楽しそう　続きをお願いします

フィクションだとわかってるのでわざわざフィクションですの書き込みは必要無いかと

誤字脱字があるのが残念だけど、
頑張って完結して。

夏休み初日。
勇は早々にぐうたらな日常を過ごそうと考えていた。
だがその野望を打ち砕いたのは勇自身だった。
昨日、憧れの少女、京に告白した事。
それれにＯＫを貰えて恋人になれた事。
その後、互いに連絡先を交換した事。
それらの事に勇自身はすっかり興奮していて、
ろくに眠れていなかった。
目覚まし時計に目をやると学校に行っている時よりも
早い時間に起きていて、思わずうなだれたくなった。
不意にスマホが着信を知らせ、慌てて手にとり、
ディスプレイに表示された(京)の字に興奮しながら通話の操作をした。
「お早う、勇君。こんなに早い時間に起きてるなんて、関心関心。」
「え、なんで分かるの？。」電話に出ただけなのに。
言葉が続かず、勇は混乱していた。
「だって、電話に出るの、早かったじゃない。」
「う、うん、そうだね。」
微妙に納得出来てはなかったが勇は気を取り直す事にした。
「それで京さん。何か用かな？。」
「うん、九時から私とデートしない？。」
「うん、勿論っ!。」
京の言葉に勇はすっかり舞い上がり、その後に続いた
「で、準備して欲しい物があるんだけど。」という言葉を
深く考えず、従っていた。
あれ？と思ったのは外出に使うリュックに京から
準備して欲しいと言われた物を全部入れた後だった。
夏休みの宿題に筆記用具。
なんでデートにこんなのが要るんだろうと思いながら
スマホ片手に京の案内を受け、彼女の家に着いた。
「朝からご苦労様。勇君。さっ入って。」
京に出迎えられたこのあたりからだんだんと嫌な予感がしていたが、
そのまま彼女の部屋に案内されていた。
「ようこそ私の部屋へ、歓迎するよ勇君。」
「うん、ありがと京さん。で、ここでデートするの？。」
心のどこかで無駄な足掻きと思いながら口にしてみた。
すると京は少し困った様な笑顔を見せていた。
「鈍いなぁ～勇君は、今から夏休みの宿題を片付ける。
それも速攻でやっちゃうよ。」
ガァーンという音が勇の頭の中で響いていた。
そして当時に騙されたという思いがあった。
だから「本当にやるのぉ。」と抗議のつもりで言ってみた。
「本当だよ。それに今やっちゃえば後は
遊び放題。デートし放題、だよ。」
「ぐっ・・・・・・・・。」
京の提案は確かに魅力的だったが、去年、結局宿題が終わる事なく
二学期になって教師に説教されながら片付けたという
苦い記憶が勇を躊躇させていた。
それに気付いたのか京は「私も手伝ってあげるから、一緒に頑張ろ。」と
部屋の真ん中あたりにあるテーブルに右手を向けて、
座るように促した。
勇はしぶしぶ従い、互いに、顔を合わせる様に座った。
「目標は一週間。頑張ろうね。」
京のその一言に勇はつい「えぇ～～っ。」と口に出していたが、
それに京は「ひどいな勇君。私とそんなにデートしたくないんだ。」と
ワザとらしく落ち込んで見せていた。
「う、京さんとデートしたいよ。」
他に選択肢を失い、そう言うと京は途端に明るい笑顔を見せた。
「うん、嬉しいな勇君。頑張ろうね。」
その言葉を聞き、彼女に逆らえないなと勇は思っていた。
そしてそこからが凄まじかった。
京は教え方が上手いだけでなく、要領も良く。
気が付けば宣言の一週間よりも早い、５日で完了するという
勇にしてみれば奇跡にも思える経験だった。
「ねぇ勇君。ご褒美欲しいかな？。」
宿題が午前中完了し、「このままゆっくりしていってよ。」と言う
京の言葉に甘え、食事まで貰って午後をのんびりしていたなか、
京が唐突に聞いてた。
「ご褒美って何かな？。」
「うん、良い事、だよ。」
何とも要領を得ない京の言葉だったが「でも、良いの？。」と
勇は質問していた。
「うん、私がそうしたいって思ったから。」
そう言うと京は勇と一緒寝転がっていたところから立ち上がり、
自分の服を脱ぎ始めた。
制服とは違い、少し派手な印象にあった私服が一枚一枚と
床に落ちていく。
「え？。」
京の行動に驚き勇も立ち上がり、見ていると最後に紺のスカートが落ち、
京は下着だけの姿になっていた。
「あれ？、前のと違う。」
勇がそう指摘したパンツは以前見た白いものではなく。
上下共やや派手目の色合いだった。
そして勇が何を言っているのか理解した京くすくすと笑っていた。
「いやだなぁ、勇君。今時のＣ学生はあんなの穿かないよ。」
「え、えっ、じゃあどうして？」
少しパニックになりながら勇は質問していた。
「うん、男子ってああいうの好きって聞いたから。
もしかしたら勇君もかなって思ってたけど。図星だったみたいだね。」
両手を後ろで組み、悪戯っ子のような笑顔をみせる京に
勇は一気に顔を真っ赤にして恥ずかしくなっていた。
「あのね勇君。」
そう言いながら勇にゆったりと近付いてくる京に
心臓がバクバクしているのが分かった。
そして互いにキス出来るじゃないかと思える程、近付いていた。
「エッチな事が好きな男の子って多いよね。
でもね、エッチな事が好きな女の子だっているんだよ。」
もう勇に冷静になっていられる余裕は無かった。
気が付けば互いの体は触れ合い、信じらんない程、　　　　　　　　　　京の顔が近くにあった。
「でね、わ・た・し・もそうなんだよ。」
自分がどうなっているか解らない程緊張している勇。
一方の京は不意打ちにほっぺにキスして、少しだけ距離を取った。
「ねぇ勇君。私の事、触って良いよ。」
その言葉は魅力的で勇は緊張で震える右手を彼女の左胸にあてた。
「あららら、やっぱりオッパイなんだね。」
その言葉に最初は嫌がっているのかなっと思ったが、
京は抵抗する事なく勇がオッパイの感触を楽しむのを邪魔しなかった。
前回、制服越しだったためか、少し固い印象があった。
今回もブラジャー越しとは言え、前回よりも柔らかい感触があり、
正直嬉しくなっていた。
だからか、気が付けば両手でオッパイを揉んでいた。
「ほんとに好きだね、勇君。」
急に少し困った顔で話す京に不安になった勇は「ダメ、だったかな？。」
と聞いていた。すると京は静かに首を横に振った。
「あのね、もっとエッチな所があるんだよ。」と言うと京は
勇の右手を揉み、下の方へと持っていった。
指先から伝わって来る感触でパンツに触れているのが解った。
しかし、同時に伝わって来る肉すじの感触に勇は驚いた。
以前スカート越しに触った時には無かった感触だったからだ。
そして不意に京の「ね、勇君のも・・・・。」という言葉同時に
京の手がズボン越しに勇の肉棒に触れて来ていた。
「あっ・・・・。」
一瞬にして緊張が消し飛び、言い例え様のない興奮を勇は覚えていた。
もう少しこの感情を楽しみたいとう欲求もあったが、
やがて別の欲望が湧き出していた。
「京さん。パンツの中、見たい。」
その言葉に京はビクッと反応し、勇の手を離し、距離を取った。
「ごめんね。」
自分を抱く様に両手を回し、初めて見せた不安そうな表情を見せる京。
「勇君とエッチしても良いって思ってるよ。
でも、今はダメなの・・・・ごめんなさい。」
「ううん、僕こそごめん。」
勇の言葉の後、京から不安そうな表情は消えていた。
そうして京は一度脱いだ服を着始めていた。
「ねぇ勇君。」
そう声を掛けた京はまだ服を着ている途中だった。
「何かな、京さん。」
「出来たら、だけど。夏休み中にエッチしたいね。」
「どうして夏休み中、なの？。」
別に拘る必要はないように思えたが、
当の京は少し困った様な表情をしていた。
「多分間違い無いと思うけど。二学期に入ったら
私達、エッチ出来ないよ。」
なんで、と勇は聞いていたが、京は何も答えてくれなかった。
「問題はどこでエッチするか、だね。」
まるで誤魔化す様な京の一言。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　それを表す様にその表情に余裕は無かった。
だが今度は勇が何も答えられなくなっていた。
「ちなみに、私の家はダメだよ。」
「えっ、じゃあ・・・・。」
家でと言えない状況に勇は気付き、言葉が続かない。
「どうしよう、京さん・・・・。」
「うん、そこが問題だね・・・・。」
結局これといった解決策も見つからず、
勇は自分の家に帰る事になった・・・・。

つづく

お詫び

僕の彼女は痴女２話投稿において、入力ミスがあり、
大変見苦しい状態となってしまいました。
この場を借りてお詫び申し上げます。

最後に、次回最終話となります。
良ければ最後までお付き合い下さい。