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今さら聞けないコト
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:今さら聞けないコト
投稿者: 真由美 ◆bLHAl2CVfk
21年前、親の転勤による引っ越しで切れてしまった関係があります。
引っ越しはある日突然というわけではありませんでしたが、お互いに会えなくなる日については話し合うこともなく、わざと話題を避けあうように同じ日々をすごし、最後の日を終えました。
いらい、たとえば友人の恋バナにも、同僚の相談にも出てこない異常で歪でドロドロだった私たちの関係について、こんな年になるまで聞けずに過ごしてきました。

疑問は進学し、就職し、結婚し、、、ずっとずっと長い間、心の中に消えていました。
本当に長い時間、まるでそう思っていなかったかのように、消えていました。
ただ、旦那の転勤先がその地域と決まったころから、またモヤモヤと湧きあがってきてしまいました。

聞きたいことといっても、正確に一言には今でもできていません。
「罪悪感はなかったの?」
「私の事を何だと思っていたの?」
「全部を奪ったのに、どうして最後までしなかったの?」
漠然と、いろいろと浮かんでは消える疑問の繰り返しです。


相手は当時、おそらく20代の半ばだったのではないでしょうか。
正確には知りません。
名前はタケさんと呼んで
関係は6年と半年、続きました。
もちろん「恋愛」ではありません。
今思い返しても、自分でもそう思えます。
おそらくあれば「調教」だったのではないか。
そう思えます。


初めてのキスの相手でした。
自分からねだった記憶があります。
タケさんは両親も知っている人で、幼かった私の一番好きな相手でした。
両親が共働きだった私は、学校から帰るとランドセルを家に置くよりも先に裏のアパートに行っていました。
何かにつけてチューして、チューしてと自分からお願いしていた記憶があります。

タケさんは「お父さんやお母さんに言っちゃダメだよ」と言いながらキスしてくれました。
親に秘密、誰にも言わない秘密、二人だけの秘密というのに興奮ました。
だから約束を絶対に守り、余計にキスを求めました。
いつしか、キスは唇を当てるだけではなく、舌を絡めあい唾液を交換する本当のキスになっていきました。
舌を吸われ、唾液を飲み、舌を吸い、口の中いっぱいに受け入れる。
行為が深くなるにつれ、1つ1つ秘密が増え、深まることに興奮していました。


初めて愛撫された相手でした。
数分間の濃密なキスの後、私の口から溢れて垂れた2人の唾液を追いかけるように唇から顎に、顎から首筋にタケさんの舌が這うのが毎回の事になっていきました。
舌は首筋から私のシャツに到達すると、両手でシャツのボタンを1つずつ外しながらさらに下におりるようになっていきました。
乳首はくすぐったくて、でもすごく悪いことをしているような気がして、秘密が増えたことに興奮しながらタケさんの頭が揺れるのを見ていました。

もちろん、はじめて快楽を感じた相手です。
何か月目でしょうか、、、学年が変わったころの私は、乳首が気持ちいいと感じるようになっていました。
舐められることが好きになっていました。
床に座るタケさんの足の間に立ち、自分からシャツのボタンを外して「舐めて」とお願いするようになっていきました。
クラスでも小さいほうだった私の胸は、シャツを脱ぐとちょうどタケさんの顔の前にありました。
タケさんは私に乳首という単語を教え、おねだりさせてから首を伸ばして乳首に舌を這わせました。
焦らしたり、強くしたり、吸ったり、舐めたり。
何度も気持ちいいか聞きながら、何度もいやらしいと言いながら。

初めて羞恥心を教えられた相手です。
「乳首を舐めて」とおねだりすると、いつも「いやらしいね」と言われていました。
舌に気持ちいいと感じるたびに、いけないコトだと思いました。
その頃から「秘密」には、はっきりと羞恥心の意味が込められていきました。
気持ちよくて、いやらしくて、いけないことで、でも我慢できないコト。
私は行為にも、そして自分自身にも恥ずかしいと思うようになっていきました。
誰にも言えない恥ずかしい、でもタケさんにだけは言えることになっていきました。

初めてクリトリスを触られた相手です。
タケさんに言われて、お返しに乳首を舐めるようになりました。
自分にしてもらっているのと同じように、タケさんの口の端から垂れた唾液を追いかけ、ゆっくりとかがみながら乳首を舐めてあげる。
するとタケさんは手をスカートの中に入れてきて、乳首とは違う、乳首よりも気持ちいい場所を触ってくれる。
足に力が入らなくなるまで、なんどもオシッコがしたくて我慢できなくなるまで、人差し指や親指や、1本や2本の指を使いながらクリトリスを触ってくれました。
クリトリスという単語を教えられ、何度も気持ちいいと答えながら乳首を舐めていました。

してくれた事を、同じようにする事に抵抗を感じたことはありませんでした。
知識もありませんでしたし、そもそも「恥ずかしい秘密」という一線は、一番最初に越えていましたし。
だから、下着の中に手を入れてクリトリスを触るタケさんに、同じように下着の中に手を入れてオチンチンを触りました。
気持ちよくしてくれるタケさんが「気持ちいい」という場所を覚え、指の先や手のひらを使って刺激しました。
人差し指の先で裏筋を根元からゆっくり撫でていき、先まで到達するとまたゆっくりと根元まで下す。
先から出るガマン汁が指についたら、カリに塗り付けるように一周させる。
根元を握って上下に動かしながら、指は知るの出ている穴からカリにそわせていく。
いつも気持ちいい顔をするのは私だったのに、私がしていることでタケさんが気持ちい顔をすると嬉しいと感じていました。

精液が出ることが、イッたという事だと教わり、それがつまり満足したという事だと理解してからは、精液が出てほしいと思いながらしていました。
気持ちよくなってほしい、精液を出してほしい。
「すごい気持ちいい。精液出したいの?」「うれしい。精液出してほしい。」
そんな言葉が繰り返されました。
特に精液を出す直前は、何度も聞かれ、何度も何度も答えていました。
そのうち、聞かれなくてもお願いするようになっていきました。

気持ちいい?

精液だして

お願い

精液出して


その姿勢では、精液は毎回、私の体に降りかかりました。
でも私にとってそれは満足してくれた証拠であり嬉しいことでした。
自分の胸やお腹にへばりついた白く濁った液体が温かくて、それを感じることは悦びになりました。

 
2018/03/06 14:54:01(nT3OFCQ/)
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