閉まりかけたドアが開く。
20代位の男性が、エレベーターに乗り込んで来た。
小学2年生の私は、そのお兄ちゃんに
「鉛筆とノートを屋上に忘れちゃったから、一緒にきてくれない?」
と頼まれると、何の疑いもなくついていった…。
最上階までエレベーターで行くと、そこからは階段で屋上まで登る。
屋上へ出る扉の前で、お兄ちゃんが腰掛けると、ズボンのチャックを開けて
自分の…を取り出した。
私は理解出来ないままに、その光景を見つめていいた。
そして、お兄ちゃんは自分でそれを触り出した。
「鉛筆とノートは?」少し不安になって聞くと、
「後でいいよ」のような適当な言葉ではぐらかされ
手を伸ばせば触られそうな距離で私を見ながら息を荒げている…。
お兄ちゃんが「パンツ見せて……スカート捲って」と言った時、
私は「やだ!」と反抗した。
その後、お兄ちゃんがイったのか、覚えてはいない…。
ただ、エレベーターが怖くて、何年も乗れなかった…。