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【長編】恥辱の夜行バス
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:【長編】恥辱の夜行バス
投稿者: モンスーン ◆LcZFM.jE8Y
深夜0時、巨大なバスターミナルにひとりの若い女性が駆けてくる。
息を切らしながら乗車予定のバスを見つけ、発車時刻ギリギリになんとか飛び乗った。

彼女の名前は千紗、都内の女子大に通う20歳の大学生だ。
彼女は久々の3連休を利用して、地方に住む遠距離恋愛中の彼氏の元へ逢いに行く約束をしていた。

学生の千紗にとって、新幹線よりも料金の安い夜行バスは魅力的だった。なおかつ寝ている間に目的地に到着するため時間を有効に使えるのがよかった。そんな理由から、彼に逢いに行くときは必ずと言っていいほど夜行バスを利用していた。

観光地でもない地方行きのバス路線のせいか、週末だというのに乗客はまばらで閑散としている。
千紗は通路を奥まで進み、最後尾右窓側の席に座った。
後ろから座席の背もたれ越しに前方を確認すると、彼女の他には2人しか乗車していなかった。いずれも男性客のようだ。

(ふぅ、、間に合ってよかった。お客さんも少なくて1番後ろにも座れたし、今日はツイてるかも)

必死に走ってきたせいで体が暑いのか、上着のボタンを胸元まで開け手のひらを団扇代わりにパタパタと仰ぐ仕草をしている。
額と首すじにはうっすらと汗が滲んでいた。


彼女が席に着くとバスはすぐに発車し、深夜のターミナルを離れていった。



つづく

 
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2018/06/27 21:58:37(QWmnKOxZ)
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