今日もコンビニ弁当か､そう思いながら歩いていると
｢こんばんは｣
その声に振り向くと同じマンションの女の子
挨拶もあまりない近所付き合いの中でいつもニコニコ挨拶してくれるとても感じのいい子
名前も年も知らないがランドセルを背負ってるのを見たことあるので小学5～6年生かな?
でも幼いのにどこか色気のあるかわいい子だ
マンションまでの数百メートルを並んで歩いた

｢またコンビニ弁当だ､寂しいね(笑)｣
｢自分も買ってるじゃん｣
｢今日はママがいないからしょうがないの｣
｢パパにご飯連れてってもらえばいいじゃん｣
｢パパいないよ､リ･コ･ン(笑)｣
｢そっかごめん､兄弟は?｣
｢いないよ｣

まさかの展開を期待して聞いてみた

｢じゃあ寂しいね､なんでママいないの?｣
｢週末はだいたい彼氏のとこにお泊まり｣
｢じゃあ一人でコンビニ弁当食べるのか?｣
｢そう毎週だよ､たまにピザ頼むけどね｣

ドキドキしながら言ってみる

｢俺も一人だから一緒に食べようか?｣
｢えっ･･･｣

しまったか

｢いいの?｣
｢いいよ｣
｢食べる､一緒に食べる!｣

すごいうれしそうに言ったけど俺も相当うれしい!

話してるうちにマンションに着いた

｢はやくはやく!｣

俺の手を引っ張る､エレベーターに乗っても手はつないだままでドキドキした
４階に着くと

｢１回おうちいってすぐ行くからまってて｣
｢うん､401号室だよ｣
｢しってる(笑)｣

部屋に入りパパっと片付をしてるとピンポーンと､ドアを開けると
｢おじゃまします｣って入ってきた

｢適当に座りな､ウーロン茶でいい?｣
｢うん｣

俺も座って弁当を出すと
｢同じーあたしも中華丼弁当｣
｢気が合うね｣
｢ほんとおそろいだね(笑)｣

食べながら色々聞くと年は11歳6年生､名前はともみ
両親は3歳の時離婚､ママは水商売をしてて彼氏がいて週末はだいたいお泊まり

俺は健二37歳って言うと
｢ママと一緒､でも若く見えるね｣だって

食べ終わりテレビを見ていると
｢おじさん｣
｢おじさんじゃねえよ｣
｢じゃけんちゃんだね､お風呂入ってもいい?｣
｢えっ･･うちで?｣
｢うん､一人だとちょっと怖いんだよ｣
｢えー一緒に入るの?｣
｢ヘンターイ､違うよ家に誰もいないと怖いから､もしかしてロリコン?コワーイ!｣
｢バカ違うわ｣
｢ふーん怪しい､じゃ入っていい?｣
｢いいよ､お湯ためてないけどいいの?｣
｢うんじゃあ入ってくる､覗くなよ(笑)｣
｢バカ｣

いやーかわいい､なんかドキドキしてもしかしたら?なんて思いながらテレビを見てると
ショートパンツとＴシャツに着替えたともみが出てきた

｢着替え持ってきたの?｣
｢うん｣
｢最初から入る気マンマンかい｣
｢そうだよ､フフッ､けんちゃんも入れば｣

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