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とある夏の日からはじまる物語
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:とある夏の日からはじまる物語
投稿者: たくや
ID:offside
ぼくが高校生1年だった時の、とある夏の日。
その日、ぼくは部活で疲れはてた身体で、満員電車に乗っていた。

(あぁ、疲れた…座りたいのに、こんなに混雑してちゃ座れないし、ツイてないな)

そう思いながら、吊革に掴まると電車が走り出した。
車内は部活帰りの高校生や会社帰りの通勤客で満員だった。なにげに車内を見渡すと、ちょうど扉付近に立つ見覚えのある後ろ姿が。

(あれ?矢野先輩?相変わらず可愛いなぁ)

そこには1つ上の先輩で、中学校でもかなり人気のあった矢野先輩の姿があった。

矢野あゆみ。色白でショートカット。バスケ部で高校も進学校へ。
「才色兼備」それは彼女の為にあるような言葉だと思う。
身体も疲労でヘトヘトだったことも忘れるくらい、人垣の間から見える矢野先輩の後ろ姿に釘付けになるぼく。
そんな憧れの先輩を凝視していると、電車が次の停車駅に着く。
先輩の立つ側の扉が開き、乗客が乗り込んでくる。少しでも先輩の近くに行きたくて、降車する僅かな人の流れに合わせ、僅かに先輩に近づく事ができた。

(矢野先輩、意外とスカート短いなぁ)

先輩の高校は進学校だが、スカートが短い子が多い学校だった。先輩の白くて細い脚は、ぼくの欲情を掻き立てる。
その時、ぼんやり先輩を見つめるぼくの視界を遮るように、男が割り込んでくる。

(くそっ、あいつあんなに先輩に密着しやがって!羨ましい!)

あっという間に車内は満員になり、身動きが取れない状態に。発車のアナウンスがあり、電車がまた走り出す。何とか先輩が視界に入るポジションを取れた事には満足しながらも、先輩に密着するように乗車し、左後ろについた、がたいのいいサラリーマン風の男性を羨ましく思うぼく。

しかしぼくは、そのあと「羨ましい」では済まされない事が起こるなど、知るよしもなかった…

つづく

 
2017/11/06 00:57:47(k9i.6LeY)
2
投稿者: (無名)
こんばんわ!
続きを待ってます?ら
17/11/06 23:03 (.KnPTooN)
3
投稿者: たくや
ID:offside
無名さん、ありがとうございます。
感想などいただけたら嬉しいです。


恨めしい気持ちで矢野先輩とその男の後ろ姿を凝視していると、何か様子がおかしい事に気づく。
男の右肩が小刻みに動いているように見え、それに合わせ矢野先輩が後ろを気にするようなしぐさを見せる。
その当時、まだ「痴漢」という行為や存在をそこまで知らなかったぼく。

(あれ?矢野先輩どうしたんだろう?)

そう思っていると、今度は矢野先輩の左肩が一瞬動き、何かを払うような動きをする。益々、謎が深まっていく。と、その時、ゴトンと電車が揺れ、後ろから押されたぼくの視界にとんでもない光景が…
何と、矢野先輩のお尻の辺りを男の手が撫でている。
その手を妨げるように抵抗する矢野先輩の左手。

(!!!?)

信じられない光景を目にし、ただびっくりする事しか出来なかった。が、次の瞬間、矢野先輩の気の強さを窺わせる場面に移っていく。
それは、矢野先輩が男の手の甲をつねり、抵抗を試みたのだ。

(さすがは矢野先輩!こんな男を許さないだろうな!)

なぜか嬉しい気分になり、その様子を一喜一憂しながら傍観するぼく。

だが、思わぬ反抗をされ、さぞ面食らったであろう男の表情は少し苦笑いしているように見え、その表情は「無駄な抵抗だよ」と言っているようだった。
そして、一旦は引っ込めた手を再度、矢野先輩の臀部へ持っていくと、短い制服のスカートの襞を掴み、をするすると捲りあげてしまう。
ぼくの視界には、憧れの矢野先輩の白い太腿が飛び込んでくる。

(おいおい!嘘だろ!?)

電車内で目にした、非日常的な風景はぼくの目を釘付けにさせた…

つづく

17/11/07 00:01 (JjJG1Xw8)
4
投稿者: (無名)
さっくっと書けばいいのに

終了!!!
17/11/08 02:54 (bKzYCo4h)
5
投稿者: たくや
ID:offside
無名さん、お叱りを受けてしまいましたね(笑)
まだ書かせてもらいます。温かく見守ってください。


あんなに憧れて、手の届かない場所にいると思っていた矢野先輩が、目の前で知らない男に自由にされ、太腿までさらけ出している…
不思議と男の行動を遮ることはせず、次の男の行動に期待してしまうぼく。

(あの男は何なんだ!?矢野先輩にこんな事して…それにしても凄いな…)

心の中で感心し、凝視し続ける。
その視線の先では、ぐしゃぐしゃになったスカートの中で蠢く手が、先輩のお尻を直に触っている。もちろん先輩も抵抗し、男の手首を掴みスカートの外に追い出そうとするが、その反動で更にスカートが乱れ、白い尻肉までチラチラ見えている。

ぼくが学生の時代は、中学生の女子は今のようなハーパンではなく、ブルマを履いていた。
もちろん、矢野先輩も例外ではなく、先輩のブルマ姿をオカズにしていた男子も多かった。ある時、先輩のブルマからパンツがはみ出ていた事があり、それが男子間で大ニュースとなった事もあった。

まさに今の状況はそれ以上で、ブルマさえ無いお尻とパンツ、あり得ないものが見えている。
抵抗する先輩を横目に、お尻を鷲掴みにしお仕置きとばかりに強く揉み始める男。
そうこうしていると、次の停車駅に電車が着く。先輩は降車する客の流れに合わせ、男から離れようとするが、男がそれを許さない。扉は反対側が開いており、また乗客が乗り込んでくる。ぼくは必死に男の右後ろをキープ。手元が見える位置に。
すると、先輩の右隣にも男がついたのが確認できた。少し小太りな感じで汗をかいている。その男がなぜか、左隣の男と視線を合わせ、ニヤッとした気がした。

(こいつ、暑苦しいなぁ…何笑ってんだよ)

心でそう呟いたが、この小太りの男の魂胆が分かるまで、そんなに時間は必要とならなかった…

つづく
17/11/08 12:55 (QXWuwaWr)
6
投稿者: たくや
ID:offside
新たに乗ってきた客を乗せて電車が出発する。
先輩は再度、スカートを捲り始める男に抵抗する。少し振り返りながら小さな声で、「やめてください」とそうはっきりと拒絶の意思を男に伝えたのだ。そして、今度は鞄を持った手を後ろに回して、男の手からお尻をガードする。

(さすが、矢野先輩!そんな男、許さないだろうな!)

矢野先輩の女として当たり前の行動を見て、嬉しい気持ちになる。憧れの先輩でいて欲しいという気持ちが、その時は勝っていたのだろう。

だが、そんな気持ちも右隣に立っている男の行動で、すぐに吹き飛んでしまう。
左の男に気がいっている先輩を嘲笑うかのように、前側からスカートを捲り、太腿を撫で始めたのだ。一瞬、驚きの表情を浮かべた先輩は鞄を元の右脇に戻さざるを得なくなり、それに合わせてまた左側の男がスカートを捲って、矢野先輩の臀部を触り始める。
明らかに形勢が逆転した瞬間だった。先輩の白い肌は紅潮し俯いてしまう。

(!!!)

ぼくはその光景を見て、ただ見ている事しか出来なかったが、今までに無い興奮を覚える。気づくと股間が制服のズボンを破りそうなくらい膨らんでいた。
その後、男たちが降りる駅まで矢野先輩は二人の見知らぬ男にお尻を直に触られ続けた。

翌朝から、またそんな光景を見る事がないか、期待しながら電車に乗るぼく。明らかに邪な感情を抱いて乗るようになっていく…

つづく
17/11/09 06:19 (WTXwJeBp)
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