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1:湯の花【姪っ子メイちゃん】
投稿者:
サトシ
僕が20歳の大学生だった時、ひとまわり年上の兄貴が、結婚すると言い出した。
相手は兄貴よりひとつ年上だが、大層な美人。だが、バツイチで子連れだった。 最初、僕の両親は反対した。兄貴は一流大出で、有名企業に勤めていたので『なにもそんな条件が悪い人じゃなくても…』と思ったのだろう。 だが兄貴は譲らず「とにかく一度会ってくれ」と言って、その女性と連れ子の娘を連れてきた。 女の子は当時8歳。愛衣と描いてメイと読む。母親似のビックリするほどの美少女だった。 その少女に、舌っ足らずのかわいい声で「おじいちゃん、おばあちゃん、おじさん。メイといいます。よろしくおねがいします。」とあいさつされ、両親は一度でメロメロになった。 「こんな可愛い孫ができるとは思わなかった」と手放しで喜び、結婚に賛成したので、まもなく兄たちは入籍し、メイちゃんは僕の姪になった。 メイちゃんにメロメロになったのは、両親だけじゃない。僕もだ。 元々ロリが入っていた僕は、彼女に夢中になり、気に入られるために全力を尽くした。 僕は両親と同居していて、兄はその家に、頻繁に妻とメイちゃんを連れてきたので、僕は全力で遊び相手をしてやった。ゲームやトランプの相手から、ママゴトまで。 また、テーマパークや動物園、水族館などメイが喜びそうなおでかけ企画を次から次へと兄夫婦提案し、行き方を調べたりチケットを手配したりを買って出て、当日は案内役として同行した。 最初は僕に遠慮していた兄嫁も、やがて気を許し、映画やショッピングくらいなら僕とメイだけの外出も許してくれるようになった。 僕がそこまでがんばった理由は、単に美少女ロリータと仲良くなりたかったから。ふたりでデート風に街を歩き、軽く手でも槌げれば、大満足。決して性欲を満たすためなんかではなかった。 にもかかわらず、メイが11歳、5年生になると、困ったことになってきた。
2021/02/05 22:13:13(stPv/ONj)
投稿者:
サトシ
僕もその後を追って、浴室に入った。
メイは慌ただしくかけ湯をすると、浴槽の手前、底が一段高くなっている所に座った。 僕はその横に並ぶと肩が出てしまうので、反対側の壁に座る。少し、気まずい空気が流れた。 するとメイが、お湯の中をツーッと近づいて来て、 「そこ、座ってもいい?」 と聞いた。 そこというのは僕の膝の上。冬に僕がコタツに座っていると、メイはよく、僕とコタツの間に入り込み、僕に柔らかい背中をもたせかけてくれた。だがもちろん、ふたりともハダカでそんなことをするのは初めてだった。 僕は「うん」と言ったあと、胡座をかいていた脚をまっすぐ伸ばし、水面に向かって元気に勃起している肉棒を、自分の太ももの間に押し込んだ。いくらなんでも、メイを肉棒の上に座らせる訳には行かない。 メイの柔らかなお尻が、僕の太ももに乗る。僕は両手でメイの身体を抱きかかえるようにしながら、指先でさっきの続きを始めた。 「んっ!」 僕がついに、クリトリスを見つけ出し、右手の爪の先で軽く弾くと、メイは小さく叫んだ。 そこを中心に、狭い襞の中を円を描くようにこね続けると、メイは 「は~っ…」 と長いため息をつき、背中を僕に預け、軽く閉じていた脚をゆっくりと開いていった。 乳白色の温泉の中で開く白い脚を見て僕は、『お湯の中で咲く白い花みたいだな』と思った。 メイのそこが濡れ始めているかどうかは分からなかったが、僕の膝の上て時折ビクッ、ビクッと跳ねるので、感じているのは間違いない。 そこで僕はメイに、妄想の中で何度も取らせたポーズを頼んでみることにした。 「メイちゃん、そのまま立って、向こうの縁に掴まってみてくれる?」 「こう?」 「そしたら、そのまま膝を伸ばして、お尻持ち上げてみて」 メイが言われたとおりにすると、白いお尻がお湯の中から僕の目の前に現れた。 ふたつの尻たぶの合わせ目の下に、陰裂の下端がわずかに見える。 両手を伸ばして尻たぶの下を左右に広げると、襞が開き、丸い膣口が現れた。 「やだこれ!超ハズい!」 メイは叫んでお湯の中に沈み込もうとしたが、それを妨げるように僕は、下からそこを舐め始めた。 「あっ…あん!あっ…あっ…」 浴室の中に、メイの喘ぎ声が響く。 僕の口の中に、温泉のお湯の味とは違う、熟した果実の香りが広がる。膣穴から愛液が溢れ出ているのは間違いない。 ひとしきり舐めたあと、少し顔を話して見ると、最初見たときより膣口がわずかに広がり、ヒクヒクと蠢いている。僕にはそれが、僕のモノを待ち侘びているように見えた。 夢の中のように、僕は立ち上がり、そそり立ったペニスの先端を膣口にあてがった。 メイの中途半端な性知識では『立ちバック』などという挿入体位があること自体知らなかっただろう。だが僕が不意にクンニを止めて立ち上がったので、不審に思ったのか 「え?なにするの?」 と聞いてきた。 ほとんど押し込んではいない。まるで膣口が自分で口を開き、ペニスを呑み込んだような滑らかさで、亀頭が膣口に入った。 だがそれと同時にメイにはひどい苦痛がもたらされたらしい。 「いっ!痛っ!…やだぁ!」 鮮血が一筋、メイの太ももの内側を伝って水面に落ち、赤い花のようにしばらく揺れていたが、まもなく掛け流しの湯に流されて行った。 メイは浴槽の外へ逃げようとしたが、脚を上げて縁を乗り越えようとすると挿入が進みやすくなることに気付き、諦めて身体を左右にねじって逃れようとした。 だが僕は、目覚めてしまった本能のままに、メイの腰骨をガッチリ掴んで離さず、腰を押し付けた。 更に2~3センチ、挿入が進んだ。 「サトシちゃんやめて!ここじゃダメ!お湯が入っちゃう」 この言葉にようやく僕は、動きを止めることができた。 「今夜、サトシちゃんの部屋に行くから!絶対行くから!ね?」 僕は我に返り、メイの腰から手を放すと、そのままヨロヨロと後退し、最初にいた場所に座り込んだ。 メイはクルリと向きを変えて僕に近づき、たった今破瓜したばかりの股を大きく広げて僕の腰に跨り、首に細い腕を絡めて来た。 そして泣き声で 「ゴメンね、サトシちゃん。あたし調子に乗りすぎた」 謝るのは僕の方だったが、あまりの事に、言葉が出てこなかった。 「男の人はコーフンしたら止まらなくなるって聞いてたのに、いっぱいチョーハツしちゃって…」 僕は黙ってメイを抱き返した。 「イタイことして、ゴメン…」 僕がやっとこれだけ言うと、メイはフルフルと首を振り 「サトシちゃんとするの、イヤじゃないよ。スキだから、早く告白して、そうなりたかった。でも、ここでとは思わなかったから、ビックリしちゃって…」 僕はお湯の中でもう一度メイを抱きしめ、唇を重ねた。 ふたりにとってのファーストキスだった。
21/03/12 03:48
(E4yD7VlI)
投稿者:
サトシ
浴場を出て、僕はメイと両親が寝る部屋まで送っていった。途中なんとなく気まずくて、ふたりとも無口になったが、部屋の前で分かれる時にメイがそっと
「あとでね」と囁いた。それが夜9時過ぎ。 僕は自分の部屋に戻ってから、『メイは本当に来るだろうか?』と考えた。 11歳のメイにとって、両親と一緒に寝ている部屋から、親が寝静まるのを見極めて抜け出してくるのは、簡単なことではない。 加えて、お湯の中で破瓜したとはいえ、挿入ったのは全体の半分以下。僕の大人サイズのペニスを奥まで全部受け入れ、その後膣内で動かれたら、苦痛はさっきの比ではないだろう。その恐怖と不安から、部屋を出る決心がつかないかもしれない。 11時が過ぎ、12時近くになってもメイは来なかった。 待っている間、少しだけヒニンということについて考えた。この時まで僕は素人童貞。まして処女なんて相手した事はない。さっき半分まで経験した、あの強烈な締め付けと膣内の熱さ。全部挿入したら、どれ程の気持ちよさだろう。その中で、膣外射精なんて芸当ができる自信はなかった。 といって、ここは鄙びた温泉宿。この時間に歩いて行ける距離に、避妊具が買える店があるとは思えない。 みんなで乗ってきたワンボックスカーを使えば、一番近いコンビニまで行けないこともないが、出掛けている間にメイが来るかもしれないし、そこまでして準備して、結局メイが来なかったらバカみたいだ。 そんな事を堂々巡りに考えていると、不意にドアを小さくノックする音がした。 急いで開けると、メイが心細そうに立っていた。僕が手を伸ばして腕をつかむと、安心したように首に手を回して抱きついてきた。 僕はメイを力強く抱き寄せ、鍵を閉めると、そのままお姫様抱っこで布団まで運んだ。布団に寝かせると、メイは上半身だけ起こし、浴衣の帯を解いて前を開くと、仰向けに横たわった。 浴衣の下はタンクトップとショーツのみ。温泉の脱衣場で見たときより1枚少なくなっている。 僕はメイの横に座り、タンクトップを捲った。ついさっき見せてもらった、小さいが形のいいおっぱいが現れる。 膨らみ始めの胸は、先端に肌着が擦れるだけでも痛いと聞いた。ましてがさつな男の手で乱暴に揉まれたら、悲鳴を上げるだろう。 僕は左の乳房を、先端に触れないようにしながら、触るか触らないかの微かなタッチで撫で、軽く口を開けて右の先端に近づけて行った。 あと少しで着地!という所でメイが 「ねぇサトシ君…」と話しかけてきた。 「ん?」 「あたしさぁ、もうショジョじゃないんだよね?」 僕はお湯の中で、メイの破瓜の血が赤い湯の花になるのを確かに見た。 「そうだね」 「じゃあもう、最後まで入っても、イタくないかな?」 ここで気休めを言って、セックスを先に進めることはたやすい。でも僕は、本当にメイが大好きだったので、とてもそんな気にはなれなかった。 「どうかな。奥の方は細くなってるみたいだから、さっきより深く入れたら、痛いかも…」 僕がそう言うとメイは 「そっかぁ…」 とだけ言っただけで、静かに目を瞑った。 『たとえ痛くても、最後までガマンしてくれるつもりなんだな』 僕はメイの言葉に感動しながら、右の乳首を軽く弾くように、下から上へひと舐めした。 途端、メイは「んっ!」と小さく叫び、背中を軽く弓反りにした。 「ごめん、痛かった?」 僕が聞くと、メイはギュッと目を瞑ったまま、ブンブンと首を横に振った。 「…キモチよかった?」 メイは大きく頷いたあと 「こんなにキモチいいなら、もっと早くしてもらえばよかった」 といった。
21/04/16 08:52
(rlQSYRv2)
投稿者:
サトシ
「ちょっと前からね、サトシ君のシセン、気づいてたよ。求められてるのなら、早く見せて、触らせてあげたかった。でも、今ムネ揉まれたら超イタイんじゃないかって思ったら、怖くて…」
まだ11才のメイが、そこまで具体的に僕との行為をイメージしていてくれたことに、感激した。 だが、年下の少女に何度も好きと言わせて、いつまでも曖昧な態度でいる訳にもいかない。 「僕も、メイちゃんが好きだったよ。初めて会った時からずっと…でも僕は大人だから、そんなこと言ったら怖がられるんじゃないかと思って…」 メイは微笑んで首を横に振り、 「スキになるのに、トシなんて関係ないじゃん」と言ってくれた。 僕の3年越しの想いは、奇跡的に成就し、僕とメイは恋人同士になった。 『でも、このあとどうしようか…』 こんな展開になると分かっていれば、こんなに性急に身体を求めることはなかっただろう。だがここまでしておいて、後戻りなどとてもできない。 今から僕にできるのは、このセックスを、なるべくメイに負担をかけずに終わらせることだけだった。そのためには… 僕はゆっくり、ねっとりとメイの両乳首を舐め回して勃起させながら、ショーツの中に手を入れた。閉じたワレメから滲み出た愛液が、ショーツを濡らし始めていたので、両手でそれをゆっくりと脱がし、脚を大きく広げさせた。 そして、メイの股間に体を入れ、膝を立てさせて、夢中で舐めた。 「あっ!そ、そこ…そんなにしないで…あたしまだ、あんまり慣れてなくて…んんっ!」 性体験のほとんどないメイにとって、男の舌で一番感じる所を攻め立てられたら、快感を通り越してしんどいのかも知れない。でもこの時僕は、挿入の痛みを少しでも軽くする為に、そこを一心に舐めて、柔らかくほぐしてやる事しか考えられなかった。 「んっ!んっ!あっ!な、なんかヘン…なにコレ…?あっ…」 メイのそんな様子を見て僕は『もしかして、もうイクのか?』と考えた。 女の子は、イッたあとしばらくぐったりするだろう。でもその間に、せっかくいっぱい濡らして柔らかくしたアソコが、元に戻ってしまうかも知れない。だとしたら、入れ時は、イク直前の今か? 僕はトランクスを脱ぎ捨て、腰をメイの股間に進めた。 メイにも、その時が来たのが分かったらしく、視線を落として僕のペニスの動きを見つめていた。 ヌルヌルになったワレメの下端に、ペニスの先端を宛がうと、さっきの浴槽の中と同じように、ワレメが自分で口を開けて亀頭を呑み込んだ…ように感じた。 想像どおり、さっき浴槽の中で挿入した深さまでは、ヌルッと一気に入ったが、そこで止まった。 その先へ進もうと押し込むと、トタンにメイの顔が苦痛で歪み、僕の背中に手を回してしがみついて来た。 「くっ…くうっ…」 呻き声を上げながらも、メイは決して痛いとは言わなかった。だが苦痛のひどさは、しがみつく力の強さでよく伝わってくる。 腰に力を入れて押し込んでも、ほんのわずかしか挿入が進まない。仕方なく、ピストン運動で突破しようとするが、突撃の度に痛みがひどくなるようで、メイは堪らず僕の背中に爪を立てた。 『もうここで止めようか…』 僕が戸惑って動きを止めるとメイが 「止めちゃダメ!」 と叫ぶように言った。 「せっかくここまで来たのに…今止めたら次、いつになるか分からないよ」 メイの言うことは分かる。 恋人同士になったと言っても、メイは小学生だ。叔父と姪として、遊びに連れ出すことは許されているが、夕方には兄の家に送り届けなければならないし、メイのようなロリっ子を日中ラブボに連れて行くことはとても出来ない。 僕の家にはほとんどいつも、両親のどっちかがいるので、僕の部屋で、というのもリスクが高い。となると、やはり今しか… 「ずっと、イタイのはイヤ…1回で奥まで入れちゃって」 僕は覚悟を決め、メイの両脚を抱え上げていた両手を、お尻の下に回し、ペニスの先端に意識を集中した。 メイもその時、思わず大声で呻いてしまった場合に備え、浴衣の袖を口にくわえた。 僕は腰に渾身の力を込め、一気に突き出した。 「くう~~っ…」 メイは背中を大きくのけ反らせ、しばらくそのまま固まっていたが、やがて下りてきた。まだ続く痛みをやり過ごすように、大きく肩で息をしている。 「メイちゃん、痛かった?」 メイは小さく首を横に振った。 「…全部奥まで入った?」 「ああ。」 「シャセイした?」 「いや、それは止めよう。妊娠するかも知れないし…」 メイの膣内は、これまで経験したことのないほど熱く、柔らかく、僕を締め付けてくれた。だがどれほど気持ちよくても、奥まで到達しただけでは射精はできない。最低でも何回かは、膣の中でピストンしなくては。でもそれによって、メイに更に苦痛をガマンさせることになるのはイヤだった。僕さえイクのをガマンすれば… 「…いいの?」 「ああ。もう十分気持ちよくさせてもらったよ。メイちゃんありがとう」 言いながらペニスを引き抜き、ティッシュでメイのアソコを拭ってやった。 愛液に、少しだけ血が混じっていた。 その後僕は、メイの隣に横たわり、腕枕でしばらく休ませてやった。メイは強がっていたがよほど怖かったのか、その間ずっと震えていた。 30分ほど経ってから、僕はメイを、兄夫婦の部屋まで送って行った。 メイがそっと室内を覗いてみると、幸い兄夫婦はよく眠っているようだった。 別れ際、ドアの前でメイをもう一度強く抱きしめ、キスをした。 メイは震える声で 「これで終わりじゃないよね?」 と聞いた。 僕は内心『何を馬鹿な!』と思ったが、おそらくメイはロストバージンのショックで不安定になっていたのだろう。 そう察して僕は 「今日からメイは僕の彼女だ。ずっと一緒にいようね」 とやさしく言った。 それから僕たちは、永くつきあった。
21/05/23 15:23
(wt85J4oe)
投稿者:
サトシ
付き合うと言っても、僕たちは元々叔父と姪として、週末に映画やショッピング、カラオケなどにふたりで行く関係だったので、表面上はそれまでと変わらなかった。
でもふたりきりになると、当然人目のない場所で抱き合ったし、何度もキスもした。ただ、初めての時にメイが指摘したように、『2回目』をするチャンスはなかなか巡ってこなかった。 メイは見るからにロリな小学生なので、ラブボには連れて行けない。夕方には兄の家に送って行かなければならない。僕は両親と同居なので、2階の僕の部屋に連れてきてもいつも階下に親がいるので落ち着かない。 結局その年の冬休み、メイが泊まりに来るまで待たなければならなかった。 その夜、両親が寝静まったのを確認してからメイを部屋に連れてきて、ようやく抱いた。今度はちゃんと避妊具を用意し、たっぷり時間をかけて全身を愛撫してからゆっくりと挿入し、初めてメイの膣内で射精させてもらった。 天にも昇るほどの気持ちよさだった。 そんな風にして5年。メイが高1になった時、兄夫婦に打ち明けて交際を許してもらった。 話を聞いて兄は激怒したが、意外にも兄嫁、メイの母親がとりなしてくれた。 当時もう僕はサラリーマンになっていて、兄ほどではないが、そこそこの会社だったし、もし将来僕たちが結婚なんてことになれば、メイたち母子と僕たちの絆はより強固になる。そんな計算もあったのかも知れない。 最近になって僕はメイに、なぜ僕みたいなパッとしない男を好きになったのか、聞いてみた。するとメイは、「サトシ君が、一生懸命カケハシになってくれたから」と答えた。 母親の再婚が決まってから、メイはずっと不安だったそうだ。父親になる兄のことは、かなり前から知っていたが、義理の祖父母や叔父さんとうまく付き合って行けるかどうか。そこへ僕が、進んで遊び相手になったり、矢継ぎ早にレジャーの企画を立てたので、自然に祖父母とも馴染むことができてすごく安心した、というのだ。 「いい人だなぁって思って見てたら、気付いたらスキになってた」 メイはそう言って笑った。 これはメイの思い過ごしだ。僕たちと馴染むには、メイの愛くるしさだけで十分だと思っていたし、僕は単純に、この美しい少女と仲良くなりたいだけだった。 でも考えれば、恋愛なんてほとんどの場合、こんな些細な勘違いから始まるのかも知れない。 僕が20歳の大学生だった時、天使のように現れた姪っ子のメイちゃん。この少女と恋人になれた奇跡を神様に感謝し、ずっと大切にして行きたいと思う。
21/06/02 05:16
(vlaLP8Bk)
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