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夏の日
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:夏の日
投稿者: zoo
みよと付き合い始めたのは偶然だった。特にかわいいわけでもなく、気がきくわけ
でもない、どちらかというとふつう以下の女の子だった。みよはよく喋った。昨日
みたテレビの話、最近読んだ本のこと、友達の噂話、それこそ、朝、パンを買って学校に来たという話題になりにくいことも、みよにかかれば一つのお話になった。
魅力があるとすれば、あるいはそれかも知れない。
付き合い初めは、喫茶店でみよの話相手になることで終始した。当時、高校生が
男女で喫茶店でコーヒーを飲むことは、生活指導課の先生がうるさく、みつかれば
呼び出されてはとくとくとしかられた。度重なれば、停学もやむなしということも
あった。が、みよとコーヒーデートを最初に誘われてから、そういったこうるさい
先生たちの目に触れることもなく、きのう、きょう、あしたといった具合に日常化
していった。下校時には気が付くとみよがそばにいて、みよの声につつまれていた。あるいはみよにとっては必然的な付き合い始めだったのかもしれない。
いつしか手をつないで歩き、身体を寄せ合い、じゃまたあしたと別れるときには
キスまでする間柄となった。よくしゃべるみよは、キスのときにはおとなしくなった。そのときだけは、これまでにみたことのない表状をみせた。ぺらぺら話すことに夢中になっていても、突然そっと肩を抱いて唇を奪うと、借りてきた猫みたいになった。みよのキスの上達は早かった。お互いの口の中を互いの舌が行ったり来たりして、同時に唇を味わい合う。おいしいキスだった。
ある夏の日の放課後。クラスメート4、5人で囲んで、みよ噺がその日も展開していた。1人去り、2人去り、とうとうみよと2人きりになった。なんのことはない、その日が喫茶店から教室になっただけのことだった。あたりはすでに暗く、外の街灯の光が教室に差し込んできていた。
「こっちにおいで」
みよをひざの上にうながして、包み込むように横抱きにした。唇を奪う。みよは応える。2人、いつものこと。互いの顔がやっとわかるくらいの闇の中で、2人の唇が溶け合う。膝においていた右手を、制服のスカートの中にすべりこませると、みよはおどろいてぱっと唇を離し、「いやいや!」右手が宙に浮いた。瞳をみつめると、そこに怒りは感じない。おどろきと不安が宿っていた。「(だめかな・・・)」あきらめとともに、宙に浮いた右手が力を無くし、すとんと落ちた。
右手がみよの素肌の太ももの上に触れる。とたんにみよの身体はぐにゃぐにゃになった。胸元に顔を寄せてきて顔を隠す。乗せていた膝に少し重みを増した感じ。膝の上に落ちた右手が太ももの上をなで上げる。みよの身体が小刻みにふるえる。4本の指をみよの膝の間にすべりこませる。太ももの内側を奥へ奥へ。指先にパンティーを認めてそこで止まる。湿ってる、暑いから汗か。いや、ぬめってる。指でパンティーの真ん中を後ろから前へとなぞる。「あ」とみよの口が小さく叫ぶ。掌でおなかを包み、パンティーのゴムをあげて、すべりこませる。大きなため息がみよ
の口からほとばしりでた。
中はぬるぬるだった。指をいろいろ動かせて感触をたしかめる。どんどんあふれてきた。右手は、蜂蜜の壷の中に浸したようにびしょぬれになった。音が鳴り始めた。ちょっと指先に力を入れると、そのまま奥へ入っていく。みよの身体が弓なりにしなる。ぐぐっと奥まで。こんどは入れた指をゆっくりと抜いた。みよの身体は膝の上で丸くなった。また指を入れる。弓なりになる。動きを止めずに続けていく。音が大きくなる。あふれることがやまない。数回目かの指を抜いたとき、掌に向かって、汁がほとばしった。びゅっびゅっびゅっ。「はぁ~」みよは甘いため息を漏らし、そのまま膝の上で動かなくなった。
 
2004/08/08 23:15:53(I1JW7r2D)
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