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緊急停止
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:緊急停止
投稿者: 通快ウキウキ通り ◆VMdQS8tgwI
見かけない顔だった。
いくつかのテナントが入っている、オフィス専用の高層ビル。
ほとんどの社員は、社員章をつけ、IDをぶら下げている決まりだったから、
外来客に違いなかった。
スーツだったが、着古した感じの、少しだらしない印象だった。
そして、なんとなく、本能的に・・・、卑猥な匂いを漂わせていた。
 
中層階の女のオフィスに向かうエレベーターは、いつも人がまばらだ。
ロビー階のホールから、
女と、その男の二人きりだった。
 
乗り込み、自分の階のボタンを押す。
男は女の後ろに回り、手を伸ばして、別の、少し上の階のボタンを押した。
違う会社に用があるのだろう、
なぜか女は少しだけ安堵した。
二人だけの箱、、、
男は後ろを離れない。
箱が上昇を始めた・・・。
 
男の少しだけ崩れた気配が、
二人きりで後ろを離れない、不自然な状況が、
そして・・・、
自分に関係ない来客だという、安心感が、
女を少しだけ狂わせた。
 
ぴったりと後ろについた男に、少しだけ尻を突き出す。
男の、鞄を前で持っている手の甲に、
女の尻が当たる。
男の手が、ピクリと反応し、
指が一本、女の下着のラインを探るように立ち上がる気配がわかる。
 
・・・やっぱり。
 
興奮に、少しだけ熱いものがあふれる感覚を覚える女。
でも、もうすぐ自分の階だ。
エレベーターのドアが開けばそこは自分のオフィス。
目の前には受付があって、同僚たちが行き来している。
その、絶対的な安心感が、女を刹那に狂わせる。
 
さらに、尻を突き出し指を感じる。
ほら・・・もう着いちゃう、もっと指を・・・。
 
そのとき、箱の運動とは明らかに別の、大きな揺れが襲ってきた。
突き上げるような衝撃と、左右に振られる感覚、
身体が床から浮き上がるほどの、急な減速で、箱は急停止した。
次の瞬間、照明が落ち、薄赤い非常灯だけの世界・・・。
 
あまりの動揺に女が振り返ると、
男は女を見て、ニヤリと笑った・・・。
 

再び箱がミシリと揺れる。
「ひっ・・・。」
と女が身を硬くする。
男は一歩女に近付く。
匂いがした。
饐えたスーツの匂い。
薄暗い非常灯の中でも、明らかにわかる、
しわの寄った、安物のスーツ。
何日も着古され、汗や様々な分泌や汚れを吸い寄せ、
不快感を感じさせる、あの匂い。
その匂いが、後ろから身体を密着させ、耳元に口を寄せてくる。
「怖がる事、ないぜ。」
揺れが止まらない。
いや、すぐに揺れは収まったのに、女の気持が激しく揺れていたのだ。
停止前に、急速に高まっていった欲情が、
今は恐怖に置き換わって、更に大きく膨らんでいった。
 
耳元にかかる、脂臭い男の息。
男が舌を出し、ベロリと耳を舐める。
わざと粘ついた唾液をたっぷり垂らして、
耳の穴の奥まで舌が這いずり込んでくる。
男の、硬く張り詰めたものが、
尻に押し当てられるのがわかる。
女の全身が総毛立ち、そして発汗した。
 
空調も停まっていた。
箱の中の温度がどんどん上がっていく。
男が髪に顔を埋め、息を吸い込む。
「ふん、一日過ごした、メスの匂いだ・・・。」
日常にありえない、激しい羞恥を呼ぶ言葉、、、
それが女をおかしくしていく。
尻に突き立てられた、熱く硬い肉棒、、、
それが女を狂わせていく。
女の股間で、汗と、それ以外のものが、
激しく分泌され、発酵しようとしていた。
「たぶん時間はたっぷりあるぜ。」
「お前の匂いを全部暴いてやるよ。」
「脇の下も・・・きっとべっとり汚れてるアソコもな・・・。」
 
続けて、うなじに舌が這う。
女の膝が、崩れかける。
バランスを崩しそうになった、それを合図に、
男が後ろから抱きすくめる。
女の、制服のブラウスに包まれた豊かな胸が、
すっぽりと男の両手に包まれる。
 
「さあ、覚悟を決めたみたいだな。」
 
絶望に支配された激しい官能が、
女の膣の奥深くから湧き出し、
下着に収まりきらないほどの粗相となって、
太腿の内側に伝わるのがわかった・・・。
 
 
女の両胸を受け止めた手の片方が、
まるで軟体動物のように這い降りてくる。
腹を這い、腰骨の辺りを通って太腿へ・・・。
女の肉付き、柔らかさを確かめるように、
これ以上無いいやらしさで、ゆっくりと、ゆっくりと・・・。
スカートの裾に辿り着くと、そこから折り返してきた。
 
暑い夏の日、女はストッキングを穿いていなかった。
膝下までの、黒いナイロンハイソックス。
だから男の手が、制服のスカートの裾で折り返した時、
そこは素肌だった。
太腿の内側に回りこむように手を滑らせ、
這い上がってくる男。
途中で・・・。
 
垂れて伝わったぬめりに触れた・・・。
 
「ふーん・・・。」
「いやっ!」
 
塗り広げるように、ヌルヌルとパンティラインまで上がってくる男。
穿いているのが・・・無駄だった。
むしろ、女の恥辱を強調するように、
二重になった布地の外にまで、滴るような証しが溢れていた。
 
たっぷり掬い取った男の指が、
一度そこを離れ、女の目の前に曝される。
指を動かし、糸を引くさまを見せ付ける男。
光り、濡れるそれを、女の唇に塗りつける。
「いけない・・・お嬢ちゃんだね。」
 
男はしゃがみこみ、スカートの中へ両手を入れると、
一気にパンティを引き下ろす。
よろける女。
男に抱きかかえられるように、崩れ落ちる。
両手と腰で女を支え、
すかさず浮いた脚から下着を抜き取る男。
無遠慮に指が侵入してくる。
がさつな動きでクリトリスを捏ね回し、
節くれ立った指を容赦なく差し入れてかき回す。
 
女は・・・壊れていた。
 
自分の意志、自我はもう無いのだ。
なすがままに身体を任せ、
本能的に喘ぎ、止め処なく溢れ続けていた。
 
「こんなに零してるなら、いただかないとな・・・。」
男は女をエレベーターの壁に押さえつけ立たせ、
スカートを腹の辺りまで捲り上げると、脚を開かせる。
男の荒い息がクリトリスを撫でる感触に、
女が震え出す。
水気の多い、柔らかな果実を口にする時のような音が、
箱の中に響いていく。
どんどんと上がっていく温度、
強まる淫臭。
 
男が、ベルトを外す音・・・。
 
 
髪を掴まれ、一気に頭を押し下げられる。
目の前に・・・。
 
透明な滴を、堪えきれずに先端からしたたらせた、
赤黒く、不潔な匂いを発した塊があった。
唇に押し付けられる女。
先端が捻じ曲がり、頬のほうへと男の粗相が塗り込められそうになる。
それが、、、たまらなく嫌な気がして、口を開いてしまった女。
男は手を添え、向きを変えて、一気に女の口に捩じ込んだ。
嗚咽する女。
容赦なく、打ち付ける男。
喉の奥に異物を受け、必死で堪える。
たちまち、涙と鼻水と涎で、
女の顔が崩れていく。
 
「いい眺めだぜ。。。」
 
女の口から引き抜かれたそれは、
自らの分泌物と女の唾液を滴らせ、
異界の生物のように脈打っている。
男は女を立たせ、後ろ向きにさせると、
「壁に手をついてケツを突き出しな。」
悪魔のような声で告げた。
 
従ってしまう女。
もはや、常識や倫理観はどこかに消えてしまっていた。
狂ってしまった身体、
火をつけられてしまった官能が、
女を支配し、男に従わせた。
男の猛り狂ったものが、
 
ズブリ・・・。
 
魂から搾り出すような女の咆哮。
獣となった二人。
本能の匂いに満たされる箱。
粘液にまみれ、身体と身体を打ちつけあう音だけが、
薄明かりの密室に響く。
 
たちまち男にも絶頂が訪れる。
女の髪を掴み、振り返らせ、
その唇に舌を無遠慮に差し入れながら、
唸り、腰を震わせて、奥深く果てた・・・。
 
 
床に打ち捨てられた女。
股間から、今放たれたものが逆流し、
滑らかな内腿を伝わり、床に溜りを広げていく。
非常用スピーカーの横の、パイロットランプがついた。
 
「どなたか、いらっしゃいますか?」



2005/08/16 15:31:34(eUzvdW9Q)
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