エレベーターの花

初夏の暑い日、ショッピングセンター。エレベーターが閉まりかけたその瞬間、小学校の制服を着た少女が慌てて乗り込んできた。

男性と二人っきりになったことで、彼女は少し気まずそうにうつむき、顔を赤らめた。年齢はまだ若く、９歳か１０歳くらいだろうか。
子供らしさが溢れている。
第二次性徴が始まり、男性を意識し始める年頃の彼女。

唇をキュッと閉め、前を向いている姿は、まるで何か大切なことを決意したかのようだ。
エレベーター内には、シャンプーと汗が混じったような少女の香りが充満。

その香りは思春期以上がつかう化粧品の香りとは異なる、まさに少女特有のものだった。

男性は自分の娘と重ね合わせ、罪悪感を持ちながら、自分の意識とは裏腹に激しく勃起した。

後ろから見ると、彼女の可愛らしいワンピースの下は、可愛らしいワンピースの下は下着だけ。
まだ幼さが残るふくらはぎが見える。
少女は、後ろにいる男性に自分が女として見られていることを知らず、ただただ緊張の中で
立ち尽くしている。

彼女の小さな手は、バッグの持ち手をしっかりと握りしめ、胸の鼓動が聞こえてきそうだ。
まるで一輪の花のように初々しく、そして愛らしい。身体の凹凸は女性のそれとは程遠い、まさに幼女。

エレベーターが目的の階に到着し、ドアが開くと、足早にスニーカーでかけていく。
風になびく髪が美しい。

少女は後ろにいる男性に、オンナとしてみられていることを知らない。

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