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目下 覗きに返された許容官能
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:目下 覗きに返された許容官能
投稿者: ジジハンガック
午後7時45分、常套時雨はさっきからずっと公園のベンチに腰を下ろし、入口のほうを睨みつけた
何人もの通勤帰りのサラリーマンやバリキャリの女が入れ替わり、公園を横切る、空腹のせいなのか皆、急いているような歩き方をし、誰も時雨という男に注意を払わない。
梅雨の中休みになり、と気象予報で言っていたとおりその日は朝から快晴でここ何日か飽きずに降りしきる雨の名残りをすっかり消し去って嗚呼、心に滲む
公園内のブランコや滑り台にも雨滴の跡はなく、時雨の坐っているベンチもよく乾いている
時雨は腕時計を覗き、おかしいな。。そろそろ帰ってきてもいい時間なんだけど、と胸はドキドキ動悸はここ数日間、おさまった試しがない。
原因は官能誘致、ある日寵児辰姫がこれみよがしに素っ裸になってベッドで胡座をかいてみせた
当然、自分が覗いていたことは知っていたはずなのに。と時雨は思う

だけどどうしてあんな大胆なまねをしてくれたんだろうなぁ
まるで誘っているみたいな態度を取って、にっこり微笑んだりした
常套時雨が辰姫の部屋を覗くようになったのは、その年の春。
大阪で食品会社の経営をしている羽振りのいい親父が、投資のためにマンションを購入し、どうせなら息子が大学を卒業するまで住まわせてやるという親心。という事になり時雨はそれまで住んでいたボロアパートから引っ越してきた。
そのマンションが辰姫の住むアパートの真ん前に建っていたというスケベ心は憚れないものさ
2LDKにベランダ付き、中古とはいえ全室振り分けで日当たりも頗る善い。一人暮らしの大学生には贅沢すぎる住まいには違いなかったけども、時雨はもとより友達づきあいが苦手な性分
酒も呑めず煙草も好まず、賑やかな場所も性に合わない
時雨の嗜好は、同世代の連中と交流することではなく、とりわけイケイケ女たちとの恋愛の真似事をすることでもない。
本を読みあさり、好きな音楽を聴いて、焼き回しの洋画を朝から消化試合。それが時雨にとっての、さしあたっての中枢グリグリのひとときで親父が所有するマンションはまさに、そのイッツマイビューである
バスルームとトイレは、ベランダとは対極の、すなわち建物の裏側。
辰姫が住んでいるアパートを見下ろせる側にあり、トイレには囚人気分の小窓が罪深くついていた。いや、僕の情報窓だろう
なんの気ない、何の意味もない目線のやりようの先、小窓から見える風景がどんなものなのか、興味というほどではなかったけどくすぐったいもの。
ただ、そこに小窓があったから覗いた、切り取った自分のセンスは抜群だとにやけた
向かい側に佇むアパートの一室の明かりが目に飛びこんでくる
2階の角部屋、窓は閉じられていたけども硝子が透明だから部屋の隅々まで手に取るように見える。主観のターミナルだろう
時雨は目を凝らした、蓮華色恍々とした明かりが室内を侵略、その中で豊満な躯つきの中年女が着替えを続ける。咎めなどない居座り昇在は強制武装の覗き態勢。
寝室だろうな、傍には大きなベッドがあり女は脱いだものを怠そうにベッドの上に放り続ける、その目下。二の腕、背中、腹部。。すべてが適度な贅肉で被われているまさに牝ぶた
女が躯を屈めるたびに、柔らかそうなたんまり肉がリズミカルに揺れのが刷り込むようにわかる。
彼は自分が、ごくり。と生唾を飲み込む音を聞いたように思う
ひどく猥雑だけど一方で何か懐かしい、郷愁を付随する景色のよな。

女はモダン風の美人ではない、どちらかというと古典的で地味な顔立ち。それでも、もったりとした躯に似つかせぬ小作りな顔が相応さを感じさせない。所作動作きびきびと何より健康的ボーダーライン
真っ先に浮かんだのは、実家のおふくろ。
彼の母親は大阪の病院で看護師として働いていた、小太り体質のおふくろは遠くから見ると、毛糸玉に手足をつけたかのように、ころころとバランスの悪い体型をしているけども、顔の造作が小さいせいか、あるいは元々その種の色気に恵まれていたか、親父との夜の営みでフェロモンを纏いつつもあったり、時折、妙にはっとするほど艶めかしい場面もあった
患者の中にはおふくろを慕うあまり、退院後、濃厚なラブレターを送ってよこした男もいたほど
その際、親父は不機嫌になり、一時は家庭に険悪なムードが漂ったものだけど、時雨はそんな手紙をおふくろに送りつけた患者の気持ちがわかるような気がした。おふくろには確かに色気がある
せがれにしてみれば、それは決して近づくことを許されない禁忌の聖域、途方もなく遠くところにあるエデンのようなものだったけども、それでも彼は母親の憚れない官能美を密かに嗜んでいた
それは若さや美貌をはねのけて余りある、言わばゼニス的な女としての色気なんだろうと。
おふくろと同じ年齢くらいかな、と彼は小窓から覗きながら更けた
いや、案外ずっと若いのかもしれない。四十そこそこ
豊かな乳房と、腹や腰のたるみ具合がストッキングを履かせたい悪魔的エモさ。崩壊寸前ゼリーみたく、今にもそこから甘い色香がたちのぼってきそうで均衡の贅肉よ、治安維持だと。
じっと見ていると興奮のあまり頭が酸欠になる
翌日も翌翌日も時雨はトイレの小窓から女の部屋を覗いていた
女は僕に誓いの判を押したように同じ時刻に帰宅してくれる
窓のベールのようなカーテンを開けたまま、着替えを始めるという習慣も一律並行。
寝室の隣がダイニングキッチンになっているらしく、女は着替え終わると一旦キッチンに姿をくらます。視界を遊ばせるもはや痴女
しばらくすると、二人用の小さなダイニングテーブルに。。見るからに粗末な夕食なのか餌なのかが並べられ、牝ぶただけに
女はテレビを観ながら食事を始める、その後は、何やら繕いものをやったり、女性週刊誌をめくったり、ぼんやり考え事をしたりと。
カーテンが閉じられるのは深夜になってからで、そのころにはもう、さずかの時雨も疲れてしまい、へとへとになってベッドにもぐり込む
四、五日、そんな日が続き、覗きの叡智たる残業は目を酷使
こらえきれなくなって時雨は女の住むアパートに足を運ぶ朱雀コーポという名のどこにでもありそうな平凡なアパート。何の仕事をしているのか、正午帯、女は必ず部屋を留守にする、廊下で鉢合わせになる心配もなく彼は気軽にアパートの階段を上がった
二階の角部屋には、ピグレットのぬいぐるみが玄関端に置いてある

覗き①


 
2025/12/16 12:01:52(c9RrGQ/M)
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