「ああん、いいっ、いい・・・うん、ううん」
快楽の喘ぎ声をあげる珠巳の唇を塞ぎ、互いの口をしゃぶりあった。隆が
唾液を注ぐと、珠巳は恍惚とした表情で喉を鳴らして飲む。
もう完全に隆の慰めものになっていたが、珠巳は幸福を感じていた。
この少年と性交することにより、若さを取り戻したような気がした。
密壺を掻き回す肉棒が、忘れかけていた悦びを探し出す。
「ああっ、いいっ、もっと、もっとして・・・」
珠巳は、自分の意志で強請る。
密壺からは密が滋潤して隆の太腿を濡らす。
豊臀を抱えた隆の手に力が入り、肛門に指をたててしまった。
「あう」
「おおっ」
排泄口を触られた珠巳は、今までとは違う疼きが一瞬にして背筋を走り
膣も異様な締まりをみせた。
「ケツのあなが感じるのか、もっといれてやるよ」
「ああっ、いや、ああっ・・・」
指を埋めていくと、さらに膣の締まりがよくなる。
「いい締まりだ、もう少しだ、腰振ってみろ」
隆にせき立てられ、珠巳は腰に力が入らなくなっていたが、必死に腰を
振った。
「もうダメだ、我慢できねえ」
そのまま、珠巳を押し倒し、片足を抱え、凄まじいピストン運動をして、
一気にそして、珠巳と同時に昇りつめた。
珠巳の躰がガクガク震え、止めどない快楽が体を支配し、絶頂感が一繁が
りになって襲いかかっていた。
「ああっ、ダメ、イッちゃう、イッちゃうぅ」
互いの鼓動が噛みあい、性器で感じ取れる。これ以上の快楽はないと思いながら
先に落ちている珠巳の身体に自分の身体を埋めていった。
性官能がようやく収まり、珠巳は密壺から、隆の若い肉棒を刺激を与えぬように
抜き取った。別の刺激を与えればすぐに蘇るからだろう。

珠巳は、隆を残し、バスルームに向かった。太腿には性交の証である隆と珠巳の
混じり合った白濁液がつたい出ていた。

つづく　　

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