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つがい
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:つがい
投稿者: あゆみの兄
僕には、3つ年下の妹がいる。

僕の母は、僕を帝王切開で出産した後、子どもが産めない身体になってしまった。
若い頃からどうしても女の子の母親になりたいと思っていた母は、里親登録をした。それをすると、児童養護施設などにいる子どもの中から希望条件に合う子を、あっせんして貰えるらしい。
そんな経緯で、妹は3才の時に、我が家にやってきた。
母が施設へ迎えに行き、家に連れて来た。玄関先で僕と父に
「はじめまして、あゆみと言います。今日からよろしくお願いします。」と緊張した面持ちで挨拶した妹。それを見て、涙もろい父親は目頭を押さえ、
「今日からここが、あゆみちゃんの家だよ。仲良くしようね!」と言った。
まだ6才だった僕は、その隣でせいいっぱいの笑顔で、頷いて見せることしかできなかった。

家に来て、少し慣れてくると、あゆみはかなり人懐こい子だと分かった。
元々、ひとりで寝たり、着替えたりできる子だったので、部屋は僕の子ども部屋にベッドをもう1つ入れることになったが、それもあって、一緒に部屋にいる間中「お兄ちゃん、お兄ちゃん」と、何くれとなく話し掛けてきた。

その頃から妹は、初対面の人にも2度見されるほどの美少女だった。凡庸な顔立ちの僕や両親とは、明らかにレベルが違う。そんな可愛い妹に懐かれて、嬉しくない訳がない。僕は、友達と遊ぶ約束も二の次にして、あゆみの遊び相手をしてやった。 

小学校高学年になると、あゆみの美しさには益々磨きがかかり、街で芸能事務所などにスカウトされるレベルになった。
性格も落ち着いてきて、以前ほどは僕に纏わり付かなくなった。
5年生になり、生理が始まると、あゆみは僕とは別の部屋を与えられた。ところが、学校から帰ってきてランドセルを置くと、すぐに僕の部屋に来てしまう。僕の机で宿題をやったり、ベッドに横になってマンガを読んだり。時々思い出したように、ポツリポツリと、学校であったことや、軽い悩み事など、聞かせて来る。そして、眠くなるとようやく自分の部屋に戻って行く。

『一人で部屋にいるのが不安なんだろうな』僕はあゆみの気持をそう想像して、黙って部屋に居させてやっていた。
ところが、あゆみが中2、僕が高2の年になると、困ったことになった。
その頃僕は、いわゆる『やりたい盛り』。同級生のバカな男子達と、誰の胸がでかいだの、誰はもう処女じゃないらしいだの、毎日下らない話で盛り上がっていたが、その内男子の中で、童貞を卒業するやつがポツポツ出てきた。

どんな形で、どんな相手としたかはあまり関係ない。『童貞卒業=モテるやつ、子供じゃない』と誰もが思っていた。
僕は焦り出した。
普通なら、容姿も成績も運動能力も凡庸な僕に、そう簡単に相手が見つかる訳がない。だが僕には家に帰ると、僕の部屋に入り浸っている美少女がいるのだ。

『あゆみをそんな目でみちゃダメだ!』
『可哀相な生い立ちなのに、守ってやらなきゃいけないのに、悲しませるようなことをしてどうする?』
僕は必死に自分に言い聞かせたが、初夏の頃に、ジーンズの短パンとタンクトップなど、露出の多い格好で僕の部屋でゴロゴロしているあゆみを見ると、決心が揺らぎそうになる。
『あゆみの気持を無視して、力尽くで犯すなんて、とんでもない!だが、元々血のつながりがないんだから、ちゃんと告白して彼女になってもらってからなら…』

ここまでの僕たちの関係からすれば、受け入れてもらえる可能性はありそうだった。しかしそれでも僕は、自分の容姿に自信がなく、なかなか言い出せなかった。

そんなある日のことだった。

 
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2023/08/30 20:47:50(NCL0VhT/)
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