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1:社長の娘
投稿者:
マサキ
赤ん坊の頃から施設で育った俺。中学卒業の年、高校に進学すれば18まで居られると言われたが、勉強は嫌いだし、早く自由になりたくて、就職して施設を出た。
だが、仕事はキツイだけでつまらないし、初めて、月給という俺にとっては大金を手にして浮かれたこともあり、俺は仕事をサボって繁華街をうろつくようになった。 すると、すぐに同じような連中に声を掛けられ、仲間になった。月給が底をつくと、そいつらが『アニキ』と呼んでいた半グレっぽい人の仕事を手伝い、小遣いを貰うようになった。 そこで初めて俺は女を知った。始めは、仲間内の年上の女性が、俺が童貞だと言うと面白がってヤラせてくれた。あとは、たまに迷い込んで来る家出娘とかに酒をおごり、酔い潰れたところをみんなでマワしたりした。 だがその内に『アニキ』が逮捕され、手伝っていた俺達も芋づる式にみんな捕まり、俺は年少に送られる事になった。 1年ほどで退院になり、年少出身者の更生に理解があるという町工場みたいな会社に就職することになったが、そこの社長がロクでもない奴だった。 市会議員をやってるとかで、外面はいいが、他に行く所がない俺達の足元を見るように、安い給料でこき使い、残業代もロクに払わない。何より俺達に対する態度がトコトン冷淡だった。 冷たいのは社長だけでなく、その家族も同じだった。 初出勤の日。工場と同じ敷地内に社長の家もあり、社長室もその中だったので、俺は社長宅に上がらせてもらった。社長室の手前で社長の奥さんと娘とすれ違ったので、俺は精一杯の愛想を作って会釈したが、奥さんは視線を外して気づかないフリ。 娘は紗季という名前で当時小5だった。こちらはさすがに無視はせず、ピョコンと会釈したが、そのあと警戒心丸出しの上目使いで俺を見た。 痩せこけて、プールか何かで日焼けしすぎた当時の紗季は、少女としての魅力に乏しく、彼女を初めて見た俺の感想は 『貧相で目つきの悪いガキだな』 だった。 工場のある敷地には社長宅の他に、ボロい木造アパートみたいな社員寮があり、俺もそこに住むことになった。 寮費は給料から天引きだったが、安い給料から寮費や税金とかを引かれると食費くらいしか残らず、遊ぶ金がない。また工場は郊外にあったので、足がない俺は繁華街に行って昔の仲間に会うこともできなかった。 だが皮肉にもそのおかけで、年少出身者の多くが再犯に走る中、俺はこれといった犯罪に手を染めることもなく、更生して行くことになる。 ただ一つ、この紗季という少女に対してしたことを除けば。
2020/11/11 22:53:01(fgRH8aDl)
投稿者:
マサキ
『このままつづけたらコイツ、イクんじゃないかな?』
イカせてみたい、と俺は思った。 初めてイク所を俺に見られれば、簡単に俺を裏切ることはできなくなるだろう。 だが残念ながら、俺の方が先に限界が来てしまい、早く挿れたくてたまらなくなった。 再び紗季の下半身の方に移動し、短パンとトランクスを脱ぎ捨て、脚を開かせた。紗季もこの時は抵抗しなかった。 3日前に俺のチンポで割り裂き、さんざんに中をかき混ぜてやったのに、紗季のアソコは処女だった時と全く同じ、清楚な姿に戻っていた。 ワレメの一番下にチンポの先端を当て、ゆっくりと押し込むと、スジマンがチンポの形に変形し、それをズブズブと呑み込んで行った。と同時に紗季がわずかに顔をしかめた。 「まだ痛いか?」 「ちょっと…前の時は、死ぬほど痛かったけど」 「そうか…」 先端を子宮口まで届かせてから、ゆっくりピストンを始める。 「痛いか?」 紗季は軽く首を横に振った。 「気持ちいいか?」 さっきより強く、横に振る。 「その内これがよくなるらしいぞ。膣内でチンポが暴れてるのが」 俺がそう言うと紗季は、 「…なりたくないよ、気持ちよくなんか…」 と呟くように言った。 初めての時よりだいぶ余裕があったので、時間をかけて紗季の狭い膣を味わうことができた。だが俺がいくら動いても、紗季が快感を得ている様子はない。ただ、自分の体内で異物が蠢く不快さをやり過ごしているだけに見えた。 そうしている内に、強い射精感が襲ってきて、俺は紗季の子宮に2回目の精液を力強く注ぎ込んだ。 射精が終わり、俺が股間からどくと、紗季はすぐに脚を閉じた。 俺がティッシュを2、3枚取ってそこを拭いてやろうとすると、手を伸ばして俺からティッシュを受け取り、自分でそこを拭いた。 俺がトランクスと短パンを履き、 「今日も気持ちよかったぜ。じゃあな」 と帰ろうとすると、紗季が 「明日も来るの?」 と聞いて来た。 「ああ。年少に入る前からご無沙汰だったからな。まだ全然飽き足らねぇや」 すると紗季が、目をそらしたまま 「…次から、避妊してくれない?」 と言った。 「あたしが妊娠したら、アンタだって困るでしょ?そうなったらお父さん、絶対相手を探そうとするよ。最初に疑われるのはアンタたちなんじゃない?」 確かにその通りだった。だがそんな事でこんなガキの指図に従うのも癪だったので 「分かった、ゴム買ってきてやるよ。それさえあれば、あと何回でもヤラせてくれるって事だよな?」 と、からかうように言ってやった。 紗季はそれには答えず、目を逸らして顔を赤くした。 俺はその夜の内に、自転車を飛ばして駅前のドラッグストアまで、コンドームを買いに行った。
21/01/13 20:35
(.CHmDYLz)
投稿者:
マサキ
コンドーム1箱10個入を、2箱。
自転車でも駅前まで来るのは面倒だったので、どうせならもっと買っておこうか、俺は迷った。 だが、紗季との1回のセックスで1個使うとして、20回。 買いに行った日の翌日は、また紗季の部屋に行くつもりだったが、その後は週2回程度にしてやろうと考えていた。まだ中学生で、夜はあの部屋で宿題や翌日の準備とかをしなければならないのに、その後で毎日俺に犯されたのでは堪らないだろう。 となれば、20個で2ヶ月ちょっと。さすがにその頃にはリリースしてやらなければマズイことになりそうだ。結局俺は、2箱でやめておいた。 ところが、紗季の部屋に通うようになってから1ヶ月も経つと、紗季の様子が変わってきた。 その頃には紗季も、挿入でも感じられるようになり、チンポの先でGスポットを突いてやると、小さな喘ぎ声を漏らすようになった。毎回挿入前には、一度手マンかクンニでイカせてやっていた。 ある時俺が、急に辞めることになった仲間の送別会で、約束の日に行かなかったことがあった。当時俺たちはスマホのラインで連絡を取り合っていたが、俺が飲んで騒いでいると、紗季からラインがきた。 「今日は来ないの?」 「ああ、わりぃな、急に飲み会が入っちまって」 「それか終わったら来る?」 「酒くせぇ息で中学生の部屋には行けねぇよ。代わりに明日じゃどうだ?」 「いいよ」 やり取りが終わった画面を読み返し 『これじゃまるで、普通に付き合ってるみてぇだな』と俺は苦笑した。 紗季の方がそんな有様だったので、俺はやめるきっかけを掴めず、紗季が高校生になってもセフレのような関係がズルズルと続いた。 そんな関係に変化が訪れたのは、高1の夏休みが終わってすぐの頃のこと。社長宅の家からほぼ毎晩、俺たちの寮まで聞こえるような激しい怒声や物が壊れる音が聞こえてくるようになった。 噂では、夏休み明けから紗季が夜遊びをして門限を破ったり、無断で学校をサボったりするようになり、毎晩社長に怒鳴られているということらしかった。 『マジメでいい子だったアイツが、なんでだ?俺のせいか?』 だが、俺にレイプされたことで、マジメにやってるのがバカバカしくなったのだとしたら、非行は中学の時から始まっていたハズだ。 俺は紗季の部屋に行った時、理由を聞いてみることにした。
21/01/13 20:54
(.CHmDYLz)
投稿者:
マサキ
紗季の部屋に行った時、俺が理由を聞くと、紗季は
「別に…家に居たくないだけ。アイツがいるから…」 と答えた。 アイツとは紗季の父親、社長のことだ。 社長が身勝手で、他人に冷淡なのは昨日今日始まったこととではないが、紗季も高校生になり、自分の親が周囲からどう思われているか、分かってきたのだろう。 だが俺はこの時、紗季の非行を止めさせたいと思った。 紗季みたいな世間知らずのお嬢が、夜遊びや無断外泊をするようになれば、速攻で年少に入る前の俺たちみたいな男にヤラれてしまうだろう。 愛だ恋だという話ではなく、俺は単純に、俺以外に男を知らないはずの紗季の身体を独占していたかったのだ。 だが、俺みたいなのが説教をしても、まるで説得力がない。そこで俺は、半グレアニキの手伝いをしていた頃に見聞きした中で、一番グロい話を紗季にしてやることにした。 前にも書いたが、当時俺たちのグループには何人か女がいて、その人たちを頼って、中学時代の後輩とかの少女が家出してくる事がたびたびあった。そういう娘を俺たちは、決まって歓迎会と称して酒盛りに誘い、酔いつぶし、マワした。 朝目覚めてマワされたことに気付き、泣き喚いたり怒ったりする娘もいたが、たいがいそれで懲りて、家に帰って行った。 ところがある日、見るからにいいとこのお嬢さん風の、かなりの美少女が現れた。すると誰から聞いたのか、この時に限ってアニキが現れ、なんだかんだと理由を付けて自分の事務所へ連れて行ってしまった。もちろん、逆らえるヤツはだれもいない。 その子がそのあとどうなったか。それは後日アニキが、その時撮った映像を見せながら教えてくれた。要は事務所に着くなり、アニキと居合わせた男どもにいきなり裸にされ、アニキに処女を奪われ、その後でマワされたのだ。そしてそれをビデオに撮られた。 ただ、犯されただけではない。 全部脱がされたあと、数人がかりで身体を押さえつけられ、全身をくまなくしゃぶり尽くされる。そのあとで無理やり開脚させられ、閉じた襞も指でキレイに開かれて、中の粘膜の様子をドアップで撮影された。小陰唇も、クリトリスも、膣穴も。さらに極限まで拡げられた膣穴にカメラが近付くと、穴の入り口を塞ぐように肌色の物体が写っていた。アニキはそれを、「処女膜だ」と説明してくれた。 そしてその穴に、アニキの極太の肉棒が、少女のひどい悲鳴とともにズブズブと埋め込まれ、接合部から鮮血が溢れ出してくる。 破瓜の時の出血量は、かなり個人差があるらしく、紗季の時は大したことなかったが、この時の少女は多めだったようで、アニキがピストンのために一度引き抜くと、肉棒が血で真っ赤に染まっていた。 その後もアニキが動くたびに少女は「いたい!いたい!やめて!」と叫び続けたが、アニキの射精が終ると、脚を閉じることも、逆流してくるモノを拭うことも許されず、すぐに次の男の肉棒が埋め込まれ、ピストンが再開される。 3人目以降になると、少女は無反応になり、目を見開いたまま、ただ揺さぶられるままになっていた。 俺たちだって、家出少女を何人もマワしたし、中には処女だった子もいたが、俺はこの映像を見せられ、興奮するよりも気分が悪くなった。 その後この映像はすぐに、裏ビデオ業者に高値で売られた。少女が選ぶことができたのは、顔にモザイクを入れるか、そのままか、それだけ。少女は泣く泣くモザイクを選んだが、代わりに契約書にサインさせられ、その後何本もの裏AVに出演させられた。 すべて処女レイプもの。つまりその子は、自分が体験した地獄を、様々な衣装、シチュエーションで何回も再現させられたのだ。 俺の話に真顔で聞き入っていた紗季は、 「その子、その後どうなったの?」 と聞いた。 「さあな。撮影の時以外は事務室に監禁されてたらしいから、アニキの逮捕の時にでも助け出されたんじゃねぇか?」 俺がそう答えても、紗季は俯いたまま黙り込んでいたが、しばらくして 「あたしは…そんな所には行ってない。同級生で一人暮らししてる子がいて、その子の部屋に…」 と言った。 「そうか、そんなら…」 「でも、この間その子の部屋にいた時、急に友達だっていう男の子達が来て、お酒飲み始めちゃって」 今度は紗季が、語り始めた。
21/01/16 21:58
(lPLkRz9g)
投稿者:
マサキ
「その人たち、酔っ払って、目がトロンとして来て…その内あたしのこと、いやらしい目で見て来て…」
「それで?」 「そしたら友達が、お酒足りないから買って来てって言って、外へ出してくれたの。怖くなってそのまま家に帰っちゃった」 「そうか…」 「あのまま居たら、あたしもあの人たちにマワされてたのかな?」 「多分な…」 「…こわい…」 中2の頃から週2回は俺とセックスし、すっかり大人の女の反応をするようになった紗季でも、初対面の男どもに無理矢理、代わる代わる突っ込まれるのは、想像もしたくない程恐ろしいことらしい。 「もうその友達の部屋には行かない方がいいな」 俺が言うと紗季は素直に頷いたが、ふいにキッとなり 「なんであんたがあたしの心配してんのよ?」と聞いてきた。 「いやまあ…お前のアソコは今の所俺専用みてぇだからさ、他の奴らにやたらに突っ込まれて形が変わっちまったら俺が困るだろ?」俺が冗談めかして言うと 「変態!」 と怒った顔をしてみせたが、その実、まんざらでもなさそうに見えた。 この日を境に紗季は、ピタリと夜遊びを止めた。俺はひと安心と思った。だが話はそれだけで終わらなかった。 紗季にこの話をした3日後、俺はいきなり社長室に呼びつけられたのだ。 『とうとうバレたか…』 俺が社長に呼ばれる理由など、紗季のこと以外あり得ない。大方、紗季の部屋に行く所を寮の誰かにでも見られたのだろう。だが、社長に叩きのめされ、クビにされることはあっても、いまさら警察に突き出されるようなことはないだろう。紗季は、もし社長に俺との関係を問い詰められたとしても、レイプされたとか脅されたとかは絶対言わないはずだ。 そんなことを様々に考えながら、俺は社長室に入った。 社長は俺に挨拶もさせない内に、怒鳴るような声で 「お前、俺の娘と付き合ってるのか?」 と聞いてきた。 俺は「はい」と答えるしかなかった。 「身体の関係か?」 俺は黙って頷いた。 すると社長の顔が見る見る赤くなり、俺は恐怖を感じたが、無理に怒りを押し留めるようにふぅっと大きく息をつくと 「お前、紗季に、夜遊びを止めるように言ってくれたそうだな」 と言った。ここで俺はようやく、なぜ紗季との関係が社長にバレたのか、理解した。 だがだからといって、『そうです!俺はお嬢さんのためを思って…』などと言って社長に媚びるのは、俺のキャラじゃない。俺はぶっきらぼうに 「俺はただ、紗季みたいなお嬢が夜遊びなんかしてたらどうなるか、俺が見てきたまんまを話してやっただけです」 と言った。 社長はどこまで俺の言葉をきいていたんだか、『まったく…俺があんなに言ってやったのに…なんで…』などとブツブツ呟いていたが、そのうちフゥッと溜め息をつき、 「どうやら、今のあいつに必要なのは俺じゃなく、お前の方みたいだから、交際は認めてやる。その代わり!」 ギロッと俺を恐ろしい顔でにらんで、 「俺の娘だぞ!いい加減に扱いやがったら、クビだけじゃすまねぇからな!」 と、怒鳴るように言った。 俺は「分かりました」と頭を下げるしかなかった。 その夜、俺はすぐに紗季の部屋に行き、ことの顛末を話した。
21/01/27 07:51
(Sii2NWoj)
投稿者:
マサキ
俺がわざと、少し呆れたような言い方で
「お前、社長に俺と付き合ってるって言ったのか?」 と聞くと、紗季は少し顔を赤らめながら 「付き合ってるじゃん。セフレだけど」 と言った。 知らない内に俺は、レイプ犯からセックスフレンドに昇格していたらしいかった。 「まあ、そうかもしれねぇけど、社長は恋仲だと思ってるぞ?」 「別にいいよ、アイツになんて思われたって…」 「けどよぉ…」 「セフレだって彼氏だって、どうせいつかは終わるでしょ?一緒じゃん」 確かに、仮に恋仲だとしても、外でデートとかする金も時間も俺にはない。それは社長も分かってるはずだ。だとしたら、ヤることは一緒だ。 「けど、もし俺がお前を捨てたなんてことになったら、お前の親父に叩き殺されそうだな」 俺が冗談めかして言うと 「その時はあたしが飽きたからフッたって言うから大丈夫」 と言った。まあ、仮に俺が紗季に飽きたとしても、自分の方から振ったことにする。それが、社長の娘としてのプライドというものなのだろう。もっとも今の所、そんなもったいないことをする気はさらさら無かったが。 ところが、異変はこれだけでは済まなかった。社長に『交際』を認めてもらって以来、工場長がやたら丁寧に、仕事を教えてくれるようになったのだ。この部品はどういう所に使われるから、納品先はどこどこで、ここの精度が特に重要、などと聞きもしないことまで教えてくる。 俺は直感的に『ムコ扱いだな』と思った。 紗季は社長夫婦の一人娘なので、この工場を存続させるためには、紗季にムコを取らせ、継がせるしかない。紗季の『彼氏』である俺を、その候補にと考えたのだろう。他人には冷淡だが身内には甘い、社長が考えそうなことだ。 俺は早速紗季にこの異変を報告したかったが、どう言ったらいいものか。ハッキリそう言われた訳でもないのに『ムコ扱いされている』なんて言おうものなら、俺が紗季の家の財産を狙っているみたいだ。まだ中学生だった紗季の部屋によばいをかけ、手錠やガムテで拘束までしてレイプした俺が、さすがにそれは厚かましすぎる。俺は悪党だが、そんなことを考えるのは、俺のキャラじゃない。 仕方がないので俺は、次に紗季の部屋に行った時、ついでに思い出した風で 「社長にお前とのことを認めてもらってから、どうも仕事を詳しく教わるようになっちまって…」と、事実だけを告げた。 紗季は最初キョトンとしていたが、少しして 「へぇ、良かったじゃない。認められてるってことなんでしょ?」 と、まるっきり他人事のように言うので、俺は話が続けられなくなった。 まあ、紗季の年齢なら、家が金持ちだということは分かっても、それを自分が引き継ぐとか、そのためにムコを取らなければならないとか、全然ピンと来ない話だろう。 だがあと数年して、紗季にもいくらか世間が分かってきたら、どうなるか? マトモに考えれば、俺みたいな男に大事な資産や工場を任せるなんざ、とんでもない話だ。俺をムコにする話がでたら、速攻で別れて、追い出そうとするだろう。 だが一方で『女は子宮で物を考える』なんて言うヤツもいる。 俺のチンポに快感を与えられるのにすっかり馴染んでいる紗季は、コイツを手放すことを惜しんで、とんでもない判断をするかも知れない。 赤ん坊の頃から施設で育った俺に、世間はトコトン冷淡だった。大して努力もしなかったが、努力せずに何かが手に入ったり、ラッキーな思いをしたことは、数えるほどしかない。紗季の身体を手に入れることができたこと、くらいだろう。 もしそんな俺が、何かのまちがいで、そこそこの会社の社長に収まることができたなら…冷たい世間ってヤツに、少しはリベンジしたことになるのだろうか。 完
21/02/03 18:20
(q1DVSSzZ)
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