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1: 魔少年と熟れた女達10
投稿者:
鉄剣一
よく晴れた日曜日の朝。昨夜の寝つきの悪さを引きずったまま気怠げに目を覚ました健太は、午前10時を回った頃、1週間分の食料を買い溜めするために近所のスーパーへと向かった。
カートを押し、棚から無造作に手に取って放り込んでいくのは、カップラーメンやレトルトカレー、スナック菓子、あるいは安っぽい炭酸ジュースといった、いかにも独り暮らしの男が好む不健康そうなものばかりだ。栄養バランスなど微塵も考えていない茶色い食品の山を適当にカゴに詰め込み、さっさと会計を済ませる。 続いて健太が足を向けたのは、スーパーの隣にある古びたドラッグストアだった。 まずは店内の奥から12ロール入りのトイレットペーパーを掴み、そのままレジへと向かう。レジカウンターには、冴えない中年男性の店員が退屈そうに立っていた。健太はトイレットペーパーを差し出しながら、どこにでもある「親孝行な好青年」の声音を作って尋ねた。 「あの、父親の風邪がひどくて頼まれたのですが、一番よく効く咳止めのシロップってありますか?」 尋ねられたおじさん店員は、根っからの臆病でおどおどした体質らしく、健太が普通に話しかけただけでも「あ、はい……それでしたら、こちらが一番お勧めですが……」と、肩をすぼめて身を縮こまらせた。そしてレジのすぐ裏にある薬品棚から、特定の成分が含まれた市販の咳止めシロップの小瓶を取り出した。悪用を防ぐためにカウンター裏に保管されている種類のものだ。 「じゃあ、それを2本ください」 「あ、はい……2本ですね。少々お待ちください……」 おじさんは終始落ち着かない様子で、その小さな箱を隠すように茶色い紙袋へと包み、手早くバーコードを読み取って会計を終えた。健太はいつもの爽やかな笑みを崩さずにそれを受け取り、店を出た。 健太がこのシロップを求めたのには、明確な理由があった。 昨夜、なかなか寝付けず、暗がりのベッドの中でスマホをもぞもぞと弄り回していた時、たまたま海外の怪しいニュース記事が目に留まったのだ。それは、アメリカのストリートで若者を中心に大流行している、咳止めシロップとお酒を混ぜ合わせることで強烈な多幸感と強力な酩酊作用を引き起こす「脱法ドラッグ」に関するルポルタージュだった。 (ククク……お酒にこれをごっそり混ぜちまえば、どんな女でも頭がイカれて、身体の芯までフニャフニャに弛んじまうってわけだ……) 手に入れた毒薬をポケットの奥深くにねじ込み、健太は両手に二つの買い物袋を雑にぶら下げながら、自宅への帰路に就くために歩き出した。 その途中、いつも小学生の陽斗がよく遊んでいる近所の児童公園を横切ろうとした時のことだった。 ふと砂場の方へ視線を向けた健太の足が、ピタリと止まった。 そこには、2歳くらいのごく小さな男の子と、その母親らしき明るい茶髪の女性が二人きりで遊んでいた。女性は30代前半くらいに見えたが、その衣服の上からでもはっきりと分かるほど、お腹がぽっこりと大きく膨らんだ臨月の妊婦だった。 「こら、走っちゃダメだってば! 危ないでしょ!」 やんちゃ盛りで、隙を見せればすぐにでも砂場から飛び出して走ろうとする無邪気な男の子。身重で思うように身体が動かない母親は、息を荒く切らしながら、我が子の奔放な動きにすっかり翻弄されていた。 だが、健太の濁った眼が釘付けになったのは、その微笑ましい光景などでは断じてなかった。 小さな子供を追いかけようとして、身重の母親が前屈みになったその瞬間、彼女のTシャツを内側から強烈に押し上げている、この世の限界を突破したような爆乳が健太の網膜をジャックした。 それは、健太がこれまでの人生で見たこともないような、圧倒的な肉の質量を誇っていた。40代の香織が晒していたあのド迫力のHカップの、さらに数段階上を行くことは確実な、妊婦特有の不浄な熱を帯びた狂気的な巨大さ。衣服の生地がはち切れんばかりに引き絞られ、歩くたびに、そして子供を制止しようと身を揺らすたびに、まるで皮膚の下で底なしの粘液がドプン、ドプンと蠢いているかのように、重量感たっぷりに美しくも不格好に波打っている。 男を狂わせるためだけに膨らみきったような、見る者を圧倒する野卑で肉感的な双丘。 (おいおい……マジかよ、なんだあのはち切れそうな塊は……。信じられねえくらいデカいじゃねえか……) 「魔の日曜日」の午前中に、突如として目の前に現れた、あまりにも無防備で生々しい妊婦という新たなる極上の獲物。 健太の股間はみるみるうちにはち切れんばかりに怒張し、彼のドス黒い加虐眼は、その恐ろしいほどに肥大化した胸元から一瞬たりとも離れなくなった。 健太は帰宅ルートを外れ、引き寄せられるように、ズルズルと砂場の方へと歩く方向を転換していった。 股間の激しい怒張のせいで、足元を不自然に突っ張らせながら歩く健太だったが、なんとか砂場のすぐ近くにある古びたベンチへとたどり着き、どさりと腰を落とした。両手の二つの買い物袋を足元に置き、親子の様子を特等席からじっと観察し始める。 ベンチに深く腰を下ろした健太の低い視線は、砂場にしゃがみ込む彼女の肉体を、下から舐め回すように捉えていた。 前屈みになって子供の玩具を拾い上げるたび、薄手のTシャツの襟元がだらしなく自重で垂れ下がり、その隙間から、熱を孕んでふっくらと盛り上がった胸の谷間の全貌が、健太のすぐ目の前に容赦なく晒された。汗ばんだ肌にうっすらとブラジャーのレースの縁が食い込み、支えきれないほどの重みで垂れ下がる肉塊が、彼女が呼吸を乱して息を吐くたびに、生き物のようにドップリと重たく揺れている。 さらに、165センチくらいの身体を丸めることで、はち切れんばかりに丸く突き出た臨月のお腹が太ももを圧迫し、腰回りの肉や肉厚なヒップの曲線が、タイトなボトムスの生地をギリギリまで引き絞っていた。時折、大きなお腹を支えるように彼女が自らの手で下腹部を丸ごと撫でさする、その無意識の愛撫のような手の動きさえも、健太の目にはたまらなく淫らで、不浄な色気を放っているように映った。男を誘惑する意志など微塵もない、無防備で生々しい「母親の肉体」そのものが、すぐ手の届く距離で激しく熱を放ちながら波打っている。 しばらくすると、やんちゃな男の子が砂場を飛び出し、泥だらけの手のまま不規則な速度でトコトコと健太の方に向かって走ってきた。男の子はベンチの前に来ると、あろうことかその泥まみれの両手で、健太のズボンの太ももあたりをペタペタと遠慮なしに触り始めたのだ。普通の男なら顔をしかめるような状況だったが、健太は逃げようともせず、むしろその無邪気な子供の頭越しに母親の様子を伺いながら、口元をいやらしくニヤリと歪めて笑った。 「わぁ、、、すみません!」 すぐ後ろから、身重の身体を重そうにしならせ、歩くたびにその巨大な胸をボヨンボヨンと激しく揺らしながら、腰に手を当てた母親がのろのろとこちらに向かってやってきた。 「あ、大丈夫ですよ! 元気があっていいじゃないですか」 健太は泥を塗られたことなど全く気にしていない風を装い、瞬時に「子供好きな爽やかな好青年」の仮面を被って立ち上がった。 「本当にすみません、この子、男の人が珍しいみたいで……。ほら、めっ、でしょ」 「いえいえ、本当に気にしないでください。お母さん、お腹が大きいのに一人で追いかけるの、本当に大変ですよね」 健太が優しく同情するように会話をリードしていくと、母親はすっかり警戒を解き、ぽつりぽつりと身の上話を始めた。彼女はつい最近、この近所に引っ越してきたばかりのシングルマザーなのだという。 「僕あそこのマンションに住んでるんですよ」 健太が公園の向こうに見える、5階建てのそれほど大きくはないお馴染みのマンションを指差すと、母親は驚いたように目を見開いた。 「えっ! 偶然ですね、実は、私もあのマンションなんです。引っ越してきたばかりで……」 と緩いストレートの明るい茶髪の髪の毛を耳にかけて裕子が言った。 「そうなんですか! ちなみに何階ですか? 僕は3階なんですけど」 「私は2階なんです」 健太の部屋のちょうど一階下、真下の部屋だった。これ以上ない最高の偶然に、健太の腹の底でドス黒い歓喜の火がパチパチと音を立てて燃え広がっていく。 その時、男の子が再び声を上げて別の方向へとちょこまかと走り出した。 男の子はまだ言葉を十分にしゃべることができないようだったが、明らかに多動気味で、一瞬でも目を離すとどこへ行くか分からない危うさがあった。 「あ、危ないよ!」 健太は率先して体を動かし、男の子が転んだり外へ飛び出したりしないよう、先回りして危なくない方向へと誘導した。そのまま砂場の玩具を拾って、少しの間、子供の相手をして遊んであげる。 それを見た母親は、砂場の横に置いてあった男の子用のベビーカーを引いてくると、ベンチに腰を下ろした。 「ふぅ……」 大きなお腹を抱えた彼女にとって、それはまさに砂漠の中のオアシスのような、つかの間の小休止だった。ベンチに深く腰掛け、健太と我が子が楽しそうにじゃれ合っているやりとりを、母親は愛おしそうに、ほほえましく眺めている。 健太は多動気味の男の子の相手をして走り回り、時にその身体を受け止めたりしながらも、ベンチで休む母親へ巧みに世間話を振り続け、脳内で冷酷なプロファイリングを急速に進めていた。 「お子さん、お名前なんていうんですか?」 「漣(れん)っていうんです」 「漣くん、いい名前ですね。あ、僕、田中健太です。何かあればいつでも言ってくださいね。お母さん、お名前は?」 「あ、石川です。石川、裕子(ゆうこ)って言います」 世間話の体裁を取りながら、ものの数分で彼女のフルネーム「石川裕子」と、ターゲットの子供の名前を完全に掌握する。さらに健太は、実家や親戚の話題へと自然に会話を転がしていった。 「最近引っ越してきたってことは、この辺にご実家とかがあるんですか? 子育て、手伝ってもらえると助かりますよね」 「ううん、実は両親も親戚もみんな遠方にいて……。この近くには頼れる人が誰もいないんです。だから、これから二人目が生まれると思うと、本当に不安で……。でも、なんとか私一人でやっていくしかないなって」 不安を吐露しながらも、裕子は健太の「優しさ」に救われたような表情を見せていた。 健太は会話を続けながら、裕子の横に置かれたマザーズバッグへ何気なく視線を走らせた。ファスナーが半開きになったバッグの中には、子供用のお菓子や、水が入ったプラスチックの小さな水筒、そして見慣れないもう一つの容器が覗いている。 (……なんだ、あれ?) その時、漣くんが泥だらけの手を顔に擦りつけそうになった。 「あ、蓮ちゃんダメよ! 泥でお顔擦っちゃ……田中さん、すみません、あそこの水道でちょっとこの子の手を洗ってきますね」 「あ、はい! 行ってらっしゃい」 裕子は慌てて立ち上がり、漣くんの手を引いて近くの水道場へと歩いていった。 背中を向けた裕子が、漣くんを抱えるようにして水道の蛇口を捻る。その瞬間、健太は素早く周囲を警戒し、ベンチの上のバッグへと音もなく手を伸ばした。 半開きのファスナーを躊躇なく押し広げる。若いお母さんらしく、中には財布やティッシュ、おむつといった大量の物が無防備にぎゅうぎゅうに詰め込まれていた。その隙間から、先ほどの見慣れない容器を引きずり出す。 光に透けたそのプラスチック製の器具を見た瞬間、健太の脳髄に強烈な衝撃が走った。 それは、まだ中にうっすらと白く濁った水滴がこびりついている、紛れもない「使用済みの搾乳機」だった。 (おいおいおい……マジかよ、これ、あのデカい胸から母乳を搾り取る機械かよ……!) 裕子のあのはち切れそうな爆乳から、ついさっき搾り取られたばかりの、生々しい母親の分泌液の痕跡。健太の心臓は狂ったように跳ね上がり、ドス黒い興奮が全身の血管を駆け巡った。 健太は泥棒特有の異常な手際の良さで、その使用済みの搾乳機を自分の買い物袋の最奥底、トイレットペーパーの影へと隠し盗んだ。バッグのファスナーを元の半開きの状態へと正確に戻し、何事もなかったかのようにベンチへ座り直す。 「ふぅ、お待たせしました。本当に手がかかる子で……」 漣くんの手を綺麗に洗った裕子が、息を切らしながらのろのろと戻ってきた。自分のバッグから、最も不浄でプライベートな愛用品が盗まれたことなど、彼女は夢にも思っていない。 (へえ……シングルマザーで臨月、周りには頼れる人間が誰もいない完全な孤立状態。部屋は俺のすぐ真下の2階。そして手元には、こいつの母乳がついた搾乳機……) あまりにも完璧すぎる獲物。 「いえいえ、漣くん、手が綺麗になって良かったね」 健太はいつもの爽やかな好青年の笑顔を浮かべながらも、買い物袋の奥底に沈んだ搾乳機の存在感、そして目の前で揺れる裕子の恐ろしいほどに肥大化した母乳が詰まった胸元へとねっとりとした視線を送り、胸の奥で、ドス黒い加虐心をどこまでも深く滾らせていた。 -----------【お知らせ】----------- 執筆中ですが、イメージ画像付きで、これまでの全話は以下のサイトで見れます。 https://www.patreon.com/cw/kuroganenovel ----------------------------------
2026/07/11 21:56:25(olFra/Do)
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