九世帯の小規模なマンションを伯父が残してくれた…

自分の死後の遺品整理やらなにやらを一人で行う条件として…

簡潔に言えば、身内のいない伯父に見込まれたということか…

伯父の遺品整理をしているうちに、すぐにそれが理解できた…

人が一番隠したいものは、おそらく性癖じゃないか？…と、思う…

それがマイノリティや法に関わる事ならなら尚更だ。
伯父はどうやら若い女が殊更好きだったようだ。
それも未成年の…

制服や下着などの衣類。
大人用の玩具。
それから、それを着用させたり使用した証拠の数々…

それらを一通りチェックすると、伯父は相当にお盛んだったようだ。
あくまで合意にこだわってはいたようなので不快感はない。(露骨なまでの援助ですらないようだ)
むしろ、ビジュアル的には普通の平凡な中年男にしては輝かしい戦果である…

これはプライベート観賞用にしては危険な代物だが、どうしても処分できなかった気持ちも充分察することはできた…

なぜなら、自分の性癖も似たようなものだからだ…

リスクが伴い、それなりのみる目が無いと身の破滅に繋がるだけに、その戦果の記録は貴重な媒体だろう。
伯父は傾向としてはJCがど真ん中だったようだ。
クリアファイルには丁寧に束ねられた陰毛が保管されていた。
写真やプロフィールが添えてあるので皆がJCなのは確かだ。
陰毛が好きだったのかパイパンが好きだったのはわからないが、おそらく前者だろう。
パイパン派ならJSの戦果がもっとあったはずだ。もっともJSでも立派に生え揃ってる子供はいるが…


マンションの入り口は一ヶ所で、とりわけ厳重なセキュリティが付いてる訳ではない。
出入りは自由だ。
ただ、いちおうは管理人を常駐させられる部屋はあった。
居住者はもう長く住んでる老夫婦などが半数以上。
あまり住人の顔触れは動いてないようで、あらたまって集合したりの自治会などの活動もないようだ。
従ってその小部屋は空き部屋になっているのだが、伯父は密かにこの部屋を利用していたようである。
費用のかからないホテルとして…

それらは残された証拠の映像からも確認できた。
(これらは中を改めずに処分と但し書きがあったが、やはりそれは似た性癖だけに一本じゃ済まなくなりすべてチェックしてしまった…)
部屋に二ヶ所と脱衣場に隠しカメラが仕掛けてあり、それらはすべて生きていた…
当然、そのままの状態で維持することに…
そうした伯父の努力を発見するごとに驚喜できてしまい、伯父はそこまで見越してたのかと勘繰りたくなる。

昔ならほとんどの人が所帯を持ち始めている年齢になるが、そんな気はさらさら起きず、母親になれるかなれないかくらいの微妙な年頃の子供に精のほとんどを捧げる変態なのだから…

自分は伯父よりもさらに下の年頃がど真ん中だ。

普通の女で欲情して竿をしならせても、気づくといつもの少女らでフィニッシュを迎えてしまう…

それからしばらくは遺品整理をしながら、その部屋で伯父が抱く少女を見たり、日記のような記録を貪り抜く日々が続いた…

いずれは自分がその部屋を最大活用する日を想像しながら…


(レスで続けます)