その晩、珠巳は夫と久々に営みを持った。昼間の性交により、珠巳の躰から
妖しいフェロモンがでて、夫は欲情したのだろう。
自分の躰の上で腰を振る夫の行為には、刺激がなかった。
傍若無人なピストン運動、膣の中で蘇る熱い鉄のような肉棒、珠巳が十年以上前に
失った若さを全て持っている。夫との性交では珠巳は絶頂までいたらなかった。
（ああっ、私はなんて淫乱になってしまったの・・・）

　２週間後のある土曜、学校帰りの和也が隆を連れてきた。
２人の頭の中に先日の媚態が蘇り、珠巳は隆を見て、躰がズキンと疼いた。
（ああっ、どうしたの・・・この子が欲しいんじゃ・・・）
お茶の準備をし、３人でテーブルについた。
珠巳はなるべく、何時もと変わらないような表情をしたが、どことなくよそよそ
しかった。和也に怪しまれないようにした。
隆は何時もと変わらないよう態度を取りながらも、テーブルの下で、珠巳の太腿
にふれたり、撫でたりした。
　ビクッと珠巳が躰を堅くして、ちらっと和也の顔を覗いた。気づかれないか
ビクビクしていた。先日の強姦で躰が敏感になっていた。
隆は笑いをこらえた。
　お茶が終わると和也は学校の部活にいった。
「俺がいなくても、ゆっくりしてイケな」
「サンキュー」
お前の母親とも仲良くヤルよ

「和也の前で躰に触らないで、気づいたらどうするの」
「３Ｐすればいいだろ」
隆は取り合わない。
　
先日、性交した寝室で２人はすでに全裸だった。
「もう、濡れてるのか」
「・・・・・・」
「旦那じゃ、満足できないようだな」
「ううん、んんっ・・・」
いきなり、珠巳の唇を塞ぎ、片手でクレバスを撫でた。
唇を何とか振り払い
「お願い、こんなこと夫や和也に見つかったら大変なことになるわ」
説得に力がない、隆に命じられるまま裸になり、今もクレバス慰められ
濡らしているのだから。
「旦那じゃ満足できないんだろ、だから俺が満足させてやるよ」
密壺に指を沈め肉壁を擦った。
「あっ、やめて、私、気が変になりそう・・・」
「気持ちいいことしてるのに、上品ぶるな、徹底的に俺のチ○コくわえるンだょ」
「ああっ、酷い・・・」
口では言うものの、隆に肉棒を突き出され、うっとりしながら呑み込んでいった。
「何だかんだいっても、ちゃんとしゃぶるんじゃねえか、もっと、舌使えよ」
横座りになり、ベットに腰掛ける隆にフェラチオをする。
「旦那のをしゃぶるみたいに、やれよ」
「あん、あっ、うん・・・」
鼻から甘ったるい声が出る。舌を這わせる様に擦り、充血した亀頭をしっとり
包んでいく。
「やっと、本気になったな」
珠巳は唾液で濡れた肉棒をスライドさせ、睾丸をもう片方の手で揉みあやし
やがで、Ｈぼくろのある唇で吸った。

「ケツも嘗めろ」
もう、墜ちるところまで墜ちようと珠巳は思いケツに顔を埋めた。
その間も肉棒のスライドと睾丸の揉みあやしはやめない。
辱めを受けているうちに、秘めていたマゾヒズムが芽生え、行為は濃厚になって
いった。
「もういいぞ」
ケツから顔が上がると顔が紅顔し、うっとり淫虐に酔いしれていた。
「俺の上に乗り、自分から入れてこいよ」
「ああっねそんな・・・」
隆の命令に催眠術に掛かったように、肉棒を掴み腰を沈めていった。
「ああっ・・・」
喘ぎ声が２人しかいない家に響いた。
命令ではあるが、自分から肉棒を密壺に導き込むと、先日の悦楽が躰に
蘇り、芯が溶けていくようだった。
（ああっ、これ、これだわ）
隆が身体を起こしたため、珠巳は抱きつくようにしながら、熱い媚肉に
肉の楔を自ら打ち込んで腰を上下させた。
淫らでいけないと思いつつも、アクメ感で熟れた躰が勝手に求めてしまう。
しっとりした躰が隆の身体に巻きつき、肉棒には肉壁が巻きつく
「ああっ、ああん」
自分から頬を擦りつけ首に腕を廻し、しなだれる。
「いいぞ、もつとケツ振れ、もっと」
大きめの尻を抱え、隆は自分の体の方に珠巳を引き寄せ、肉棒を奥の方へ
刺し込んでいく。

つづく

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