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下着を着けない女
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:痴漢 官能小説   
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1:下着を着けない女
ゴールデンウイークも中盤に差し掛かっていた。
世間は連休を満喫しているその頃、
しかし自分は仕事をしていた。
そんな春と夏の境い目頃のお話・・・。
 
最初に彼女を見つけたとき、
彼女は下着を着けていないわけではなかった。
でも・・・。
下着に穴が開いていたのだ。
故意なのか、、、偶然なのか、、、
それはこの後に書く出会いの場面から、
皆さんに判断してもらいたいと思う・・・。
 
連休最中の土曜日、仕事帰りだった。
S京線S谷駅下り先頭乗車位置、
小柄でふっくらした一人の女性が立っていた。
まだホームに人が溜まりだす前、
わざわざその位置に立っているような・・・、
そんな気配。
150センチに満たないであろう背丈。
飾り気の無い黒いワンピース。
素足だった。
 
帰宅するために階段を上りかけ、
僕は一瞬迷った。
時間は17時の中程・・・。
帰るには少し早い時計が、僕の背中を押し戻した。
彼女の後ろに付く。
本当に地味な雰囲気の女性だった。
それ故に、その位置に一人並ぶ彼女が、
僕の心をざわつかせたのだ。
彼女は文庫本を読んでいる。
次の電車までの、かなりの時間、
胸の途中に何かがつかえたように、
僕は立ち尽くしていた。
 
やがてホームに人が溜まり始める。
連休中、そして週末の、華やいだ雰囲気。
電車が到着した。
先頭の彼女、、、乗務員室の壁際へ。
続いて僕が、、、その横へ。
S谷からはまだ密着するほどには混まない。
だから・・・、逆に彼女の意向を確かめるには好都合だった。
壁と彼女の影に隠れて、
こっそりと彼女の股間に手を押し付ける。
柔らかく、ぷっくりと膨らんだ可愛らしい丘だ。
避ける余裕は充分周囲にあるのに、
彼女は避けなかった。
僕の手を隠すように、壁際に身体を寄せていく。
更に手の平で包むように、押し付けていく。
「私は何も気付かないの・・・。」
と言わんばかりに、
文庫本を再び開き、読み始める彼女。
 
・・・確信した。
 
後ろの背の高い男も気付いていたようだった。
しかし、彼にとって彼女は背が低すぎる。
彼の手は、彼女のウエストの辺りを空しく彷徨っていた。
僕は、、、手が長い。
自然な姿勢で真っ直ぐに手を下ろすと、
自分の膝のちょと上まで指先がきてしまう。
仕切り壁にもたれるようにして、少し腰を落とせば、
自然と彼女の熱い場所に手が届いた・・・。
 
スカートの上から優しく触り始める。
布地越しに下着の感触。
・・・それが・・・不自然だった。
前側のクロッチの上あたり、
そこだけ下着に穴が開いているような感触なのだ。
・・・まさかね?
・・・わざとじゃないよね?
いくらなんでも・・・。
 
電車はS宿に着いて、たくさんの人が乗り込んでくる。
手元はもう完全な死角だ。
確かめる事にした。
柔らかな生地のワンピースを、
楽しむようにゆっくりゆっくりとたくし上げ、
彼女のマシュマロのような柔らかい素肌に辿りつく。
下着に手を這わせていくと・・・。
 
・・・そこに穴があった。
 
指一本が、ちょうど裂目へと誘い込まれる位置に、
きれいに穴が開いていたのだ。
そのまま、僕の指は吸い込まれていった。
少し窮屈だけれど、尋常で無い状況に、
僕の興奮は高ぶっていった・・・。
 
 
 
連休終盤。
再び因果な休日勤務の帰路だった。
場所は同じS谷駅。
時間は19時少し前。
 
彼女がいた。
 
先頭の乗車位置。
同じような服装で、
一番前に並んでいた。
今日は迷わず後ろに付く。
気配を感じたようにチラリと後ろに目をやる彼女。
「僕だよ、覚えてる・・・?」
そんな感じで列に並ぶ。
快速電車がやってきた。
前回よりも混んでいる。
奥のドアの壁際へ・・・。
もう迷いの無い僕の手は、
彼女の協力もあって、難なくスカートの中へ。
 
・・・!!!
 
下着が無い!
直接草叢の感触・・・。
熱気も湿気も遮る物が無く、
彼女のスカートの中からいきなり立ち昇ってくる。
二人の周りだけが、淫靡な気配に支配されていく・・・。
 
「穿いて・・・ないんだ・・・。」
 
思わず小声で彼女に告げる僕。
無言で俯いてしまった彼女・・・。
奥へ指を伸ばせば、、、当然のように、、、
・・・そこは・・・。
例によって文庫本を開いている彼女。
だけど、このあとそのページが、1ページも進む事は無かった。
 
S宿駅からはいつものように、更に激しい混雑。
彼女は人垣の中、完全に埋もれてしまう。
ほかの乗客達は、何故か今入ってきたドアの方向に揃って向いている。
車両の隅で、僕達2人だけが取り残されたように疎外されてしまった。
下半身は止め処なく溢れる物で、もう泥濘となっている。
彼女のふくよかな陰唇も、敏感な突起も、繊細に蠢く僕の指先も、
溢れ出た粘液の中で、一つになってしまっている。
誰からも見えない、聞こえない。
だから囁いた・・・。
 
「いっぱい感じてね・・・。」
「今だけの関係だから・・・。」
「追いかけたりしないから安心して・・・。」
「恥ずかしい気持ちは捨てて濡れて・・・。」
 
言葉を発する度に、僕は高まっていく。
彼女は・・・。
濡れていく、、、濡れていく、、、濡れていく・・・。
お互いが、今どこに居るのかを忘れてしまうような濃密な時間。
こちら側のドアが開き、外気に触れて、ハッと我に返ると、そこはJ条の駅。
次が彼女の乗換駅だ。
名残を惜しむように、掌や指全体で、彼女の蜜を掬い取る。
電車は高架に差し掛かり、減速していく。
A羽駅で彼女は降りていった。
後を追う形にならないように、
僕はギリギリまで車内に留まってから、
ようやくホームに降り立った・・・。
 
 
 
翌日が、連休最後の祭日だった。
ようやく休みの取れた僕。
特に当ても無かったが、ゆっくりと買い物をして、
そして・・・。
ちょっとした確信めいた物があって、僕は再びS谷駅へ。
最初の土曜日に出会った時間。
17時台中程の各駅停車。
その少し前にホームに行ってみた。
一本前の電車が発車して、ホームから人の気配が一瞬消えたその時、
彼女が階段を下りてきた。
今日は僕が先に待っている格好だった。
彼女は僕の横に並んで列に付く。
もはや2人にとって、それは予定調和の儀式だった。
もどかしい待ち時間の後、電車が到着した。
 
お互いが待ち望んだかのように、同じ位置に。
既に慣れ親しんだポジション。
彼女のガードも完璧で、まだ余裕のある車内にもかかわらず、
僕の指先は彼女の中心へ・・・。
今日も穿いていないんだね・・・嬉しいよ。
言葉ではなく、液体で答えてくる彼女・・・。
少し壁にもたれるように位置を下げ、
膣の内部まで指を差し入れていくと、
彼女も爪先立つようにして、
自ら深く導いてくれる。
僕の膝を足の間に割り入れると、
包み込むようにぎゅっと両足に力が入る。
 
貪欲だ・・・。
 
聞いてみる。
「もう一周する?」
無言で頷く彼女。
「A羽から、S谷に戻るよ。」
彼女は既に従順だった。
A羽で降り、折り返してS谷へ・・・。
上りの空いた車内では、全くの他人同士。
 
S谷に着いてわかったことがあった。
今日乗った、すなわち最初に会ったときの電車、
それをA羽まで乗ってS谷に折り返してくると、
昨日出会った時間になるのだった。
もしかすると彼女は昨日も・・・?
 
振り出しに戻って、もう一度遊戯の開始。
もうお互いに遠慮は無かった。
彼女の体液と匂いにまみれて、
弄り合い、身体を押し付け、時に絡め・・・。
終わり行く連休を愛しむように・・・。
 
僕達だけの時間が過ぎていった。
 
 
 
《エピローグ》
 
その後、平日の仕事帰り、
S谷駅19時直前の通勤快速の先頭で、
時折彼女を見かけることがあった。
しかしもう、(僕が知る限り)彼女が下着を付けずに乗ることはなかったし、
あの時ほどの、官能的な時間を得られることも無かった。
迷惑行為で最も有名な電車の先頭に、連続して乗っていたのだから、
それなりに、嫌な思いもしたのかもしれない。
やがて、梅雨入りと共に、彼女を見かけることもなくなってしまった。
きっと彼女にとっても、あの連休中の数日間が、
もっとも深く、充足した時間だったのではないだろうか。
下着を着けずに、有名痴漢路線に乗る女。
それだけを聞けば、退いてしまう人も多いかもしれない。
確かに変わった女性だったかもしれないが・・・。
 
それでも。
自ら下着を脱ぎ去ってまでも、
束の間の快楽を追い求めようとした、
その彼女の刹那的な決意を思うと、
僕はなんだか、軽い気持ちではいられなくなる。
その気持ちに応えてあげるために、
精一杯、彼女に喜びを与えたかった・・・、
今でも僕は、そう思っているんだ・・・。

 
2004/07/26 14:57:12(1A5U.fzk)
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