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1:季節外れの雪
投稿者:
そう
その日、日本列島は季節外れの寒気に見舞われていた。
全国各地、特に山間部では積雪もあり、時期はずれということも手伝って、 交通渋滞が起こっていた。 昨年、地元の学校を卒業し、ひと山越えた中学校に進学した恵美の通学バス も渋滞につかまり、もう2時間も立ち往生していた。 山間の集落に向かう一本道で、普段は街灯も無い寂れた県道だが、この日は バスの前後に車が連なり動く気配が無い。 カーテンを引かれた車内には明かりが灯っている。いつもなら2,3人は乗り 合いがあるのだが、今日の乗客は恵美一人だった。 車内の明かりで外の様子が分かりにくかったが、覗いた感じではまだ雪が降 り続けているようだった。 恵美はポケットから携帯電話を取り出す。 時刻は9時を回っていた。そして時計の上には「圏外」表示されている。 恵美はため息をした。 6時半に部活動が終わり、先輩と別れてバスに乗ったのだが、その時にはこ んなことになるなんて想像してなかったのだ。 バスの中は控えめに空調されていて肌寒い状況だったが、恵美は制服の上に コートを着ていたので気にはならなかった。しかし、足元が冷えたせいか3 0分ほど前から尿意を感じていた。 いや、正確には部活の片づけをしている時からそれはあったのだ。 しかし、その時は先輩と話をしていて、つい我慢してしまった。 真面目な恵美は先輩達の受けもよかった。 「もっと髪もおしゃれにしたら可愛くなるよ!」という話をしていたが、恵 美は困ったように笑っていただけだった。 肩までまである後ろ髪を二つに分けて縛るだけという髪型だが、素朴な美少 女の恵美にはよく似合っていた。 先輩もそれは理解していて「ま、恵美は今のままでも十分可愛いかな?」 と言ってくれていた。 その時先輩に買ってもらった缶コーヒーを飲んで、バスに乗ってからは残っ ていたペットボトルのお茶も全部飲んでしまった。 恵美の体は水分過剰状態だった。 普段なら片道40分ほどで家に帰れるので、大丈夫だと決め付けてしまった のがまずかったのだ。 恵美は動くことのないバスの中で必死に尿意と戦っていた。 (どうしよう・・・) 恵美は困り果てていた。 バスは動かないし、山道なのでトイレを借らりれる場所もない。 運転手の方に視線を送る。 電波の悪いラジオと格闘しているようだった。 運転手に言って表で・・・とも考えたが、すぐに否定した。 だいたい、前後共に車がいるし、この歳になって道端でと・・・いう気になれな い。 それに、この中年の運転手を恵美は嫌っていた。 ローカルバスと言うことでいつもこの運転手がバスに乗っているのだが、乗 り降りする時にいつもいやらしい目で恵美を見てくるのだ。 恵美が乗り降りする時に運転手は姿勢をかがめて、スカートの中を覗いてい るような気がしていた。 もっとも、いつもハーパンを穿いているのでパンツを見られる心配はなかっ たが、視線が気持ち悪かったのだ。 色々考えても尿意はごまかせないもので、すでに「そわそわ」から額にうっ すら汗が浮かぶほどの状況になっていた。 下半身の感覚が麻痺するような状態。もう限界だ。 追い込まれた恵美はある決断をした。 運転手の姿を目で追う。まだラジオと格闘しているようだ。 バックからペットボトルを取り出し、体を出来るだけ運転手の死角に移動さ せた。 スカートの中に手をいれ、少し腰を浮かしながらハーパンとパンツをふくら はぎの辺りまで下ろす。 ここまでならスカートで隠れているから大丈夫だろう。念のためにコートを 脱いで膝にかけた。 ペットボトルを手に取り、スカートの中にもぐりこませて、口の部分を割れ 目に押し当てた。 (これだけ密着させてれば大丈夫よね・・・) もう一度運転手の様子を伺い、意を決した。 (ゆっくり・・・ゆっくり・・・) 下半身が痺れるような感覚。頭ではゆっくりと思っていても自制がきかな い。 ある程度の勢いで噴き出すおしっこがペットボトルにうまく吸い込まれてい く。 (ぁぁ・・・うまくいった・・・よかった・・・) 恵美は心の底からほっとした。 それは突然だった。 恵美の視界に人影が動いたのだ。 運転手が不意に立ち上がり、頭を掻きながら恵美の方に歩いてきたのだ。 (そんな・・・こっちに来ないで・・・!) おしっこを止めようとしても体が言うことをきかない。 恵美の体が震え始める。 (どうしよう・・・どうしよう・・・) 運転手が恵美の前まで来たが、俯いたまま震えていた。 「お客さん。この先で事故が起こったらしくてね」 運転手が話しかけた瞬間、恵美はペットボトルを持っていた手をすべらせて しまった。 それは床に落ちて運転手の足元まで転がって止まった。 中身がこぼれ床をぬらす。 運転手があわててしゃがみ、拾い上げようとした所で手が止まった。 「こりゃあ!?」 さらに、恵美の座席、足を伝っておしっこが流れ落ちた。 恵美は真っ赤になって俯いたままお漏らしをした。 目からは涙もあふれて止まらない。 恵美にとって永遠とも言える時間が流れた・・・ おしっこは、スカート、ハーパン、パンツ、靴下をびしょびしょに濡らして やっと止まった・・・
2010/04/20 23:17:41(Qtky/rju)
投稿者:
ノネム
気になります
続きが見たいです
10/04/23 02:07
(kX5oNiIO)
投稿者:
(無名)
文章がとても読みやすいしおもしろい。
続きを期待します。
10/05/04 11:09
(aKlAG7T1)
投稿者:
そう
恵美は俯いたまま泣いていた。
この歳になってお漏らしをしてしまった恥ずかしさ、さらに自分のおしっこ の入ったペットボトルを運転手が持っているのだ。 顔を上げられる訳がなかった。 すべてが夢であって欲しいと思いながら、放心状態で涙だけが流れていた。 「北岡恵美ちゃん」 名前が呼ばれて恵美の心は現実に引き戻された。 「あんたはこの先に住んでる北岡恵美ちゃんだろ?」 恵美は恐る恐る顔を上げた。 運転手と目が合う。冷たい目をしていた。 「名前を呼ばれたら返事位したらどうだ。北岡恵美だな?」 「は・・・はい・・・」 恵美は動揺した。 バスの運転手に名前まで知られてるとは思ってなかったのだ。 「あんたは成績優秀だから越境入学で街の学校に通ってるんだったな」 恵美は目を伏せて何も言えなかった。 「優等生のお嬢ちゃんは、こんなものに小便をするように親に教えてもらっ てたのか?」 手にしたペットボトルをチャポチャポと振ってみせる。 「ち、違います・・・!」 「何が違うんだ。座席も床もびしょ濡れじゃないか。誰が掃除すると思って んだ?」 「ご・・・ごめんなさい・・・」 「謝ってもらったって仕方ないな。会社からはバスが汚れたら自己責任で直 せと言われてるんだ。あんたが小便で汚したシートを張り替えるのに、俺は 自腹を切らなきゃならないんだ」 運転手は伏せ目がちの恵美のアゴを持ち上げ無理やり目を合わせた。 「親を呼んで弁償してもらわなきゃならないな」 親を呼ぶ。 恵美を追い詰めるには十分すぎる言葉だった。 優等生である恵美には親を呼ばれることが一大事に思えた。 しかもお漏らしでである。 世間は狭いものだ。近所にも先生にも同級生に知られてしまうかもしれな い。 恵美の目の前が真っ暗になった。 親を呼ばれたら終わりだ。 頭の中でそれだけがはっきりと分かった。 恵美は体と声を震わせながら 「わ・・・私が後始末しますから許してください・・・親にだけは・・・」 「あんたに何が出来るんだ?これだけ小便で汚れてるのに、どうにもならん だろ」 「出来ます!やらせてください・・・!何でもしますから・・・!」 「口だけならなんとでも言えるからな」 「お願いします!やらせてください!」 恵美は何度も頭を下げて頼み込んだ。 運転手はしばらくの沈黙の後 「わかったよ。あんたがちゃんと出来るなら、親を呼ぶのは勘弁してやる」 「あ、ありがとうございます」 運転手の返事に恵美は少しほっとしていた。 この危機を乗り切れる希望が見えたような気がした。 だが、気づかなかったのだ。 運転手の目が冷たいものから、熱を帯びたいやらしいものに変わっていたこ とに・・・ (ククク・・・ここまでうまくいくとはなぁ) 中年の運転手は内心ほくそえんでいた。 昨年の4月、初めて恵美を見た瞬間に欲しいと思っていた。 いじめ甲斐のありそうな優等生タイプの美少女だ。 それからというもの、恵美の住所、家族構成、性格などを調べ、機会をうか がっていたのだが、こんなに早くチャンスが来るとは。 「どうせ事故で後2,3時間は動けないんだ。その間にやってもらおうか。あ んたも、事故で家に帰るのが遅れるって言った方がいいだろ」 恵美は小さくうなづいた。 そして、意を決したように立ち上がった。 スカートの下、膝の辺りに半脱ぎのハーパンが見えた。情けない格好だ。 すばやくパンツごとハーパンをたくし上げた。 バックの中に手をやり、タオルを探す。 「まて」 運転手が恵美の行動を制した。 「あんたその汚れた格好で掃除するってのかい?」 「た、タオルで拭きますから・・・」 「ダメだな。そんな格好で動き回られちゃあ逆に汚れてしまう」 恵美が答えられずにいると 「スカートを脱いでこっちに渡してもらおうか」 「え・・・」 「小便で汚れたスカートで動かれちゃ迷惑だって言ってるんだ」 「でも・・・」 恵美は困ったように運転手を見た。 「あぁ。分かった。もう掃除しなくていい。明日にでも両親を呼ぶからな」 「ま、待ってください!」 「でも、俺の言うことが聞けないんだろ?」 「・・・脱ぎますから・・・」 「なんだって?」 「スカート脱いで渡しますから・・・」 消えるような小さい声で恵美は言った。 「わかればいいんだよ。さっさとしろ」 恵美はホックに手をかけて外し、ゆっくりとスカートを下ろし始めた。 青いハーフパンツと、そこからのびる細い足があらわになる。 足を動かすたびに、おしっこの水溜りがピシャピシャ音をたてた。 ぐっしょり濡れたスカートは、自分がお漏らししてしまったことを、改めて 認識できる重さだった。 運転手はスカートを受け取りながら 「そのジャージも汚れてるじゃないか。それにこれから掃除するってのに、 上着を着たままじゃ出来んだろ。全部脱ぎなさい」 「そんな・・・!」 「いやならいいんだよ?」 「でも・・・でも・・・」 恵美は懇願するような目で運転手を見たが、自分の願いが無理だと悟った。 「・・・分かりました」 まず、ブレザーを脱ぎ白いブラウスを残す。 ハーパンに手をかけたところで 「当然パンツも汚れてるんだろ。一緒に脱いでもらおうか」 恵美の頭に衝撃が走った。 「そんな!掃除をするだけなのに、話が違います!」 「あぁ。俺はどっちでもいいんだぞ」 恵美の心に諦めの感情が広がっていった。 (もう、早く掃除して認めてもらうしかない・・・) 恵美は絶望感に浸りながらハーパンをパンツごと下ろして渡した。 ブラウスのすそを引っ張って割れ目を隠そうとしているが、丈が短く隠し切 れない。 脱いだもののモジモジ立ち尽くすだけで何も出来ないでいた。 運転手が上から下まで視線を走らせる。 見られている。恵美の体は上気し、どんどん桜色に染まっていった。
10/05/07 01:23
(U/J4TO6l)
投稿者:
ノネム
待ってました!
続きお願いします。
10/05/09 11:24
(A7B/NonK)
投稿者:
そう
恵美は顔を伏せたまま、モジモジと体をくねらせていた。
手でブラウスの裾を引っ張っても、丈が足りず割れ目を隠しきれない。 しかたなく恵美は、産毛のような陰毛が生えた恥丘と、ぴったり閉じた割れ 目を手で隠しながら立ち尽くしていた。 「モジモジしてても掃除はできねーぞ。さっさと後始末してもらおうか」 「はい・・・」 恵美は運転手に背を向けてタオルを手に取った。 (こっち向きならお尻を見られるだけだよね・・・我慢しなきゃ・・・) まずはしゃがんで足元の水溜りを拭き取る。 床のおしっこがタオルに吸収されていく。 続いて座席の汚れに向き合った。 恵美のお尻のあった場所に大きなシミが出来ている。 軽くため息をついて、腰をかがめながら座席を拭き始めた。 それは運転手の方にお尻を突き出す格好であり、お尻の穴から割れ目にかけ てが隠す物なく晒されていた。 懸命に座席を拭うたびに腰が微妙に動き、運転手に見せつけるような形にな っていた。 「ふん。子供だと思ってたが、下の毛もちゃんと生えてるじゃねーか。まだ まだ生え揃ってはないみてーだが、毛が生えた奴がお漏らしするとはな」 「ひゃっ!」 割れ目を晒していたことを気づかされた恵美は、小さく悲鳴を上げながらそ の場にしゃがみ込んだ。 「お嬢ちゃんも見た目よりずっと大人だなー」 運転手はガハガハと下品に笑った。 割れ目を見られたこと、発毛していることを屈辱的に指摘されたこと。 羞恥心が限界を超えた恵美の目から涙があふれ、しゃくりあげながら泣い た。 経験した事のない恥ずかしさ。屈辱。 ただ涙だけが流れた。 「まだ汚れてるようだが、もう掃除は終わりにするかね?」 恵美はぺたんと座り込んだまま泣き続けていた。 「チッ。しかたねーな」 運転手が前の方に行き、帰ってきたその手に洗剤が握られていた。 「ほら。泣いてたら終わらんだろう。これを貸してやるから座席の汚れを綺 麗にするんだ」 そう言って洗剤を突き出す。 恵美は涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げた。 「これで拭いて綺麗になったら終わりにしてやる」 涙をブラウスの袖で拭いながら洗剤を受け取った。 「分かりました・・・」 このペナルティの終わりの形を運転手が示したことで、恵美は少し余裕を取 り戻してきた。 (これで終わり) 恵美はそう自分に言い聞かせて、床に座り込んだまま座席の掃除を再開し た。 「その洗剤は強力だからな。量を間違えるんじゃねーぞ」 「・・・はい」 恵美は恐る恐る洗剤を使って拭き始めた。 強力な洗剤。その言葉は偽りではなく、拭けば拭くほどにシミが除れていっ た。 (すごい・・・これなら綺麗になる) 恵美はすばやく全体を拭き、ラストスパートとばかりに細かいシミを拭いて いた。 すべての作業が終了する直前、恵美は異変に気づいた。 座席のシート(赤)が見る見るうちに真っ白になっていく。 タオルで拭いた場所が変色し始めていた。 (え!なぜ!?どうして!?) 恵美は血の気の引く思いがした。 白くなっていく場所を必死で拭いたが変色は止まらず、シートはまだら模様 になってしまった。 (そんな・・・そんな・・・) 真っ青な表情でシートを見つめる恵美に 「綺麗になったか?・・・うん、こりゃどういうことだ!?」 運転手は大げさに驚いて見せた。 「お嬢ちゃん。量を間違えるなといっておいたはずだよな?」 恵美はわなわなと震えながらシートを見つめていた。 「こんなになっちまったらもうダメだな。お嬢ちゃんのせいでシートが使い 物にならなくなったな」 「そんな・・・!違います!私は少し使っただけです!」 「少しでこんなになるかよ」 「それは・・・」 確かに焦りもあり、少し調子に乗って使ってしまった感覚があった。それを 自覚しているだけに恵美は言葉を詰まらせてしまった。 (フフフ・・・責任を感じてるようだな) 運転手は内心で笑った。 元々、バスの外壁を洗うための洗剤だ。シートを洗えば漂白効果もあって変 色するのは分かっていたのだ。 「明日、両親に来てもらうか」 「え・・・?」 「お嬢ちゃんのせいでこのシートは交換するしかなくなったんだからな。俺 は自腹を切りたくないし、来てもらうしかないな」 「そんな・・・待ってください。約束が・・・」 「綺麗に後始末できたら許してやるといったんだ。シートをこんなにしてお いて約束も何もないだろうが」 恵美は無言で俯いた。 諦めの表情が広がっていく。 「だが」 運転手はにやつく顔を引き締めながら 「まぁ他の物を綺麗にできたら許してやらんこともない。お嬢ちゃんもここ までしたんだ。諦められんだろ?」 恵美は顔を上げて運転手を見た。 結果的に自分の不手際でシートを使い物にならなくした。という思いもあ り、恵美は責任を感じていたのだ。 「わ、分かりました」 「何でもするな?」 「何でもしますから両親には・・・」 「分かった。約束しよう」 「あ、ありがとうございます!」 恵美は頭を下げて喜んでいた。 運転手はそれを見下ろしながら、我慢に我慢を重ねてきた口元がいやらしく ゆがんだ。
10/06/08 23:32
(roBb6kNr)
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