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(どうしよう……私が…こんなヤツに負けちゃう…
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:(どうしよう……私が…こんなヤツに負けちゃう…
投稿者: 美由紀
細かい経緯は省略。
私の会社に出入りしている、若いデザイナーの男の子が不始末をやらかし
て、
おかげで休日だというのに、私はスーツを着て会社に行った。
そのデザイナーと一緒に、取引先に謝りにも行き、くたくたになって、会社
に戻った。
今度は私が彼に謝ってもらう番だ。
ガランとしたオフィスで、彼はひたすら私に謝り続ける。
弱々しい態度。私はこういう人間を見ると、少し虐めたくなってしまう。
私はタイトなキャリアスーツを着ていた。
色は黒。
シンプルだが、かなり腰を絞ったデザイン。
しかも、結構ミニだからアクセサリーを選べば、このまま銀座にでも行けそ
うだ。
私のスーツは、こうしたタイトミニが多い。
私が普段からミニを履くのは、いわゆる脚線美に自信があるから。
その脚線を、より引き立てる為に、ハイヒールもよく履く。
その日も当然、そのコンビネーション。
たとえ、オミズっぽいと言われてもいい。
謝りに行く時に、相手の糾弾を少しでもかわすには必要なコスチュームだっ
た。
ちなみに私は比較的スレンダーなボディラインだけど、大腿の張りは豊か
だ。
しかし、足首はキュッと引き締まっている。
スポーツか何かやってるの? と、よく聞かれる。
パンプスを履くと170センチを越える身長だから、
太股はある程度肉付きがよいほうが、美しく見えるはずだと、
自分をなぐさめている部分もある。
その日は、その自慢の脚をジバンシーの黒いストッキングに包ませていた。
話に戻る。
立ちながら謝罪を聞くのも疲れるので、私はデスクの後ろにまわり、椅子に
座った。
座ったために、太股がムキ出しになる。
その時私は、「どうやってこの子を虐めてやろうかしら」と考えあぐねてい
た。
背もたれにゆったりと寄りかかり、黒いミニスカートから伸びる脚を組ん
で、彼を見上げる。
私はジャケットの下にタンクトップを着ていたが、割と大きく胸元が開いて
いる。
たぶん、その角度だったら、胸の谷間を充分すぎるほどアピールしたはず
だ。
彼がドギマギしだしたのが手にとるようにわかる。
その姿を見て、私は胸の奥で小さく微笑んだ。
たまには、少し淫らなゲームも面白いかも…。
「あなた、私を見下ろせる立場? 座りなさいよ。」
「え? あ、す、すいません」
男の子は、私の目の前の床の上に正座した。
座りなさいと言われて、彼は「あぐら」や「体育座り」でなく「正座」を選
んだ。
謝罪をしているのだから、当然と言えば当然だが、
今時の浅薄な若者とは違い、躾が行き届いているように見える。
私は彼に素直に好感を持った。
「で、どうしていただけるのかしら? 
 ミスの原因はわかったけど、それで終わりじゃないでしょう?」
私は追求の手をゆるめない。
いくつものキツイ言葉を彼に浴せる。
しかし同時にサービスするのも忘れていない。
クレームを言い続けながら、何度も何度も、私は脚を組み直した。
正座した彼の目の高さは、私の膝頭より、やや高い程度。
伏し目がちに、オドオド話す彼。もっとからかってやりたくなる。
私が視線をよそに移す度、チャンスを逃すなとばかり太股を盗み見ているよ
うだ。
視線を戻すと、慌てて目を伏せ、自分のバッグを所在なさげにいじったりす
る。
その姿がおかしくてたまらない。まさに飴とムチだ。
私は脚を組むのをやめて、真っ直ぐに彼に向き直った。
(ミニスカートの奥に、黒いストッキングにくるまれた股間が見えるでしょ
う…。)
もちろん、それは口に出しては言わない。
スカートの奥は、ちょうどY字型に見えていたと思う。
当然、そのY字の上半分を覆っているシルクのパンティも、ストッキングに
透けて見られたはずだ。
でも、サービスはそこまで。
私は、ゆっくり立ち上がると、なにげなく黒いミニの裾を太股に沿って押し
下げた。
彼の残念そうな顔。(笑)
私の胸の中の悪魔が次第に大きくなっていった……。
私は、この弱々しュて真面目そうな男の子を徹底的にからかってやりたくな
った。
椅子を少しずらし、彼を眼下に見下ろしながら、そのままデスクの前に立
つ。
キャリアスーツのタイトミニから、すらっと伸びた両脚。
私は自分でも驚くほど、大胆になっていった。
まず無言で彼に背を向けた。
腰を折り、デスクに片手をつく。
そして、彼の言葉を無視するかのように、卓上の書類などを無意味にめくっ
てみたりした。
そんな態度をとることで、私がかなり怒っていると彼は思ったはずだ。
謝罪の言葉に力が入る。
しかしビジュアル的には、それはむしろ挑発のポーズだった。
私は意識的に背筋を伸ばし、ヒップをやや突き出すような姿勢になった。
彼の側から私を見ると、どんなふうに見えるだろうか?
スカートの後ろ側は、シワひとつなく張りつめているだろう。
私のヒップは、スーパーとかに置いてあるラッピングされたパック入りのト
マトように、
まるまるとしたボリュームをくっきり浮き上がらせていたに違いない。
しかも彼の視線は低い。
少しズリ上がったスカートのバックスリットから、パンティさえも覗けるか
もしれない。
そして私はパンプスのヒールで床を軽く蹴る。
それを、なんとはなしに左右の足で交互に繰り返す。
突き出されたヒップが、身体の重心を移動する度に、いやらしく動くことを
計算していた。
彼の言葉が、どもったり、つっかえたりするようになった。
思惑どおり、彼は絶対に見てると確信する。
次に私は両脚を、ゆっくり左右にずらしていった。
仁王立ち? いや、それよりもっと不自然なほど脚を広げて立った。
時計で言えば、長針と短針の角度が7時25分くらい。
スカートの裾がピンと突っ張る。
そこで顔を天井に向け、両手をつき、大きくハァっと溜息をついた。
事の重大さを憂いてる…そんな演出のつもりだった。
しかし、その私の姿を足下から見上げれば、卑猥なポーズ以外のなにもので
もない。
彼も無言になった。
オフィスの空調の音が大きくなる。
そこで突然、私はクルッと上体を回転させ、彼を見た。
するとあまりにも狙いどおりの光景が見え、
私は吹き出しそうになるのを、必死で耐えた。
彼は床に置いてあるバッグ抱え込むようにして、姿勢を低くさせ、盗み見し
ていたのだ。
私が振り向いた瞬間、彼は驚きのあまり頭部だけしか動かせなかったよう
だ。
完全に硬直したままの彼と視線を合わせる。
「どうしたの? 何を見てたの?」
私は腕組みをしながら意地悪そうな微笑みを浮かべ、高飛車に言い放った。
「ねえ、何を見てたの? 答えなさいよ。」
彼は無言だった。どうにも答えようがないようだった。
顔面蒼白で視線を落としている。
「黙ってちゃ、わからないわ。答えなさい。」
「す、すいません…」
ようやく、つぶやくようにして彼が言った。
こうやって真面目な男の子をからかうのは、非常に愉快だった。
私はこのゲームの勝利に酔いしれていた。
今、思えば、ここらへんでやめておけば良かったのだ。
この時によく注意して見ていたなら、彼のバッグの変化にも気がついたはず
だったのに……。
しかし、私は調子に乗って、さらにゲームの賭け金をつり上げてしまった。
「こんなオバサンのパンティが見たいなんて、貴方って変わってるわね
ぇ…。」
私は右手でウェーブのかかったセミロングの髪をかき上げながら言った。
意外にも私の口調が柔らかいので、彼は少し驚いた様子。
この時、私はどうかしていたのだ。
私は、おもむろにタイトミニの両サイドの裾を指でつまんだ。
そして、少しづつ少しづつ、ゆっくりとたくし上げる。
舞台の幕が開くように、私の張りのある太股が徐々に見えていく。
彼の瞳が凝固した。唾を飲み込む音。
突き刺す視線で、私の脚を食い入るように見つめている。
そして私は彼の視線の外で、再び悪戯な笑みを浮かべる。
まもなく、付け根近くでストッキングの色が濃くなっている切り返し部分が
現れた。
私がジバンシーのパンティストッキングを好んで履くのは、それが上品な光
沢を持っているからだ。
事実、既に大部分が露出した私の両脚は、
オフィスのライトに反射し、綺麗なハイライトを見せている。
さらに色を濃くさせてパンティがストッキング越しに透けて見え始める。
黒いパンティはTバックでこそないが、ハイレグの、表面積が少ないヤツ
で、
Vの字のラインに沿って大事な部分をどうにか隠している。
私の下半身はボリューム感はそれ相応にあるが、
日頃のエクササイズのおかげで太股からヒップかけて、たるんだところは一
切無い。
遂に私はスカートを最後までたくし上げてしまった。
自慢の脚の全貌が明らかにされる。
タイトスカートはいったん腰までたくし上げてしまえば、そこから下には落
ちない。
私は両手をそのまま腰にあてがい、モデル立ちをして言った。
「もっと近くに寄ったら? 寄りたいんでしょ?」
彼はハイハイをするように、私に近づく。息が荒い、興奮している。
やがて、ストッキングに窮屈そうに包まれた、太股の付け根にゆっくりと彼
の顔が来た。
その日は、少し蒸し暑かったから、たぶん息をするだけで女の芳香を嗅ぎ取
ることが出来たと思う。
私が何の制止もしなかったので、それを了解のサインと見たらしい。
それから彼は恐る恐る、両手を私の腰にまわし、
桃の皮を剥くように、ゆっくりと丁寧にパンティストッキングを下ろし始め
た。
(ずいぶん図々しく、やってくれちゃって…)
私は敢えて、それを勝手にやらせていた。
適当なところで、その行為を責めたててやれば、もっと面白いことになる。
その瞬間が目に浮かび、つい笑みを浮かべてしまう。
やがて、黒いパンティがあらわにされた。
シルクの生地ごしに、ひんやりとした空気を感じる。
(そろそろ、突き放すタイミングかしら…? 今度はどんな顔を見せるかし
ら?)
そう、思った瞬間、彼が言った。
「すごい…。K山さんの言ってたことは本当だったんだ…。ああ、素敵で
す、美由紀さん。」
???
K山さんが言ってた? どういう意味?
K山というのは、この若いデザイナーとよくチームを組んで仕事をするコピ
ーライターだ。
歳は私と同じくらい。少しオタクが入っていて、決して魅力的とは言いがた
い人物だった。
「ちょっと、待って。それ、どういう意味?」
私は当惑気味に訊ねた。
「美由紀さんは、強く叱った後には、優しくフォローしてくれるって…。
 前にK山さんとも、こういうことがあったんでしょう?
 あの人、僕に美由紀さんと寝たことがあるって、自慢げにしゃべってまし
た。
 僕は前から美由紀さんが好きだったんです。
 その話を聞いた時は嫉妬で狂いそうになりましたよ。
 それが、こうして僕にも…。ああ、夢みたいだ……。」
何ですって!?
もちろん、そんな事実はない。
正直に言えば、結婚してからも、不倫のひとつやふたつ経験があるのは確か
だ。
しかし、K山に身体を預けるほど、男に飢えているわけではない。
どういうつもりか知らないが、K山がこの真面目な若者に嘘を吹き込んだの
だ。
私は不快になった。
自分の知らないところで、そんなデマを流されて、気持ちいいはずがない。
私は白けてしまった。そして、ここでゲームを終わらせようと思った。
「何してるの? 離れて頂戴。」
私は下腹部に近づいた彼の頭を両手で冷たく押しやった。
「言っておきますけど、K山さんが言ってたことは嘘っぱちよ。」
突然の私の変化に彼はあたふたと狼狽しだした。
「で、でも…今…、こ、こうして……。」
確かに言われてみれば、K山の話が嘘であっても、実際に今、同じようなこ
とをしてる。(笑)
彼が理不尽な思いに駆られるのも理解できる。
しかし私としては、このゲームはもともと、彼を虐めるのが目的であって、
セックスまでするつもりは全く無かったのだ。
万が一、彼が暴走して私に襲いかかるようなことになったとしても、
彼には最近購入した新車のローンがまだ残っているし、
「クビ」をちらつかせれば、おとなしく引き下がるだろうとタカをくくって
いた。
一瞬の間を置いた後、はじけるように彼が私を強く押した。
私の姿勢が崩れ、デスクの縁がヒップにめり込む。
彼は立ち上がり、私に抱きついてきた。
腰を曲げるようにして、上体を私に押しつけてくる。
サバ折り状態に苦しくなり、私はつま先立ちになって上へと逃げようとし
た。
彼はすかさず私の太股に腕をまわし、私の身体を持ち上げる。
あっという間に私はデスクの上に載せられ、仰向けに押さえつけられてしま
った。
「何するのよっ! やめなさいっ!」
「いやだ! やめません!」
「2度とこの会社で仕事ができなくなるわよ! いいの!?」
「僕はそれでも構わない!」
「クビ」にすると言っても効果がなかったので、私は少し焦った。
「私はレイプされたって訴えるわよ!」
彼は沈黙した。これでなんとか、この場を切り抜けそうだ。
「……自分から、挑発しておいて、何がレイプですか……」
彼の言うことはもっともだったが、証拠がないだろう。
「挑発? 私はそんなことをした覚えは無いわよ。」
「そんな……美由紀さん……ひどいよ。」
「挑発したなんて、証拠があるのかしら?」
私はこれで最後のゲームに勝利したと思った。しかし、それは大きな間違い
だった。
「証拠……ありますよ」
???
彼はふてくされたように、一歩下がった。
私は意味がわからず、あっけにとられて彼を見た。
すると、彼は自分のバッグから、なにやらゴソゴソと取り出した。
その時になってはじめて、彼のバッグの口が開いていたことに気づいた。
ビデオカメラだった。小さな赤いランプが点っている。作動中らしかった。
「今日は美由紀さんとふたりきりだったから……。
 ここで美由紀さんをこっそり撮らせてもらおうと思って、持ってきてたん
ですよ。
 K山さんの話を聞いて、ひょっとしたら…なんてのもあったしね……。」
彼の口調は怒りが満ちていた。
「普段、盗み撮りするチャンスなんてなかったし……、
 もっとも、ただオフィスで座ってるだけってショットを予想してたんだけ
ど……。」
そして、さも自信ありげに、こう言った。
「さっき美由紀さんが、僕に背を向けた時にセットしたんです。
 スカートをまくり上げるのも、しっかり映ってるはずですよ。」
驚きと怒り。私は思わず叫ぶようにして言った。
「ひどい! 私を盗撮しようとしてたのっ!」
「ひどいのは、お互い様じゃ、ないですか。」
口元を歪めて彼が答える。
信じられない。まさかの展開に私は気が遠くなりそうになった。
「そ、そのテープをよこしなさいっ!」
もちろん、彼は断った。
彼はお世辞にも立派な体格とは言えないが、さりとて女の 腕で強引に奪い取
るのも不可能だろう。
「ねえ、美由紀さん、いいじゃないですか、一回くらい。
 K山さんにしたように、僕にも……。」
彼はまだ、私とK山が関係したと思っている。
「ホントに一回だけです。このオフィスを出る時にテープは渡しますよ、約
束します。
 それで、お互い、何もなかったことにしましょう。」
なんとか私にウンと言わせたいらしい。
「さあ、美由紀さん……!」
そして、もう待ちきれないといった感じで、彼が抱きついてきた。
いったんは上体を起き上がらせていた私だが、またそれでデスクの上に押し
倒されてしまった。
しかし、それでも私は屈しなかった。
「い、いやぁっ! 絶対にいやっ!」
あくまでも抵抗する私に、彼はどうしたらいいのかわからないようだった。
きっと暴力で女を犯すようなタイプではないのだ。
「……じゃあ、せめて口だけっていうのはどうですか?
 美由紀さんが服を脱いでくれて、それで口でしてくれれば……。」
彼にとっては、それが精一杯の譲歩のつもりだった。
「それでなければ、もう何をしでかすかわかりませんよ!」
私にとっては、ゲームに負けるということが一番の屈辱だ。
彼の切り札はビデオテープ。
セックスをしないで、それさえ取り戻せば、ゲームに勝ったとは言えないに
せよ、プライドは保てる。
このへんが妥協点かもしれない。
「……わかったわ、口でしてあげる。そのかわり、あなたのほうからは触っ
たりしないで。」
私は覚悟を決め、取引が成立した。
「それじゃあ、服を脱いでください。ゆっくりと、見せつけるように。」
私は再びデスクの前に立ち、彼はそこからやや離れて私を凝視してい
た……。
口論の最中に私はスカートとパンストを元通りに直していたので、
再び、最初からそれらを脱ぐことになる。
彼は少し余裕を見せ、さっきまで私が腰掛けていた椅子に浅く座った。
私はまず、ジャケットのボタンに手をかけた。
抵抗するかのようにゆっくりとした動作だったが、
一個目をはずしてしまうと、勢いがつき、すべてのボタンをはずしてそのま
まジャケットを脱いだ。
ジャケットをデスクの上に乗せる。
胸元の開いたタンクトップ。肩がモロだしになる。
両手を後ろにやり、スカートのジッパーを探る。
しかし、そこで彼が注文をする。
「美由紀さん、あの…できれば、後ろ向きになってくれないかな?」
調子にのっている彼に少しムッとしたが、少しでも彼の興奮を促したほうが
得策だろう。
それだけ、彼に奉仕する時間が短くなるのだから……。
私は後ろ向きになり、ホックをはずしジッパーを下ろした。
果実の皮をむくように、パンストに包まれたヒップが再び現れた。
スカートはそのまま床に落とす。
唾液を飲み込む音。もちろん彼の出したものだ。
「タンクトップとパンストはどちらが先?」
私は皮肉を込めて訊いてやった。
「タンクトップを……こっちを向いて……。」
私は無言でそれに従う。
ふてくされたような表情は変えずにタンクトップを脱ぐ。
黒いレースのブラに包まれたバストが上下に揺れた。
スカートとタンクトップを一緒にしてデスクの上に置こうとした時、ガチャ
ガチャという音を耳にした。
彼のほうを見ると、彼もズボンを脱いでいる。
トランクスの前がツンと突き出ていた。
うまくすれば、口でやるまでもなく、手だけでイかせることが可能かもしれ
ない。
私にもまだ、勝機はある……。
両手でバストを抱え込むようにしてジッと彼を見つめる。
それから先は思いっきり挑発的な態度でのぞむことにした。
視線を彼の瞳から外さず、デスクに寄り掛かり、ハイヒールを片足ずつ脱
ぐ。
また後ろ向きになって、ヒップを左右に動かしながらパンストをゆっくり下
ろす。
再びデスクに寄り掛かり、太股から臑へとパンストを剥いてゆき、そしてつ
ま先から抜く。
すべての動作が緩慢でいやらしく映っているはずだった。
私も次第に相手の視線に酔ってくる。
頬が紅潮しているのが自分でもわかる。
「ブラも取らなくちゃダメ?」
「も、もちろんです……!」
わかりきった答。
感じているように聞こえることを計算して、私は大きく溜息をつく。
「ふううぅ……」
背中に手をまわし、ホックを外す。
左腕でカップを支えながら、もうひとつの手でストラップを順番に肩からは
ずす。
すぐには見せない。少しじらしてやる。
乳頭が見えないように左手で隠したまま、ひと呼吸置いてカップを胸から取
り去る。
「み、美由紀さん、じらさないで、早く見せてください!」
腕組みをするように前を隠していると、思惑どおり彼がしびれをきらす。
「フフ……」
私は勝ち誇ったように両腕をゆっくりと下ろす。
遂にバストがあらわになる。
私は自分のバストがそんなに好きではない。
大きさは普通だと思うが、乳輪が少し大きく下品に感じるからだ。
さらに今は、この異常なシチュエーションに興奮しているのか、
いじってもいないのに乳首が立っている。
内心、顔から火が出るほど恥ずかしかったが、妙な恍惚感も味わっていた。
私は基本的に人に見られること自体はキライではないのだ。
彼はトランクスの上から自分で自分のをさすっていた。
好都合だった。このまま果ててしまってくれないかと思ったりもした。
私はしばらくパンティ一枚の状態で、胸を突き出してみたり、
髪をかきあげてアップにしてみたり、様々なポーズで挑発してみた。
そしてまた後ろ向きになってデスクに両腕をつき、ヒップを突き出した。
片手でパンティを引っ張って、ヒップを左右に揺らす。
しかし次の瞬間、いきなりパンティが引きずり下ろされた。
いつのまにか、彼が背後に迫ってきていたのだ。
「キャアアッツ!」
外気に触れた大事な部分がちぢこまり、完全に露出したことを意識した。
「な、なにするの!」
私は本当に驚いた。
すぐさま振り返り、彼の頬を思いっきりひっぱたいた。
「私の身体には触らないって約束でしょう!」
「す、すいません……つ、つい……」
頬にあたった衝撃に彼も驚いたらしい。しかし、完全にはひるまなかったよ
うだ。
「でも、見たいんです。美由紀さんのアソコ…すぐ近くで……。
 もう絶対に触りませんから、もっとよく見せてください!」
彼は私にデスクの上に乗るように懇願した。
懇願といっても、かなり強い調子だ。
絶対に触らないという条件のもと、私はしぶしぶデスクの上に乗った。
いくら見せるのがキライではないと言っても、これにはさすがに恥ずかしく
て抵抗があった。
私は丸裸でデスクの上にベタっと座り、両脚をM字型に開いた。
傾いた上体を右手をついてなんとか支え、左手で大事なところを隠した。
私の左内腿と右内腿の間に彼の頭部がある。
彼は床に膝をついているらしく、両手はデスクの縁に掛けている。
「さあ、早く、手をどかせて見せてください!」
彼が催促をする。
私は恥ずかしさに我慢しきれなくなって、肩に唇がつくくらいに横を向き、
目をつむった。
「さあさあ、早く早く!」
再び催促。私はゆっくりと、ゆっくりと左手を上へずらしていった。
「おおおおっ! 美由紀さんのアソコが……!」
私は唇をぎゅっと噛んで、恥辱に耐える。
どれくらい顔を近づけているのだろう。
彼の吐息がアソコに感じられた。
恐らく、アソコから5センチと離れていない場所に彼の顔があるのだ。
いくらなんでも恥ずかしすぎると思った時……。
(ぺろん)
私の身体を電撃が貫いた。
彼が舌でアソコを舐めたのだ。
「あっ…ああああーっ!」
私は思わず声をあげた。
さっきのような驚いた時の叫び声ではなく、もっと艶のある、いやらしい声
をあげてしまった。
彼は両腕でガッシリと私の脚を押さえつけ、さらに舐める。
「あん! ダメぇっ…ダメっ!!」
私は必死に抗議した。
「ああん! 絶対に触らないって……言ったの……に……!」
彼は聞こえないふりをして、ちゅーちゅーと私の秘所を吸い続ける。
私の夫はそんなにオーラルセックスが好きではなく、
アソコを舐めることがあっても、クリトリスを少し転がす程度だった。
しかし、今の彼はまるで半分に割ったスイカにかぶりつくように、
鼻の頭までアソコに浸かるように下品に舐め回した。
「ああっ! いやぁああっ! そんなの……あああっ!」
ほんのさっきまで私がリードしていたのに、どうしてこんなことになってし
まったのだろう。
私は頭では感じてはいけないと思いつつ、しかし、身体のほうはどうにもコ
ントロールができずにいた。
「あん……! あうっ! ああっあああ!」
私はデスクの上で完全に仰向けになり、彼の舌がアソコに侵入するのを阻止
できない。
私の両腕は暴れ、デスクの上の書類やら文具やらを片っ端から床に落とす。
次第に身体がしびれてくる。
絶頂はあっさり訪れた。
「くあっ……あっ…ああああーっ!!!」
私はデスクの上でエビぞりにしなり、左右の乳首を天井に向けて高く突き出
した。
身体はビクビクと震えが止まらない。
「じゃあ、そろそろ約束どおり、僕のを舐めてもらう番ですね」
私がイッたことを確認してから、彼が憎々しく、こう言った。
何が約束よ……頭ではそう思っても、実際、抗議の声も出せない。
まだ断続的に身体に痙攣が走る。
彼が私の腕を引っ張ってデスクから降ろした。
私は力無く、床にひざまづく。
床はカーペットなので痛くはない。
彼がトランクスを下ろす。
私の目の前に現れたソレは、びっくりするほど大きかった。
若さゆえか、お腹にくっつきそうになるほど、反りかえって勃起していた。
私はその時、何故かぼんやりと自分の化粧のことを考えていた。
(くずれたりしていないかしら……)
朝、出かける時は入念にメイクしてきた。
濃いめのメイクは自分に合っていると思う。
流行の形に眉をそろえ、くっきりとアイラインをひく。
オンビジネスではシャドーは薄めに、しかし決してシャープな印象を損なわ
ないように。
そしてルージュは赤……。
(んぐっ…)
彼のモノを一気に口に含んだ。
自分のルージュで陰茎が薄く染まったように見えたのは気のせいだろうか。
「ああ…美由紀さん!」
彼が絞りだすような声をあげる。
上目づかいで彼を睨みつける。
カニリングスであっさりといかされた私は屈辱感でいっぱいだった。
初めのように、あわよくば手でいかせてしまおうといった余裕は無くなって
いた。
なんとか早くに彼を射精に導きたい……それが最後の願いだった。
私は奴隷のように奉仕した。
私は甘いモノに飢えた子供がキャンディ・バーにかぶりつくように、彼のモ
ノをくわえた。
舌で確認できるあらゆる部分を丹念に舐めた。
少しでも彼が反応しようものなら、そこを重点的にしゃぶった。
彼のモノは大きく、時折、奥に入りすぎて、むせこむことがあったが、決し
て中断しなかった。
ここまできてもなお、私にはプライドがあったからだ。
私は全裸で床にひざまづき、フェラチオ奉仕をしながらも、勝ち負けを意識
していた。
相手は仕事上では私が叱りつけたりする若者である。心理的に屈したりはし
たくなかった。
自分のほうがあっさりいかされたままでは、決して優位には立てない。
しかし私は焦っていた。
彼のモノは相変わらず、大きく、固さを維持していたが、なかなか射精に至
る兆候を見せなかったからだ。
(ああん……どうして……!?)
「へへへ…美由紀さん、スゴイ綺麗ですよ。素敵だ…」
彼はご満悦で、余裕さえ見せている。
(どうしよう……私が…こんなヤツに負けちゃう……)
私はさらに激しくしゃぶった。
次第に、なにか動物的なものが私の精神を支配しつつあった。
強いオスに対する、メスの従属本能とでも言ったらいいのか……。
あるいは単に私の中のM性が引き出されただけなのか。
いけないとは思いつつ、私は自分のアソコが再び濡れてくるのを感じてい
た。
潤んだ瞳で彼を見上げた時、目と目が合った。
私の目は私の弱さを露呈していたのかもしれない。
彼は自分のを引き抜くと、私に荒々しく覆い被さってきた。
今度は床の上に仰向けにされた。
「ああっ!」
彼は無言だった。私は抵抗した。最後の抵抗。
「ダメっ! それだけは……ダメぇっ!」
彼は私の上半身を両腕で押さえ込み
膝を割って、腰を入れてくる。
「ああっ! いやぁっ!」
悔しいが力が出ない。両脚が大きく広がる。
彼はビンビンに反り返ったペニスをむやみに私の股間に突きつけてきた。
固いモノがラビアの周辺に何度も強くあたる。
彼は経験が少ないのか、簡単には挿入できないみたいだった。
時折、クリトリスに亀頭があたる。
その度に私の身体に電気が走る。
うかつにも愛液がほとばしる。
やがて、彼のペニスがクリトリスの左側を突いた。
その瞬間、亀頭によってズルッと包皮がめくられて、そのままクリトリスを
強くこすった。
「あああああっ!」
強い刺激が私を襲い、私は思わず、腰を浮かせてしまった。
その瞬間……。
亀頭の進行方向が私の濡れている中心にぴったりと照準を合わせてしまっ
た。
(ズブッ)
「いやあっ! い、いれないでぇっ!!」
私は叫んだ。
私は上体を押さえつけられたまま、必死に侵入を拒もうとあがく、しか
し……。
(ズズ、ズズズズッ!)
カギをかけたつもりのドアが次々とこじ開けられ、蹂躙される。
「あああっ! 入っちゃう、入っちゃう! 入ってきちゃうーっ!!」
彼の長大なペニスは内壁を掻き乱しながらあっと言う間に、子宮の入り口ま
で届いてしまった。
狂気にも似た快感が私の全身を駆け抜けた。
「くはぁっああああああああああーっ!」
この瞬間、私は私の完全なる敗北を悟った。
そのまま急ピッチのストロークが始まる。
途端に恥ずかしい音が聞こえだす。
クチュクチュとかいう音ではない。
ジュボッ、ジュボッとあからさまな音だ。
「あああああっ! ああああっ! ああーっ!」
年下の見下していた男に犯されている。
はじめはからかってやるつもりだけだったのに……。
そう思いながらも私は感じてしまった。
感じに感じ、感じまくってしまった。
いとも簡単に、何度も何度もペニスが子宮をノックする。
「ああっ! そこーっ! もっと、もっとーっ!!」
私は我を忘れ、彼にしがみついた。
彼の唾液をおいしく飲んだ。
自分から腰を激しく揺すった。
真っ赤なマニキュアで彩られた両手が彼の背中を強く掻きむしった。
両脚のつま先が真っ直ぐに硬直し、つりそうになった。
こんな感じ方は今までに無かった。
2回、3回、立て続けにオルガズムがやってきた。
強制的に連れていかれたという感じ。
さらに4度目の波が来て、私はそれに抗えず、再び呑まれてしまう。
その時、彼が耳元でささやいた。
彼の言葉どおり私は叫ぶ。
「おまんこっ! あああ……おまんこ…いいっ!!!」
プライドはかき消え、私は一匹のメス犬に成りはててしまっていた。
私は被虐に悦ぶ自分をハッキリと自覚し、最後には彼と同時にもっとも深い
絶頂に達した………。
(おわり)

 
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2004/09/03 20:07:35(rWt2l3iM)
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