1996年沖縄からやってきた元気なロリータ4人組がメジャーデビュー。彼女らは実はデビュー1年前から音楽番組にレギュラー出演し、大人顔負けのダンスと歌唱力で人気を博していた。特に最年少12歳のヒロはロリータファンに熱い視線を浴びていた。というのは80年代に隆盛を極めた少女ヌードが90年代アングラで生き残り、小学生女子中心に根付いていたのだ。

アングラだけに法規制の歯止めはないに等しく、少女ヌードを超えて少女ポルノの域にあるものもあった。またアングラとは言え芸能少女を素材にしたものも多くその特徴は芸術性の高さにあった。それらの芸術作品の恩恵を得るの高額所得者がほとんどだが、好きなアイドルのヌード見たさに必死に働き貯金する者も多く、アングラ・ポルノとは言いながら社会秩序を乱す存在とは言い難く、むしろ積極的に黙認されている傾向にあった。

ヒロもテレビ初登場以来、そんな作品の素材と目され期待を集めた。スレンダーながらはっきり膨らみ始めた胸はやや早熟でファンの期待が嫌がおうにも高まった。しかも手足が長く日本人離れしたプロポーションはヌードでその魅力を爆発させると目されていた。また、90年代に入ってモデル、子役として活躍する小学生女子タレントが急増しており、彼女らの会費の高額なファンクラブに入会するもの（ほとんどが40代以上の社会人）その少女タレントをもっぱらオナペットにしているという。裏を返せば少女タレントのほとんどがアングラ活動をしているということだ。

しかし、幼い彼女は、中には男性とのセックスビデオまで制作しているものもいると噂されているが性的に未熟でセクシーなものほど痛々しさが伴うというものが多かった。

カラダが早熟でやや大人びた表情などから、ヒロこそ本格的少女ポルノスターとなる期待を一身に集めていたのだ。

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