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1:203 第2章 続き
投稿者:
チリドック
莉奈の後を追って脱衣場に入ると、風呂場のすりガラスの向こうに肌色のラインがボンヤリと透けて見えていた。僕がドアを開けて風呂場に入ると、髪を後ろで1つにまとめた莉奈の姿があった。
「洗ってあげるよ。」 僕はそう言ってボディーソープを手のひらにとると、シャワーの水をはじいている莉奈のみずみずしい肌にそっと触れた。 一瞬ボディーソープのヒヤっとした感触に莉奈が身をひいたように見えたが、それ以上の動きはなかった。上から順に、優しく莉奈の体を洗った。乳房を手のひらで包み込むように洗い、乳首を触れるか触れないかぐらいの強さで転がすと、徐々に固くなり、莉奈の頬はほんのり赤く染まっていた。莉奈が何かを我慢するように俯いて黙っているのをいい事に、僕の手は次第に大胆に動きまわり、莉奈の下腹部へと伸びた。薄めの淫毛を楽しむように洗い、ついに莉奈の秘部へと到達した。 「んっ」 そこへ触れた瞬間、莉奈が初めて声を発した。僕の指先にはボディーソープのものとは違うヌルッとした感触があった。 優しくゆっくりと指をくねらせると、ヌルヌルと愛液が溢れ出して来て、莉奈の息は明らかに乱れていた。くねらせていた指を、穴の中に浸入させると、 「あっダメ」 莉奈がそう言って僕の腕にしがみついてきた。 僕の指は莉奈の汁でヌルヌルになって上下している。もはやボディーソープの意味がなくなっていた。 莉奈はもはや声を我慢する事を諦めて、足をガクガクさせながら僕の腕にすがってやっと立っている。 悪戯心に火がついた僕は、空いていた左手を莉奈の背中の方に回し、軽くアナルに触れた。 「ダメ。」 莉奈はそう言ったが、あまり抵抗する気はないようだ。アナルの皺を確かめるように周りをなぞると、莉奈の声が一層高くなり、風呂場のタイルに反響した。 狙いを定めて左手の指に力を入れると、ボディーソープの滑りもてつだって、ゆっくりと指がアナルに埋まっていった。 僕の腕を掴む莉奈の手に力がはいる。半分以上、指がアナルに飲み込まれると、ゆっくりと指を上下させた。前の穴と後ろの穴の両方を僕の指でふさがれた莉奈は、今や僕の腕にしがみついていないと立っていられない状態だった。 「ダメ、ダメ!嫌!」 途切れ途切れに莉奈が僕の方を見て言う。 僕はそれを無視して指の動きを早めた。 「あーー!」 莉奈の叫び声と共に腰がガクガクと痙攣した。僕は莉奈の体を支えながら指を動かし続け、頂点まで導いた。すると、僕の右手を暖かい感触が包み、大量の液体が滴り落ちた。 穴から指を抜き、肩で息をしている莉奈の耳もとで、「オシッコもらしちゃったね。」 僕はそう囁いた。 莉奈は激しく首を横に振ると、体を起こして 「知らないっ」 それだけ言うとシャワーで体を流して、そそくさと風呂場を出て言った。 取り残された僕は1人で寂しく体を洗い、ちょっとやりすぎたかなと心配しつつ風呂を出た。新しいジャージに着替えてリビングに入った僕は心配が的中した事を知った。 莉奈はこちらに背を向けてすわり。 「ごめん」 と言った僕を完全に無視した。仕方なく僕は朝食を作るためにキッチンに向かった。2人分のトーストとスクランブルエッグ、ベーコンを皿にのせてリビングに戻り、莉奈の前に出すと、イライラも空腹には勝てないのかペロリと平らげてしまった。朝食を食べ終わり、お腹が満たされると莉奈の機嫌も少しなおったようだった。 「ごめん、許して。」 この機を逃すまいと僕が謝ると、 「もうしばらくここに居させてくれるなら許します」少し間があって莉奈がそう言った。 「いいよ。」 この娘には勝てないなと思いながら僕が言うと。莉奈はさっきの態度が嘘のように笑顔にもどった。 現金な奴、そう思う反面嬉しかったのも事実だ。 そうなると、色々必要なものが出てくる。さすがに莉奈を外に連れ出すわけにもいかないので、僕は1人で買い物に出かけた。食料やら歯ブラシを買い、ドギマギしながら女性物の下着を買った。下着売り場の前でそわそわしていた僕は明らかに不信者に見えただろう。買い物袋を抱えて家に帰ると、さっき使った食器が洗ってあり、部屋の中が少し片付いていた。 「いつも私が家事とかやってるからね。」 驚いてる僕を見て莉奈が言った。僕はその笑顔にいつのまにか完全に魅せられていた。 それからは、2人でゴロゴロしたり、DVDで映画を見たり、ゲームをしたり。まるで、ずっと前から一緒にいる恋人のように過ごした。お腹が減ったら何か作って食べ、夜は莉奈の幼い膣に欲望を吐き出した。 莉奈が来て3日目の朝、これ以上会社を休むわけにいかないと、僕は気力を振り絞って出社した。わかってはいたが、2日間ほったらかしになっていた報告書の件で上司にこってりと絞られた。ただ、家路をたどる僕の中にいつもの虚脱感はなかった。あるのは莉奈の笑顔だけ。 いつものビールも買わずに急ぎ足で家に帰り、部屋のドアを開けると、玄関に昨日まであった莉奈の靴がなくなっていた。 部屋には人の気配がない。不安になってリビングに入ると、テーブルの上に一枚の置き手紙があった。そこには、「ありがとう」 という文字と携帯のアドレスが書かれていた。急に部屋が暗くなったような気がした。そして、とてつもなく広くなったような。 僕はすぐに携帯を取り出して書いてあったアドレスにメールを送った。 しばらく待ったが返信はなかった。次の日も。3~4回メールを送ってみたがやはり結果は同じだった。 心が切り落とされた。不完全な存在。いつも僕はそんな物。思い体を引きずって生きる事に疲れたな。一気に昔の僕に戻ってしまった。いや、それよりももっと心の中はぐちゃぐちゃだよ。2本のビールを飲み干し、ベッドに寝転がって僕はまた見慣れた天井を見つめていた。 ちょうど、その頃、時を同じくして莉奈も見慣れた自室の天井を見つめていた。ただ違うのは、莉奈の上に乗っているのが実の父親だということ。莉奈に突き刺さった肉棒からは優しさの欠片も感じられない。ただひたすらに打ち付けられる腰と腰。父親の醜い恍惚の表情。その父親ごしに莉奈は、虚しく揺れる天井を虚ろな目で見つめている。 つづく 遅くなってすいません。次は本当に近いうちにアップしたいと思ってますが、いろいろと忙しいので・・・長文読んでいただいてありがとうございます! 念のため、この物語はフィクションです。登場する人物名、団体名は架空のものです。
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2009/09/09 04:12:33(zDGgGC76)
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