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春休み~深夜ドライブ・・~
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:ロリータ 官能小説   
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1:春休み~深夜ドライブ・・~
投稿者: ヒロ ◆RfvvTP63cA
 
投稿少な・・僕ばかり投稿しているようで恐縮です♪
ようやく終盤に入りましたので今しばらくお付き合い下さい。

 
埃まみれのMyuの背中を申し訳なく払うと・・僕の精液がべったりと付いていました。
それなのにMyuは、ニコニコとやけに嬉しそうです。そう、Myuがイかずに終わったセックスの後は嬉しそうなのです。何故でしょう??
二人とも疲れ顔で部屋に入ると、まずは留守電のチェックです。”明日の事で電話くれ”とメッセージがありました。
様子を見守るMyuの横で件の職人へ電話をかけ、用件を済ませます。
「おーきな声の人だね~ぜーんぶ聞こえたよ!」
掛け持たせている現場はその後順調のようでした。
「良かったなMyu。明日は休めるよ☆」
「やったぁ!なにしよっか☆」
「明日もセックス三昧だな☆」
Myuの右フック(ストレートじゃない!)が顎に入りました。冗談にもこんな事する子とは知りませんでした・・(痛)
 
顎を押さえながら、着ているものを全て洗濯機に放り込みます。そのまま軽くシャワーを浴びて、二人全裸のまま過ごす事にします。まだ肌寒い3月ですが、部屋を暖かくして素っ裸で過ごすのは新鮮でした。
Myuがお疲れのところ夕飯の用意をしてくれる中、僕は念のため仕事の段取りを再考中です。休めなくなってMyuに再度パンチを食らうのはゴメンですから・・。
 
丸いお尻を振り振り、その姿が愛らしくて僕の顔はほころんでいたのでしょうか。或いは子供を見るような目つきだったかもしれません。
「なぁにぃ?」
Myuは怪訝な顔をしていました。
簡単にと、野菜炒めをリクエストしたのは僕です。
豆腐サラダも付いて、野菜づくしの健康に良い夕食でした。ホントは野菜を使い切りたかっただけですが(笑)。
二人とも素っ裸で夕食というのは・・昔、新婚時代以来でしょうか。そんな話をMyuは
”ふ~ん””へ~””そうなのぉ”と聞きながら、パクパクよく食べてくれました。この子からダイエットという言葉は聞いた事がありません。
食後はビデオ鑑賞です。
狭いソファーに僕が横になるとMyuは当然のように僕の上に重なります。Myuの肌の温かさは丁度良い布団代わりです。こういう時のMyuは重く感じないのは見事です。
 
相変わらず僕はビデオはろくに観ず、考え事をしていました。
”果たして自分はMyuを好きなのだろうか?”
ここへ来ても、心の片隅で考え続けていた事です。元カノがやり直しを望めば断る自信がないのです。
目に入れても痛くないと言うMyuへの思いは恋愛とは違っているようです。
そんな事を考えていて、懲りもせずまたも僕は寝てしまいました。。
その起こし方は・・鼻と唇を塞がれて、海で溺れるスペクタクルな夢を一瞬でみさせてもらいました・・。
「へへ~おきたぁ?」
いつものセリフですが、悪魔に思えた瞬間です・・。
そう言えばこのところ京都弁で話さなくなっています。
「だって来年は東京の学校に通うんだよ☆」
そうです、頭が痛い事・・この子は親にどう説明する気なのか、1年後僕と同棲して通学する事を夢見ているのです。
そうなるとやはり・・食器・家財道具はMyu色に一新されてしまうのでしょうか?
本質よりも、そういうしょうもない事に思いが巡るってことはやはり・・だったのです。
それからは(セックスを除いて)Myuと過ごす事を重荷に感じてしまいました・・。
 
お互い素っ裸のままです。
これからMyuの映画批評・感想を聞かねばなりません。予想通り評価は85点、男優がカッコ良ければ95点・・前と同じです・・。
批評が終わったところで、いい加減な解説者に、
「寝よか?」
「明日の予定は??」
煩わしい事が残っていました・・。
ふと漏らした”温泉入りてーなー”にMyuは乗っかっちゃいました。。
しかし、箱根にすればルートは頭に思い描けます。離婚前に家族で行ったところ、と言えばMyuは怒りません。しかしその個室温泉は前の彼女と行ったところです・・。Myuの今まで見せた事ないほどの喜び様に後ろめたさを感じた僕でした。
さて行程を考えると・・明日は月曜日、朝の渋滞は必至です。それに早起きは嫌です(笑)そう思うと行動が早い僕です。
「じゃ、行こか」
「うん☆」
「服着て」
「うん?」
「もう出るよ」
「え~!!」
喜びの後の驚きはMyuの思考と行動を狂わせ、アタフタさせる事となりました。これから出発する事が信じられないようです。
僕が革のトランクに着替えとタオルを詰めている横で、Myuは裸のまま不安な色を浮かべています。僕は念のため(?)洗濯済みMyuの下着を2組鞄に詰めて準備完了、あとは服を着るだけです。
Myuは・・まだ裸のまま突っ立っているので
「着ないとチンチン入れちゃうよ?」
促すつもりで耳元で囁きました。それでも僕の顔を見るばかりなので、
「じゃ、入れよっと」
Myuをベッドに運び、有言実行とばかりに出がけの一発をさせて貰いました・・。
少し生えてきた性器を舐められ、濡らしながらも
「ホントに今から行くの?ホテルは?」
不安がMyuをセックスに集中させません。挿し込みながら、
「月曜日の朝は混むし、それに・・」
「・・ふ~ん・・」
その、会話しながらのセックスは僕の体力を確実に奪うものとなりました・・。
僕だけイって(恥)ご機嫌のMyuと真夜中のドライブに出発です。
僕の鞄には二人の着替えその他、Myuには”ローター”と”コンドーム(ゴムじゃないっす)”を持たせています☆寒い箱根を予想して上着も忘れずに。
高速前にコンビニでビールとお菓子(つまみ)、朝食、リポビタン●を買います。2時間はかからないで箱根には着くでしょう。
日曜夜中の東名はトラックだらけです。
途中、手を挙げて(笑)”おしっこ!”と言うので海●名のSAに入りましたが・・Myuは
「こわい!」
と言って1人でトイレに行けないと”駄々”をこねます。確かに雪駄の運ちゃん以外人は見あたりませんが・・(明るい●老名SAだよ??)
女子トイレにはさすがにお付き合い出来ないので”子供用”携帯トイレを渡し、車内でおしっこをさせました・・。
結構臭うものです。障害者トイレって手が放尿中に思い浮かびました・・。
「こぼすなよ!」
「この車何でもあるんだね♪」
運転席の後ろに隠れて、すっきりしてご機嫌なMyuに
”もちょっと頑張れよ”
と言いたくなります。それを使ったのはMyu、君が初めてだよ・・。
 
小●厚に入るとめっきり車は少なくなりました。飛ばしたいところですが安全運転、それに覆面が多いことを自分に言い聞かせます。既にMyuは夢の中に在って、可愛い寝顔を見せています。ターン●イクを登っている最中にお目覚めしました。
「耳が痛~い・・」
 
道の●で車内泊です。この車を含めて3台止まっていますが、他車は既にお休みのようでした。
”おしっこ・・”は予想通り、さすがに深夜ここのトイレに1人では怖いと思います。
”はいはい”とお付き合いしました。
Myuはドア全開で”シャ~”と元気な音を響かせながら湯気を立てていました(笑)。さすが箱根、Myuの湯気で寒さを実感です。女の子も湯気が立つものなのですね。
ついでに僕も湯気を・・初めて女子トイレで用を足させていただきました。しかし、Myuは僕の前で放尿する事に抵抗は無いのでしょうか?答えは
「こわいんだも~ん!」
車に戻ると、シートの間に重たいトランクを詰めてベッドを広げます。皮トランクはこのためでした。あとは、ブラインドを下ろして寝床は完成です♪
「わ~い、キャンプみたい☆」
はしゃぐMyuをカマってあげたい気持ちはありました。しかし、二人とも下着姿になって毛布にくるまったところで、僕は睡魔に襲われました。若い娘を乗せての高速運転は、思った以上に緊張を強いていたようです。
安全運転から解放され(出がけの一発も効きました・・)糸が切れた僕です。
「ヒ~ロ、お疲れ様☆」
コンビニで買ったビールを思い出していると、”プシュッ”の音と共に
「に、が~い!」
Myuがほざいて、つまみと一緒に飲んでいます!最後の力で引ったくって、一気に飲んでやりました・・。今思えば僕に飲ませるためにしたことかもしれません。。
 
その夜僕の横で、灯りを点けて遅くまでガイドブックを見ていたMyuです。明日のデートは相当楽しみだったようです・・。
しかし明日が二人の最後のデートになるとは、この時は思っていませんでした・・。 
 
 

2004/06/16 23:24:41(xcL3wFHp)
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