先月ずっとメールのやりとりをしてきた夏美にあった。
長い間のメールの交換から、彼女は本当に真面目で、旦那さんも周りの人間も大切にする
素敵な女性だと言う事がうかがい知れた。
僕は、当然のように妻とは違う性格の彼女を好きになってしまった。
彼女とメールのやりとりをし始めてから６ヶ月、僕は我慢しきれずに告白をした。
彼女はその告白を信じてくれず、またそんなつきあいも望んでおらず僕の告白をかたくな
に拒否し続けた。
僕は彼女をあきらめようと、最後と覚悟して思いを込めてメールを送った。
ところが返信された彼女のメールに驚いた。
彼女も僕を好きになってくれていた。
ただ、旦那さんや周りの人への罪悪感を克服出来ず、僕の想いを拒否する事で気持ちの均
衡を保っていたとのこと。
その後かなりの数のメールをやりとりしてお互いの気持ちを確認した後、先月逢う事にな
った。

彼女は素敵だった。
逢った瞬間キスせずにいられない衝動に駆られた。
彼女を車に乗せ閑静な住宅地に車を止めた。
お互いを見つめ合い、顔を近づけてゆく。
唇が触れる。
彼女が顔を少し離す。
彼女の体を引き寄せ唇を押しつけた。
吐息とかすかな声が漏れる。
「んっ、んー」
１０分ぐらいキスを続けただろうか、メールの印象とは違い彼女は情熱的だった。
舌を差し入れ僕の歯をなめ回し、僕の舌を吸い込み唾液を流し込む。
僕の唇は彼女の唇を離れ首筋を這う。
彼女の甘い声が車内に響く。
「あっ、いやっ、どうしよう」
僕の手が彼女のおしりから太ももをなでる。
「いや、だめっ」
彼女の手が僕の手を制止しようとして僕の手首をつかもうとした時、僕のはち切れそうな
ふくらみに触れた。
「あっ」
彼女の手が止まる。
でもそれ以上動かない。
また彼女の唇をふさぐ。
苦しそうな、でも甘い声が漏れる。
「んーっ、だめっ、だめよ」
僕はもう止まらない。
右手が彼女のふくらみの先端の硬くなった部分をとらえたと同時に、左手がショーツの中
に滑り込む。
「あっ」
彼女は体を少しのけぞらせ僕の左手首を押さえる。
でも、それより少し早く僕の左手の親指は彼女の敏感な突起をとらえた。
「だめっ、それだけはだめっ。そんなことしちゃだめっ」
僕はその声を無視するように、親指で敏感な部分をこすり、あふれてきたものを薬指でか
き出す。
「くちゅ、くちゅ」
言葉と裏腹に音と女の匂いが車内を満たす。
「だめっ、いや、恥ずかしい」
彼女の声がだんだん弱々しくなる。
シートを倒した。
彼女の目が僕が止めるのを訴えている。
薬指のさらに奥に進める。
「あっ、あっ、あっ、だめっ、い、い・・・」
彼女のおしりが持ち上がった。
僕に必死にしがみついてる。
少しの静寂のあと、彼女の荒い息づかいだけが残った。

「恥ずかしい・・・」
彼女の上気した顔が、僕を見ない。
僕は彼女の顔をこちらに向けると、また激しいキスをした。
「んっ、んー」
彼女の左手首をつかみ、僕のふくらみに導いた。
彼女は遠慮がちに、ズボンのふくらみの形に添ってなでる。
先端近くの一番感じる部分を親指でこする。
僕は彼女の顔をじっと見ながら言う。
「触って・・・」
僕の言葉に無言で左手で、ベルトを外しズボンを少し下げトランクスの中の一番熱いとこ
ろを直接愛撫する。
「あっ、気持ちいい」
僕はおもわず声を出す。
彼女は少し体を起こし、トランクスとズボンを太ももの途中まで下げ、少し躊躇したの
ち、僕の袋に舌を這わせ始めた。
左の指で先端の透明な液をすくい取り、先端部分に塗りつける。
気持ちよさにぴくんぴくんとその部分が動く。
彼女の舌は丁寧に袋をなめ回したあと、幹の部分から先端部分に移動してゆく。
舌先で小さな溝をつつく。
「あっ、夏！気持ちいい」
彼女はその声に反応するように、僕のを深くくわえた。
左手で支え、右手は僕の太ももや袋のもっと奥を愛撫する。
何度も何度も顔を上下させ飲み込み、舌をまとわりつける。
急に快感がこみ上げた。
「夏！夏！だめだ、それ以上だと・・・」
彼女は僕がさらにふくらんだ瞬間に、口を外し、僕が白い液体を何度も何度も吹き出すの
を見ていた。
それらが僕の胸や腹を濡らしていくのを確認したようにいった。
「いっぱい出たね、うれしい」
しおりかけるそぶりを見せない僕のものを、もう一度くわえ搾り取るように根元から先端
を２往復させた。

つづく

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