私の変化は、自分でも怖いくらいだった。仁美を自由にできるようになると、恋人とも別れた。あのピチピチシタ若い肌の魅力も今では、何の興味も無かった。むしろ、独り善がりのわがままな性格が目障りで仕方なかった。仁美は、あれ以来セックスに貪欲で、何にでも興味を示し、二人で実践した。色んな体位を研究し、野外は勿論露出・アナル・SMと何にでも積極的に挑戦した。仕事中もばれない範囲でお互いに触ったり、時には、トイレで嵌めあったりもした。さすがにばれそうになったこともあったが、上手く誤魔化した。が、そうそう上手い事は続かない。半年が過ぎた頃、仁美は、主人の転勤で、山口へ行ってしまった。さすがに「残れ」とは言えず、仁美は泣きながら去っていった。