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テレクラにて
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:テレクラにて
投稿者: ださいヤジオ
世間がGWで浮かれる4月30日、俺は仕事だった。俺の上司は全員単身赴任で
長期遊休を取って帰省している。いつだって真面目な俺はここぞとばかり
サボりたかったが大事な集金業務があったため丸一日と言う訳にはいかず
超ダッシュで集金を午前中に終え、回収した約束手形を郵便局から本社へ
書留で送り、ようやく昼過ぎに晴れて自由の身になった。
何故か俺はテレクラに向かっていた。
 
テレクラ。もはや衰退あるのみ、といった感のある斜陽産業と言えるだろう
俺が入店した店は9時から17時迄フリータイムで3000円と、安いのか高いのか
よくわからない料金設定である。店の雰囲気はとにかく暗い
壁一面にエロエロ写真がはってあるが多分糊で貼ったのか濡れたように
ガビガビに皺がいってる。卑猥である。受付に前科2犯は硬そうな胡散臭い
兄さんが座っていた。
俺は3000円を渡してプラスチックのカードを貰った。入店時間が書いてある
案内された個室は半畳位のスペースをベニヤ板で仕切っただけのミニたこ部屋
風である。なんとも退廃感が高まるものである。
 
電話はまあ新しい型で既に他の部屋で誰かが通話中なことを示す緑ランプが
二つ点っていた。ちゅうか、不要である。ベニヤ板越しに必死で口説いてる
おっさんか兄ちゃんの声が丸聞こえなのだ。
 
俺は急に絶望的な気分になってきた。世間はGWで浮かれてるというのに
しかしいつだって前向き志向な俺は気を取り直し受話器を上げた
 
取り方については、割愛しよう。とにかく俺は入店後5分で奴からの電話を
取ってしまったのだ!!
「もしもし」
「……もし・・もし・・・」
「あーどうもこんにちわっ始めまして~」
「・・・どうも・・・こんにちは」
とにかく暗い。まるでこの店の雰囲気そのままである
話し方も要領を得ない。頭弱いのか?と一瞬思ったくらいだ
しかしまあ、どうせフリータイムだしまあいいかと、根気良く話し続けた
結果、彼女は28歳独身。本日は仕事は休み。彼氏いない歴半年。
普通の体型でショートカットといった情報を聞き出した。
書くと2行で終わるがここまでの情報を聞き出すのに30分は費やしているだろう
われながら暇人である。
詳しくは再度割愛するが
結果的に彼女と待ち合わせを取り付けることになった。何故なら他に電話が
取れなかったからだ。もっと粘ればなんとかなったかも知れないが
約束の時間が来てしまったから、ブスやすっぽかされたら又戻ろうと、
軽い気持ちで外出することにした。だから待ち合わせ場所は店から徒歩2分の
場所を指定した。 
 
小雨の中、指定場所に行くとなんと、会話通りの彼女の銀の軽自動車が
停まっているではないか!俺は思わず小走りになって近づいた。
車内に誰もいない。はて?と思った瞬間背後から声をかけられた
振り返るとそこには・・・・
 
日本中が熱狂したシドニー五輪。大会前、その中でも圧倒的に金メダル候補だった選手が居たのを皆さんは覚えているだろうか?
高橋尚子では無い。彼女なら全然問題なかった。
柔道の・・・ほら、いたじゃん!フランスの人と決勝であたって疑惑の判定で
銀メダルになった・・・篠原。。。しのはら。。。シノハラ。。。シ・ノ・ハ・ラ!
あいつである。あいつが俺の目の前に立っているのだ

シノハラは暗かった電話とはちょっと変わってにっこり微笑みかけてきた
微笑んだんだと思うが俺には獲物をみつけにやりと笑った痴漢のおっさんの
微笑みに見えた。こんにちは~。シノハラは2センチくらいありそうな歯茎を
見せつけ妖艶な微笑をかけてくる
 
絶体絶命である。どうしよう。
 
俺の冒険が始まった
 
2003/05/13 19:59:25(/zt0VtmJ)
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