の呼吸が荒くなってきた。 見上げれば頭を仰け反らせ、感じている。 両手を伸ばした。 ニットの下に潜らせ、柔らかなバストを揉みほぐす。 乳首が立派に勃起している。 指で摘まみ、優しく揉み捻る。 愛液を舌ですくい上げ、コロコロとクリトリスをいたぶる。 暴れる腰を引き寄せて、舌の感覚が無くなりそうになるまで苛めた。 彼女は激しく腰を震わせ、絶頂した。 気づけば周囲に数人の見物客がいた。 彼女を最後尾まで連れて椅子に手をつかせる。 拒否されれば深追いは止めようと思った。 彼女は待っているように、その姿勢でいる。 OKだと解釈した。 ドキドキしながらズボンを降ろし、取り出した。 少しの抵抗を感じ、吸い込まれるようだった。 彼女の中は温く、その絡み付きようにじっとしてはいられない。 タプタプと当たるたびに尻肉が歪む。 ニットに手を入れバストを掴む。 顎を上げ、上半身を硬直させて感じ入る彼女。 そうかと思えば髪を振り乱し、押し殺した喘ぎ声を上げている。 感じてくれていることに感動し、続ける。 押し寄せる射精感を押さえ込む。 打ち込み続けた。 我慢した。 我慢して、ひたすら突き続けた。 彼女の背中に顔を押しつけて、我慢を続けた。 …………イクッ …………イッちゃうっ こちらも彼女に限界を告げた。 ………どうする? ………外?…このまま? 少し間が空いた。 ………………中に …………抜かないで 耳を疑った。 ………本当にいいのか? 声を詰まらせ、振り絞るように彼女は言った。 ハァハァ…このっ…まっまぁ……なかあっ………ハァハァッ…抜かなっ…でぇっ 我慢を解除して射精するするものだと思っていた。 だが今回は我慢の限界を越え、見えない壁を突発するようかのように飛び出した。 しばらく中に留まり、引き抜いた。 彼女の中からドロ~っとしたものが、糸を引きながら流れ落ちていった。
23/09/15 10:33
(B4WJESsU)
投稿者:
匿名
休日出勤。
サラリーマンには有りがちなこととはいえ、これほど損をした気分になることはない。鬱々とした気持ちになっている理由は、それだけではない。 剣道部らしい。学生達の群れが装具らしい荷物を各々の足下に置き、場所をとる。この集団化している学生達の中に居て、異物のように所在さなげな気分を味わっているのは、自分だけではないようだ。 ドアの手摺の前に、髪の毛を纏めたスタイルの良い女性がいる。この路線は空港へ比較的楽に通えるのだと聞いたことがある。この辺りだと家賃の相場も手頃なのだろう、キャビンアテンダント達が住むのにお誂え向きだ。 電車が駅に停車した。小数の人が乗り込んでくる。人の動きに合わせ、あの女性の後についてみる。オフホワイトの、セミタイトロング。形のいい尻を浮かび上がらせている。フロントに切り込んだ深いスリット。自分に自信があるのだろう。 尻に挨拶がわりに触れた。この程度はいつものことだとでも言うように動じる様子はない。。手を尻に置き去りにしてみる。体温、形、柔らかさを堪能する。少し後を気にする素振りを始めた。 手を横に滑らせて前へと移動する。少しだけ腰を落とした。スリットの始まりに指先が掛かる。 …クックックッ 少しづつスカートを持ち上げると股間に到達した。 パンストの感触。 ロングスカートだからもしかたらと生足を期待したが、まあ良しとする。 手首を掴まれた。無視してパンストを摘まみ破る。手首を強引に捩じ込み穴の幅を拡げる。 内腿をクロスされた。 強く掴まれる手首を押し下げようとされるが、構わず指先を差し込んだ。 パンティの生地越しにゴワゴワした毛と一際柔らかい感触が伝わってくる。 この辺りだと見当ををつけ、指の腹で揉みほぐす。 女性が諦めたように抵抗を止めた。周囲に気づかれまいと姿勢を正す。 指の第二関節を駆使して上下に、そして回すように揉みほぐす。女性の腰が引いてきて、こちらの股間を圧迫してきた。盾となって尻を制し、手首を奥に捩じ込む。割れ目を往復していると、湿った感触に変化してきた。 苦労してパンストをさらに裂く。股丈の浅いパンティ。手首を捩じ入れようとするが、それを掴み阻止しようと抵抗を見せる。無視した。 直に触れ、繊細に捏ねあげていく。 窓に写る彼女がこちらに睨みを利かせている。が、それも長続きはしない。下唇を噛みながら眉間に皺を刻む。口呼吸へと変化をし、堅く目を閉じて項垂れ始めた。 こうして彼女は落ちた。 ゆっくり、ゆっくり捏ねくり回す。 クイックイッと上下に。 ク~ルク~ルと小さな円を描くように。 これ以上でもこれ以下でもない。決して深追いはず、イカせるほど強い刺激は与えない。快感に酔わせるのである。 彼女は手摺を握る片手はそのままに、背中を預けてきた。体重がのし掛かってくる。 指三本でクリトリスを包囲し、中指を動かし続ける。 フゥフゥと吐かれる合間合間にンッ、ンッと控え目な声が耳に心地いい。 居心地の良い所から手を引き抜いた。 電車の速度が落ちる。 残念ながら潮時だった。 窓に写る彼女は羞恥に俯き、名残惜し気に預ける体を離さないでいる。 もう片方の手で彼女の手を包んだ。 敵意のない握り返しが応えてくる。 指を絡ませ、残り少ない名残を楽しんだ。 ドアが開き、その場を後にした。
23/09/16 04:05
(10QCEzes)
投稿者:
匿名
帰宅する人で混み合っていた。
早く部屋でビールが飲みたい。喉を流れる心地良さを想像しながらホームに並んでいた。立ち並ぶ人の中に見知った女性を認めていた。 到着した電車。下車する人達をやり過ごすと、次々に車内へと流れ込んでいく。スッと彼女の後に回った。アイボリーのジャケットに黒いタイトスカート。ここしばらくの彼女は魔の手を遮断するように、OKサインを表す服装をしていない。 今日一日、仕事を共にした彼女の尻に触れた。 やはり望んでいないらしく、手でブロックしてきた。その手を握り、指で円を描いてサインを送る。いつもの痴漢だと認識したのか、抵抗は無くなった。短めのスカートを少しづつずり上げ、尻の割れ目から奥へと滑り込ませる。違和感を感じた。パンティの底に厚みがある。ゴム部分から手を差し込み、指を滑り込ませた。オリモノシートらしい。割れ目を幾度もなぞり、クリトリスに攻撃の場を移す。内腿に手を挟まれる。クルクルと小さな円を描き始めていた。パンティの越しに彼女の手が重さなる。濡れてきた。愛液を利用して、指の腹で滑らせていく。 腰が前後に揺れ始めた。 これ以上は暗黙のルール上ご法度、ほど良い快感以上はタブーである。これを厳守してきたことで、信頼関係を築いてきたのだ。指を埋没させた。 ゆっくりと抜き差しを始める。その動きに合わせ、腰を僅にクイクイッと反応させる。 もう、素顔を晒そうと思っていた。 全てを失う恐れがあったが、我慢を出来なくなっていた。 映画館での興奮は、我を失うほどすばらしかったのだ。 もう、彼女と思いきり交わりたかったのだ。 覚悟して、彼女の耳元で囁いた。 「場所を移して続きをしませんか?」 窓越しに写る彼女と目が合った。 驚愕していた。 二人で電車を降りていた。 彼女は狼狽し、次に怒りに満ちた顔を見せた。 どういうつもりなのか。 どうするつもりなのかと、怒りをぶつけてきた。 どうするつもりもないことを冷静に伝え、訳を話した。 これまでのこと、先日の映画館での営みの相手は自分だったことを明かした。 彼女は黙って聞いていた。考え込んでいたかと思うと、盛大にため息をついて両手で顔を覆ってしまった。 「幻滅したでしょ?笑ってもいいわよ」 「笑う理由なんてないですよ、僕も同類ですから」 「…それで、どうしたいの?」 「特段どうしたいということはありませんけど、ただこれからも関係は続けたいと思ってます」 「どういうこと?」 「貴女を抱きたいということです」 承諾も拒絶もせず、彼女は黙っていた。 その彼女の手を引いて歩き始めた。 目の前に公園に光を灯したトイレが目に写っていた。彼女と個室に入った。 「こんな明るい所でなんてイヤ」 拒否する彼女に耳を貸さず、パンティを引き下げ足から抜き取った。 片足を肩に乗せると両手で頭を押さえる抵抗する。それを打破、先程までの名残があるそこに顔を埋めた。 「こんなの酷い…」 クリトリスに吸い付き、舌を這わせる。 ビクビクと体を反応させ、腰を揺らし始める。 遠慮はしなかった。 彼女が感じるのに任せ、勢いも弛めなかった。 派手に体を震わせ、崩れ落ちかけた彼女を支えた。 後を向かせた。 彼女の中に入る。 反応を伺いながら速度を上げていく。 彼女が危なげになってきた。 「んんっ!」 痙攣が収まると、抜いた。 便座に座り、待った。 顔を上気させた彼女……ゆっくりと腰を沈めてきた。 前後が激しさを増す。 怪しい表情をした彼女が、唇を重ねてくる。 ねちっこい彼女の舌が、執拗に絡まる。 上下に打ち付け始めた。 抱きつきながら狂ったように喘ぎ、やがて痙攣した。 立ち上がる彼女。 中からドロッしたものが流れ落ちた。 彼女を丁寧に拭き取った。 パンティに足を通す彼女からオリモノシートを剥がし、奪う。 明日は一日マスクに貼り付け、羞恥心を感じてもらうことにした。 変態呼ばわりをされたが、抵抗を見せた罰である。 翌日、彼女達の側にはあまり寄らないように心掛けていた。女性なら匂いに気づくかもしれないと思ったからだ。 彼女ひとりだけ、その日の仕事のミスが増えていた。
23/09/16 08:44
(10QCEzes)
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