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君代と真理子と男たち
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:君代と真理子と男たち
投稿者: 工藤
「ただいま、ご飯も済ませて、今 帰って来ました」
18:30は過ぎていただろうか?
君代さんに そうLINEを送った。

『OK、すぐに出るわ』
早々に返信がきた

俺は慌てて真理子に電話をした
「やっぱり20:00過ぎだな」
「様子みながら 気づかれない様に そーッと入って来いよ」と

この賃貸マンションのオーナーさんが、君代さんトコの事務所のお客様らしく、場所も知っていたし 来客用の駐車場が有る事も知っていたから、そう時間は掛からないだろう。

俺は クローゼットから、開封したばかりの[オモチャ]数点と、真理子のパンストを股の部分から半分に切って準備したモノを取り出して 無造作にベッドに放った、ペニスバンドはとりあえず隠したままで。

しばらくしてチャイムが鳴った。
築20数年の賃貸マンション、オートロックなどは付いていないし、エントランスもフリーだし、そのまま行きたいトコまで行ける。

「いらっしゃい」
そう言ってドアを開けた。

『おじゃましまぁす』
と言いながらキョロキョロしてる君代さんを招き入れ、俺はドアにロックだけをした。

「いらっしゃい」
改めて そう言って
「どうぞ…、座って下さい」
「俺はビールにしますけど 君代さんは?」
「ウーロン茶くらいしか無いですけど…」

『私も おビール 頂こうかしら』

「でも 車なんじゃ?」

『さまして下さるんでしょ?』

「まぁ、そのつもりですけどね」

『なら 良いでしょ?、おビール頂いても』

「…そうですね」
「…とりあえず…」
俺は 対面に座って ビールの缶を合わせた

『でも工藤さん?』
『ホントに 彼女さんとか 居ないの?』

「居ませんよ」
「居たら君代さんを招いたりしませんし」
「でしょ?」

『それは そうなんでしょうけど…』

「それはそうと、君代さん?」

『何ぁに? あらたまって』
『どうしたの?』

「その…」
「仕事帰りにメシ食って…、で、そのままなんです まだ…」
「シャワーも浴びてなくて…」
「あの…、何なら その…、一緒に」

『大丈夫…、そのままで』
『私は 済ませて来たし』
『嫌いじゃないもの…』
『って言うか 嗅いでみたいわ 工藤さんの臭い、ダメ?』

「ダメじゃないですけど 臭っさいですよ」
「良いんですか? それでも?」

『だから そう頼んでるじゃない?』

「…ですか?」
「でもアレですか?、ご主人は?、留守にしてたんですか?、済ませて来たって」

『居たわよ』

「何も言われなかったんですか?」
「その、シャワー浴びてまで何処行くんだ?とかって」

『言われたわよ』
『だから言ってやったの!、アンタと同じよ!彼氏の所にいくの!って』
『そしたら 慌てちゃって ウチの』
『口なんか 餌を欲しがるお魚みたいにパクパクさせちゃって』
『知らずに居たとでも思ってんの?、って聞いてやったら あとは何も言わないかったわ』
そう言った君代さんがビールを飲み干した

「おかわりは?」

『頂こうかしら』

「はい」
「ここ テーブルで良いですか?、それともベッドにしますか?」

『意地悪なのね工藤さんたら』

「ゴメンなさい」
「じゃぁ、先に行ってて下さい」
「トイレしてから持って行きますから」
「ドア空いてたでしょ?、分かりますよね?」

『え?、ええ』
『先に行ってれば良いのね?』

「はい」
ベッドに無造作に散乱させてある オモチャやパンストなんかへの反応を見たくて、俺は あえて先に君代さんをベッドに行かせた。

「お待たせしました」
トイレを済ませて、脱衣所でパンツ一丁になってバスタオルを羽織って、ビールを2缶もって寝室にはいった。

『ありがとう』
掛け布団を胸に巻いて 起き上がった君代さんが 手を差し伸べてきたその肩にはブラの肩紐が見えた。

『ねぇ工藤さん?』

「何ですか?」

『私をどうするつもり?』
『こんなに(オモチャ)散らかして』
『彼女さんの使い古しなんて嫌よ 私』

「だから居ませんよ 彼女なんて」

『だってパンストまで…』

「買ったんですよ、百均でアイマスクとパンストを、オモチャはネットで」
「目隠しされたり 縛られたりした事が有るって君代さん、だから買ったんです」

『パンストも?』

「ええ」
「昔 何かで読んだの思いだして…」
「パンストで縛るのが 1番跡が残りにくいって、そう書いて有ったのを」
ホントは真理子の物だが そう答えた
「で、ハサミで半分に切ったんです」
「つい さっき ですけどね」
「それより 入れてくれないんですか? 俺のこと」

『あッ、ゴメンなさい』
君代さんが掛け布団を捲ってくれた

肩紐は やっぱりブラだった
俺は そこには触れずに
「こっちに しましょ、ね?」
君代さんと並んで壁に背中を預けて 寄りかかった。

やけに喉が乾いた。
君代さんも そうなのか 2人同時にビールを煽った。
ビール缶をベッドの枕元に置いた。
そして…。
どちらからともなく唇を合わせた。


[君が代]のつづきです。
失礼しました。
 
2025/12/29 12:53:02(OtEx3/Mm)
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