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密かな楽しみ36~孝史と香奈~
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:密かな楽しみ36~孝史と香奈~
投稿者: 瀬名
「何?そんな顔して?せっかく持ってきたのに。」


神村は、香奈の目の前まで来ると右の手の平にのせた香奈の携帯を差し出した。


香奈は差し出された携帯を放心したように見つめている。


様子がおかしい・・・。
そう感じた中村は香奈の顔を見た。
蒼白く、唇が僅かに震えているように見える。
瞳は光を失ったようにどんよりと曇り、ただ一点を見据えている。

「岡本?・・どうしたんだ?誰だよ?」

明らかに変調をきたしている香奈の表情に胸騒ぎを覚えた中村は、香奈の肩に手をかけ訪ねた。


「君、誰?あのさぁ、気安く人の彼女に触らないでくんない?」
神村は、低い声で威圧するように言った。

その言葉に驚いた中村は、一瞬神村の顔を見るとすぐに振り返り香奈を見つめた。


「そう・・なのか?」

中村の問い掛けに我に帰った香奈は、中村の驚きと不安の混じった表情を見て慌てて首を振った。

「そうだなぁ、まだ彼女じゃないなぁ。」

おどけたように言った神村の言葉に中村と香奈はホッとしたような安堵の表情を浮かべた。

「でもさ、もう彼女になったようなもんじゃない。ねぇ?・・・香奈。」

優しく穏やかな声だった。

香奈は、すぐに否定しようと神村の顔を見た。

しかし、否定の言葉は喉まで出掛かって止まってしまった。


神村の緩んだ口元は、『昨日の事をコイツに言うぞ』というサインを送っていた。


「なぁ、香奈。俺達、昨日いい感じだったじゃん?俺達ウマくいくと思うんだけど。香奈だって、そう思うだろ?彼、なんか勘違いしてるみたいだからさ、教えて上げようよ。」


神村は、優しげな表情で香奈を見つめながら言った。

『ばらすぞ。俺とオマエが昨日何をしたかバラすぞ。』
香奈には、そう聞こえた。


香奈は、絶望の中でゆっくりと頷いた。


もうだめ・・・
ひどい・・・
中村君の前で・・・
どうして・・・
何もかも・・・
終わっちゃった・・・


絶望と屈辱が香奈の全身を駆け巡り、血の気が引いていった。
もう、香奈にはどうすることも出来なかった。


「・・そうか。・・・そうなんだ。何か・・オレ、馬鹿みたいだな。」


中村は納得などしていなかったが、香奈が頷いた以上、自分の入る余地がない事を悟り、それ以上何も言えなくなった。


「なぁ、香奈。ちょっと買い物に付き合ってくんない?その後、メシでも食いに行こうよ。」


香奈は、肩をビクッと震わせ怯えた目で上目遣いに神村を見た。

『ついて来なきゃ、昨日の事言っちゃうよ?』
神村の目は、そう語っていた。


香奈は、黙って頷いた。
言うとおりにするしか無かった。

「よし。んじゃ行こっか?じゃあねぇ・・え~と、名前知らないや。」


神村は、中村に向かってにこやかに手を振ると、香奈の肩を抱いて歩き出した。
香奈は、ただ黙って神村に身を任せた。


背中に中村の視線を感じながら、もう二度と自分が望む生活に戻る事は出来なくなってしまった事を悟り、絶望に打ち拉がれた。


『堕ちていく・・・。』

その言葉を心の中で呟いた時、悲しみと悔しさと絶望のあまり笑いがこみ上げ、香奈の口元は僅かに上を向いてしまっていた。


神村は、香奈を助手席に乗せると車を出した。

連れて行かれた場所は、市街地の外れにあるショッピングモールだった。

神村は駐車場に車を止めると、降りて助手席のドアを開けた。
「降りろよ。買い物に行くんだから。」

香奈は、黙って言われるままに車を降りた。

神村は、香奈の肩を抱いて歩き始めた。


「洗剤とティッシュとサラダ油と・・・あと何だっけ?忘れちゃったよ。オレさぁ、ダメなんだよねぇ、メモしときゃいいのにさぁ。めんどくせぇからってしないんだよ。そのくせ忘れっぽいんだよなぁ。」

神村は、ブツブツと喋りながら商品棚からサラダ油を取ってカゴに入れた。
香奈は、突っ立ったまま黙ってその様子を見ていた。


「なぁ、コレとコレって値段がスゲェ違うんだけど・・・なんで?」

神村は洗濯用洗剤を二種類手にとって香奈に見せた。

香奈は、目を逸らし俯いた。

「なんだよぉ。教えてくれたっていいだろぉ?つーか、知らねぇの?・・・ま、別にいいけど。」
神村は、がっかりしたような顔をした後、片方の洗剤を乱暴に棚に放り込むと、また香奈の肩を抱いてレジへ歩き出した。


次に連れて行かれた場所は、ショッピングモールから少し離れた国道沿いにあるバーガーショップだった。


「腹減ったろ?メシ食おうぜ。オレあんまり金無いからさ、ここで勘弁してよ。」

そういうと車を降りて、サッサと歩き出した。

香奈は俯き座ったままだった。


コンコンと窓を叩く音がして顔を上げると、助手席の窓から神村が覗いていた。

「来いよ。」

神村はニッコリと微笑み手招きをした。
しかし、目は笑っていなかった。


香奈は、慌てて車を降りた。
あの目は、香奈に恐怖を与え従順にさせる。



「オレは、チーズバーガーセットでアイスコーヒー。香奈は?」


香奈は俯き黙っている。

「じゃ、一緒のヤツで。あ、オレンジジュースにしてね。」

黙っている香奈を見て、神村は勝手に注文した。


「なんだよ?食わねーの?」

神村は、運ばれてきたチーズバーガーを頬張りながら香奈に言った。


「・・・お腹・・すいてません・・・。」

香奈は俯いたまま小さく呟くように言った。


「お?やっと喋ったじゃん。でもさ、食わねーとだめだよ?俺のばあちゃんもメシだけはしっかり食えって言ってたもん。」

チーズバーガーを食べ終えた神村は、フライドポテトを4、5本掴んで口に運びながら言った。


「もう・・帰してください・・・。」

香奈はすがるような目で神村を見て言った。


「・・わかったよ。別に帰さないなんて言ってないだろ。」


そう言うと神村は立ち上がって出口へ歩き出した。

香奈は、鞄を持つと神村の後を追って店を出た。

辺りは、既に真っ暗で、国道を走る車が発する光の列が辛うじて周囲の様子を伺わせていた。


車に乗り込んだ二人は、走っている間一言も話さなかった。


もうすぐ香奈の家の近くにある公園につく。

やっと解放される。

そう思った香奈は、安堵の溜め息をついた。

しかし、車は公園を通り過ぎるとその先にある潰れたパチンコ屋の駐車場へ入っていった。

建物の影になった場所に車を止めた神村はライトを消した。

香奈は嫌な予感を感じて神村の横顔を見た。

電光表示のメーターの光でぼんやりと横顔が照らし出されている。

神村の口元が動いた。

「昼間のアイツ、誰?オマエの彼氏?」


『中村君の事だ・・。』

「・・友達・・です。」

そう、トモダチ・・。

それ以上の関係になりたかったけど・・・。

ただの・・トモダチ・・・。


頭の中に中村の顔が浮かんで、香奈は目に涙を浮かべた。


「アイツに近づくな。でないとオレ、アイツやっちゃうよ?」

神村はそう言って鋭い目つきで香奈を見た。


「なんで!なんでそんな事するんですか!中村君は関係無いじゃないですか!!」

香奈は無意識の内に大きな声を出し、神村を睨みつけていた。


神村は俯いたまま、しばらく黙っていた。


「・・・うるせーよ。」
呟くような小さな声が聞こえた瞬間、顎を持ち上げられ唇を塞がれた。

驚いた香奈は、目を見開いた。
間近に神村の顔があった。

胸を乱暴に触られている。

香奈は力を込めて顔を背けた。

その瞬間、神村は香奈の上に覆い被さり、シートのレバーを引いた。


「いやっ!やめてください!お願い!やめてっ!」

香奈は神村の肩に手をかけ必死に引き剥がそうとしながら、声を出して懇願した。
しかし、男の力にはかなわず、その願いも神村には届かなかった。


ネクタイを乱暴に引き剥がされ、シャツのボタンを外された。

下に着ていた青いキャミソールを捲り上げられると、白いブラジャーのホックを手慣れたように外され引き上げられた。

香奈の小振りな乳房が神村の眼前に露わになり、神村は両手で鷲掴みにすると左の乳房の突起に吸い付いた。


「やめて下さい!離して!いやっ!お願いします!やめて・・・くだ・・さい!」

香奈は涙をボロボロと流しながら必死に懇願したが、それが無駄な行為だということを心の底では理解していた。
しかし、今抵抗しなければ、もう立ち直ることは出来なくなる。
神村は自分をいつまでも陵辱する。
自分は・・堕ちてしまう。
その事がよく分かっていたからこそ、抵抗をやめてはいけなかった。


しかし、神村は香奈がいくら抵抗しようとも、懇願しようとも、行為をやめなかった。




乳首に何かぬるぬるとした物体が絡みついては絞り上げるように吸いついてくる。
何度も、何度も。



気持ちワルい・・・

いやぁ・・やめて・・・


下腹部をまさぐられている。
スカートは既に捲り上げられ、白い飾り気の無い下着が露わになっている。
上村の指が股間に侵入し、柔らかな粘膜を探している。

香奈は必死で足を閉じた。

神村は乳房から口を離すと、上体を起こし、香奈の両足をつかみ無理やり足を開かせ、間に入ってきた。

香奈は神村の胸を両腕で突き上げ、足をばたつかせて抵抗した。
狭い車内で香奈の足はダッシュボードやエアコンのコントロールパネルにあたった。

神村の指が下着の脇から侵入し、割れ目を探り当てた。

その瞬間、神村の動きが止まった。


そして、ニヤリと笑みを浮かべると香奈の目を見据え口を開いた。

「なんだよ。濡れてんじゃん。」


その言葉を聞いた香奈は、目の前が真っ白になり全身の力が一瞬で抜け、深い谷底に落ちていくような感覚を覚えた。


力が入らない。

逃げ出したいのに、吐き気がするほど気持ち悪いのに・・・。

体は熱く、腕にも足にも力が入らない。


頭の中が溶けていく・・。

目の前が真っ白だ・・。

神村の舌が乳房の突起を刺激する。
神村の指が割れ目の奥の方へ出入りする。

その度に、吐き気と目の前を白く染める刺激が体を駆け巡り、腰を浮かせる。


目を瞑り、唇を噛み締め、こみ上げてくる感覚を必死にこらえる。


『もう・・やめて・・下さい・・許して・・下さい・・。』

声に出そうとして口を開くが、うまく喋る事は出来ず、でてくるのは呻くような吐息だけだった。

神村の手が乳房から離れた。
カチャカチャと金属の音がした後、ジーッという音がした。

股間から指が抜かれた。
下着の股間の部分を引っ張り上げられる。


『・・や・・め・・。』
香奈がそう呟いた瞬間、堅く太いものが香奈の中に入ってきた。

香奈は背中を反り返らせ、腰を浮かし、大きな呻き声を上げた。


その熱く堅く太い異物は、香奈の中から湧き出たヌメヌメとした液体をかき出すように激しく動き出した。

その動きに合わせて、香奈の腰は僅かに上下し、小振りな乳房が揺れている。

香奈は左手でシートを掴み、右手で口を抑えて苦しそうな表情をしている。

香奈を襲っている感覚。
それは、紛れもなくセックスによる快楽だった。
 
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2009/06/17 22:04:00(1.huI.ao)
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