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春色の誘惑
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:春色の誘惑
投稿者: 通快ウキウキ通り ◆mUQQCY5T2M
桜の花も終わりを告げて、
初夏のように暖かかった週の後半、とある一日の夕刻。
新○駅4番線ホーム。
18時を過ぎて最初に出る通勤快速電車。
久しぶりに訪れたホームは、いつものように通勤客でごった返していた。
 
幾度かの物語で書いた、一人の女性を見かける。
いつも乗るときはこの時間、そして先頭を少し外したドア。
チラリと横目で僕を確認したか?
メールも、愛称も知ってはいるけれど・・・。
言葉を交わし、二人きりで遊んだ時もあるけれど、
駅では声を掛けずに、隣に並ぶのがルール。
 
彼女は、それなりに場所を考えているからか、
激しく常連痴漢たちが殺到するという事はない。
けれど、その存在を知っている、何人かがいることも事実だ。
今日も、、、3人いた。
争うのは好きじゃない。
さりげなく、誰にも気付かれず、でも、深く・・・それが僕の理想だ。
そうでなくても最近は、
直前に湘○新○ラインを入れるというJRの戦略で、余り混まない車内。
ずっと彼女に触れられない日が続いていた。
今日も、無理だな・・・。
今日も、ゴメンね・・・。
 
でもそのまま、場所を移動せずに、
僕はその場所に並んで電車を待った。
通勤快速が入線してくる。
ドアガ開く。
車内の人ごみの中に、気になる女性が見えた。
少しくすんだ、趣味のいいピンク柄の膝上丈のスカート。
二十歳前後か?少し水気を含んだような瑞々しい身体。
春が、女性の姿を纏って車内にいるような、そんな雰囲気。
 
その娘のほうに向かって車内に乗り込む。
いつもの彼女は、3人ほどに押し込まれて、
反対のドア際へ詰め寄られていくのが、横目に見える。
僕はその娘の正面へ。
さらに人が乗り込んでくる。
いつもより、少し混雑が激しいのは。
湘○ラインの人身事故のせいだった。
 
発車間際、最後の一押しがなだれ込んでくる。
ちょうどドアスペースと座席エリアの境い目辺り。
僕はバランスを崩し、その娘に倒れ掛かりそうになる。
不安定な姿勢のまま押し込まれ・・・何故か・・・。
彼女の右腕と、僕の左腕が、
腕を組んだように絡まりあってしまった。
「ゴメン!大丈夫?」
普通に声を掛けただけ・・・。
本当に、普通に、優しく気遣っただけのつもりだった。
 
でも・・・、
不思議な気配に包まれた。
僕の左腕を抱え込むようにした彼女の右腕。
離れるまでに、少し間があったのだ。
その「間」の間に、
伝わってしまった・・・。
彼女の体温、鼓動、胸の膨らみの柔らかさ、
春に誘われた、少しだけ官能的な気配・・・。
 
腕が解かれて、僕は手を下ろす。
拳が、彼女の正面から、ちょうど「あの」部分に・・・。
混んだ車内、自然と押し付けられる。
一番柔らかな部分の感触・・・。
更に・・・、
押し付けられてしまう。
ちょっと、、、不自然かも・・・。
そんなに混んでる?
彼女の後方を確認する。
つり革に掴まっている女性が一人、
その前はもう座席だ。
彼女の後方から押されるような要因は無いし、
身動きできないほどの混雑でもなかった。
なのに・・・。
なんだろう?押されてきている。
彼女の側から、僕の拳に、
「そこ」が押し付けられてきている・・・。
 
そうなのか・・・?
 
拳の指の1本だけ、少し形を変えて、
彼女の中心に当ててみる。
「そこ」に当てるように、探りながら押し付けてくる気配・・・。
 
そうなのか・・・?
 
彼女が当ててきた場所を、
刺激するように、少しだけ、、、
指を動かしてみる。
 
俯く彼女・・・顔が赤い。
彼女の後方には余裕が出来ていた。
自分から・・・そのポジションを保とうとしている彼女。
柔らかなスカートの生地越しに、
彼女の疼きと興奮が、緩やかに伝わり始める。
そんなささやかな駆け引きをしたまま、
電車は池○に到着した。
 
少し人の入れ替わりがある。
躊躇するような、微妙な動きの彼女。
「降りない・・・よね?」
聞こえるように耳元で囁くと、
彼女は少し奥に進んで、座席の前のつり革を掴んだ。
人が乗り込んでくる。
通路の中央で、ちょうど彼女の後方に押し込まれて止まる。
今度は後ろから・・・。
明らかに、「触っているよ」と伝えるように指を這わす。
再び・・・、彼女の立ち位置が微妙に僕に近づく。
座席との間に余裕があるはずなのに・・・。
 
向こうのドア際では、例の彼女が、
3人ほどに囲まれて、じっと目を閉じている。
そして・・・こちらでは、
そ知らぬ顔で中吊り広告を読んでいる僕。
俯いたままつり革を掴む春色の妖精・・・。
当たり前の日常に紛れ込んだ、
秘めやかな官能の儀式・・・。
 
ゆっくりと・・・、
スカートをたくし上げていく。
柔らかい生地、滑らかな裏地。
それを器用に指で纏って、素足にたどり着く。
少し上へ・・・。
彼女のお尻が、キュっと緊張するのが伝わる。
少しだけ、本能的に爪先立つように・・・、
そしてまた、思い返したように押し付けてくる。
素朴な感触の綿の下着。
何かが・・・熱くこもっている。
クニクニと、少しいやらしく指を動かしてみる。
そのたびに、キュっと閉じて指を挟み込む彼女。
下着の横から圧力を加えるように、ゆっくりと押していくと、
下着のクロッチ部分が横にずれていく。
 
直に・・・触れる。
その瞬間、ビックリしたようにキュンと弾ける彼女。
ダメだ、ダメなんだね。
直接は、とても耐えられないんだね。
本当に、かすめる程度にしか触れていないのに、
おびただしい証しが指に移ってまとわりついている。
ちょうど電車は板○駅に着き、また人が入れ替わる。
通路に空間ができる。
身体をずらし、彼女の斜め後方に隙間を作ってあげる。
通路の状況を窺う彼女。
「嫌だったら、避けていいよ。」
隙間をを示すように身体を開き、彼女に囁く。
頷く彼女。
 
・・・でも、彼女はそこを動かない。
 
そのまま電車は駅を出る。
もうスカートはそのままにして、再び生地の上から優しく触っていく。
安心したように、再び股間を押し付けてくる彼女。
柔らかな生地が、彼女の感触を充分に伝えてくれるから、
もうそれ以上は求めずに、
僕は指先に神経を集中させていく。
人の動かない十○駅を発車して、
赤○駅手前の高架に差し掛かった頃、
彼女のお尻がリズミカルに、何度か収縮するのがわかった・・・。
 
ホームの明かりが車窓に流れる。
電車が減速していく。
たくさんの乗換客が、開くドアに注意を向け始める頃、
鞄を持った彼女の手に、
そっと僕の手を重ねてみた。
柔らかな春の風を思わせる秘め事の終わりにふさわしく、
彼女は小指だけを、そっと、一瞬だけ絡ませてくれた。
 
ドアが開く。
僕は指を解き、ホームに出ていく。
彼女は車内に残り、空いた前の座席に腰を下ろす。
お互い、顔を見ないように、そのままで・・・。
 
春風を乗せたまま、下っていく電車を、
僕は少し切ない気持ちで見送っていた・・・。



 
2005/04/19 00:35:06(.naPo6P/)
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