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『あこがれ』~まゆみは 中学の男子全員が好きだった 妖精のような美人教師
カテゴリ: 官能小説の館    掲示板名:人妻熟女 官能小説   
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1:『あこがれ』~まゆみは 中学の男子全員が好きだった 妖精のような美人教師
投稿者: 阿佐ヶ谷てるお ◆aAIyyScv76
 週末の人ごみを縫うようにして、秀則は大久保駅の階段を駆け降りた。二月にしては暖かい、
金曜日の夜だった。改札口の人だかりを見ると、彼は待ち合わせをアルタの前にしなくてよかったと安堵のため息をついた。今頃新宿駅周辺はひどい混雑だろう。
まゆみの姿はすぐに見つかった。身長 147 センチと小柄な上に、細くしなやかな肢体、真っ白で滑らかな肌のせいで、遠目には、まだほんの少女のようにさえ見えた。
「加賀谷先生!」
秀則が呼ぶと、まゆみは目を上げ、にっこりと笑って手を振った。
「山岡くん。」
「待ちました?」
「ううん。今来たとこよ。今日は暖かいね。」
「先生と東京を歩けるなんて。」
「ほんとね。」
まゆみが顔を傾けて微笑むと、肩まで下ろした栗色の髪がさらさらと揺れた。フレームのないメガネ。短めのベージュのコートに、ひざ丈のダークグレーのスカート。黒のストッキング、先の丸い黒いパンプス。無理して若者ぶったりしていないからこそ、自然に若く見えるまゆみの姿に、 秀則は改めて感嘆した。彼が地元・広島で中学二年の時に新任としてやって来た英語の教師、それが彼女、加賀谷まゆみだった。
「この前メールに書いた、タイ料理の店でいいですか。」
「うん。東南アジアの料理、大好きよ。」
秀則はまゆみと連れ立って大久保通りを歩きだした。週末はいつも一人か、職場の同僚たちと居酒屋にでも行くしかない彼にとって、この涼しげな眼をしたきれいな女性と二人で街を歩けるのは、なんだか晴れがましく感じた。

 山岡秀則は29才。背は高からず低からず、やせ気味で、サラサラの髪と童顔のせいで若く見られがちだった。男ばかりの職場で女性と言えば経理担当がただ一人。30代後半のその女性は秀則の眼にはおばさんとしてか映らず、今横を歩いている今年40才になろうとしているまゆみの方が彼女より年上とは、信じ難かった。
 この正月に広島に帰省した時に、秀則はおよそ十年ぶりに中学の同窓会に出席した。幹事連中がいつになく力を注いだと見え、集まった人数も多く、何よりも出席者を驚かせたのは、卒業から15年も経っていたにも関わらず集まった、同時の教師たちの姿だった。中でも加賀谷まゆみの出席は、熱烈な感激を持って迎えられた。秀則らの卒業からほどなくして異動になり広島を離れてしまった彼女は、元々広島県出身ではなかったこともあり、その後時折開かれる同窓会にも参加する事はなく、すでに風の噂すら届いてこない、遠い存在になっていた。秀則自身、まゆみのことは長い間忘れていた。担任ではなかったため、写真が全く残っていないのもその理由の一つだ。彼女の面影は、卒業アルバムの集合写真の小さな姿でしか確認できなかった。そして全ての生徒たちの思い出の奥深くに埋もれてしまっていたのだ。
広島市内のホテルの宴会場で、男女を問わず多くの元・教え子たちがまゆみの周囲に人垣を作った。当時、男子生徒の半数以上がまゆみに憧れていたものだ。秀則もその一人だった。彼女はとうに結婚しており、驚いたことにはもう五年前から東京に住んでいた。三年前に秀則が
上京した時からすでに、まゆみは同じ街に住んでいたのだ。ダメで元々だ。秀則は思い切って名刺を渡した。名刺には彼のメールアドレスも書いてある。
 東京に戻った後、期待していなかった彼女からの返事が届いた時は有頂天になった。そして今日、二人で東京の街を歩いている。
15 年も前に、故郷の中学校でしか姿を見たことのなかった、憧れの女性と。
「今は広島にもタイ料理屋さんはある?」
「昔よりは増えたと思うけど。でも外国料理とかなら、やっぱ東京がいいですよね。なんでも色々なものがあって。」
小さなテーブル越しにまゆみの笑顔を見て。秀則は夢見心地だった。料理の味など記憶に全く残らない。まゆみは驚くほど変わってなかった。少なくとも印象は全く変わってないように思えた。
「山岡くん、今でもギター弾いてるの。」
「え、僕が音楽やってたの覚えてるんですか?」
「覚えてるわよ。文化祭で歌ってたじゃない。」
秀則の胸を甘い郷愁が駆け抜けた。まゆみは驚くほどよく、秀則のことを覚えていた。これだけ長い間経つのに。担任でもなかったのに。
「最初に赴任した学校だったからね。結構覚えてるわよ。」
三年生の時のある夕方、秀則は学校の前の坂道で、まゆみが帰路に就くのを待っていたことがあった。いざ彼女が玄関を出て来て秀則の姿を見つけたその瞬間に、彼は見つかった時の言い訳を考えていなかったことに気付いた。不自然な場所に立ち尽くす彼にまゆみは「あら、落し物?」と笑いかけた。秀則は何も言えず顔を真っ赤にして、頭だけ下げて足早にその場を歩き去った。自分自身そんなことがあったのをすっかり忘れていた。あの時まゆみは、自分が彼女の姿を見たくて待っていたことを見抜いていただろうか。あの夕暮れの小さな出来事を覚えているだろうか。手の届かないみんなの憧れの美人教師――年上の美しい女性への思慕は、高校生活の始まりと共に次第に薄れていった。ごく自然な成り行きとして、身近な同年代の女の子へと、彼の興味は移って行ったのだ。そしてまゆみの面影はいつしか少年の日の思い出の中へと溶け込んでいった。それもまた当然のことだった。
 その憧れが、今再び成人になった彼の目の前に、可憐な花のように時間を超えて咲き誇っていた。
「それにしても山岡くん、若いわね。まるで大学生みたい。この前の同窓会、まるで別人みたいになっちゃってた子も結構いたじゃない。」
「先生も変わらないですね。」
「まあ、そんなお世辞が言えるようになったのね。背も伸びたし。すっかり大人よね。」
「とっくに大人ですよ。もう29だし。」
「あらそうね。大変。みーんな 30 になるんだ、今年。それはそうよね。あたしもいよいよ 40才よ。」
「全然見えないです。お世辞じゃなく。」
まゆみは目を細めた。
「ありがと。うれしいな。」
秀則の心臓が一層強く脈打った。
「ねえ、明日はお休み?」
「はい。」
「じゃあ、今日はもう少し大丈夫?」
「もちろん。でも先生は?」
「あたしは今日は大丈夫なの。終電ならいいかな。ねえ、カラオケ行かない?」
「えっ、ほんとですか?」
「山岡くんの歌、聞きたいな。」
大久保通り沿いのカラオケ店は、韓国人や中国人の客の方が多かった。壁一面に夜光塗料のペイントがされた小さな部屋で、まゆみはカシスソーダ、秀則は生ビール。まゆみは澄んだ声で松田聖子を、秀則は昔仲間と演奏したスピッツを懸命に歌った。
「山岡くんの歌声、懐かしいな。」
「うそ、覚えてないでしょ。」
「けっこう覚えてるのよ、それが。文化祭でびっくりしたから。カッコよかったよ、あの時。あの後も音楽やってたの。」
「高校ぐらいまではバンドを少し。」
「もてたでしょ。」
「ううん、全然。」
「結婚はまだかしら?」
「したいとは思うけど、相手がいなくて。東京へ来てから三年になるのにまだ一度も彼女できてないです。」
「あら、そうなの。どうして? 意外だな。」
シートの隣に座ったまゆみは、秀則の顔を覗き込んだ。
「別に意外でもないでしょ。会社は男ばかりだし。」
「もったいないな。山岡くん、すてきなのに。」
思わずまゆみの方を向くと、彼女の顔がすぐ近くにあった。さわやかな目元、小さな鼻、少しふっくらとした唇。何よりも真っ白な素肌が眩しかった。目を下ろすと、少女のようなほっそりとした肩、水色のカーディガンと白いブラウスの下で控えめに膨らんだ小さめの胸、そして、スカートからのびる太ももは意外に肉感的で、ひざ上少しぐらいのストッキングが、むっちりとした白い肌に少し喰い込んでいる。かすかにいい香りがした。秀則はどぎまぎし、カラオケのリモコンに手を伸ばした。
「次、入ってないですよ。先生の番。」
「あたし、ちょっと酔っちゃったかなぁ。休憩する。次、山岡くんが入れて。」
少しかすれた声でそう言うと、まゆみは秀則に肩を寄せた。まゆみの肩が秀則の腕に、腰が自分の腰に、太ももが自分の太ももに触れるのを感じ、秀則は息を止めた。体の左側が熱くなった。まゆみが秀則の腕をとる。そっとまゆみの方に顔を向けると、栗色の髪からリンスの香り
が漂ってきた。
「先生、大丈夫?」
まゆみが顔を上げて、秀則の顔をまともに覗きこんだ。そして熱を帯びた瞳で秀則の顔を見つめ、ささやいた。
「彼女いないなんて、もったいないな。素敵なのに、山岡くん。」
「――先生――」
突然まゆみは背を伸ばし、秀則の唇に自分の唇を押し当てた。ふわりとやわらかく温かい、一瞬の感触。秀則は言葉を失い、呆然と、ほんのり紅くなったまゆみの顔を見つめた。秀則が今度は自分からまゆみの唇に顔を近づけようとした瞬間、まゆみは両腕を秀則の首に巻き付けた。
二人の唇が、今度は互いに相手を求めて重なりあった。次第に激しく貪りあう唇の間を押し開くように、まゆみの小さな舌が秀則の舌を求めて入り込んで来た。スピーカーの小さなBGMと隣りの部屋から洩てくる音楽、そして薄青い蛍光塗料の灯りに満たされた小さな部屋に、新たに二人の激しい息づかいが響いた。
まゆみの両腕は秀則の首に巻き付き、秀則はまゆみの壊れてしまいそうな細い腰を抱きしめた。まゆみは閉じていた目を開き、切なげな瞳で秀則の目を覗き込んだ。
「山岡くん――」
「先生――」
秀則の右手がまゆみの胸をまさぐった。カーディガンとブラウスの下に、小さく薄い、しかしやわらかなふくらみがあった。秀則は夢中でそれを愛撫した。まゆみの息づかいが大きくなった。秀則の右手は円を描き、指先は中央の更に敏感な場所を求めてさまよった。まゆみが仰け反った。
「――はぁっ、はぁ――」
ドアの摺りガラスの外を大勢の学生が笑いながら通り過ぎた。腕を秀則の首に巻き付けたまま、眉を寄せ、潤んだ瞳で、まゆみは何かを懇願していた。秀則はまゆみの熱い唇を吸い、右手をまゆみのカーディガンの下に這わせた。ブラウスを掴むと、その裾を荒々しくスカートの中から引っ張り出した。秀則の手が、まゆみの乾いた温かい腹部の素肌を上へと滑る。そのままブラジャーの中へ潜り込んだ。やわらかい乳房を秀則の手が揉みはじめた瞬間、まゆみは息を呑み、秀則の髪をまさぐる指に力が入った。
「はぁ、あぁ――」
秀則の親指と人差し指が、すでにつんと膨らんでいた乳首をつまんだ。再び仰け反るまゆみ。
背中にまわした左腕でまゆみを抱き寄せ、秀則はその唇を自分のそれで塞いだ。
「んんっ、――んふ、」
腰をくねらせて身悶え、必死に自分にしがみつくまゆみを、まだ信じられないといった面持ちで見つめ、秀則は右手で彼女の小さな乳房を揉みしだいた。意外に大きな乳首をはさむ指に時折力を加えると、まゆみは小さな泣き声をあげた。
「――先生、気持ちいい?」
「――はぁ――、う、うん――、気持ち――あぁ、気持ちいい――」
ひざ丈ほどのスカートはずり上がり、まゆみの外見の印象と不釣り合いな、むっちりと肉付きのいい太ももが半分以上露わになっていた。秀則はブラウスの中から右手を引っ張り出すと、まゆみの太ももにその掌をあてた。まゆみがわずかに両脚を開くのを見てとると、秀則は彼女のスカートをまくりあげた。かわいた、温かい太ももの内側を撫でさすると、まゆみの口から大きなため息が漏れた。
とても小さなまゆみ。少女のように清純で可憐な、憧れの加賀谷先生。その先生が今、秀則の目の前で腰をくねらせ、元教え子であった彼の唇を吸い、その目はもっと多くを求め、訴えていた。右手を太ももの奥へ、更に上へと滑らせながらまゆみの瞳を覗き込むと、彼女は汗ばんだ顔でうなずいた。 薄暗い明りの中で、小さなピンクの水玉模様のある、白いパンティーがちらりと見えた。やわらかな布地の上から指先で中央をそっと撫でる。まゆみの小さな鼻の穴がふくらんだ。薄い布ごしに、やわらかな茂みの感触がある。そのやや下へ指を滑らせると、まゆみがうめいた。
ねっとりと濡れていた。
「先生――」
秀則がかすれた声でささやいた。まゆみは切なそうに半ば閉じた目を向けた。
「――最初からよ。――山岡くんの歌を聞いてた時から、もうこんなになってたの――」
秀則の指先がパンティーの縁をずらす。ふんわりした毛の中央の、信じられないほどやわらかな部分が、薄暗い部屋の照明に、かすかに照らされる。ピンク色だ。――あふれださんばかりに濡れたなめらかな場所に、中指の先が、ぬるっと、入った。
「――ああっ。」
まゆみが秀則にしがみついた。ドアの摺りガラスになっていない下の20数センチほどの隙間に、スーツを着た男性三人の脚が通り過ぎるのが見えた。隣の部屋では男の子が熱唱している。 まゆみの恥ずかしい場所を、秀則の指先が撫でまわした。まゆみは腰を浮かし、夢中で秀則の肩を握りしめた。秀則はねっとりとした蜜を周囲に塗りつけるかのように、指先でふくよかな谷間をまさぐった。
「――あん!」
まゆみが甲高い声で鳴いた。
中指の先端がまゆみの小さな蕾を探り当てた。ねっとりとした液体を丁寧に塗りつけるように、秀則の指は円を描き、やわらかい花びらの中で踊った。
「――ああ、あ、山岡くん――、あぁ、いい、山岡くん――」
まゆみの腰がくねくねと動いた。秀則は左腕でまゆみの身体を押さえつけ、唇を、舌をまゆみの白い肩に這わせた。まゆみの激しい息づかいと、指先のぴちゃぴちゃという音が部屋を満たす。自分自身の熱気でか、秀則の吐く息でか、まゆみのメガネが少し曇りはじめている。まゆみが秀則の背中を一層強く抱きしめた。小さなまゆみの、小さな泉。恥ずかしい蜜であふれた花びらを拡げ、秀則の指先はやわらかな突起を愛撫し続ける。
「――あぁ、すごい! 山岡くん、――き、気持ちいい――」
秀則は、情熱に濡れた憧れの先生の顔を正面から見つめた。指の動きが速くなる。
「ああっ!」
「――先生。」
秀則の呼吸も激しくなる。
「先生、俺を見て。」
唇を開き、あえぎながら、まゆみは懸命に切なそうな目を開いた。両の太ももの付け根も、シートも、とっくにぬるぬるとした蜜で濡れていた。クリトリスを、円を描くように愛撫していた秀則の中指の先が、今度は上下に動き始めた。どんどん速く。
「――ああ! ああ、――はぁっ――」
まゆみは目を固く閉じた。
「――先生――」
「――ああ、だ、だめ――!」
「先生、俺を見て。」
ひとりでに動いてしまう腰、声を出してしまう口。まゆみは懸命に戦い、秀則の瞳を見つめた。
汗で遅れ毛が頬に纏わりつく。秀則の指の動きがまた更に速くなる。
「ああ、あん、――ああっ、いいよ、気持ち――気持ちいい!」
蜜に濡れた指先は花びらの中で激しく滑り、蕾をさする速度はどんどん速くなる。仰け反るまゆみの細い背中を秀則の左腕が抱きしめ、浮こうとするしなやかな腰を席に押さえつける。まゆみのかよわい手が秀則の肩をつかんだ。
「――ああ、あ、だめ、――あぁ、もうだめ!」
「先生、いいよ、いって。」
「ああ、山岡くん――、あ――」
「――先生――」
「――ああ、いく、いっちゃう、山岡くん、先生、いっちゃう――」
「先生!」
「――あああっ! ――い、いくぅ――!」
まゆみは固く目を閉じた。しなやかな身体がびくん、と動き、これまでにない強さで、仰け反った。両腕が秀則の背中にしがみつく。開いた口からは声が出ない。秀則の指先の動きが遅くなった。そしてやさしく、そっと蕾を撫でる。まゆみが再びぴくんと痙攣した。そして大きく切なげなため息。ゆっくりと腰が沈み、体の力が抜けてゆく。秀則の指先が谷間を離れると、まゆみは熱にうなされたような目を秀則に向けた。大きく肩で息をしている。すっかりぐにゃぐにゃになった身体がシートに崩れ落ちた。秀則に向かって、まゆみが両腕を拡げた。汗ばんで紅くなった愛らしい顔に、秀則は唇を寄せた。まゆみの熱い唇がそれを迎える。その小さな鼻が、まだかすかに開いたり閉じたりしている。
とろんとした目で、まゆみがささやく。
「――あたしったら――はしたないね、こんな場所で。」
秀則は声を出さずににっこりと笑った。手の届くはずのない彼女が、生徒たちの憧れだったまゆみが、今自分の目の前で、女である姿をさらけ出した。直していないスカートから伸びた太ももの付け根は、蜜壺からあふれ出た液でぬらりと光っている。唇も濡れていた。
まゆみが手を伸ばし、秀則の下腹部に掌を置いた。ジーンズごしに、固くなったものを撫でさする。
「山岡くん――こんなになって。先生だけじゃ、ずるいよね――」
手で、まゆみは秀則に両脚を開くように促した。
「――あ、でも――」
まゆみは腕時計をちらりと見た。
「――まだ30分もあるわ。」
まゆみの指先がジーンズのボタンに触れた。
「あ、先生、でも――」
まゆみは秀則のジーンズのボタンを外し、ジッパーを下ろしながら、悪戯っぽい笑みを浮かべて、彼の紅い顔を見た。
「してあげる。こんなままで我慢するのが男の子にとってどれだけ大変か、先生が知らないとでも思う?」
まゆみは座る秀則の前の床に両ひざをついた。
「――でも、仕事帰りだし――」
「いいの。――山岡くんも、してくれたじゃない。」
まゆみの両手が、慣れた手つきで秀則のジーンズの前を大きく拡げた。トランクスはふくらみ、その中にすっかり固くなったものが立ち上がろうとして布地を突っ張っていた。まゆみの白い手が素早くボタンを探る。途端に、はち切れんばかりの秀則のペニスが、待ち焦がれていたかのように、勢いよくぴょんと現われた。まゆみは再び秀則の顔を見上げる。秀則は自分の顔が火照るのを感じた。
まゆみは秀則の黒ずんだ男根に目を戻した。ほっそりとした右手の指を、太い根元に添える。
先端からは透明な液体があふれ、血管の浮いた幹を伝って、ゆっくりと流れ落ちて来る。子供のような、まゆみの小さな手。秀則の目に、自分のペニスがいつもより大きく見える。彼の両脚の間に座ったまゆみは、また秀則の顔を見上げた。
「――ふふ、すっかり立派になったのね。――若いって、いいな。」
「――先生――」
声が震えた。まゆみの方は、まだ髪が乱れているものの、秀則とは対照的に、落ち着き払っている。軽く添えられたまゆみの指が、勃起したペニスを上下にしごいた。秀則の口から大きなため息がもれる。まゆみは少しうっとりしたような顔を、揺れる亀頭に近づける。
「早くしてあげないとね。」
言うが早いが、まゆみの唇が固くなったその頭をすっぽりと覆った。秀則が息を呑む。小さな舌が、執拗に先端を舐めまわす。白い指先が上下にピストン運動を繰り返す。左手で秀則の太ももを軽く押さえたまま、まゆみは今度は顔をも前後に動かした。
「あっ」
秀則がうめいた。少女のようなまゆみの小さな口は、完全に勃起した秀則のペニスを、三分の一ほどしか含むことが出来ない。まゆみは一度彼の頭の部分を解放し、ペニスの幹に舌を這わせた。まゆみの唾液と、秀則自身の液体で光る肉棒を、唇と右手で愛撫しながら、まゆみはささやいた。
「――気持ちいい?」
「――うん、先生――すっごく――」
ついさっきまでの、情熱的な、あられもない姿態を見せた時とはまるで別人のように、落ち着いた冷静な声で、まゆみは秀則に言い聞かせた。
「あたしの口の中に、出してね。」
秀則はまゆみの肩をつかんだ。
「――いいの?」
「うん。――全部出すのよ。――見て、こんなにおっきくなった。」
何年もの間女性に触れられていなかった秀則のペニスが、どくんと脈打った。まゆみは再びその亀頭を口に含んだ。信じられないほどの熱。
ねっとりとまとわりつく、やわらかい濡れた舌。軽く締めつける唇。秀則は甘い夢の中にいた。
摺りガラスの向こうをまた数人の男女が歩き過ぎた。
幹に軽く添えられた可憐な指先が、根元へ向かって動きを速める。熱い舌が秀則の先端を強く舐めまわす。栗色の髪がまゆみの顔を覆い、揺れる。メガネのふちがきらりと光った。今度は秀則が腰を浮かせ、まゆみの肩をつかむ。
「――ああ、先生、――すごい――、きもちいい――」
まゆみは無言で愛撫を続ける。全身を舌に、唇に覆われたような感覚が秀則を襲う。必死に見下ろすと、あの、少年の日に憧れていた美しい人が、自分の股間に顔を埋めるようにして、太く赤黒いペニスをしゃぶっている。懸命に。激しく。
「――先生――、いきそう――」
まゆみがかすかに頷いた。肉棒の根元をさする指の動きが速くなる。
「――ああっ!」
絶句する秀則。その身体が半分に折れ、上半身がまゆみに覆いかぶさる。両脚に力が入った。
その小さな口に亀頭を頬張ったまま、まゆみはペニスを根元に向けて、なおもしごいた。秀則の全身が一度大きく痙攣した。そして「あああ」と、深いため息。まゆみは喉の奥から「うぐ」とくぐもった声を出す。その頬がふくれる。秀則が全身を震わせた。それは驚くほど長く続いた。右手でなおもやさしく幹をさすりながら、口にあふれそうな白いものを、まゆみはごくん、と飲み込んだ。そして亀頭を丹念に舐める。小さなピンクの舌で、可愛らしい唇で、精液を一雫も残さず吸い取り、ぬぐい去る。全身を鳥肌に覆われ、呆然としたまま、秀則はその姿を見つめた。肩で大きく息をしている。まゆみが目を上げ、ニッと笑った。秀則は何も言えず、真っ赤な汗ばんだ顔で見つめ返す。まゆみは白い液のついた右手の指先を小さな口に入れた。悪戯を終えたばかりの、少し首を傾けた天使の笑みが、そこにあった。
「――ふふ。たくさん出たね。」
「――先生――。」
まゆみはおしぼりで口をぬぐった。そして、徐々に勢いを失いつつある秀則のペニスを丁寧に拭き始める。
「――ね、我慢しなくて、よかったでしょ。」
まだ息を弾ませたまま、秀則はささやいた。
「――うん。――先生――、すっごく、気持ちよかった。すごくよかったよ――。」
目を細めると、まゆみは、ぐったりとした秀則の頭を両手にそっと挟み、やさしく口づけた。

まゆみが家に向かう最終電車を見送り、自分の電車が出るホームへ歩きだした時も、秀則はまだ下半身に力が入れられないでいた。何もかもが夢のようだった。カラオケボックスを出た次の瞬間、まゆみは既に何事もなかったかのように、さわやかで溌剌とした「昔教えた生徒の教師」に戻った。振り向きざまに手を振って、車両に乗り込む乗客の波に押されてドアの向こうに姿が消える瞬間まで、昔どおりの品のある「年上のひと」はやさしく朗らかで、清楚なイメージのままだった。あの彼女が、美人でやさしい加賀谷先生が、ついさっき、勃起した自分のペニスをその小さな口に咥えて、一滴残らず射精するまで、しゃぶりついていたのだ。そして、その前に、秀則の指先の動きに身もだえ、大きな声であえぎ、腰をくねらせて快感の絶頂へと昇りつめた。――目の前で。

ポケットの中で携帯がブーンとうなった。「加賀谷先生」の表示。

今日は楽しかったよ、ありがとう。先生のこときらいになった? きらいになってなかったら、明日も会いたいな。


秀則は、股間にまたわずかな圧力を覚えた。
 
2025/08/20 21:34:07(UVMsdGkl)
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