持つべきものは友というが本当だ。
子供の頃は特に。
というのも、僕には忘れられない思い出がある。
「貸すぜ」
日曜の昼下がり。
友達の家に遊びに行ったがその日は何も面白いネタがなかった。
そのとき不意に目の前を横切った影。
それは友人の妹だった。
色の白い娘でスカートからのぞく生足がドキッとさせた。
奥の部屋にふすまを開けて入っていった。
『お姫様は突然に、ってか』
するともう一人今度は色の少し黒い娘が前を横切って行った。
最初はアキで後から来たのはユミ、どちらも友人の妹だった。
「お姫様が待っているぜ。行って来いよ」
「ううう。い、いいのか」
僕は奥の部屋のふすまを開けた。
「見せてあげましょうか」
アキさんがピンクの秘貝を指でこじ開けると、中からは透明なしずくが一滴。
すかさずユミさんが僕のポールを引きずり出すと
「大人よ。大人。もう立派な大人」
そういいながら小さい手で膨らみきったそれをしごき続けた。
それは今となっては遠い日の思い出だが忘れることはできない。
なぜなら、乳白色の濁液を生まれて初めて噴射させてしまったのだから。