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1:妻を寝取られて
投稿者:
孟 域升
近年、少子化の影響で少年スポーツクラブの運営はむずかしくなってきている。
それに伴なって、保護者のバックアップはなくてはならないものとなっている。 子供の学年が上がるにつれ、子供達の送迎はもとより、お茶の用意に至るまで、 親たちが協力しなければならない。協力できない親の子は当然、他の親の協力を得 るよう配慮をしなければならない。そんな暗黙のルールが存在する。 + わが子も地域のサッカーチームに所属し、おかげでチームの中心選手に成長し た。幸い妻は専業主婦だということで、練習や試合の手伝いをするのに自由に時間 がとれる。 + その日、妻は子供たちの遠征バスに乗っていた。運転手は、チームの監督。何で もこなす熱血漢だ。 春休み中の平日、2泊3日にわたって開催されるということもあって、子供達と 同宿する保護者は、妻一人だった。 + 安旅館に到着し、夕食と入浴を済ませ子供達を寝かせるという大仕事があるのだ が、監督は別のホテルで行われるレセプションに出席していた。 + はしゃいで中々寝つかない子供達をとりあえず静かにさせた頃には、もう11時 が近かった。 ようやく、妻がひと息ついた頃、監督から電話が入った。 + 「すみません。打ち合せが長引いて、今から別の会合で」などと言っている。 電話の向うでは、賑やかな音楽が聞こえているし、どうせ飲みにでも行くのだろう。 だが、日頃無報酬で、子供達の指導をしてくれている監督に、それくらいの楽しみ があってもいいだろうと、快く了承して電話を切った。 + 夜中の2時頃、浅い眠りについていた妻の部屋のふすまが開いた。部屋といって も、子供達が寝ている宴会場をふすまで仕切った小さなスペースだ。 + 「遅くなりましたぁ~」監督は、かなり酔っているようで、妻の部屋へ入ってきた。 「もう、子供達は寝ていますから」そう言って、監督を子供達の部屋に帰ってもら おうとした。 「ああ、そうでしたね。へへへ」酒臭い息を吐いている監督の視線が胸元に注がれ ているのに気付き、妻は、はっとして腕組みをしてブロックした。 パジャマ姿の妻の胸には、ぽっちりと乳首が浮き立っていた。 + 「それじゃ、失礼しましたぁ」と言って、監督が開いているふすまの方を向いた。 このまま大人しく寝るのだと、妻は思った。 しかし、監督は開いていたふすまを静かに閉めると、いきなり妻に抱きついた。 + 「やめ、やめて下さい。何をするんですか」声を忍ばせて、妻が抵抗した。 「いいじゃないですか。フリータイムですって、、」酔った勢いで、訳のわからな いことを言いながら、妻の寝ていた布団の方に押していく。 + 酔っているとはいえ、男の力にはかなわなかった。 「ふざけないでくだ、さいよ」男を押し返そうとしたが、その手首を掴まれてしま った。男は掴んだ手首をおもむろに自分の下半身にもっていった。 + 下半身の中心は、もうすでに完全に勃起していた。眩暈がしそうだった。 「お願いだから、、寝れそうにないんだ、、」男は妻に懇願した。 + 「だって、子供達はみんな隣の部屋で寝てるんですよ」ふすま一枚隔てたところに 寝ている子供たちのことなど、どうにでもなると男は耳を貸さない。 + 「ああ、やめて、、ほんとに、、いや、、」妻はこの場をどう逃げ切るかを考える 暇も無く、男に唇を奪われた。 そのまま、布団の上に崩れ落ちる二人。男の昂ぶりを抑える術は、男を迎え入れ ることしかないと、妻は悟った。 + 「はぁ、はぁ、はぁ、、」男は息を荒げて、妻のパジャマの前をはだけさせた。 両手で顔を被う妻。顔から火が出るくらいの羞恥に耐えている。 妻の体は、微かに震えていた。 「お互い、大人のおつきあいをしましょう」男の身勝手な理屈である。 + 「あっ、、あん」 男が妻の乳首を舐めると同時に、ピクンと肩を上げ、妻は反応を示した。 異常な雰囲気の中で、妻の感度は明かに鋭くなっていた。 妻の反応は、男心を十分に悦ばせた。他人の妻を寝取る、夜這い、といったシチュ エーションは、日頃の鬱積した感情を否応無く高めるものなのだ。 男はこれから征服していく自信のようなものを得て、さらに執拗な愛撫を企てて いった。 + 「スズキさん、素敵だ。かわいいよ」耳元で息をかけるように囁く。 妻は、くすぐったそうに肩を竦ませた。言葉も行為もくすぐったい感じだった。 しかし、それは男の体から放たれるフェロモンの作用で、次第に快感に昇華してい く。 男の厚い胸板、逞しい腕、もしかしたら前から監督とこうなることを望んでいた のかもしれないと、妻は頭の片隅でそう思い始めていた。 三十路も半ばを過ぎた妻の体は、女の円熟期に差し掛かっていた。 + 女性として自分にどれだけ魅力があるのか、自信がぐらついていた時だっただけ に、男のストレートな誉め言葉が、ボディーブローのように効いたのだ。 + 男は耳たぶの淵をなぞるように舐めながら、ボリュームのある乳房を優しく揉ん でいた。妻は女としての悦びを味わうかのように目を閉じている。 男の唇についばまれて固くしこった乳首。乳首が固くなるのとは反対に、妻の肉 体はしなやかにほぐれていった。 + 妻の柔らかな腹の下のパンティに、男の手が伸びた瞬間。女は夫や子に対する後 ろめたさから、「あなた、、」と小さく叫んだ。 その小さな叫びは、征服者である男には届かなかった。男はむしろ勢いを得て、 妻のパンティの中で、湿った茂みを指で撫でて味わった。 十分に開発された女のむせかえるような香りと、女の口から洩れる艶かしい吐息 の匂いが、熟成された女のフェロモンとして男の嗅覚に訴えかける。 + 雄叫びを上げたくなるほど、男は自らの生殖器に力をみなぎらせた。 男の舌が、妻の乳首を舐り、うなじに這う。その間、男の怒張した鋼のようなシン ボルが時折、妻の太股に当たる。 + 妻の蜜壷はもう十分過ぎるほどの潤いをたたえ、男の先からも自らを滑らかに侵 入させられるほどの粘液が抽出されていた。 + 男は妻のパジャマのズボンとパンティを一緒に下へずらした。妻もそれを促すよ うに静かに腰を浮かせる。 + 男はドクドクと脈を打つような長く大きな竿を右手で支え、妻の花芯に導いた。 はぁはぁはぁ、、と喘ぎ声をなるべく聞こえないように努めていた妻。 + 「あふっ!」男と女が繋がる瞬間、短かいがはっきりした女の声が響いた。 男は妻の口を、大きな手のひらで覆いながら、挿入したものの出し入れをする。 + 鋼のような男の肉体としなやかな女の肉体が融け合っていく甘美な感覚を共有す る二人。女の本性が妻としての罪悪感を次第に薄れさせていった。 + 「うぅ、ぅぅ、うぅ、ぅぅ、、」浅く、深く、男は一定のリズムで妻を責め、妻は 押し殺した声で、男に応えていた。 + くちゃくちゃ、、、 + 「すごい、濡れ濡れですよ。こんなになんるなんて、ほら、すけべな音がしてる」 「はぁ、、はぁ、、いや、、そんなこと、、いや」 「ああ、俺、、いきそう、、いくよ」 男の最後の一滴まで妻は口で受け止めた。 樹液を妻の口一杯に充填させた男は、妻の白い喉を通っていく様を見つめた。
2003/02/24 16:52:54(kEbs4ttM)
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