新幹線で偶然隣あわせた女性
スーツ姿に黒いストッキング、出張に向かうキャリアウーマン風。
組んだ脚がスカートに張り付き妙に艶かしい。
年は40近いがかなりの美人。
前の席は旅行にでも行くのか若いカップルがイチャイチャと楽しそうにしている。
俺はタバコを吸いに席を立つ
一服終え席に戻ると、隣の女はコートを膝に掛け、目を軽く瞑り時々苦しそうに息を漏らす。
座りながら
「大丈夫ですか?」
と声を掛ける。
「大丈夫ですけど、手をいいですか?」
と、荒い息遣いで俺の右手をゆっくりと握ってくる。
そして、俺の肩に頭を預けてくる。
俺は突然の事になすがままにしている。
しばらくすると、俺の手を握る女の手
に力が入る。
どういう訳か、俺にはコートの中で女の手がどうなったいるのかが透けて見える。
女の息遣いが荒くなる。
「ック…」
と小さい声が聞こえた。
ってとこで目が覚めた。
こないだ見た夢にちょいと脚色してみました。