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ダイエット
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:ダイエット
投稿者: 彩夏
私の家は、両親と、兄と私の4人家族。どこにでもある平凡な家族に見えるかも知れないが、実は父と兄は、元々他人だった。私が5年生の時、シングルマザーだった母が、職場の上司だった父と結婚したのだ。兄は父と前の奥さんとの間の子だった。

母の結婚が決まった時、私は嬉しかった。父のことは前から知っていて、優しくて誠実な人だと思っていたし、何よりシングルマザーの母とのふたり暮らしは、夜ひとりで過ごすことも多く、ずっと不安だったのだ。

挙式前に、初めて兄と引き合わされた日。兄は小太りで、メガネを掛け、髪を長く伸ばしていかにもオタク風だった。当時中学2年生。でも、「これからきょうだいになるんだよね。仲良くしようね」と微笑んだ笑顔が優しくて、すごく安心した。男性としてはまるでタイプじゃなかったけど、『この人とならうまくやっていけそうだな』と思った。

実際4人での生活が始まると、秀才だった兄はよく勉強を教えてくれたし、面白いゲームをいっぱい持っていて、一緒に遊ばせてくれた。私は幸せだった。

だがその兄が、高校に入って間もなく、不登校になった。ゲームオタクの兄は、パソコンゲームに夢中になってから、毎晩朝方までプレイし、昼夜逆転してしまったのだ。
その事で父と兄はよく口論するようになり、兄は私以外、自分の部屋に入れなくなった。
私は家族として兄のことを心配し、心を痛めていた。

そしてその年の夏。当時中1だった私は、この兄に大きな恩義ができてしまった。
 
2021/06/04 15:03:07(Wz9.NyVq)
7
投稿者: 彩夏
兄に、セックスだけは諦めてもらえないかと思っていたのに、自分から『カクゴはできてる』なんて言ってしまった。
私は昔から、その場の雰囲気に流されて思ってもいないことを口にしてしまう癖があったのだ。

その1週間後、夕食の前に、兄は家族を集めて体重計に乗ってみせた。64.9キロ。目標達成だった。
私達は拍手をして、兄の健闘を称えた。
父が
「やったな!それで、いつから学校行くんだ?」と聞くと兄は
「まず、同じ中学から行ってるやつらに会って、クラスの雰囲気とか聞いてみたいんだ」と話した。母は
「ゆっくりでいいわよ。ここまで頑張れたんだから!」と言って涙ぐんだ。
私ひとり、何も言えず、精一杯の作り笑顔でニコニコしているしかなかった。

その晩私は布団の中で
『どうしよう、もうごまかせない…お兄ちゃんに犯されちゃう!ハダカ見られて、胸とかアソコとか触られて…』
その場面を想像していると、不意に、あの時の記憶が甦って来た。女子の先輩たちに両腕を抑えられて、ヤンキーにショーツを太ももまで下ろされて…
『もしあの時、お兄ちゃんが来てくれなかったら、私今頃は、もうバージンじゃなくなってたんだ…』
兄が自分で走って来ず、警察に電話とかしてたら、間に合わなかったかもしれない。初対面の男の子たちに、きっと、濡れてもいないアソコに強引にねじ込まれて。どれほどの痛さだろう。それも、ひとりに挿れられて終わりじゃない。3人に入れ代わり立ち代わり挿れられて、ナカで出されて…そんなことになってたら、ショックで今頃は生きていなかったかも。
『お兄ちゃんなら、きっと優しくしてくれる。私の身体の準備ができるまで、ゆっくりと…』

その時の場面を想像していると、アソコがじんわりと熱くなってきて…無意識にそこを、ショーツの上から触っていた。それまでは、お風呂の時にシャワーのお湯をそこに当てるだけだったのに。
『練習なんだから、いいよね?』
私は自分で自分に言い訳しながら、ショーツの中に手を入れて、そこをいじり始めた。
外側の襞を指で広げ、中の粘膜の襞をなぞってみる。その一番上の端にある突起に指先が触れると、電流のような刺激が来て、身体が勝手にビクッと跳ねた。
『これか…みんながクリちゃんって呼んでるやつ…』
その豆を、円を描くように指先で撫で回していると、全身が熱くなり、ビックリするほど大量のおつゆが流れ出してきた。
『私の身体、もうちゃんと濡れるんだ。セックスの準備、できるじゃん』
そこから、もうひとつの気になるポイントへ。兄のおチンチンを受け入れる、その入り口。自分でそこに、性的な目的で触れるのは初めてだった。
粘膜の襞の、クリとは反対側の端にある穴。その縁に触れてみる。クリに触れたときのような強い刺激はなかったが、縁に沿って撫で回してみると、子宮の奥から甘く痺れるような快感がこみ上げてくる。
『やっぱりコレ、子宮につながってるんだ。ここを触ると子宮が、精子を受け入れる準備を始めるのかも…』
そんなことをイメージしながら、私は生まれて初めてのエクスタシーを経験した。

『お兄ちゃんが助けてくれなかったら、私はレイプで処女を失ってた。それなら、私の処女は、お兄ちゃんのもの…』
その夜、私は兄とのセックスを受け入れる決心をした。

でも、結局その日兄は、私との約束について、何も言ってこなかった。
21/06/16 08:32 (GMuNlsQG)
8
投稿者: 彩夏
翌日、私が学校から帰って来ても、兄は部屋の中から「お帰り~」と言っただけで、部屋から出て来なかった。

兄が、私があの約束を果たす時を、待ちわびていない訳がない。なのにいつまでも何も言ってこないのは、おそらく私がその時になって『やっぱりイヤ!』と言い出すのが怖かったのだろう。
仕方ないので、私の方から兄の部屋を訪ねた。

ノックしてドアを開けると、兄は机に向かって…高校の教科書を広げていた。
私はその姿を見て、グッと来てしまった。
『お兄ちゃん、高校に戻る準備してる。私が約束を守って、行けるようになるって、信じてるんだ』
私は兄のベッドに腰掛け、
「お兄ちゃん、ダイエット成功したんだから、あの約束…」と話しかけた。
「あ、ああ。そうだな」
「…いつにする?」
私にそこまで言わせて、兄はやっと立ち上がった。そのままベッドの横に座り、肩でも抱かれるのかと思ったらそうではなく、私の足元のカーペットの上に正座した。
「彩夏、本当にいいのか?俺なんかと…」
「カクゴできてるって言ったじゃん?」
それでもまだ兄は、いつということは言い出さなかった。
「…今夜、パパとママが寝ちゃったら、私の部屋に来て」
恥ずかしさをこらえてやっとそれだけ言うと、私は兄の返事も聞かずに自分の部屋にかけ戻った。
『とうとう言っちゃった…』
胸のドキドキが収まるまで、かなりの時間が必要だった。

その夜の11時30分過ぎ、兄が私の部屋に来た。
私は他人に身体を押さえつけられたり、脱がされたりする事が軽いトラウマになっていたので、はじめからブラは着けずに、上は素肌の上にパジャマだけ、下もショーツとパジャマのズボンだけという格好で、ベッドに横たわったまま待っていた。

兄が部屋に入ってきて、ベッドの横に立った。私は始めるキッカケを作ってあげるため、自分でパジャマのボタンを外し、前を広げた。なのに兄は、私の胸を凝視したまま動かない。
「コレ、まだ全然おっきくなくて…ガッカリした?」
「いや、すごくキレイだ…」
兄はそう言うと、多分無意識に股間を押さえた。
『お兄ちゃんたら、こんなコドモの胸を見て、おチンチンおっきくするなんて!』
私が呆れていると、兄の手が伸びてきた。乳房に触られるのだろうと覚悟していたが、兄は両手を私の肩の外側に置き、覆い被さるように乳首に唇を近づけてきた。
『んっ!』
兄が右の乳首をペロンと舐め上げると、前夜初めてクリちゃんに触れた時以上の電流が走り、私はビクッとなって軽く腰を持ち上げた。
この反応に安心したのか、兄は夢中になって小さな乳首を吸い、舌先で舐め転がした。すると私の乳首はどんどん固くしこって行き、自分でも見たことないような形に変形した。

そこから後は、曖昧な記憶しか残ってない。なぜなら、両乳首が完全に勃起させられたあたりから、なんだかフワフワと宙に浮いているような気持ちになり、どこをどう愛撫されているかもよく分からなくなっていたから。ただ、強い安心感と幸福感に満たされていたのは確かだった。
兄の優しい愛撫に陶酔しながら私は、
『セックスって、愛した人とするのがベストだと思ってたけど、ちょっと違う。安心して身を任せられる人。じゃなきゃ、こんな風にフワフワになれない』
『実の兄とかお父さんとかとしちゃう子がいるのも、そのせいかも』
などと考えていた。

ふと気になって目を開け、下を見ると、兄の頭が私の股間にあった。兄は私のいちばん恥ずかしい所を、一心不乱に舐めていた。
『やだ!そんなトコ…』
一瞬脚を閉じようとしたけど、すぐにまた快感の波に流されて、脱力してしまう。
すると兄が、私の開いた脚の間に膝立ちになり、ズボンとトランクスを下ろし始めた。それを見て私は
『とうとう…処女じゃなくなるのか…』
と思っただけで、抵抗しようとか、悲しいとかいう気持ちはなかった。

だが、兄のおチンチンの先端がアソコの襞を押し広げ、“ヌルッ”と膣口に侵入して来た途端、とんでもない痛みが私を襲い、天国から一気に地獄へ落とされた。
「いたっ!痛いよ!お兄ちゃん痛~い!」
予想を遥かに上回る、身体を引き裂かれるような痛みに、思わず兄を非難するような口調になっていたのかも知れない。
するとその一瞬あと、痛みがすーっと消えた。不審に思って顔を上げると…兄が、私の脚の向こうで、尻もちをついたような情けない格好で、こちらを凝視していた。
「ごっ!ごめん!バカだなぁ俺、お前が痛がるなんて全然考えてなくて……よし、ここで終わりにしよう。もうここまでで十分だ!」
そう言いながら、まだ巨大化したままのおチンチンをトランクスに押し込み、身繕いを始めた。
21/07/06 22:15 (cj03u8Wf)
9
投稿者: 彩夏
あわてて身繕いをする兄の姿に、私と駆け引きしようという考えは全く感じられなかった。
ただ単純に、私に痛い思いをさせたことをすまないと思い、もうおしまいにすることを態度で示し、早く私を安心させたいと、それしか考えてない。
それを見て、ニブイ私もようやく自分の気持ちに気がついた。そして、叫んだ。
「やめちゃダメ!」
兄が驚いて私の顔を見る。
「私だって、お兄ちゃんのこと、好きなんだよ?だから今日は、ちゃんと結ばれるって決心してたのに…」
兄はしばらく、マジマジと私の顔を見ていたが、やがて
「本当にいいんだな?」
と聞いた。私は大きく頷き
「痛いって騒いじゃって、ごめんなさい。もう、声ガマンするから」
と言った。

兄はゆっくりとスボンとトランクスを脱ぎ捨て、再び私の股間に膝立ちになった。
私は鋭い痛みに備え、ギュッと目を瞑り、シーツを握りしめた。
そしておチンチンの再突入。さっきより少し深い所まで一気にニュルッと入って来たが、覚悟していてもやはり、痛いものは痛い。私は必死に悲鳴を堪えながら、代わりに救いを求めるように、兄に向かって両手を差し出していた。
すると兄は私に覆いかぶさるように、胸と胸を近づけ、私の両手を自分の背中に回させた。これで私は兄に、力一杯しがみつくことができ、気持ち的にずいぶん楽になった。

兄の身体が私の上にのっかるような形になったことで、接合部に体重がかかり、挿入は少しずつ進んだ。そしてついに、おチンチンの先端が子宮の入口に当たった。
「全部はいった?」
私が聞いても兄は返事をせず、ふうっとひとつ息を吐くと、私の膣内でゆっくりと動き出した。
巨大化したままのおチンチンが、膣口の方に後退し、また戻ってくる。動きはゆっくりでも、たった今強引に拡張されたばかりの膣内壁を擦られるのは、やはり痛い。私は兄にしがみついたまま、終わるのを待った。
1回、2回、3回… おチンチンが5往復した所で、兄の動きが止まった。

『終わったのかな?』
私は兄が何か言うのを待った。すると兄が
「やばい、中で出しちゃった…こんなつもりじゃなかったのに…」
呆然とした様子でそう言った。
「大丈夫。多分こうなるんじゃないかと思って、計算しておいた。」
「計算?」
「私のハイラン日は、まだ1週間も先だから。今日は妊娠したくてもできない日。」
「…そうか、それなら…よかった」
兄はようやく、勤めを果たして小さくなったおチンチンを引き抜き、血と精液でグチャグチャになった私のアソコをティッシュでていねいに拭ってくれた。
それから、脱力したように、私のベッドに仰向けに横たわった。私もその身体に寄り添うように横向きになり、カノジョ風に、肩口におでこを当ててみた。

「彩夏、さっき、俺のこと…」
「言ったよ。私もお兄ちゃんのこと、好きみたい。今までハッキリしなくて、ゴメンね」
「いや、嬉しいよ。最高だ!」
「でもさ、私たち、恋人同士になれるかな?」
「そうだな。まずは、父さんたちに許してもらわないとな。俺から話してみるよ」
兄はそう言ったが、その時私は『お父さんが許してくれなくても、きっと隠れてお付き合いすることになるんだろうな』となどと考えていた。
『なにしろ一緒に住んでるんだから、その気になればいつだってやれるんだし…』なんて。
21/07/15 20:48 (kiMAkBCW)
10
投稿者: 彩夏
私との初体験の翌日、夕食の後家族でくつろいでいると、兄が突然立ち上がり
「俺、彩夏のことが好きだ!できれば、嫁さんにしたいと思ってる!」と叫んだ。
私は突然のことに、赤い顔で俯いていることしかできなかった。

父は最初呆気にとられていたが、見る見る顔が真っ赤になり
「何を馬鹿な!彩夏はお前の妹だぞ!」
と怒鳴った。
「妹だけど、血のつながらない女の子だ!父さんの勝手で…こんなかわいい女の子が一緒に家の中にいたら、俺は…」
私は両親の前で、兄に『かわいい』なんて言われて、ますます恥ずかしくて逃げ出したかった。
「そ、そうかも知れんがしかし、彩夏は母さんの大事な…」
言いかけて父は、ハッとして私の方を見て、絶句した。

小5の時からこの父と暮らし、実の子供同然に大切にしてもらっていた。だが父にとって私は、『自分が愛した女性の大切なひとり娘』なのだ。そのことに気付かされた。
でも、それなら…
私は思い切って顔を上げ
「私が先に、お兄ちゃんを好きになったの!」と言った。家族の驚きの視線が一斉に私に注がれた。両親だけじゃなく、兄まで。
「わ、私が不良の先輩たちに襲われた時、お兄ちゃん本当は強くないのに、鬼みたいな顔で戦ってくれて…私、あんな風に男の人に守ってもらうの初めてで…それで、キュンとなっちゃって…」
すると兄が続けて
「あ、彩夏が俺を、引きこもりから救ってくれたんだ!ダイエットして、自信がついたら、学校にも行けるんじゃないかって、励ましてくれて。父さんなんか、怒るばっかりで…」
私は興奮した兄が、ダイエットに成功した場合の『ご褒美』のことを話すんじゃないかとヒヤヒヤしたが、さすがにそれはなかった。

私たちの話を聞いて、父は何も言えなくなり、しかめっ面で黙り込んだ。
すると、ずっと黙って聞いていた母が父に
「私があなたを好きになったんだもの、私の娘があなたの息子に恋しても、反対できないわね」と言って取りなしてくれた。
「でも、二人とも学生なんだから、節度を守った交際にしてちょうだいね」
と言った。私たちは、はいと答えるしかなかった。

話が終わって2階のそれぞれの部屋に戻る時、兄が少し心配そうに
「節度ある交際って、どこまでかな?」
と聞いてきた。私は返事するのも恥ずかしかったので
「ちゃんと避妊しなさいってことじゃない?」
とだけ答えた。
「そうかなぁ」
兄はまだ不安そうに言いながら、部屋に戻っていった。

父が私に対して遠慮があるように、兄も母に対しては、気を遣っていた。その母から、まだ13歳だった私とのセックスを禁止されたら、さすがの兄もしんどいだろう。
だが私には確信があった。母はきっと、私たちがもう身体の関係になっていることに気づいている。それを踏まえた上で、『節度ある交際』と言っているのだろう。このほんの2年前までふたりきりで身を寄せ合って生きてきた私には、それが分かる。

この後私たちは、母のことば通り、節度ある交際を続けた。しっかりと避妊をし、私の頭がその事だけにならないよう、回数も多くなりすぎないように気をつけながら。

21/07/31 16:25 (0q3bsoG4)
11
投稿者: 彩夏
両親に交際を認めてもらった日の、次の週末。兄はついに、中学の時の同級生で同じ高校に進んだ友達3人に連絡を取り、近所のファミレスに集まってもらった。
兄がどうしても不安だと言うので、私も付いていくことにした。

3人のうちのひとりは、兄のゲーム友達でもあり、不登校になってからも時々連絡を取り合ってたらしい。家に遊びに来た事もあり、私とも面識があった。

私たちがお店に入り席に着くと、その友達が私を見て
「あれ?その子、お前の妹だったよな?」
と聞いてきた。すると兄がなんと
「妹だけど…今はカノジョなんだ」
と言い出した。こんな展開は全く予想していなかった私は、恥ずかしさに顔を赤くして俯くしかなかった。
みんなの視線が私に集まる。
でも私にはすぐ、兄の気持ちが理解できた。兄は、ゲームの誘惑に負けて不登校になってしまったことで、この人達に引け目を感じていたのだ。それで、努力してダイエットに成功してスッキリした姿を見てもらい、さらに私というカノジョができたことを報告して、やっと高校へ戻る相談をする気持ちになれたのだろう。
そういうことなら私はこの場で『そうです。私、お兄ちゃんのカノジョになりました。』と言ってあげれば良かったのだが、恥ずかしくてどうしてもできなかったので代わりに
「彩夏といいます。宜しくお願いします。」と挨拶した。

するとなんと、兄の努力に感動した3人が一斉に拍手で祝福してくれたので、私達は店中の注目を集めることになった。私は今度こそ、その場から走って逃げ出したくなった。

その翌週から兄は、高校へ行き始めた。最初は勉強の遅れを取り戻すのに苦労したようだが、その年の終わり頃には普通に授業について行けるようになった。

あれから3年。今私は高1、兄は今年から、県内の大学に自宅から通学している。私達の関係は変わらない。
私は兄が言うほとの美少女ではないが、それでもこの3年間、兄以外の男の子といい雰囲気になったことはある。一方兄の方は全くブレずに、私だけを想ってくれていた。兄の成績なら本来、東京の有名私立大学にも行けたのに、私と離れたくない一心で、地方の平凡な大学を選んでしまったのだ。
そんな兄を裏切って他の男を好きになったりしたら、どれほど悲しむか。それを想像しただけで涙が出そうになるので、気になる男子が現れても自分で心にブレーキをかけるしかなかった。

この先私の家族は、どう変わっていくのだろうか?もしかして、ずっとこのまま4人家族なのかもしれない。いずれ時期が来たら兄と入籍して、でもそのまま、この家で両親と一緒に住み続けて…

13才で、異性としては好みのタイプではない兄のカノジョになり、他の男を知らずに結婚というのでは、私の青春、寂しすぎる気もする。
でも私は、なんだかんだ言ってもこの家族が大好きなのだ。他の家と比べて10年も遅く家族になった分、兄と夫婦になることで、長く一緒にいられるのなら、それも悪くないかな、などと思ってみたりするのだ。
21/08/08 20:31 (cIx/1r2O)
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